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 この旅行も6日目(10月14日)ですが、この日は「ラトヴィアのスイスと呼ばれるスィグルダ」と「リガに次いで古い町ツェースィスで騎士団の城址」を訪問しました。<br /><br /> この旅行記(秋のバルト三国美しき古都と城を訪ねてNo.12)では、午前中に訪れた秋の気配が漂うスイグルダのトゥライダ城の美しい光景などをお届けしたいと思います。<br /><br /><br /> <巻頭写真は、スィグルダのトゥライダ城から望む周辺の光景です。>

秋のバルト三国美しき古都と城を訪ねてNo.12<ラトヴィアのスイスと呼ばれるスィグルダ>

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2014/10/09 - 2014/10/18

8位(同エリア52件中)

mugifumi

mugifumiさん

 この旅行も6日目(10月14日)ですが、この日は「ラトヴィアのスイスと呼ばれるスィグルダ」と「リガに次いで古い町ツェースィスで騎士団の城址」を訪問しました。

 この旅行記(秋のバルト三国美しき古都と城を訪ねてNo.12)では、午前中に訪れた秋の気配が漂うスイグルダのトゥライダ城の美しい光景などをお届けしたいと思います。


 <巻頭写真は、スィグルダのトゥライダ城から望む周辺の光景です。>

旅行の満足度
4.5
観光
4.5
グルメ
4.5
同行者
カップル・夫婦(シニア)
交通手段
観光バス
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)

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  • <暗い曇天><br /><br /> ◆ ラトヴィアのスイスと呼ばれるスィグルダ<br />  <br />  ◇ リガの朝(アヴァロン ホテル)<br /> <br /> 皆さん、おはようございます。<br /> アヴォロンホテルには3泊目の朝ですが、本日はバルト3国の最後の訪問地エストニアに向かいます。<br /> 早速、雨模様のリガの朝からをお伝えしたいと思いますが、文句なしのA評価だった朝食などホテルの評価は、10月12日のページ(No.6)をご覧ください。<br /><br /> 次に、ホテル出発までの朝の予定と観光予定を申し上げます。<br /><br /> ・ モーニングコール    7時30分<br /> ・ 朝食          7時00分から<br /> ・ スーツケース廊下搬出  8時15分まで<br /> ・ ロビー集合、出発    9時00分<br /><br /> また、観光予定は<br /><br /> ・ ラトヴィアのスイスと呼ばれるスィグルダのトゥライダ城<br /> ・ 昼食<br /> ・ ツェースイスにて騎士団の城跡と旧市街散策<br /> ・ エストニアのパルヌに向かう(夕食)<br /><br />          となっています。

    <暗い曇天>

     ◆ ラトヴィアのスイスと呼ばれるスィグルダ
      
      ◇ リガの朝(アヴァロン ホテル)
     
     皆さん、おはようございます。
     アヴォロンホテルには3泊目の朝ですが、本日はバルト3国の最後の訪問地エストニアに向かいます。
     早速、雨模様のリガの朝からをお伝えしたいと思いますが、文句なしのA評価だった朝食などホテルの評価は、10月12日のページ(No.6)をご覧ください。

     次に、ホテル出発までの朝の予定と観光予定を申し上げます。

     ・ モーニングコール    7時30分
     ・ 朝食          7時00分から
     ・ スーツケース廊下搬出  8時15分まで
     ・ ロビー集合、出発    9時00分

     また、観光予定は

     ・ ラトヴィアのスイスと呼ばれるスィグルダのトゥライダ城
     ・ 昼食
     ・ ツェースイスにて騎士団の城跡と旧市街散策
     ・ エストニアのパルヌに向かう(夕食)

              となっています。

  • <ホテル出発から約1時間後の光景><br /><br />    ◇ スィグルダのトゥライダ城<br /><br /> スィグルダは、リガから北東に約50㎞のところに位置しています。<br /> いつもですと、目的地に到着するまでの光景などをレポートするところですが、生憎の天気もあり、バスからの写真が「ボケ!」ばかりで困ってしまいました。<br /><br /> こうしてバスに揺られていましたが、目的地のスィグルダのトゥライダ城には、10時20分頃到着しました。<br /><br /> スィグルダの見どころである古城や景観は、すべてガウヤ川沿いに点在していますが、私たちが訪問するトゥライダ城は、13世紀に原住民のリーヴ人から帯剣騎士団が占領した後に、ガウヤ川の西側を支配した僧正領に建てられた城だそうです。

    <ホテル出発から約1時間後の光景>

        ◇ スィグルダのトゥライダ城

     スィグルダは、リガから北東に約50㎞のところに位置しています。
     いつもですと、目的地に到着するまでの光景などをレポートするところですが、生憎の天気もあり、バスからの写真が「ボケ!」ばかりで困ってしまいました。

     こうしてバスに揺られていましたが、目的地のスィグルダのトゥライダ城には、10時20分頃到着しました。

     スィグルダの見どころである古城や景観は、すべてガウヤ川沿いに点在していますが、私たちが訪問するトゥライダ城は、13世紀に原住民のリーヴ人から帯剣騎士団が占領した後に、ガウヤ川の西側を支配した僧正領に建てられた城だそうです。

  • <教会のような建物><br /><br /> 駐車場からトゥライダ城を目指して歩きはじめますと、教会のような建物が見えてきました。<br /><br /> ここで、もう少しスィグルダの話を申し上げます。<br /> 13世紀の占領後には、東側を騎士団が統治したのですが、西側と同じように城ができ、商人などが住みついて街となったのです。<br /><br /> 私たちが訪問したトゥライダ城は、ガウヤ川の西側にありますが、東側にもスィグルダ城址やスィグルダ教会などがあるほか、同名の駅があることから、東側がスィグルダという街の中心なのではないかと感じました。

    <教会のような建物>

     駐車場からトゥライダ城を目指して歩きはじめますと、教会のような建物が見えてきました。

     ここで、もう少しスィグルダの話を申し上げます。
     13世紀の占領後には、東側を騎士団が統治したのですが、西側と同じように城ができ、商人などが住みついて街となったのです。

     私たちが訪問したトゥライダ城は、ガウヤ川の西側にありますが、東側にもスィグルダ城址やスィグルダ教会などがあるほか、同名の駅があることから、東側がスィグルダという街の中心なのではないかと感じました。

  • <建物の正面><br /><br /> トゥライダ城に話を戻します。<br /> トゥライダとは、リーヴ語で「神の庭」という意味のようですが、神の庭に帯剣騎士団という軍隊が踏み込んで占領して良いのでしょうか?<br /><br /> さて、城が近づいてきますと、落ち葉の中に円筒形の赤い建物が目に入ってきました。

    <建物の正面>

     トゥライダ城に話を戻します。
     トゥライダとは、リーヴ語で「神の庭」という意味のようですが、神の庭に帯剣騎士団という軍隊が踏み込んで占領して良いのでしょうか?

     さて、城が近づいてきますと、落ち葉の中に円筒形の赤い建物が目に入ってきました。

  • <トゥライダ城の塔>

    <トゥライダ城の塔>

  • <同じく><br /><br /> その後、赤い塔がいくつか集まっているところに着きましたが、説明は省略してその模様をお伝えします。

    <同じく>

     その後、赤い塔がいくつか集まっているところに着きましたが、説明は省略してその模様をお伝えします。

  • <太い塔>

    <太い塔>

  • <高さ38mの塔>

    <高さ38mの塔>

  • <別角度からの太い塔>

    <別角度からの太い塔>

  • <15世紀建設の西棟><br /><br /> などといってますが、建物の説明ができないので、そう言ってるのではないのか?<br /> そうなのです!<br /> ところで、「高さ38mの塔」のところは、トゥライダ城の入口付近になります。<br /> そして、「太い塔」は、「The gate tower of northern forecastle」という文章が見つかりましたので、「北の前の塔状の高い建物」というような意味になるのでしょうか?<br /> 小生には、「筒型の太い建物」と言った方がピンとくるような気がします。<br /><br /> なお、38mの高い塔が城の主要な塔(The main tower)で、また、15世紀建設の西棟は、大きな半円形タワー(The large semi-circulay tower)とでも呼ぶ建物のようです。<br /><br /> 私たちは、深い渓谷と豊かな緑で“ラトヴィアのスイス”と呼ばれるスィグルダを見学するために38mの高い塔に上ることにしました。

    <15世紀建設の西棟>

     などといってますが、建物の説明ができないので、そう言ってるのではないのか?
     そうなのです!
     ところで、「高さ38mの塔」のところは、トゥライダ城の入口付近になります。
     そして、「太い塔」は、「The gate tower of northern forecastle」という文章が見つかりましたので、「北の前の塔状の高い建物」というような意味になるのでしょうか?
     小生には、「筒型の太い建物」と言った方がピンとくるような気がします。

     なお、38mの高い塔が城の主要な塔(The main tower)で、また、15世紀建設の西棟は、大きな半円形タワー(The large semi-circulay tower)とでも呼ぶ建物のようです。

     私たちは、深い渓谷と豊かな緑で“ラトヴィアのスイス”と呼ばれるスィグルダを見学するために38mの高い塔に上ることにしました。

  • <太い塔と庭師の家>

    <太い塔と庭師の家>

  • <ガウヤ川を望む>

    <ガウヤ川を望む>

  • <深い渓谷と豊かな緑>

    <深い渓谷と豊かな緑>

  • <紅葉した渓谷の森>

    <紅葉した渓谷の森>

  • <赤いレンガの塔からの景色>

    <赤いレンガの塔からの景色>

  • <トゥライダ城を包む豊かな自然><br /><br /> スィグルダの北側に位置するトゥライダ城ですが、ここからの眺めは、ラトヴィアのスイスというより「ここにしかない独特の美しい渓谷美」を備えていると感じました。<br /><br /> 高い塔から眺めが終わりますと、次は博物館となっている半円形の塔の西棟に入りました。

    <トゥライダ城を包む豊かな自然>

     スィグルダの北側に位置するトゥライダ城ですが、ここからの眺めは、ラトヴィアのスイスというより「ここにしかない独特の美しい渓谷美」を備えていると感じました。

     高い塔から眺めが終わりますと、次は博物館となっている半円形の塔の西棟に入りました。

  • <囚人などを描いた独房>

    <囚人などを描いた独房>

  • <熊などの動物の模型?><br /><br /> ここには、中世のラトヴィアの地図などが展示されていましたが、地下の牢獄の展示品を見ながら当時の囚人の扱いを想像すると、気持ちが暗くなりました。<br /><br /> さて、次に、地下以外に展示されていた地図や模型、絵画などをご覧ください。<br /> ラトヴィアやトゥライダの歴史が分かるようになっているのでしょうか?

    <熊などの動物の模型?>

     ここには、中世のラトヴィアの地図などが展示されていましたが、地下の牢獄の展示品を見ながら当時の囚人の扱いを想像すると、気持ちが暗くなりました。

     さて、次に、地下以外に展示されていた地図や模型、絵画などをご覧ください。
     ラトヴィアやトゥライダの歴史が分かるようになっているのでしょうか?

  • <弓矢>

    <弓矢>

  • <大砲>

    <大砲>

  • <城の模型>

    <城の模型>

  • <神への祈り>

    <神への祈り>

  • <建設時の地図>

    <建設時の地図>

  • <領主(僧正)>

    <領主(僧正)>

  • <展示品>

    <展示品>

  • <農家住宅の模型>

    <農家住宅の模型>

  • <ヨーロッパの地図><br /><br /> などと無責任なことを申し上げていますが、実際に展示されていたものです。<br /><br /> さて、その後は、トゥライダ城に向かうときに見えた建物が何だったのかを確かめるように見学しました。<br /> その一つは、1750年に建てられた木造のトゥライダ教会です。

    <ヨーロッパの地図>

     などと無責任なことを申し上げていますが、実際に展示されていたものです。

     さて、その後は、トゥライダ城に向かうときに見えた建物が何だったのかを確かめるように見学しました。
     その一つは、1750年に建てられた木造のトゥライダ教会です。

  • <トゥライダ教会>

    <トゥライダ教会>

  • <教会の内部><br /><br /> ヨーロッパの教会といえば、高く大きな建物に絢爛豪華な内部というイメージを持っていますが、この教会は、東ヨーロッパ諸国で見られる木造教会と同じように「質素」という感じがピッタリする教会でした。<br /><br /> もう一つは、トゥライダ教会の隣にある「トゥライダ・ルァザの墓」です。<br /> 菩提樹の木の下に眠っているのは、トゥライダのバラといわれた美女「maja」です。

    <教会の内部>

     ヨーロッパの教会といえば、高く大きな建物に絢爛豪華な内部というイメージを持っていますが、この教会は、東ヨーロッパ諸国で見られる木造教会と同じように「質素」という感じがピッタリする教会でした。

     もう一つは、トゥライダ教会の隣にある「トゥライダ・ルァザの墓」です。
     菩提樹の木の下に眠っているのは、トゥライダのバラといわれた美女「maja」です。

  • <トゥライダ・ルァザの墓>

    <トゥライダ・ルァザの墓>

  • <同じく左方向><br /><br /> どんな美女か?ときは1601年、トゥライダ城でのポーランド軍との戦いの後、農夫が一人の女の子を城で見つけました。マイアと名付けられたその子は、バラのような美しい娘になったそうです。<br /> そして、マイアは村の青年と恋に落ちて、グートゥマニャ洞窟で逢瀬を重ねていましたが、マイアに恋をしたポーランドの脱走兵がマイアをだまして洞窟に彼女を誘い出しました。<br /><br /> さあ、どうなる!というところですが、興味ある方は、その後の顛末を調べてください。<br /> 結局、彼女は愛を貫いて19才の生涯を閉じたのですが、その気高く清らかな心に感銘し、人々はマイアを偲んで今も花を供え続けているそうです。

    <同じく左方向>

     どんな美女か?ときは1601年、トゥライダ城でのポーランド軍との戦いの後、農夫が一人の女の子を城で見つけました。マイアと名付けられたその子は、バラのような美しい娘になったそうです。
     そして、マイアは村の青年と恋に落ちて、グートゥマニャ洞窟で逢瀬を重ねていましたが、マイアに恋をしたポーランドの脱走兵がマイアをだまして洞窟に彼女を誘い出しました。

     さあ、どうなる!というところですが、興味ある方は、その後の顛末を調べてください。
     結局、彼女は愛を貫いて19才の生涯を閉じたのですが、その気高く清らかな心に感銘し、人々はマイアを偲んで今も花を供え続けているそうです。

  • <レストラン Kungu Riga><br /><br /> この後は、トゥライダ城の西にあるレストランKungu Rilaで昼食をいただきました。

    <レストラン Kungu Riga>

     この後は、トゥライダ城の西にあるレストランKungu Rilaで昼食をいただきました。

  • <魚のフィレ>

    <魚のフィレ>

  • <デザート><br /><br /> スープがそば入りで、味も日本的で美味しかったのですが、撮影していませんでした。<br /> メインの魚のフィレは白ワインソースがけで味も悪くありません。<br /> また、デザートの「ワイルドベリーのパフェ バニラソースがけ」も美味しいものでした。<br /><br /> 食事が終了しますと、スィグルダの北東にある町、ツェースィスに向かいました。<br /><br /><br /> ◇◆これで午前中訪れたスィグルダのトゥライダ城の記事(秋のバルト三国美しき古都と城を訪ねてNo.12)は終了です。◇◆<br /><br /> ◇◆午後から訪れた「リガ次いで古い町ツェースィス」の状況については、「秋のバルト三国美しき古都と城を訪ねてNo.13 」としてお届けしたいと思います。◇◆

    <デザート>

     スープがそば入りで、味も日本的で美味しかったのですが、撮影していませんでした。
     メインの魚のフィレは白ワインソースがけで味も悪くありません。
     また、デザートの「ワイルドベリーのパフェ バニラソースがけ」も美味しいものでした。

     食事が終了しますと、スィグルダの北東にある町、ツェースィスに向かいました。


     ◇◆これで午前中訪れたスィグルダのトゥライダ城の記事(秋のバルト三国美しき古都と城を訪ねてNo.12)は終了です。◇◆

     ◇◆午後から訪れた「リガ次いで古い町ツェースィス」の状況については、「秋のバルト三国美しき古都と城を訪ねてNo.13 」としてお届けしたいと思います。◇◆

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