ゴゾ島旅行記(ブログ) 一覧に戻る
「マルタ共和国」という小さな島国が地中海のど真ん中にあります。<br />イタリアのブーツが蹴飛ばしたシチリア島の南、約100kmに位置する国で、<br />淡路島の半分、東京23区の半分の面積しかありません。<br /> ツアー5日目。ゴゾ島の観光の後半です。<br />前編で、ジュガンティーヤ神殿、カリプソの洞窟とサンディ・ビーチを訪れました。<br />後編は、中心都市ヴィクトリアでチタデル(大城塞)とゴゾ大聖堂を見学し、<br />シュレンディ湾で昼食をとってから、ドゥエイラ湾とファンガス・ロックを訪れました。<br />チタデルは、丘をぐるっと城壁で囲んだ要塞で、中には大聖堂の他、自然博物館・<br />民族博物館・国立考古学博物館・旧刑務所などがあります。<br />施設がいろいろあるので広そうに感じますが、<br />狭い城塞の中なので簡単に一周することが出来ます。<br />ドゥエイラ湾は巨大な崖と崖に挟まれた小さな海岸で、<br />左手にファンガス・ロックを見ることが出来ます。<br />すぐそばにあるインランド・シーは内陸にある池のような入り江で、<br />岩の切れ目から海に出て行くことの出来る、ちょっとおもしろい場所です。<br />ボートでの遊覧はここから出発します。<br />ゴゾ島は、このようにヴァレッタから日帰り観光が出来ますが、<br />ヴィクトリアでの時間が少なくて駆け足になってしまったのが残念でした。

地中海の真ん中にあるマルタ島(15)   ゴゾ島 -後編-

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2018/01/26 - 2018/02/01

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旅行記グループ マルタ島周遊記

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ミズ旅撮る人

ミズ旅撮る人さん

「マルタ共和国」という小さな島国が地中海のど真ん中にあります。
イタリアのブーツが蹴飛ばしたシチリア島の南、約100kmに位置する国で、
淡路島の半分、東京23区の半分の面積しかありません。
 ツアー5日目。ゴゾ島の観光の後半です。
前編で、ジュガンティーヤ神殿、カリプソの洞窟とサンディ・ビーチを訪れました。
後編は、中心都市ヴィクトリアでチタデル(大城塞)とゴゾ大聖堂を見学し、
シュレンディ湾で昼食をとってから、ドゥエイラ湾とファンガス・ロックを訪れました。
チタデルは、丘をぐるっと城壁で囲んだ要塞で、中には大聖堂の他、自然博物館・
民族博物館・国立考古学博物館・旧刑務所などがあります。
施設がいろいろあるので広そうに感じますが、
狭い城塞の中なので簡単に一周することが出来ます。
ドゥエイラ湾は巨大な崖と崖に挟まれた小さな海岸で、
左手にファンガス・ロックを見ることが出来ます。
すぐそばにあるインランド・シーは内陸にある池のような入り江で、
岩の切れ目から海に出て行くことの出来る、ちょっとおもしろい場所です。
ボートでの遊覧はここから出発します。
ゴゾ島は、このようにヴァレッタから日帰り観光が出来ますが、
ヴィクトリアでの時間が少なくて駆け足になってしまったのが残念でした。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
交通手段
観光バス 徒歩
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)
利用旅行会社
阪急交通社

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  • ゴゾ島の中心ヴィクトリアに来ました。<br />相変わらず、この季節としては稀な晴天に恵まれて、<br />(10~3月は雨期で、11~2月は特に荒れやすい)、<br />街並みも美しく見えます。

    ゴゾ島の中心ヴィクトリアに来ました。
    相変わらず、この季節としては稀な晴天に恵まれて、
    (10~3月は雨期で、11~2月は特に荒れやすい)、
    街並みも美しく見えます。

  • ヴィクトリアの真ん中にあるインディペンデンス・スクエア<br />(Independence Square)です。<br />正面の半円形の建物の裏側に公衆トイレがあります。<br />

    ヴィクトリアの真ん中にあるインディペンデンス・スクエア
    (Independence Square)です。
    正面の半円形の建物の裏側に公衆トイレがあります。

  • インディペンデンス広場の反対側には<br />聖ジェームス教会(Saint James&#39; Church)と、<br />その横にインフォメーションセンターがあります。<br />

    インディペンデンス広場の反対側には
    聖ジェームス教会(Saint James' Church)と、
    その横にインフォメーションセンターがあります。

    観光案内所(ゴゾ島) 散歩・街歩き

  • 広場の前から真っ直ぐに伸びるこの急坂が<br />チタデル(大城塞)への入り口です。<br />

    広場の前から真っ直ぐに伸びるこの急坂が
    チタデル(大城塞)への入り口です。

  • このまま坂道に沿って、左からヘアピンカーブで上るか、<br />正面の階段を昇るかは自由選択です。<br />ツアーでは選択の余地はないので、階段でした。<br />

    このまま坂道に沿って、左からヘアピンカーブで上るか、
    正面の階段を昇るかは自由選択です。
    ツアーでは選択の余地はないので、階段でした。

  • 坂道と階段が出会う辺りで、チタデルの西側を見ると<br />黄色い菜の花畑の上に絶好の展望台がありました。<br />Gholja tal-Gelmusという場所のようで、<br />施設などはなさそうですが、きっとチタデルが良く見えますね。<br />

    坂道と階段が出会う辺りで、チタデルの西側を見ると
    黄色い菜の花畑の上に絶好の展望台がありました。
    Gholja tal-Gelmusという場所のようで、
    施設などはなさそうですが、きっとチタデルが良く見えますね。

  • いきなりヴィクトリアに入ってしまったので、全景が撮れませんでした。<br />それでは、城塞都市がどうなっているかわからないので、<br />ジュガンティーヤ神殿に向かった時に見えたヴィクトリアの写真を<br />載せておきます。(東側から見ています。今は南側にいます)<br />頂上の大聖堂の塔の左隣には、作り損なったドームの根元が<br />見えています。<br />

    いきなりヴィクトリアに入ってしまったので、全景が撮れませんでした。
    それでは、城塞都市がどうなっているかわからないので、
    ジュガンティーヤ神殿に向かった時に見えたヴィクトリアの写真を
    載せておきます。(東側から見ています。今は南側にいます)
    頂上の大聖堂の塔の左隣には、作り損なったドームの根元が
    見えています。

  • 城門付近はさすがに堅牢な城壁に囲まれています。<br />チタデル (The Citadel)は、1551年に海賊に襲われ、<br />多くの島民が連れ去られたため、<br />海賊に襲われた際の避難場所、攻防の場所として建設されました。<br />

    城門付近はさすがに堅牢な城壁に囲まれています。
    チタデル (The Citadel)は、1551年に海賊に襲われ、
    多くの島民が連れ去られたため、
    海賊に襲われた際の避難場所、攻防の場所として建設されました。

  • 正面の大きな城門の前を通り過ぎ、横の小さめの門<br />(前の写真の門です)をくぐり、大聖堂広場に脇から入りました。<br />

    正面の大きな城門の前を通り過ぎ、横の小さめの門
    (前の写真の門です)をくぐり、大聖堂広場に脇から入りました。

  • 正面の城門はこれですが、この時は閉まっていたようです。<br />ガラス扉に、チタデルの絵図が描かれています。<br />外から見ると、このガラス扉の部分以外は塗り籠められています。<br />

    正面の城門はこれですが、この時は閉まっていたようです。
    ガラス扉に、チタデルの絵図が描かれています。
    外から見ると、このガラス扉の部分以外は塗り籠められています。

  • 広場から見た大聖堂です。<br />1697~1711年に掛けてロレンツォ・ガッファの設計で、<br />聖母マリアに捧げるために建設されました。<br />

    広場から見た大聖堂です。
    1697~1711年に掛けてロレンツォ・ガッファの設計で、
    聖母マリアに捧げるために建設されました。

  • 大聖堂の見学の前に、チタデルの展望台に向かいます。<br />

    大聖堂の見学の前に、チタデルの展望台に向かいます。

  • チタデルで一番高い場所に着きました。<br />大聖堂の塔が見えます。右隣に丸天井のないドームの根っこがあり、<br />その右側に、ファサードがあります。<br />ファサードの上部は壁だけで、後ろは何も無かったんですね。<br />

    チタデルで一番高い場所に着きました。
    大聖堂の塔が見えます。右隣に丸天井のないドームの根っこがあり、
    その右側に、ファサードがあります。
    ファサードの上部は壁だけで、後ろは何も無かったんですね。

  • 北北東方面の眺めです。遠くの海は、ゴゾ島北部にある<br />マルサルフォーン(Marsalfon)湾の辺りです。<br />

    北北東方面の眺めです。遠くの海は、ゴゾ島北部にある
    マルサルフォーン(Marsalfon)湾の辺りです。

  • 北に視点をずらすと、灯台(Gordan Lighthouse)が見えて来ます。<br />灯台の右奥には、アスリ(Ghasri)バレーがあります。<br />海から深く切れ込んだ入り江です。<br />全長300m、幅15mの入り江は<br />シュノーケリングなどで人気があります。<br />灯台の左側に赤いドームのある教会が見えるのがアスリの街です

    北に視点をずらすと、灯台(Gordan Lighthouse)が見えて来ます。
    灯台の右奥には、アスリ(Ghasri)バレーがあります。
    海から深く切れ込んだ入り江です。
    全長300m、幅15mの入り江は
    シュノーケリングなどで人気があります。
    灯台の左側に赤いドームのある教会が見えるのがアスリの街です

  • 東を見ると遠くにシェウキーヤ(Xaghra)の街と、<br />教会(Xaghra Parish Church)が見えます。前編で通った町です。<br />ヴィクトリアの新市街はチタデルの東側から南に広がっています。<br />

    東を見ると遠くにシェウキーヤ(Xaghra)の街と、
    教会(Xaghra Parish Church)が見えます。前編で通った町です。
    ヴィクトリアの新市街はチタデルの東側から南に広がっています。

  • 南東方向には、ゼウキジャ(Xewkija )の街が見えます。<br />街の中心である聖ジョン教会(Rotunda St. John Baptist Church)は、フェリーからも見えました。<br />

    南東方向には、ゼウキジャ(Xewkija )の街が見えます。
    街の中心である聖ジョン教会(Rotunda St. John Baptist Church)は、フェリーからも見えました。

  • チタデルの南に広がるヴィクトリアの新市街です。<br />さすがに大きな町ですが、マルタストーンのハチミツ色の建物が多く、<br />近代的なビルは見当たりません。<br />この時代に、これだけ大きな町が、古い町並みを維持していることは、<br />すごいと思います。<br />チタデルの展望台からの眺めは、どこを向いても絶景で、海が見えます。<br />ゴゾ島は、東西14km、南北7kmの小さな島で、<br />人口は37,000人です。<br />

    チタデルの南に広がるヴィクトリアの新市街です。
    さすがに大きな町ですが、マルタストーンのハチミツ色の建物が多く、
    近代的なビルは見当たりません。
    この時代に、これだけ大きな町が、古い町並みを維持していることは、
    すごいと思います。
    チタデルの展望台からの眺めは、どこを向いても絶景で、海が見えます。
    ゴゾ島は、東西14km、南北7kmの小さな島で、
    人口は37,000人です。

  • 赤い窓枠が顔に見える家を発見。菜の花の季節に来られてよかったなあ。<br />

    赤い窓枠が顔に見える家を発見。菜の花の季節に来られてよかったなあ。

  • チタデルの展望台は、崩壊した旧市街の遺跡の中にあります。<br />これらの建物は、1693年の地震で崩壊しました。<br />大聖堂などは、その後再建されたものです。<br />

    チタデルの展望台は、崩壊した旧市街の遺跡の中にあります。
    これらの建物は、1693年の地震で崩壊しました。
    大聖堂などは、その後再建されたものです。

  • チタデルで建物が残っているのは、南側半分程度なんです。<br />

    チタデルで建物が残っているのは、南側半分程度なんです。

  • 後は、この絶景が待っていてくれます。<br />マルタに来てから毎日、ここに捨てて行って欲しいなと思っています。<br />

    後は、この絶景が待っていてくれます。
    マルタに来てから毎日、ここに捨てて行って欲しいなと思っています。

  • ヴァレッタ周辺の要塞は、海に臨む半島を利用して造られていましたが、<br />ゴゾ島のヴィクトリアは、山城です。<br />青銅器時代から人が住んでいたラバト(Rabat)と呼ばれる場所に<br />建てられました。<br />

    ヴァレッタ周辺の要塞は、海に臨む半島を利用して造られていましたが、
    ゴゾ島のヴィクトリアは、山城です。
    青銅器時代から人が住んでいたラバト(Rabat)と呼ばれる場所に
    建てられました。

  • ヴィクトリアの新市街の中心にある赤いドームは聖ジョージ教会です。<br />古代ローマ時代から教会があり、現存する建物は1672~78年に<br />建てられたバロック様式の教会です。<br />身廊の両端に11もの礼拝堂が付属する大規模で豪華な教会です。<br />

    ヴィクトリアの新市街の中心にある赤いドームは聖ジョージ教会です。
    古代ローマ時代から教会があり、現存する建物は1672~78年に
    建てられたバロック様式の教会です。
    身廊の両端に11もの礼拝堂が付属する大規模で豪華な教会です。

  • 展望台から降りて行きます。これらの建物は、復元されたものなので、<br />こんなにも整然としているのですね。<br />長い年月、人々が生活していた雰囲気は無いです。<br />チタデル自体が大きな博物館のようなものですね。<br />

    展望台から降りて行きます。これらの建物は、復元されたものなので、
    こんなにも整然としているのですね。
    長い年月、人々が生活していた雰囲気は無いです。
    チタデル自体が大きな博物館のようなものですね。

  • 大聖堂の傍には、こんな大砲もあります。<br />チタデルを囲む城壁の上は、ぐるっと一周歩けるようです。<br />

    大聖堂の傍には、こんな大砲もあります。
    チタデルを囲む城壁の上は、ぐるっと一周歩けるようです。

  • 大聖堂に向かって左側の建物は現在の裁判所です。<br />奥に旧刑務所があり、ヴァレッタを建設した騎士団長ヴァレットが<br />1538年に収監されていたそうです。<br />

    大聖堂に向かって左側の建物は現在の裁判所です。
    奥に旧刑務所があり、ヴァレッタを建設した騎士団長ヴァレットが
    1538年に収監されていたそうです。

  • 大聖堂の中に入りました。<br />この大聖堂も1693年の地震で崩壊しましたが、再建されています。<br />ファサードの上に立つ聖母マリア像の足元に「1851」と<br />刻まれているので、この年に再建されたのでしょう。<br />

    大聖堂の中に入りました。
    この大聖堂も1693年の地震で崩壊しましたが、再建されています。
    ファサードの上に立つ聖母マリア像の足元に「1851」と
    刻まれているので、この年に再建されたのでしょう。

    ゴゾ大聖堂 寺院・教会

  • 足元にはヴァレッタの大聖堂と同様に、墓がいっぱいです。<br />

    足元にはヴァレッタの大聖堂と同様に、墓がいっぱいです。

  • 中には、ちょっと可愛らしい墓もあります。<br />出来れば踏みたくないんだけど・・・<br />

    中には、ちょっと可愛らしい墓もあります。
    出来れば踏みたくないんだけど・・・

  • 入口の真上にはパイプオルガンがあります。<br />

    入口の真上にはパイプオルガンがあります。

  • 天井画が見事です。<br />

    天井画が見事です。

  • 「受胎告知」<br />

    「受胎告知」

  • 「東方の三賢人」

    「東方の三賢人」

  • 聖画より、上方のドームが気になります。<br />なにやらいっぱい人が描かれています。<br />

    聖画より、上方のドームが気になります。
    なにやらいっぱい人が描かれています。

  • 大聖堂には左右に4つずつ、小さなドームの付いた礼拝堂があります。<br />それらのドームの中は、聖書の一場面を描いた<br />円形の聖画になっています。<br />

    大聖堂には左右に4つずつ、小さなドームの付いた礼拝堂があります。
    それらのドームの中は、聖書の一場面を描いた
    円形の聖画になっています。

  • 足元から青く光っていて綺麗です。<br />左隅の司教様は、ローマ法王ヨハネ・パウロ二世に似ていませんか?<br />

    足元から青く光っていて綺麗です。
    左隅の司教様は、ローマ法王ヨハネ・パウロ二世に似ていませんか?

  • イエスが説教をしている場面もありました。<br />この大聖堂は、何と言っても天井画が有名なので、<br />他の天井画も興味深いです。<br />

    イエスが説教をしている場面もありました。
    この大聖堂は、何と言っても天井画が有名なので、
    他の天井画も興味深いです。

  • これは、「最後の晩餐」ですね。<br />

    これは、「最後の晩餐」ですね。

  • なんだか随分絵柄の新しい聖画もありました。<br />

    なんだか随分絵柄の新しい聖画もありました。

  • 最も有名な天井画がこれです。これは天井画なんですが、わかりますか?<br />

    最も有名な天井画がこれです。これは天井画なんですが、わかりますか?

  • 向きを変えると、おかしいのがわかりますね。<br />資金不足でドームが作れず、イタリア人画家のアントニオ・マヌエルが<br />描いたのだそうです。<br />あまりに見事なので、その後資金が出来たとしても、<br />これを壊してドームを作る気にはなれなかったのかな?<br />

    向きを変えると、おかしいのがわかりますね。
    資金不足でドームが作れず、イタリア人画家のアントニオ・マヌエルが
    描いたのだそうです。
    あまりに見事なので、その後資金が出来たとしても、
    これを壊してドームを作る気にはなれなかったのかな?

  • 礼拝堂は、こんな風に並んでいます。<br />ヴァレッタの大聖堂では、礼拝堂は出身地ごとに造られていましたが、<br />ここは違うようです。<br />

    礼拝堂は、こんな風に並んでいます。
    ヴァレッタの大聖堂では、礼拝堂は出身地ごとに造られていましたが、
    ここは違うようです。

  • 礼拝堂の中は、割とスッキリしています。<br />

    礼拝堂の中は、割とスッキリしています。

  • 礼拝堂の祭壇の中には、こんなものもあります。<br />遺体に見えないだけマシなんだろうか。<br />

    礼拝堂の祭壇の中には、こんなものもあります。
    遺体に見えないだけマシなんだろうか。

  • 一番怖いのはこれ。<br />

    一番怖いのはこれ。

  • 女性の胸元に穴が開いていて、肋骨が見えています。<br />いや、見せています。<br />キリスト教の理解できない部分です。<br />

    女性の胸元に穴が開いていて、肋骨が見えています。
    いや、見せています。
    キリスト教の理解できない部分です。

  • さて、主祭壇です。あのドームを描いた天井画のすぐ先にあります。<br />

    さて、主祭壇です。あのドームを描いた天井画のすぐ先にあります。

  • 先ず、この階段を上がって、<br />

    先ず、この階段を上がって、

  • 主祭壇があります。<br />

    主祭壇があります。

  • 祭壇の前面には(弟子の数が足りないけど)「最後の晩餐」。<br />

    祭壇の前面には(弟子の数が足りないけど)「最後の晩餐」。

  • 聖像は無くて、「聖母被昇天」の聖画が祀られています。<br />そう言えば、再建だからなのか、聖像の類が教会内にありませんね。<br />これも資金難なのかしら?<br />

    聖像は無くて、「聖母被昇天」の聖画が祀られています。
    そう言えば、再建だからなのか、聖像の類が教会内にありませんね。
    これも資金難なのかしら?

  • 主祭壇の頭上には、見事な細工の香炉兼照明。<br />

    主祭壇の頭上には、見事な細工の香炉兼照明。

  • こちらのシャンデリアも豪華です。<br />

    こちらのシャンデリアも豪華です。

  • 主祭壇の前は、なかなか華やかな空間になっています。<br />ちょっと宮殿の広間みたい。<br />

    主祭壇の前は、なかなか華やかな空間になっています。
    ちょっと宮殿の広間みたい。

  • では、大聖堂を後にします。これは玄関の頭上。<br />あの上にパイプオルガンがあります。<br />

    では、大聖堂を後にします。これは玄関の頭上。
    あの上にパイプオルガンがあります。

  • 大聖堂の入場料には、博物館の入場も含まれています。<br />一旦建物を出たら、そのまま建物に向かって左に回り込み、<br />路地を進みます。この看板が目印です。<br />

    大聖堂の入場料には、博物館の入場も含まれています。
    一旦建物を出たら、そのまま建物に向かって左に回り込み、
    路地を進みます。この看板が目印です。

    大聖堂博物館(ゴゾ島) 博物館・美術館・ギャラリー

  • 古い聖画が壁に掛けられています。<br />

    古い聖画が壁に掛けられています。

  • 説明が無いので、これらの聖画がいつのものなのかわかりません。<br />地震の前からあったものなのでしょうか。<br />

    説明が無いので、これらの聖画がいつのものなのかわかりません。
    地震の前からあったものなのでしょうか。

  • 大聖堂の中には見られなかった聖像が、少しありました。<br />

    大聖堂の中には見られなかった聖像が、少しありました。

  • 聖職者がかざしている布は何でしょう?<br />鳩も飛んでいるし、なかなか意味深な情景です。<br />

    聖職者がかざしている布は何でしょう?
    鳩も飛んでいるし、なかなか意味深な情景です。

  • 「SANTA SITA」聖シータでしょうか?<br />

    「SANTA SITA」聖シータでしょうか?

  • 法衣や靴、それに独特な形の帽子。<br />

    法衣や靴、それに独特な形の帽子。

  • 馬車までありました。大司教様専用?<br />

    馬車までありました。大司教様専用?

  • 祭壇もあります。なんだか博物館というより、倉庫に近いです。<br />

    祭壇もあります。なんだか博物館というより、倉庫に近いです。

  • 教会と言えば、銀器ですね。こちらは品揃え豊富です。<br />

    教会と言えば、銀器ですね。こちらは品揃え豊富です。

  • こちらの説明札を読むと、近年寄贈されたもののようです。<br />

    こちらの説明札を読むと、近年寄贈されたもののようです。

  • 銀製の祭壇。やはり「最後の晩餐」が描かれます。<br />

    銀製の祭壇。やはり「最後の晩餐」が描かれます。

  • 十字架とメダル。<br />

    十字架とメダル。

  • タケノコのように並んだ燭台。

    タケノコのように並んだ燭台。

  • まるで古銭商の店頭みたい。<br />

    まるで古銭商の店頭みたい。

  • 2階に上がります。<br />

    2階に上がります。

  • これは、珍しいものですね。象牙細工?南国風の植物も変わっています。<br />

    これは、珍しいものですね。象牙細工?南国風の植物も変わっています。

  • 短い時間で、駆け足で大聖堂博物館を見て、外に出て来ました。<br />相変わらず、やたらと綺麗な路地です。<br />

    短い時間で、駆け足で大聖堂博物館を見て、外に出て来ました。
    相変わらず、やたらと綺麗な路地です。

  • 城門の外に来ました。かつてはここが正面玄関でしたが、<br />現在は一部が塗りこめられて、ガラス扉も閉まっています。<br />

    城門の外に来ました。かつてはここが正面玄関でしたが、
    現在は一部が塗りこめられて、ガラス扉も閉まっています。

  • 上って来た坂道を今度は下って行きます。<br />

    上って来た坂道を今度は下って行きます。

  • ゴゾ島のマルタ猫(ゴゾ猫?)<br />

    ゴゾ島のマルタ猫(ゴゾ猫?)

  • ヴィクトリアの新市街のロータリーにある聖フランシス教会<br />(Conventual Church of St Francis of Assisi)<br />バスでヴィクトリアを後にします。<br />

    ヴィクトリアの新市街のロータリーにある聖フランシス教会
    (Conventual Church of St Francis of Assisi)
    バスでヴィクトリアを後にします。

  • シュレンディ(Xlendi)ビーチで昼食です。<br />

    シュレンディ(Xlendi)ビーチで昼食です。

  • 海水浴場として人気のリゾートで、岩肌にとりついた階段を<br />上がって行くと、洞窟に繋がる遊歩道があります。<br />

    海水浴場として人気のリゾートで、岩肌にとりついた階段を
    上がって行くと、洞窟に繋がる遊歩道があります。

  • フォンタナ(Fontana)の街中にある<br />サクレッド・ハート・パリッシュ教会(Sacred Heart Parish Church)です。<br />どの町も、中心のロータリーに大きな教会があります。<br />

    フォンタナ(Fontana)の街中にある
    サクレッド・ハート・パリッシュ教会(Sacred Heart Parish Church)です。
    どの町も、中心のロータリーに大きな教会があります。

  • 17世紀半ばにイギリス人により建設された水道橋(Aqueducts)です。<br />グール・イルマ( Ghar Ilma)の丘からヴィクトリアに向けて<br />水を運んでいました。<br />

    17世紀半ばにイギリス人により建設された水道橋(Aqueducts)です。
    グール・イルマ( Ghar Ilma)の丘からヴィクトリアに向けて
    水を運んでいました。

  • 水路によって運ばれた水は、チタデルの堀の中に<br />貯水槽を作って貯めていました。<br />水路の開通記念のオベリスクが、チタデルの入口にあります。<br />

    水路によって運ばれた水は、チタデルの堀の中に
    貯水槽を作って貯めていました。
    水路の開通記念のオベリスクが、チタデルの入口にあります。

  • ドゥエイラ湾(Dwejra Bay)が見えて来ました。<br />見張り塔(Dwejra Tower)は、旗が上がっていれば、<br />中に入ることが出来、屋上からファンガス・ロックが良く見えます。<br />

    ドゥエイラ湾(Dwejra Bay)が見えて来ました。
    見張り塔(Dwejra Tower)は、旗が上がっていれば、
    中に入ることが出来、屋上からファンガス・ロックが良く見えます。

  • バスは坂道を下ります。行く手の崖に穴が開いているのが見えます。<br />

    バスは坂道を下ります。行く手の崖に穴が開いているのが見えます。

  • 先ずはドゥエイラ湾へ。ファンガス・ロックと呼ばれる岩が見えます。<br />

    先ずはドゥエイラ湾へ。ファンガス・ロックと呼ばれる岩が見えます。

  • ここは砂浜ではなく、岩棚が広がっています。<br />

    ここは砂浜ではなく、岩棚が広がっています。

  • こんな場所にも新しい教会があるのが、すごい。<br />聖アンナ教会(Kappella Sant&#39; Anna)です。<br />教会の脇の道を進んで行くと、ブルーホールがあります。<br />海中に開いた穴で、10m×5mの大きさがあり、深さは18mなのですが、<br />海中の更に奥にはガーデンと呼ばれる空間があって、<br />ダイバーの人気スポットです。

    こんな場所にも新しい教会があるのが、すごい。
    聖アンナ教会(Kappella Sant' Anna)です。
    教会の脇の道を進んで行くと、ブルーホールがあります。
    海中に開いた穴で、10m×5mの大きさがあり、深さは18mなのですが、
    海中の更に奥にはガーデンと呼ばれる空間があって、
    ダイバーの人気スポットです。

  • ここの岩棚は、波が高い時はこんな光景になるようです。<br />その状態で遊んで、波にさらわれる愚か者がいるようですね。<br />

    ここの岩棚は、波が高い時はこんな光景になるようです。
    その状態で遊んで、波にさらわれる愚か者がいるようですね。

  • この場所からは、ファンガス・ロックが良く見えます。<br />ファンガス・ロックは、かつてここにだけ自生する薬草が見つかり、<br />騎士団によって立入禁止にされていたのだとか。<br />

    この場所からは、ファンガス・ロックが良く見えます。
    ファンガス・ロックは、かつてここにだけ自生する薬草が見つかり、
    騎士団によって立入禁止にされていたのだとか。

  • ドゥエイラ湾の北側には、<br />アズール・ウィンドーと呼ばれる岩がありました。<br />岩のアーチが人気のスポットでしたが2017年に崩壊してしまいました。<br />

    ドゥエイラ湾の北側には、
    アズール・ウィンドーと呼ばれる岩がありました。
    岩のアーチが人気のスポットでしたが2017年に崩壊してしまいました。

  • 足元はこんなデコボコの岩なので、ちゃんとした靴で行ってください。<br />

    足元はこんなデコボコの岩なので、ちゃんとした靴で行ってください。

  • 今度は、先程バスの中から見えた穴に向かいます。<br />

    今度は、先程バスの中から見えた穴に向かいます。

  • インランド・シー(Inland Sea )、つまり内海です。<br />丸く小さな池のようになっています。<br />道から見るとこんな風ですが、少し右に回り込んで行くと、<br />

    インランド・シー(Inland Sea )、つまり内海です。
    丸く小さな池のようになっています。
    道から見るとこんな風ですが、少し右に回り込んで行くと、

  • 穴の向こうに外海が見えます。<br />バスで坂を降りて来る時に、一瞬だけこれが見えたので、<br />確信をもって見えるポイントを探しました。<br />急いで、ツアーの人達に、こちらへ来るように声を掛けます。<br />海が見えるのと見えないのとでは、全然違いますからね。<br />

    イチオシ

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    穴の向こうに外海が見えます。
    バスで坂を降りて来る時に、一瞬だけこれが見えたので、
    確信をもって見えるポイントを探しました。
    急いで、ツアーの人達に、こちらへ来るように声を掛けます。
    海が見えるのと見えないのとでは、全然違いますからね。

  • こんな穴が自然に開くのだから、すごいです。<br />アズール・ウィンドーも最初はこうした穴から始まったのでしょう。<br />夏には、この穴を通って、遊覧船が行き来するようです。<br />

    こんな穴が自然に開くのだから、すごいです。
    アズール・ウィンドーも最初はこうした穴から始まったのでしょう。
    夏には、この穴を通って、遊覧船が行き来するようです。

  • カラフルな船の倉庫が並んでいます。<br />

    カラフルな船の倉庫が並んでいます。

  • ドゥエイラ湾を後にして、バスはサン・ローレンツ村を走っています。<br />ここの教会は、特徴的な銀色のドームが目立ちます。<br />

    ドゥエイラ湾を後にして、バスはサン・ローレンツ村を走っています。
    ここの教会は、特徴的な銀色のドームが目立ちます。

  • 聖ローレンツ教会(San Lawrenz Parish Church)の正面です。<br />意外と平凡な造りですが、天井画や聖画がなかなかすごいようです。<br />

    聖ローレンツ教会(San Lawrenz Parish Church)の正面です。
    意外と平凡な造りですが、天井画や聖画がなかなかすごいようです。

  • 周囲に何もない丘の上に大きな教会が建っています。<br />タ・ピーヌ(Ta&#39; Pinu)聖堂です。<br />この教会は、元は小さな礼拝堂でしたが、<br />1833年に、聖母の声を聞いた農婦が人々の病を治して<br />奇跡を起こしたとして、建設されました。<br />そのため、内部の装飾などは新しく、他の教会とは少し違うようです。<br />教会の前には農婦の像が立っています。<br />内部には、奇跡の声によって命を救われたという手紙が<br />壁を覆っています。<br />法王ヨハネ・パウロ2世が訪れた際、教会広場でミサを行いました。

    周囲に何もない丘の上に大きな教会が建っています。
    タ・ピーヌ(Ta' Pinu)聖堂です。
    この教会は、元は小さな礼拝堂でしたが、
    1833年に、聖母の声を聞いた農婦が人々の病を治して
    奇跡を起こしたとして、建設されました。
    そのため、内部の装飾などは新しく、他の教会とは少し違うようです。
    教会の前には農婦の像が立っています。
    内部には、奇跡の声によって命を救われたという手紙が
    壁を覆っています。
    法王ヨハネ・パウロ2世が訪れた際、教会広場でミサを行いました。

  • アスリ(Ghasri)の町の赤いドームの教会<br />(Corpus Christi Parish Church)です。<br />本当に、1つの町に最低でも1つの大きな教会があります。<br />

    アスリ(Ghasri)の町の赤いドームの教会
    (Corpus Christi Parish Church)です。
    本当に、1つの町に最低でも1つの大きな教会があります。

  • イムジャールのフェリー乗り場に降りて来ました。<br />

    イムジャールのフェリー乗り場に降りて来ました。

  • フェリーに乗って、マルタ島に帰ります。<br />左にくっきり見えるのがコミノ島、<br />正面奥に霞んでいるのがマルタ島です。<br />ゴゾ島でのお勧めのお土産は、はちみつです。<br />濃厚で香りがよく美味しかったです。<br />ゴゾ島はマルタ島に比べて人口が少ない分、静かで穏やかな雰囲気です。<br />リラックスするには、最適な島だと思います。<br />次回は、ヴァレッタの夜景と、翌朝のスリーマの風景です。<br />

    フェリーに乗って、マルタ島に帰ります。
    左にくっきり見えるのがコミノ島、
    正面奥に霞んでいるのがマルタ島です。
    ゴゾ島でのお勧めのお土産は、はちみつです。
    濃厚で香りがよく美味しかったです。
    ゴゾ島はマルタ島に比べて人口が少ない分、静かで穏やかな雰囲気です。
    リラックスするには、最適な島だと思います。
    次回は、ヴァレッタの夜景と、翌朝のスリーマの風景です。

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