網走で６泊７日の過ごし方・４日目午後も網走監獄。

2020/09/07 - 2020/09/13

網走に６泊７日の旅をしました。周りからは、「網走で７日間も何をするの？」という心配をよそに観光にグルメに網走を満喫しまくっています。旅の中日のこの日は、網走監獄博物館です。昼に囚人グルメも体験しました。

エリア 網走(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

監獄食堂で早めの昼食をとります。

いろいろあります。ここは棟さんまの監獄定食にします。

これが監獄食Ａです。糠さんまがついています。質素です。しかし、網走監獄では、これはごちそうです。

白米ではなく麦飯です。色が悪い。仕方がないです囚人ですから。

みそ汁もわかめが２枚入っただけのものです。質素です。仕方がないです囚人ですから。しかし、糠さんまは焼き方が絶妙でキレイにいただきました。食堂のおばさんからも「きれいに食べましたね」とお褒めの言葉をいただきました。当然ありがたくいただきました。囚人ですから。

こんな風にいただいていたのですね。

楽しそうです。

ご飯のあとはお風呂。コンクリートの浴槽です。

湯につかりながら「なんでオレは、ここにいるんだ？何かしくじったか
？」とでも考えている囚人。

網走監獄の囚人は、北海道の道路を作ったり、開拓に貢献しましたが、室内で作業をする人もいたということです。

一生懸命作業をする囚人。

監視の人はおっかなそう。さぼらないか見張っていますね。

職員官舎もあります。以前に来た時には、このような施設はなかったような気がします。

家の中は、かなり狭いです。長屋という感じです。

監獄歴史館もあります。この施設も、以前来た時にはありませんでした。

高倉健さん主演の網走番外地シリーズのポスターもありました。

映画を見たことはありませんが、題名は知っています。かっこいいですね。さすがです。

さぁ、いよいよ舎房及び中央見張所を見学。重要文化財です。これは昔からあります。というか、これがザ・網走監獄です。

中央から放射状に延びた５つの庁舎。五翼放射状房と呼ばれ桁行きは第１・３・５舎が５８、２メートル、第２・４舎は７２、７メートルだそうです。これは第２舎です。

重々し扉。

第１舎です。

外は、こんな風に見えます。

第５舎には、こんな暖房器具があります。

でも、ストーブは１つです。寒さ対策にはなっていたのでしょうか。

脱獄は無理ですね。

しかし、この人は脱獄しました。

白鳥由栄さんです。さん付けするのは、もう景気が終わっていること、そして見事な脱出をしたからです。青森、秋田、網走、札幌の監獄を脱獄しています。もう少し、懲役を終えてから人との触れ合いがあれば、こんなに犯罪を犯さなかったかもしれないですね。ある意味、天才です。

網走監獄は、北海道の歴史を知る上でも大切な場所です。一日かけて堪能しました。