2018/01/26 - 2018/02/01
37位(同エリア132件中)
ミズ旅撮る人さん
- ミズ旅撮る人さんTOP
- 旅行記692冊
- クチコミ161件
- Q&A回答23件
- 1,031,017アクセス
- フォロワー48人
「マルタ共和国」という小さな島国が地中海のど真ん中にあります。
イタリアのブーツが蹴飛ばしたシチリア島の南、約100kmに位置する国で、
淡路島の半分、東京23区の半分の面積しかありません。
ツアー4日目の午前は、「青の洞門」と呼ばれるブルーグロットに行きます。
マルタ島南部の海岸にある、巨大な岩礁が崩落して出来た洞穴の中で見る
海の青さは、信じられない色になります。
ホテルからバスでブルーグロットに向かう途上、何故か今一つテンションの低い
添乗員には、私達に言うに言われぬ理由がありました。
そして、私達は、やはり「神のご加護」を感じずにはいられない光景を見るのです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通手段
- 観光バス 船
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
-
ホテルのあるスリーマから南へ一気に下り、
シッジウィー(Siggiewi)という町の手前で、東に曲がりました。
ブルーグロットのある場所まで、もう少しです。
この辺りは、よく整地された畑が広がっています。
石積みの仕切りと、サボテンの畑。そろそろ見慣れて来ました。
農作物や海産物は、自国で賄えているのですが、
飲料水だけは足りず、イタリアから輸入しているのだそうです。 -
どこに行ってもサボテンだらけ。
これじゃあ、サボテンを食べようと思う訳だ。
サボテンのジャムやリキュール。お土産に如何? -
マルタ島の南側の海が見えて来ました。
首都ヴァレッタから空港を挟んで向こう側になります。
前方に見える道路を真っ直ぐ進んで行きます。 -
周辺は丘陵地帯なので、段々畑の石積みが多く見られます。
さて、今日から本格的にツアーでの観光が始まったのですが、
一つ困ったことがありました。
お気づきのように、観光バスの窓ガラスが
日光を遮るために濃い色になっています。
ここまで色のキツいバスは、そうはなかったです。
残念ながら、車窓は妙な色合いの写真になります。 -
Panoramaという名のバス停で、観光バスから降ります。
ここは、その名の通り素晴らしい眺望を楽しむことが出来る
展望台になっています。 -
道路から下に伸びる階段を降りると、横に広い展望台があります。
この展望台は、海に向かって深く切れ込んだ谷間に面しています。 -
谷間の奥は、ギューッとすぼまって、荒涼とした風景になって行きます。
ヴァレッタ周辺しか見ないとわかりませんが、
マルタ島は大体がこういう風景です。
「緑滴る」とか「豊かな」といった南国の島の風景ではなく、
「乾いた」土地といった感じです。
これでは、農作物を作るのはたいへんでしょう。
マルタ島の農地は、ディズニーランド20個分くらいしかないそうです。
当然、農業が盛んな訳はないのですが、
EUに加盟してからは、農業支援に乗り出し、
Patataと呼ばれるジャガイモを年に2回収穫して、
農作物の85%を占めるようになりました。
他には小麦とトマトが生産されていますが、
他は輸入に頼らざるを得ないのが実情です。
だから、食物としてサボテンが欠かせないのですね。 -
谷の先端は海に開けています。
ただ、展望台から谷底を見るのは、ちょっと難しいです。 -
頑張って手を伸ばしても、これくらいしか見えません。
-
コウモリが数珠つなぎになって飛んで行きました。
洞窟に巣があるのかな? -
展望台は、岩場の上にあり、厳しい環境ですが
植物が花を咲かせています。 -
展望台の先端に来ました。
水平線には、フィルフラ(Filfla)島が見えます。
テーブルマウンテンのような、上部が平たい変わった形をしています。
昔は頂上付近が海面で、波によって平らに均(なら)された後に
隆起したのかな? -
この象の鼻のような場所がブルーグロット「青の洞門」です。
この辺一帯をそう呼んでいるので、1つの洞穴だけではありません。 -
元は断崖絶壁だったのが、波の浸食によって削られたわけですが、
なかなかおもしろい形に落ち着いたものです。
沖縄の万座毛みたいなものですね。「毛」とは野原のことなんですって。 -
象の鼻の先は、素晴らしく綺麗な海の色。
ここから見て、これだけ綺麗ならブルーグロットも期待できるでしょう。 -
今回の表紙はここです。
これだけ天候が良かったら、最高の遊覧船日和でしょう。
冬でこれだけ天気がいいことは滅多にないのだそうです。
ガイドは、「先週いらしたツアーの方達は、冷たい雨に震えながら、
この眺めを見ていました。」と教えてくれました。
マルタの冬は、風が強くて寒いのだそうです。
だから、地元の人はどんなにいい天気の日でも、
比較的厚着で歩いています。 -
展望台には、ブルーグロットを覗き見るために、
1カ所だけ金属製の柵が嵌め込まれています。
そこから下を覗きたいのですが、なかなか動いてくれない・・・
撮り終わったら、さっさと譲って欲しいなあ。 -
空き待ちの間、近くの花を撮ってみます。
高山植物のような花ですね。 -
柵の間からカメラを伸ばして下を覗くと、こう撮れます。
-
さて、展望台からの眺めに満足して、バスに戻って行きます。
-
ブルーグロットに行く遊覧船は、岬の反対側の入り江から出るので、
あの突端の建物のところにある駐車場に向かいます。 -
駐車場に着きました。フィルフラ島が近くに見えます。
-
岬の西側に向かって歩いて行きます。
前方の白い建物は公衆トイレです。 -
チケット売り場は右と言う表示に従って、進みます。
-
突き当りからは、入り江が見えて来ます。
-
チケット売り場です。大人8ユーロ。
冬(11~3月)は9:30~15:30、
夏(4~10月)は9:00~17:00。青の洞門 (ブルーグロット) 洞穴・鍾乳洞
-
ボート乗り場です。
展望台から見下ろしても、ボートが全く見えませんでしたが、
営業開始したばかりだったからですね。 -
添乗員が、運行を確認してやっと笑顔になりました。
天気が良くても波が高くて運行していないことが多いそうで、
ボートの姿を見て、ようやく乗れるのだと実感できたようです。
ガイドと二人で、ボートに乗れなかった時には、
どう慰めるかに苦心するそうです。
この時期にボートに乗れることは、ほぼ無いので、
今日もどうなることかとずっと心配していたのだとか。 -
いくつかのボートに分乗して出発します。
ボートの舳先に、聖人の絵が描かれていました。 -
いざ、出航!
ボートの運行率が高いのは4~10月の乾季の間で、
雨季にあたる冬は運休になる確率が高いのだとか。
現地ガイドも、この時期は、ほとんど運行されたことがないと
言っていました。
こんなに波もなく、穏やかな海に漕ぎ出しているというのに、
普段とは全然違うのだと言われても、俄かには信じがたいです。
しかし、ガイドも添乗員も口をそろえて、
こんな日はまずあり得ないと言います。
私達は余程強力な「晴れ女・晴れ男」軍団だったようです。 -
先発したボートが入り江から出て行きます。
-
私達も、入り江を後にします。
-
かつては、ここも船着場だったのかな?
ボートは右方向に進んで行きます。 -
まったく風が無いので、穏やかな海にのんびり、快調に進んで行きます。
-
先行している2隻のボートが見えます。
その先の岬もくっきり見えて、
なんて気持ちのいいクルーズなんでしょう。 -
海から見ると、ここの断崖はこんな風になっていたんだ。
ボートと比較すると、崖の高さがわかります。 -
崖の海面付近は波に侵食されて、崩れています。
これが大きくなると、先程展望台から見えた、
象の鼻のようになるんですね。 -
今はまだ、こうもりの巣くらいだけど。
-
それにしても、何と言う海の青さでしょう。
あれ?絶妙な所に釣り人がいますね。こういう日は釣れるのかな? -
先行するボートが左の岩を回り込んで行きます。
先頭ではないので、こうしてボートがどんな所を通って行くのか、
観察することが出来て、良かったです。 -
どんどん左に進んで行きます。
-
ブルーグロットは、いくつかの洞窟を見学できます。
-
先頭が左の洞窟に入って行きました。
-
あそこでは、どんな光景が見られるのでしょう?
外から見ていると、ただの穴にしか見えないけど。 -
私の隣では、波がせっせと岩を削っています。
洞窟は狭いので、一度に何艘も入る訳には行きません。
私達は、ここでしばらく待機しています。 -
そろそろ出て来たみたいですね。私達のボートが動き始めます。
-
崖の真下に来ました。
-
先行船は、脇の洞窟の中に入って行きます。
-
イチオシ
振り返ると、後続の船がキラキラと輝く海に浮かんでいました。
すごい、こんなにキラキラした海は、初めて見ました。
光の加減なのかなあ。 -
私達のボートが、洞窟に入りました。
奥行きはあまりなく、すぐそこで行き止まりになるようです。
なんで、ここに入るのかなあ?と不審に思っていると、
ボートの向きが変わりました。 -
イチオシ
え?うそ!!!突然、海の色が変わりました。
ガラス細工のような、自然の色とは思えないような水色です。 -
この色が見えたのはほんの一瞬です。
必死でシャッターを切ったものの、3カット撮るのが精一杯でした。
少し移動しただけで、あの奇跡のような色は見えなくなりました。 -
この辺も、波の下は綺麗な色なんだけどな。
-
岩の亀裂から、向こうの丘が見えます。ウィンドー・ケーブです。
さすがにここは狭くて通らないよね。 -
一旦、入り江の外に出ます。左がブルーウォールと呼ばれる部分です。
-
左に回り込むと、目の前に、あの象の鼻が見えました。
展望台から見下ろした時は、真下に伸びているように見えましたが、
意外と外に張り出しています。 -
本当に、岩の真ん中が崩れ落ちた穴なのね。
上から見た時は、上の岩が覆いかぶさってテントのように見えたけど。 -
見上げると、あの柵が見えました。ああ、あそこから見たんだね。
-
象の鼻の内側に入って行きます。
勝手に「象の鼻」と呼んでいますが、ここはブルーウォールです。 -
もっと奥に亀裂があり、そこから先行船が出て来ました。
-
さあ、中に入ります。
外から見ると天井が低くて、入れるのかと思いますが、
ここの出入り口は狭い方がいいんです。 -
振り返ると、これが「青の洞門」です。
光線の向きが悪いのか、青く見えなかったのが残念。 -
前方も洞門になっています。
-
先行船がいました。ちょっと寄り道をしていたようです。
洞門の外は地形が複雑なようで、ワクワクします。 -
外に出ました。おお、壮大な眺め。天気がいいから気持ちがいいなあ。
-
あそこが展望台の岩の真下です。
こんなにいろいろ洞窟を巡るとは思いませんでした。
佐渡が島にも「青の洞窟」があります。
あちらはクルーザーでガンガン走って行くので、
それも楽しかったです。日本で、しかも南の島でもない佐渡で、
見られるのが珍しかったです。 -
行く手の海面も綺麗な色です。これは期待できるぞ。
-
ああ、あの水色だ。けれども波に邪魔されて、上手く撮れない・・・
-
あの中では息が出来るんじゃないだろうか。
そんな事はあり得ないのだけれど、
普通の海水とは全く違うものに見えるので、
妙なことを考えてしまう。 -
あまりに不可思議な色なので、目が惹きつけられて離せません。
精神そのものを引き込まれてしまうようで、
頭の中が水色でいっぱいになります。 -
水色に染まった頭で、それでもシャッターだけは切り続けます。
これが、なかなか難しい。
ボートは常に動き続けるので、ピントが合いにくく、
大半はボケた写真になってしまいます。
それでも、それらの中に、なんとか見られる写真もあると信じて、
ひたすら撮ります。 -
蠱(こ)惑的な水色に、紫色と黄色という
ちょっと変わった岩の取り合わせ。
ハネムーン・ケーブの特徴なんだそうです。 -
地層が、全く異なる色の重なりになっていたのでしょうが、
すごい取り合わせです。 -
マーブリングのような模様の海面。
-
ボートはまた移動して行きます。
今度は、展望台のお向かいの岸壁に向かっています。 -
振り返ると展望台の石垣が岩棚の上に見えます。
-
きゃ~!今度は入る前から水色が広がっています。
-
ここの方が外光がよく当たって、すっきり見えるような気がします。
-
今は1月下旬で、海が澄んでいる時期なので、
夏に見るのとは違って見えるのかも。
とても透明に見えるので、見ていてドキドキします。 -
洞穴の中で、波の音が反響します。クルーズって五感で楽しめるんだな。
マルタに来て3日で3種類のクルーズを体験したけど、
どれもものすごくおもしろくて、
どれがお薦めなんて言えないなあ。「全部!」って言うしかない。 -
これだけ満足しているのに、なんと!
ここがブルーグロット最高の見せ場でした。 -
なんて深い色。もう、綺麗過ぎて言葉が出ない。
-
岩肌に付いた赤い生物の色と青の色が対照的で、すごく引き立ちます。
あまりに美しいものを見ると、震えが来るんですね。もう涙が出そう。 -
ここはブルーウィンドー・ケーブ。四角く切り取られた岩の洞窟です。
-
最後にもう一度、ブルーグロットで最高の水色を見て行きます。
この美しい色をよく見るには、太陽の光が洞門の中に差し込む
午前中がいいそうです。 -
ボートが帰途に付きます。なんだか、気が抜けました。
頭の芯がじ~~~んと痺れていて、反応が鈍くなっています。 -
今回の私たちは、まさに最上級の条件で訪れることが出来ました。
雨期だという1月に、この晴天。風もなく穏やかで、暖かい。
天気がまあまあでも、波が高いと洞窟内には入れないそうです。 -
船着場に戻って来ました。船には酔わなかったのですが、
ブルーグロットに酔ってしまって、
なんだか頭がふらふらです。夢を見て来たみたい。 -
小さな祠のマリア様。感謝申し上げます。ありがとうございました。
-
興奮しきった頭を、花々の優しい風景が落ち着かせてくれます。
手前の黄色がオキザリス、その向こうはたんぽぽみたいですね。
紫色はオステオスペルマムです。 -
今は観光客が少ないから、閑散としていますが、
夏場はすごい人なんでしょうね。 -
至る所に聖母子像があります。
今は感謝の気持ちでいっぱいなので、お参りして行きます。
水仙があんなに束になって捧げられているのが、なんとも豪快。 -
監視塔。クルーズに出掛ける時も、海の上から良く見えました。
空に目を転じると、ちょうど監視塔の真上辺りから左は
雲に覆われています。
どうやら、快晴の空も終わりのようで、段々と雲が広がって来ました。
神のご加護に幸あれ。 -
マルタ猫。この子がいないと締まらないね。
次回は、「青の洞門」のすぐそばにある「ハジャーイム神殿」です。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
マルタ島周遊記
-
前の旅行記
地中海の真ん中にあるマルタ島(7) ヴィットリオーザ(後編)
2018/01/26~
スリーシティーズ
-
次の旅行記
地中海の真ん中にあるマルタ島(9) 巨石遺跡ハジャーイム神殿
2018/01/26~
その他の観光地
-
地中海の真ん中にあるマルタ島(1) 首都ヴァレッタ・クルーズ(前編)
2018/01/26~
ヴァレッタ
-
地中海の真ん中にあるマルタ島(2) 首都ヴァレッタ・クルーズ(後編)
2018/01/26~
ヴァレッタ
-
地中海の真ん中にあるマルタ島(3)カラフルな漁村マルサシュロック
2018/01/26~
マルサシュロック
-
地中海の真ん中にあるマルタ島(4) 首都ヴァレッタ散歩(前編)
2018/01/26~
ヴァレッタ
-
地中海の真ん中にあるマルタ島(5) 首都ヴァレッタ散歩(後編)
2018/01/26~
ヴァレッタ
-
地中海の真ん中にあるマルタ島(6) ヴィットリオーザ(前編)
2018/01/26~
スリーシティーズ
-
地中海の真ん中にあるマルタ島(7) ヴィットリオーザ(後編)
2018/01/26~
スリーシティーズ
-
地中海の真ん中にあるマルタ島(8) ブルーグロット「青の洞門」
2018/01/26~
青の洞門周辺
-
地中海の真ん中にあるマルタ島(9) 巨石遺跡ハジャーイム神殿
2018/01/26~
その他の観光地
-
地中海の真ん中にあるマルタ島(10) ヴァレッタのゴージャスな「聖ヨハネ大聖堂」
2018/01/26~
ヴァレッタ
-
地中海の真ん中にあるマルタ島(11) ヴァレッタの「騎士団長の邸宅」
2018/01/26~
ヴァレッタ
-
地中海の真ん中にあるマルタ島(12) ヴァレッタの「カーサ・ロッカ・ピッコラ」
2018/01/26~
ヴァレッタ
-
地中海の真ん中にあるマルタ島(13) ヴァレッタの夕暮れと「アッパー・バラッカ・ガーデン」
2018/01/26~
ヴァレッタ
-
地中海の真ん中にあるマルタ島(14) ゴゾ島 -前編-
2018/01/26~
ゴゾ島
-
地中海の真ん中にあるマルタ島(15) ゴゾ島 -後編-
2018/01/26~
ゴゾ島
-
地中海の真ん中にあるマルタ島(16) ヴァレッタの夜景とスリーマの朝
2018/01/26~
ヴァレッタ
-
地中海の真ん中にあるマルタ島(17) モスタの大聖堂と古都イムディーナ
2018/01/26~
イムディーナ
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
青の洞門周辺(マルタ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ マルタ島周遊記
0
94