2019/04/17 - 2019/04/20
5414位(同エリア5995件中)
三峯霧美さん
旅の二日目は奈良に移動。
興福寺の新しくなった金堂を拝観して、奈良町を散策してお寺を廻って行きます。
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都シティ近鉄京都駅をチェックアウト
駅内のコンビニで朝食のおにぎりと飲み物を調達。
7:40 京都発の近鉄特急に乗って大和西大寺駅で乗り換え
8:20 近鉄奈良駅に到着しました。駅ロッカーに荷物を預けて、まずは興福寺へ。近鉄奈良駅 駅
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まだ静かなアーケード商店街を抜けて 左に折れると、もう興福寺の境内です。
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今日はいいお天気、興福寺の境内は八重桜がまだ残っています。
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8:39 興福寺 南円堂
今回は昨秋に落慶した中金堂を見に来ました。
拝観時間は9時からなので、先に開いている南円堂をお参りしましょう。興福寺 南円堂 寺・神社・教会
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前回訪れたのは前年の9月下旬
中金堂の周りにはまだ足場が組んでありました。
落慶法要はその3週間後の10月7日だったのです。 -
正面の南大門跡はちょっと高くなってて、中金堂がよく見えます。
301年ぶりに再建された中金堂です。 -
東金堂
前回拝観した東金堂と国宝館は今回は時間がないので拝観しません。 -
皆さん、鹿と一緒に五重塔を撮影しようとアングル変えて頑張ってます。
じゃ、わたしも撮っておこうかな。 -
9:00 拝観料を払って有料区域に入ります。
中金堂は平城京遷都直後の710年に造営が始まった興福寺の中心的なお堂です。
昔は東金堂と西金堂が両側にあったので「中金堂」と呼ばれます。、 -
6回も焼失しては再建を繰り返し、江戸時代の1717年に焼失後は寺の経済的な理由で再建されず、1819年に篤志家の寄付によってようやく再建されました。
しかし、あくまで仮堂として造ったので、建築部材の質が悪く経年劣化がひどく、雨漏りするようになりました。 -
1974年に中金堂後方の講堂跡に、薬師寺の旧金堂を改造して移設し、仮本堂として本尊はそちらに移動しました。
ボロボロの江戸時代建立の中金堂は移設しても使用できないと、一部の部材を除いて2000年に解体されました。
仮本堂は仮講堂と名を改めました。 -
創建1300年にあたる2010年から8年の歳月をかけて中金堂が再建されました。
なんと木造です!
大きな柱はアフリカ欅、そのほかカナダ檜などを使って、補強が必要な部分に金属が使われています。 -
御本尊は1811年に造られた五代目の釈迦如来座像。修造されたようで、まばゆい黄金色の釈迦如来像です。
両側には西金堂の脇侍だった薬王菩薩と薬上菩薩。
その他にも四天王像など、凄い仏像が並んでいて、時間を忘れて見入ってしまう。 -
最新式の防災システムが施されているそうで、このお堂も千年後まで健在なんでしょうか。
千年後、想像もつかない世界ですね。
一緒になった米国人一家のおばあさんがずっと孫にどうでもいいことを大声でしゃべり続けて五月蠅くて、しばらく堂内で彼らが退出するのを待ちました。やれやれですよ。 -
御朱印を頂きました。
お参りした南円堂と中金堂。
前年の9月にも頂いていますが、中金堂は落慶前だったので感慨もひとしおです。 -
中金堂再建の詳細が乗った冊子と散華を買いました。
家に帰っても中金堂を眺められる。 -
落慶記念の散華は四季折々の花が描かれていて、綺麗なので衝動買いしちゃいました。
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9:35 次はお隣にある奈良国立博物館へ移動。
迷ったのですが、せっかくの機会なので、特別展を見に行きます。 -
9:42 奈良国立博物館
企画展は大阪にある藤田美術館の所蔵品を展示しています。
その中の一つ、曜変天目茶碗の公開が目玉です。
世界に3点しか現存しておらず、その3点は日本にあってすべて国宝という茶碗。奈良国立博物館 美術館・博物館
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実はこの時期、三つの国宝の曜変天目茶碗が同時に公開されていたんです。
特に大徳寺龍光院所蔵のものは、この20年の間に公開されたのが数回という貴重なもので、滋賀のMIHO MUSEUMで期間限定で展示されていました。
三菱が保管するものは 東京の静嘉堂文庫美術館で限定公開されていました。 -
会場内で曜変天目茶碗を見る行列に並ぶこと15分、後ろの年配女性は、この後、滋賀の美術館に行くんですよと、目を輝かせていました。
お茶わんの中に宇宙を見ました。 -
こんな機会でもないと、見に行かない国宝茶碗。時間を作って行ってよかった。
曜変天目茶碗が創られた中国から来た人たちは、博物館前の桜と鹿の写真撮影を楽しんでいました。 -
10:54 氷室神社 ひむろじんじゃ 式内社
鳥居の前を観光客がぞろぞろと大仏殿に向かって歩いて行きます。
710年に元明天皇の勅命によって、月日磐に氷神を祀って氷室を造ったことに始まります。氷室神社 寺・神社・教会
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奈良時代、真冬に氷を作って氷室で保存して、4月から9月まで平城京へ献氷していました。
有名な枝垂桜は葉桜です。 -
平安遷都後は氷を納めることも無くなり、860年に現在地に移転。
春日大社の別宮となり、興福寺から雅楽料の一部が充てられていました。
明治まで南都楽所が置かれて、現在でも南都流舞楽として受け継がれているそうです。 -
祭神
闘鶏稲置大山主命 つげのいなぎおおやまぬしのみこと
大鷦鷯命 おおささぎのみこと
額田大仲彦命 ぬかたのおおなかつひこのみこ -
日本書紀によると、額田大中彦皇子が闘鶏(つげ・地名)に狩に行った際、野原に窟(むろ)を見つけ、土地の支配者の闘鶏稲置大山主から窟は「氷室」であり、日室で保管した氷は夏なっても解けることがないと聞きます。
額田大中彦皇子はその氷を仁徳天皇(大鷦鷯命)に献上し、それ以降、朝廷では冬に氷を作って春に配るようになったそうです。 -
ん?忠実再生音楽奉納
昭和の時代、旅館の部屋にあったテレビには、100円入れると1時間見ることができる機械がついてて、まさにそれが置いてある。
100円入れたら、雅楽が境内中に大音量で流れ出しました。 -
御朱印を頂きました
氷室大神
明治以降は氏子さんと、全国の冷蔵・冷凍業、製氷業、ヒートポンプ、蓄熱技術の守護神となって奉賛によって維持されているそうです。 -
お次は、奈良町に移動です。
興福寺から春日大社に向かう道は大勢の観光客であふれてる。
それを横目に見て進みます。 -
荒池の間の坂を登って行きます。
右手前方には奈良ホテル。
今回はこんなに良いホテルには泊まりません。 -
11:20 福智院
小さな境内の中は白い巡礼の服装をした団体旅行の人達でとても賑やかです。
皆さん楽しそう。福智院 寺・神社・教会
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清冷山 福地院
本堂に上がる頃には巡礼の方々は出発されて、急に静かになりました。
ご本尊は大きな地蔵菩薩坐像。
この大きな本尊のために裳階のついた天井の高い本堂です。 -
本堂に入ると、案内の方から椅子を勧められ、お茶と飴の接待がありました。
お寺や御本尊のことを丁寧に説明をしてくださいました。
創建は736年に玄昉が聖武天皇より賜った清水寺が前身で、1254年に叡尊が再興し福智院と改名したそうです。
この辺りに清水寺(しみずでら)があったそうです。 -
本堂と大きなお地蔵さまも鎌倉時代のものです。
台座から高さが7m弱の坐像、見上げる大きさのお地蔵様は地蔵大仏と呼ばれています。
ふっくらとした体つきに、表情は上品で穏やか、奈良時代風の裳懸座で、衣のドレープが流れるように落ちた姿はとても優美です。 -
境内は花盛り、本堂脇には古い石仏が集められて、お寺の長い歴史を感じます。
お地蔵さまはお釈迦様の入滅後の56億7千万年後に弥勒菩薩が出現するまで、六道のすべての世界に現れて衆生を救ってくださいます。 -
福智院の大きなお地蔵様は光背に小さなお地蔵さまが560体びっしりと並び、ちょっと大きめの六地蔵とご本尊と合わせて567体、弥勒菩薩出現までの年数と符合します。
このような形の地蔵菩薩像は他に類がないそうです。 -
御朱印を頂きました。
御本尊 地蔵大佛
甘露王 阿弥陀如来
可愛らしいイラスト御朱印で有名でしたが、書き手の方が移動(?)してしまったらしいです。 -
玄昉僧正
弘法大師 -
「ぼさつの寺めぐり」のお寺の一つ、御朱印のイラストは本堂の脇にある小堂の勝軍地蔵(しょうぐんじぞう)です。
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勝軍地蔵は役小角と泰澄が京都の愛宕山に登った時に、大雷鳴と共に現れて天下万民の救済を誓ったと伝わります。
坂上田村麻呂が戦勝祈願を行ったという記録があるそうで、戦の難を逃れるというので、武家の信仰を集めました。
古くは福智の敷地境界の四隅に勝軍地蔵の祠があったそうです。
馬に乗り甲冑を身に着けた猛々しい姿です。 -
お庭の見事な牡丹 満開です。
穏やかに晴れて、散策には絶好のお天気、ならまちを歩いて元興寺に向かいます。 -
のんびりと歩いて行くと観光案内には必ず出てくる酒造メーカー「今西清兵衛商店」の前を通過。
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こちらの書院は国宝に指定されていて、見学が可能でカフェもあります。
残念ながら今回は博物館で曜変天目茶碗を見たために時間がなく、ここの書院も、十輪寺の拝観も、カフェでおしゃれなランチも諦めました。また来なくちゃね。 -
元興寺
受付に御朱印帳を預けて拝観です。
593年、蘇我馬子が飛鳥に建立した「法興寺(飛鳥寺)」が、710年の平城京遷都に伴って移転したお寺で、奈良時代には東大寺や興福寺と同様、大伽藍で、現在のならまちの大部分は元興寺の境内でした。元興寺 寺・神社・教会
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10世紀から11世紀にかけて衰退し、立派だった堂宇の数々を失います。
奈良時代に極楽院にあった阿弥陀浄土図(曼荼羅)が信仰を集め、別のお寺として発展します。それがこの元興寺(極楽坊)。 -
本堂の奥は禅室
元興寺は室町時代に土一揆で焼き討ちにあい、金堂は大風で倒壊してしまい、そこに住宅が立ち並び、お寺は極楽院、五重塔の観音堂(塔跡)、小塔院の三つに分かれてしまいます。
元興寺(極楽坊)は、明治の廃仏毀釈で荒廃しますが、戦後に境内の整備が進み、本堂などの修繕が行われました。 -
本堂は奈良時代に僧が住んでいた僧房を鎌倉時代に改築したもので、国宝です。
ご本尊の曼荼羅が祀られていたので、曼荼羅堂ともよばれます。
内陣の周りを念仏を唱えながら歩く形になっていて、内陣周囲の部材は奈良時代のものが残っています。 -
飛鳥時代の屋根瓦が使われていて、境内には瓦を見るベストポジションがあります。
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これがベストポジション。案内板がありました。
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法輪館は宝物殿で小塔堂に安置されていた五重塔(国宝)、聖徳太子像、弘法大師像、不動明王像、毘沙門天像、など、仏像好きにはたまらない展示施設です。
並んでいる礎石は講堂に使用されていたもので、柱の太さが80~90cmだったと想定されています。大きな建物だったんですね。 -
休憩所は小子房という庫裏だっ建物。
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石塔が並んだ 印象的な 景色の浮図田(ふとでん) 仏塔が稲田のように並ぶという意味なんだそうです。
手前にあるのは佛足石 2012年にスリランカと元興寺の友好を記念して造られたそうです。 -
中世の元興寺は興福寺大乗院の墓所だったそうで、僧侶の石塔が多いのだそうです。
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まだ八重桜は花をつけていました。、
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影向桜は葉桜です。
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水盤に活けられたお花が素敵です。
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頂いた御朱印
右 御本尊 智光曼陀羅
左 瑠璃光 西国薬師四十九霊場 第五番 -
ぼさつの寺巡りの御朱印
南無上宮太子
イラストは聖徳太子2歳の時に、東を向いて南無佛と唱えたという、その姿を刻んだ太子像です。
ならまちを歩いて、御霊神社に向かいます。
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