2020年最後のGoToトラベル　地元でお泊り☆THE GENERAL KYOTO 高辻富小路

2020/12/18 - 2020/12/19

コロナ、コロナで終わってしまった2020年。医療関係に予算を回せばいいのに・・・と思いつつ、やってるからには利用しなきゃのGoToトラベルキャンペーン。「ごはん行くより安いやん」ということで、インバウンド向けのホテル、1泊2食付きプランを忘年会がてら利用してきました。

THE GENERAL KYOTO
https://globalhotels.jp

コンセプトは「5棟でひとつのホテル」。
仏光寺麩屋町、高辻麩屋町、仏光寺富小路、高辻富小路、大和大路の中から宿泊する棟を選べます。今回は旅行会社が出していた、高辻富小路に泊まるプランを利用。その備忘録的記録です。

エリア 京都駅周辺(京都)

海外に行けず、いつもなら足りないぐらいの有給休暇が余りまくりの2020年。この日は休暇にして、京都駅八条口の近く、ホテルセントノーム京都のレストラン「フローラ」へランチにやってきました。広告を見て予約をするとワンドリンクサービス、というのをやっていて、ちゃっかり昼間からビールをいただいております( *´艸｀)

レストラン フローラ
https://www.centnovum.or.jp/restaurant/flore.html

何気に今年三度目の「洋食二段重弁当」（笑）
お得で盛り沢山な内容なのですっかり気に入っております。今月のメインはローストビーフ重。本日のスープ、サーモン塩焼き、エビフライ、カキフライ、春巻き、豚角煮、お魚の南蛮漬け、サラダ、プリンにコーヒーまでついて、昼からガッツリいただきました。お支払いはGoToEat食事券で♪

関連旅行記：『梅雨の芦原温泉 まつや千千で湯ったり＆永平寺・丸岡城・ソースカツ丼で福井を満喫♪』
https://4travel.jp/travelogue/11628331

ふくれたお腹をかかえてやってきたのは、京都駅ビルの8階にある旅券事務所。来月パスポートが切れてしまうので、更新申請をしたんですねぇ・・・次いつ海外に行けるかもわからないけど、失効すると面倒だし・・・2021年は無理だろうなぁ・・・"(-""-)"

ジェイアール京都伊勢丹のサンタさんをパシャリ☆

一旦家に帰って、夕方、高辻富小路にあるホテルにやってきました。コロナ以前なら、各棟の宿泊者専用ラウンジをのぞきに行って、ゲストとコミュニケーションできたりしたんだろうけど、今はウロウロするのも良くないので、ここでおとなしく過ごします。

四条と五条の間、静かな住宅街に建つ、五階建ての建物です。

THE GENERAL KYOTO <高辻富小路>は、建築からBVLGARIやLOUIS VUITTONなどのプロダクトまで、幅広く活躍するスイスのデザイングループ、アトリエ・オイが、日本で初めて手掛けた空間デザインとインスタレーションです。

こちらはバーカウンター。その隣にさりげなくレセプションがありました。

空間テーマは「陰影」。和傘の技を応用した影の美しい照明器具や清水焼きをアレンジした内装など、京都の技と融合しています。

こちらはレストランです。

建物は吹き抜けになっていて、空が見えています。

こちらはラウンジ。

コーヒー、ソフトドリンク、軽いお菓子がいつでもいただけます。利用しなかったけど。

お部屋へ。廊下から見下ろすとこんな感じ。木がブロッコリーみたい( *´艸｀)
エレベーター内と廊下が寒かったです。廊下はほぼ外だもんね。

スーペリアツインのお部屋です。すっきりとした印象。

インバウンド向けに多い、バスタブなしのシャワーブースのみのお部屋。バスタブがあるお部屋もあります。2年前にできたばかりだから、きれい☆
(ガラスにトイレが映っていますね・・・）

最近よく見る、洗面台がバスルームの外にあるタイプ。タオル掛けがないのがちょっと使いにくい。

ベッド側から入口を見るとこんな感じ。

アメニティは必要最低限のもの。

このプラン、1泊2食に加えて、、、

ミニバー（冷蔵庫の中身）が無料という素敵なプランだったのです！！*:.。.:* ゜( n´∀｀)n゜*:.。.:*
日本酒とウイスキー以外は全部2本ずつある♪おまけに、グラスワイン（赤・白）はバーでもらえるんだって～
今回のお値段は、2名1室で1人 12,000円-4,200円（給付額）＝7,800円
さらに地域共通クーポン2,000円付き。なんだか申し訳ない気持ちになります(ﾉ)･ω･(ヾ)

シンボルツリーの「慶良間ツツジ」。美しく整えられていますね～花の季節は一面に赤い花が咲くそうです。(*^-^*)

というわけで、あまりにもお安い値段なので、和食膳と書いてあった夕食は全く期待せずにやってきました。先客は2組で、とてもすいていました。

スパークリングワイン（700円）を注文して、いただきまーす。
オリーブオイルと塩でいただく汲み上げ湯葉、カツオのたたき、鰆の西京焼き。
ヘルシーな感じで良き。鰆の切り身が大きい！
紙鍋の肉豆腐の豚肉はとっても柔らかくて美味しかった。「うざく」は夏っぽい気がしないでもないけど、鰻がたっぷり入っていてボリュームあり。

そして、ちりめん山椒ごはんとなめこのお味噌汁が美味しくて！お米が残念なパターンもたまにあるけど、ここのお食事はとても美味しかったのです。お出汁の味も好みだったし、いつもなら残すことが多い白御飯も全部食べちゃいました。

水菓子はオレンジでさっぱりと。良い意味で予想を裏切られました。美味しくいただきました☆

部屋に戻るときにバーカウンターでもらった白ワインはイマイチだったけど( *´艸｀)
グラスワインはラウンジでいただくことも、部屋に持ち帰ることも可能です。

冷蔵庫に入っていた「黄桜 京都麦酒 アルト」。ビールのアテが欲しいよね～ってことで、お外に出かけてゲットしてきたのは・・・

５１（ゴイチ）ピザ！
佛光寺の南側にある、石釜ピザのお店です。5分ほどで焼いてもらってテイクアウト（箱代＋50円）してきました。

シャワー浴びてる間にちょっと冷めてしまったけど、美味しかったです♪
名前は忘れたけど、マルゲリータのフレッシュトマト版。

食べ過ぎて眠くなって、早めに就寝。

おはようございます。夜は当然のことながら真っ暗だったけど、明るいとこうなるのね。雲がいい感じ♪

昨夜と同じレストランで朝食をいただきます。コロナじゃなければ洋食はこちらでブッフェ、和食は町家SALONでいただくようですが、コロナ仕様のため、こちらのレストランで和洋のセットを選びます。（お値段は各2,500円）

夜にピザを食べちゃったけど、夕食がヘルシーだったので、もうお腹がすいています(*'ω'*)

こちらは同行者が選んだ和定食。これに湯豆腐とデザートのみかん、サービスでコーヒーがついていました。鮭の切り身が大きい！

pacorinは洋食をチョイス。どどーんと登場したのは京野菜のチーズ焼き。根菜を中心に10種類以上のお野菜やきのこがゴロゴロ入っていて、すんごいボリューム！野菜がのったフラン（洋風茶碗蒸し）、食べ放題のパンがついて朝から食べ過ぎです。美味しいから完食しちゃったけど。デザートのおみかんとコーヒーもいただきましたよ。

ここで昨夜の夕食時にスタッフから聞いたことを。この時点で年末年始のGoToトラベル停止が決まっていたので、キャンセルが増え、クリスマスディナーの予約もほんの数組になってしまったそう。お正月用に発注していた食材はどうしましょう。。。という状態だそうです。

コロナ以前は、お客の9割以上がインバウンドだったそうで、日本のお客様にも来てもらおうと旅行会社経由で宿泊プランを出し、お客が戻り始めていたところでのGoTo停止。ほんと、政府がやることってイケてないわー。国民も旅行業界も無駄に振り回されちゃって。

あ、野菜チップが置いてある。一つもらっちゃおっと。

11時にチェックアウト。夕食時のドリンク代は地域共通クーポンでお支払い。なんと税サ込の値段だったので、とてもリーズナブルでした。Mギャラリーに続き、今回も満足な地元ホテルステイでした♪観光客の方なら、無料で借りられる自転車でその辺を見て回ったりできて良いと思います。

関連旅行記：『マイクロツーリズムを楽しもう　地元でお泊り☆京都悠洛ホテル Ｍギャラリー』
https://4travel.jp/travelogue/11659457

腹ごなしにてくてく歩いて京都駅へ。地域共通クーポンの残りをドラッグストアで実用的に消費して、やってきたのは京都駅すぐそばのホテル、THE THOUSAND KYOTO。
https://www.keihanhotels-resorts.co.jp/the-thousand-kyoto/

築38年の京都センチュリーホテルに隣接し、新たなコンセプトの下増築されたホテルです。いつの間にできたんだろ？と思っていたら、既存のホテルは一部解体・改修をしながらも営業を続け、一建築の中に２ブランドのホテルが同居し、下層階でつながり高層階は別々のホテルという構成になっているんだそう。2018年にオープン。がんばってるな、京阪ホテルズ。

THE THOUSAND KYOTOのデザインコンセプトは「コンフォート・ミニマリズム」。日本の伝統・禅に通じる、引き算の思想から生まれるシンプルなデザインをベースに、光・風・緑・アートで艶を添える考え方、なんだって。

エントランスの格子戸を入ると、「坪庭」の緑に出迎えられます。

通り庭のような通路をぬけると・・・

風を感じる大きな広場「中庭」に出ます。

階段の先には、「奥庭」があるようですが、コロナのためか、立入禁止になっていました。2階のレストランフロアへ。

若めのお客さんで賑わうカフェ＆バーを通り過ぎて、イタリアンレストランのSCALAEへ。オープンキッチンが見渡せる広々とした店内。スペースも十分。

一休のタイムセールで予約していた1ドリンク付きのプリフィックスランチをいただきます。白ワインをチョイスして、アミューズの登場。ブロッコリーのスープはブロッコリーそのものでした（笑）

アンティパストは、水牛のモッツァレッラとフルーツトマトのサラダ仕立て。熟成されたパルマ産生ハムが美味しい(*^-^*)

選べるプリモピアットは、ブリとアンチョビ 玉葱 春菊のスパゲッティーニを。
お味は想像通りだけど、スパゲティーの湯で加減が好みでした。

セコンドピアットはお魚料理を選びました。カサゴのポワレ オレンジミニトマトのバルサミコソース　京人参 紫キャベツ 豆苗のソテー
白身がプリッとしてて、美味しかった～♪

ドルチェは5種類から選べました。もうお腹がいっぱいすぎるので、一番あっさりしてそうだった金柑のジェラート＆マチェドニアを。水が入ったおもしろい器で出てきました。

こちらは同行者が選んだ栗のスープ、だったかな。お店のおすすめデザートでした。

オリジナル 和紅茶とビスコッティでごちそうさまでした。お料理が美味しく、サービスもホテル！って感じでとってもスマート、気持ちの良いお店でした。
通常だと値段がお高めなので、庶民のpacorinは普段づかいはできないけど、ちょっと良いランチを、という時にまた来たいと思えるレストランでした。

薄い布が風でふわふわと舞う不思議なオブジェを後にして、食べ過ぎな24時間だったなーと思いつつ、家に帰りました。

今年、コロナで行けなくなった旅行やイベントはいくつもありましたが、特に残念だったことがあります。pacorinが通っていた大学のキャンパスが移転するということで、「ありがとう＆さようなら○○キャンパス」というイベントが12月上旬に企画されていました。コロナ対策のため、参加は事前登録制で、友人Mと行く予定をしていたのですが・・・11月末からの「第3波」のせいで、あっさり中止となりました(>_<)

その後、友人Mが個人的にキャンパスを訪れたということで、写真を撮って送ってくれました。懐かしの「墓石階段」！（フォートラベラーの中に卒業生がいらっしゃったらわかりますよね！）

弱小国立大学だったので、pacorinの卒業後、旧帝大に統合され、一つの学部となってしまいました。愛校心のないpacorinでも、さすがに自分の卒業した大学の名前もキャンパスもなくなってしまったら切ないものがあるわ～(>_<)

そんな大学の構内で撮った数少ない写真の一つがコレ。軽音サークルにいたpacorin、学祭でベースを弾くの図。これはデンマークのバンド、Dizzy Mizz Lizzyのコピーをやってる時の写真だな。懐かしいなぁ～頑張って耳コピしたよなぁ～。
学祭の時期はお琴の発表会とかぶっていたので、その翌日には着物を着て祇園でお琴を弾き、また翌日には違うバンドでベース弾いて・・・って忙しい時期でした。

この時やったディジーの曲を。あぁ、懐かしい。
https://www.youtube.com/watch?v=Hw9LEQUHxs8

ちなみにディジーは何度かライブに行きました。ライブとかフェスもコロナのせいでできなくなってしまいましたよね(>_<)
関連旅行記：『蔵前のおしゃれゲストハウスからラウドパークに参戦！』
https://4travel.jp/travelogue/11069713

話がだいぶそれましたが、後日パスポートを取りに行きました。申請時もそうですが、いつもなら混んでいる旅券事務所もガラガラです。誰もいなさすぎて、史上最高にスタッフの愛想がよかった気がする。毎日お暇でしょうねぇ・・・。

古いパスポートはイスラエルに入国した時のシールがベッタリ貼られています。今年は2月と3月に中国と台湾をキャンセルしたので、一度も海外に行けませんでした。

全然知らなかったのですが、パスポートは今年からデザインが一新されていたんですね！「富嶽三十六景」が使用されたパスポートは見ているだけでも楽しい。しかし、ここにスタンプを押せる日はいつ来るのでしょうか・・・？

前代未聞の事態となった2020年でしたが、早期に事態が好転することを祈りつつ、今年の旅行記アップはこれにておしまいにいたします。
ご訪問いただいた皆様、ありがとうございました。どうぞ良いお年をお迎えくださいm(__)m

この旅行記へのコメント （2）

• olive kenjiさん 2020/12/31 08:06:48

  スノッブ京都

  パコリンさん　今年最後の日となりましたね。
  本年も沢山の素敵な写真と共に旅行記有難うございました。
  
  the general hotel　や thousand hotel　にしろ京都のホテルはアーティスティックでスノッブなホテルが増えて来ていますね。
  でも京都は昔からスノッブな所で、私も学生時代は喫茶店　六曜社によく出入りしていました。分かるかな～
  給付金のおかげで、なんだか申し訳ない気持ちになりますと言うお言葉、本当に見ているだけで実感します。私も京都府民だったらそれ利用したいです。
  
  どこの大学か探しましたよ。おそらく〇〇外〇〇大学じゃないかな。だから語学優秀なんだ。
  写真が懐かしいですね。やはりロックンローラだったのだ。でも京女らしきこともなさっていたのだ。この写真の組合せ最高です。
  
  パスポートのデザインが変わったのですね。
  確かに海外へ行く目途が無いのに、時効が来たパスポートをどうするか。
  おそらく海外を夢見る私も更新しちゃうでしょうね。祈願成就のお守りとしても。
  
  パコリンさんも来年は富岳百景に初スタンプが押されますことを祈っています。
  健やかで充実した新年をお迎えくださいませ。
  

  pacorinさん からの返信 2021/01/04 00:45:16

  Re: スノッブ京都

  olive kenjiさん、あけましておめでとうございます。
  昨年は旅行記へのご訪問、メッセージをたくさんいただきありがとうございました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
  
  六曜社、もちろんわかりますよ！地元の友人が学生時代にバイトをしていて、「コーヒー飲みに来て」って言われてたけど、一度も行かずじまいでしたが、有名店ですよね。kenjiさんは学生時代、京都で過ごされたのですか？
  
  大学はお察しの通りですが、語学優秀ではないんですけどね。ジェスチャーには自信ありますよ（笑）
  
  今年は良い年になりますように！
  
  pacorin