東北の名湯と紅葉巡りの旅　6/14（八幡平観光）

2020/10/17 - 2020/10/25

今年の５月にスペイン･ポルトガル旅行を計画していたところ、新型コロナウイルスの影響でツアーが中止。
予定が空いたので八幡平のドラゴンアイを見ようと計画したものの、こちらもコロナの影響でホテルがクローズして断念。
やむなく時期を半年ずらして秋に変更し、東北の名湯と紅葉を巡る旅を計画して、８泊９日のドライブ旅行に出かけてきました。（コロナ対策として密を防ぐため、しんどいけれどマイカーで出かけました）
ただ旅行時期を半年ずらしたおかけで、何とGoToトラベルキャンペーンが利用でき、お得に旅することができました。
今回の旅程は、
10月17日（土）マイカーで出発し、新潟県の新発田城を観光して村上市の瀬波温泉泊
10月18日（日）山形県鶴岡市内観光後、出羽三山神社参拝して休暇村羽黒温泉泊
10月19日（月）秋田県角館市内と田沢湖を観光後、乳頭温泉泊
10月20日（火）八幡平散策後、山形県の銀山温泉泊
10月21日（水）立石寺を観光後、福島県裏磐梯の五色沼散策して猫魔温泉泊
10月22日（木）大内宿、鶴ヶ城・飯盛山観光後、東山温泉泊
10月23日（金）新潟県に移動し、清津峡渓谷トンネル観光後、大湯温泉泊
10月24日（土）西福寺参拝後富山県に移動し、海王丸パークと高岡大仏･瑞龍寺観光し宿泊
10月25日（日）世界遺産の相倉･菅沼合掌造り集落観光後帰宅
今回の全走行距離は約２８００Km。
一人で運転したので結構しんどかったけれど美味しいものをいただき、きれいな紅葉が眺めて、毎日温泉に入られたので疲れも緩和されました。
国内旅行にしては長い旅行だったので、14回の旅行記にまとめて紹介したいと思います。
今回は旅行４日目の八幡平の観光を紹介します。
大沼自然研究路の紅葉はもう終わりかなと思ったのですが、とてもきれいで感動的でした。
この日は天気が良く、青空と紅葉のコントラストがとてもきれいでした。

エリア 湯瀬温泉・八幡平(秋田側)(秋田)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

１０月２０日（火）旅行４日目。
今日の予定は八幡平の観光後、銀山温泉に宿泊する予定。
結構移動距離もあるので、朝８時過ぎに宿泊した休暇村　乳頭温泉郷を出発。
乳頭温泉郷の紅葉もきれいです。

大沼自然研究路には田沢湖から国道３４１号線を北上して向かいます。

大沼自然研究路に近づくにつれ道路の左右の木々が紅葉してきれいです。

遠くの山も紅葉しています。

大沼自然研究路周辺の紅葉は先週が見頃だったようで落ち葉が多くなっているかなと思っていましたが、まだ十分きれいです。

大沼自然研究路のある八幡平ビジターセンターには１０時に到着。

ビジターセンターには道路情報などが掲示してあります。
この日も天気は良さそう。
ただツキノワグマが現れているよう。
そして山頂レストハウスの食堂はコロナの影響で休業中です。

早速、大沼自然研究路に向かいます。

前回、八幡平に来たときは後生掛自然研究路に行ったので、今回は紅葉がきれいな大沼自然研究路に来ました。

紅葉の見頃はちょっと過ぎていますが、それでもきれいに紅葉しています。

それでは周辺を散策します。

自然研究路はこのような木道が整備されていて、入り口から２５０ｍまでは車いすでも利用できるようになっています。

木道の両側の湿原に生える葦のような草の背が高いので周りの景色が見られず、迷路の中に入ったような気がします。

ここの新緑は５月下旬頃から始まり、紅葉のピークは１０月中旬頃になります。

木道の脇道に入って湖面が見える展望台に到着。
ちょうど風がなかったので湖面に映る紅葉がとてもきれいです。

反対側もこんな感じ。

正面の山がきれいに紅葉して絵になります。

アップで見るとこんな感じ。

ここは７～８月頃にかけてツキノワグマの目撃情報が多いので、熊との遭遇回避のため散策の際は熊鈴などの携帯が必要です。
今年は熊の出没情報が多いので特に注意が必要です。

しばらくすると風が出てきて湖面に紅葉した木々が写らなくなりました。
ちょっと残念。

大沼自然研究路の散策後、八幡平山頂を目指します。
その途中の展望台から眺めた景色がこれです。
この日は天気が良いので遠くの山々がくっきりと見渡せます。

ここは標高１５６０ｍの大深沢展望台。
眺めは抜群です。

紅葉した木々もあります。

そして八幡平山頂駐車場には１０時３０分に到着。
ここからの眺めも抜群です。
岩手山もきれいに見えています。

ここは有料駐車場。
少し離れたところに無料駐車場があるのでそちらに皆さん停められているようで、有料駐車場は結構空いていました。

八幡平山頂レストハウスに入るとドラゴンアイのポスターを発見。
このドラゴンアイが見たくて６月初めに東北旅行を計画したのにコロナの影響で中止になり本当に残念です。
いつかはこのドラゴンアイを見たいものです。

それでは八幡平自然探勝路を散策します。
まずはこの入り口からドラゴンアイが見られる鏡沼を目指します。

探勝路の遊歩道は整備されて歩きやすいです。

遊歩道そばの木には赤い実がなっています。

めがね沼まではず～と登りの道が続きます。

遊歩道の左右には針葉樹のオオシラビソの木が生えています。
この木の上の枝は雪に埋もれる下の枝と違い、極寒の風雪にさらされるので成長が遅くなり、枝があまり伸びていません。

これは不思議な凹地。
小さいながらも火口であるとか、鏡沼とめがね沼から流れる地下水脈の影響で陥没したものかなど言われています。

そしてこれが雪解け時にドラゴンアイが見られる鏡沼。

とてもきれいな水です。
ドラゴンアイはここから見ると一番きれいとのこと。
たまたま今年ドラゴンアイを６月上旬に見た人にあったのですが、とてもきれいだったそうです。

そしてこちらがめがね沼。
ちょっとわかりにくいけれど、大きな沼の向こうに小さな沼があります。
この二つの沼は火口湖で、眼鏡のように二つの沼が並んでいるのでそう名付けられたそうです。

更に進んでいくと八幡平山頂（標高１６１３ｍ）の展望台が見えてきます。

探勝路の入り口から３０分足らずで山頂に到着。
その山頂展望台からの眺めがこれです。
周辺に沢山の木々があるので見晴らしはあまり良くないです。

八幡平山頂から今度はガマ沼や八幡沼が見られる展望台に向かいます。
ここからは比較的平坦な道が続くので結構楽です。

これがガマ沼。
遠くには岩手山が見えます。

これが自然探勝路の案内図です。
今回は鏡沼から八幡平山頂に行き、そこからガマ沼、見返峠を回って八幡平山頂レストハウスに戻ります。

そしてこちらは八幡沼。

前回８月に来たときには八幡沼の周りを回りましたが、いろいろな高山植物が咲いてきれいでした。

見返峠を目指して進みます。

後ろを振り返ると先ほど行ったガマ沼の展望台が見えます。

遊歩道脇の赤い実がとても鮮やかで青空に映えます。

そして見返峠に到着。
この建物はトイレです。

ここからの景色も最高です。
名前の通り見返したくなるところで、左下が無料駐車場。
右側は八幡平山頂レストハウスのある有料駐車場です。

遠くには岩手山も望めます。

それでは八幡平山頂レストハウスに下って行きます。

この日は天気も良く気温もそれほど高くなかったので気持ち良く散策できました。
ここの遊歩道は整備されているのでスニーカでも十分散策できます。

ここは風雪が激しいのか倒木もありました。
１時間ちょっと散策して駐車場に到着。
この日は山形県の銀山温泉まで移動しなければならないので急いで出発します。

八幡平アスピーテラインを走って東北自動車道の松尾八幡平ＩＣを目指します。
その途中、何カ所かの展望台に立ち寄って紅葉の景色を楽しみます。
これは源太岩展望所からの眺め。
岩手山がきれいに見えます。

天気が良いので遠くまで見通せます。
雲一つないよい天気です。

これが源太岩だったかな？

さらに車を進めると紅葉した森が続いています。
八幡平アスピーテラインの景色もとてもきれいです。

途中何度も車を停めて景色を楽しみます。

標高が下がるにつれて紅葉がきれいです。

八幡平アスピーテラインは整備されていて運転しやすいです。
これで無料なので助かります。
その代わり先ほど利用した駐車場の料金は国立公園の維持管理と美化清掃に役立てられているそうです。

何度岩手山を見ても見飽きません。
とても絵になる山です。

このあと、東北自動車道を走って山形県の銀山温泉を目指します。
この日に出発した乳頭温泉も良かったですが、銀山温泉も大正ロマン溢れた良い温泉でした。
銀山温泉の様子は次の旅行記で紹介させていただきます。