2014/10/09 - 2014/10/18
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mugifumiさん
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10月12日旅行4日目は、終日ラトヴィアの首都リガを散策しました。
前号のNo.7では、スウェーデン門から3人兄弟の建物などを見学し、その後、市庁舎広場に向かったところまでをお届けしました。
この旅行記では、市庁舎広場にあった愉快な動物たちの彫刻や、ブラックヘッド会館、ラトヴィア占領博物館、市庁舎などを見学しましたのでその模様をお届けします。
その後、この日の昼食をレストランSalveでいただき、食後は、「自由行動」となっていました。
もちろん、自由はよいことですが、リガの右も左も分からない私たちは迷子になるかも知れませんので、添乗員のTさんが案内してくれるというビルセータス運河を見学することにしました。
この運河で遊覧船に乗ってダウガヴァ川にかかる鉄道の橋や中央市場、教会などの建物を見ながらリガの秋を楽しんだのです。
<巻頭写真は、ビルセータス運河付近の散歩コースにて>
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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-
<魚の彫刻>
前号の最後に「ロゼナ通り」について申し上げました。
この通りからどこに向かったと思いますか?
大聖堂ではなく、逆方向の市庁舎やブラックヘッド会館が建っている市庁舎広場に向かったのです。 -
<カエルと人間>
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<ニワトリと羊>
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<フクロウ>
そして、そこには面白い光景が待っていました。
なんと!ご覧のような大きな動物の彫刻が待っていたのです。
私たちは、市庁舎やブラック・ヘッド会館がある広場にこのような彫刻が展示されているとは、想像もしていなかったのですが、それが常設なのか?何を意味しているのか?などはまったく分かりませんでした。
しかし、彫刻たちは、何かを訴えているようで、「これは愉快だな!」と思いました。
さて、これらの展示があった市庁舎広場(Ratslaukumu)に向かった理由ですが、それは、リガの見どころとなっている「ブラックヘッド会館(Melngalvju Nams)」や「市庁舎」などを見学するためですが、そればかりではないようです。 -
<ブラックヘッド会館>
さて、そのブラックヘッド会館ですが、14世紀の初めに建造され、何回かの改築後、1941年のドイツの空爆で破壊されるまでは数百年の歴史を誇る個性的な姿の建物だったそうです。 -
<ブラックヘッド会館の4都市の紋章とギリシャ神話の神々>
外観で目立つのが中央上部の大時計ですが、その下には4つのハンザ都市であるリガ、ハンブルク、リューベック、ブレーメンの紋章の浮き彫りが、その下にはギリシャ神話の神々の像がおかれています。 -
<ラトヴィア占領博物館>
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<市庁舎>
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<技術大学>
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<聖ペトロ教会とブラックヘッド会館>
この市庁舎広場には、ブラックヘッド会館以外に多くの建物や、ローランド像、ラトヴィア・ライフルマン像など多くの見どころが集まっていました。
このうち、ラトヴィア占領博物館は、名前から想像しますと、ドイツやソ連に占領された苦難の歴史を伝えるために建設されたのではないかと感じました。
さて、この広場の見学が終了しますと、お腹が「グーグー」と泣き出してきましたので、美味しいラトヴィア料理をいただくことになっています。
先ほど、この市庁舎広場に来た理由は、ブラックヘッド会館などを見学するためだけではない!というようなことを申し上げましたが、この昼食のためでもあったということです。(こちらが主目的!?) -
<レストランSalve>
昼食会場は、ブラックヘッド会館の隣にあるサルヴェ(Salve)というレストランです。 -
<ホットワイン>
この飲み物は、ホットワインで、甘みが強すぎましたので、評価は「B」でした。 -
<トマトスープ>
トマトスープは、ドロドロ状のスープの中に鶏肉が入っていて暖かく、美味しくいただけましたので、「A」でした。 -
<ラトヴィア風ロールキャベツ>
キャベツの肉ロール巻きのような料理(カーボストゥ・ティーテニスというラトヴィア風ロールキャベツ)は、皿一面に黄色のスープ状の汁がついていて、見た目はよいのですが、味としては「B(まあまあ)」でした。 -
<ライ麦のケーキ>
ライ麦のケーキ(ホイップクリームと一緒に)は、いただきませんでしたので、コメントできません。
それにしても、料理を運んでくるお兄ちゃんが、その度に「うまい?」と聞いてくるのには驚いてしまいました。
全体の味の評価として、「まあまあ」の「A」といったところでしょうか。
ちなみに、リガのラトヴィア料理レストランのランキングで見ますと、「とても良い、良い」が大多数で199軒中43位という評価だそうです。
さて、昼食が終わりますと、午後は自由行動となっています。
希望者には、市庁舎広場からカリチェ通りを東に向かい、「自由記念碑」などの光景を楽しみながら、ピルセータス(Pilsetas)という運河でクルーズに参加するコースをTさんが案内するそうです。
私たち夫婦?もちろんレトロな小さな船で秋深まるリガの風景を見逃す手はありませんので、積極的に参加することにしました。 -
<自由記念碑とライマの時計>
カルチェ通りを東に進んでいきますと、正面に高い塔が見えてきました。
これが、自由記念碑です。
また、手前で交差するベステヤ大通りの先の通りであるブリヴィーバス大通りの右側には「ライマの時計塔」が見えています。 -
<自由記念碑>
自由記念碑は、1935年にラトヴィアの独立を記念して建てられた高さ51mの記念碑で、塔の上に立つ女性ミルダは、ラトヴィアの3つの地域の連合を表す星々を掲げています。
基部には、「祖国と自由」という文字が刻まれ、ラトヴィアの歴史や文化を象徴する彫刻で飾られています。 -
<ビルセータス運河の鴨>
さて、こうして記念碑の手前にある遊覧船の乗り場に到着しました。
リガを流れる大河ダウガヴァ川とは違い、ビルセータス運河は、ご覧のように「少し広めの小川」といった感じの光景でした。
また、運河の周辺は、巻頭写真に掲載したように緑溢れる自然が豊かなところで、市民の散歩コースとなっているのでしょうか? -
<運河の船着き乗り場>
この遊覧船は、旧市街の近くを流れる運河と川を巡る水上観光となっていて、乗船時間は約1時間となっています。
まず、国立オペラ座の横を通り、次に鉄道の橋の下を通って中央市場などを見ながらダウガヴァ川に向かうようです。 -
<鉄道の橋>
船に揺られていますと、やがてダウガヴァ川にかかる鉄道の橋や中央市場の南にある大きな建物「科学アカデミー」が見えてきました。 -
<中央市場と科学アカデミー>
科学アカデミーは、ソ連時代に作られた建物だそうですが、大きく高い建物だということが分かります。 -
<聖ペトロ教会>
しばらく進んでから旧市街を眺めますと、尖塔が印象的な聖ペトロ教会などが見えてきました。
その後は、英国教会や聖母受難教会、リガ城の近くを通過してその先のリガ港の埠頭でUターンして、運河に戻りました。 -
<運河の岸辺>
この水上観光の目玉としては、ダウガヴァ川から見える旧市街の光景なのかも知れませんが、小生には、心が安まる運河周辺の光景が大きく印象に残りました。 -
<運河を彩る黄色の落ち葉>
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<リガの散歩道>
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<リガの秋>
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<大きな噴水>
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<運河の光景>
こうして、この日予定していた観光が終了しましたので、ホテルに戻りました。
その後は、17時30分にロビーに集合して、貸し切りのオルガンコンサートを楽しむために大聖堂に向かいました。
しかし、本当に残ながらその様子を撮影していなかったのです。
コンサートが終わりますと、国立オペラ座の前にあるレストラン「Kilimanjaro(キリマンジャロ)で夕食です。 -
<レストラン キリマンジャロ>
このレストランは、リガのレストランのベスト10に入る店だそうです。
でも、小生にとっては、高級すぎて舌に合わないのか?味は「イマイチ」でしたね。 -
<ハーブバター添えのパン>
写真では内容が分からないかも知れませんね。
これがハーブバターが添えてあった「パン」と「鱈のフィレ」でしょうか。 -
<前菜のバルト風グラタン>
ジャガイモの上に野菜がのっている前菜のバルト風グラタン。 -
<メインデッシュのチキンのグリル>
赤ワインソースがけのチキンのグリル。 -
<デザートのアイスクリーム>
キャラメルソースがけのアイスクリーム。
この中で最も美味しかった料理は、バルト風グラタンでその評価は「A」、肉が堅く最も美味しくない!と感じた料理は、チキンのグリルでその評価は「C」でした。
◆◇これで、本日の予定(リガ市街見学)は終了です。◇◆
◇◆明日は、旅行5日目でバルトのベルサイユといわれる「ルンダーレ宮殿」や、リガの新市街で「ユーゲントシュティール(アールヌーボー様式)建築群」を見学する予定になっています。◆◇
◆◇このうち、ラトヴィアのバウスカ近郊にある「レンダーレ宮殿」の前半の部分を「秋のバルト3国美しき古都と城を訪ねてNo.9」としてお届けします。◇◆
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