柏市の旧沼南町・若白毛・雉子打・石仏

2020/10/25 - 2020/10/25

千葉県道282号柏印西線は、千葉県柏市から千葉県印西市に至る県道（一般県道）である。総延長はおよそ13.7km。 起点から「大島田柏戸」交差点にかけての区間は、1963年（昭和38年）から1975年（昭和50年）頃までは国道16号に指定されていた。柏市内に現在の国道16号が完成した後、県道に降格されている。東武バス布瀬行きが走っていて旧沼南町を西から東へ県道282号を走る。.柏駅東口　2.柏二丁目　3.柏神社　4.東町［柏市］　5.学園入口　6.新田原　7.刈込　8.刈込坂　9.中の橋　[旧沼南町]　10.中井　11.大井　12.榎木台　13.大木戸　14.沼南庁舎バス乗継場　15.大木戸16.共済組合前　17.雉子打　18.若白毛　19.沼南高校南口　20.幸田原21.泉入口　22.泉　23.手賀中学校前　24.柳戸　25.手賀農協前　26.一ツ井戸　27.東台　28.八幡前　29.手賀　30.手賀東小学校31.手賀東小学校入口　32.高野　33.新堀　34.布瀬［旧沼南町］
参考にさせていただいたブログは下記です。
石仏神心　63　北総石仏　旧沼南町の石仏　若白毛に詳しく書かれています。
http://sekibutu.blogspot.com/

エリア 柏・流山(千葉)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

「若白毛」　わかしらが 柏市 全国でもこの地名は無いようです。手賀沼の南に位置する旧沼南町、県道柏―印西線282号沿いに有る。寛永２年（1625）の目録写に「若白毛新田村」とある。
地名の由来については、
①　当地から将軍へ献上した栗毛の馬が白馬になったことから。
（沼南風土記）（角川　日本地名大辞典）
②　５世紀末？の清寧（せいねい）天皇の家来が当地に住んでおり、天皇の名の「白髪武広国押稚日本根（しらかのたけひろくにおしわかやまとねこ）」をとって白髪部（しらがべ）とした。
③　「わ（廻）・か（接続詞）・しる（汁）・か（処）」で周囲を丘陵で囲まれた湿地。
「まほらにふく風に乗って」を参照しました。
http://mahoranokaze.com/blog-entry-3251.html

柏駅東口より東武バス、雉子打下車。次が若白毛。布瀬、手賀の丘公園、沼南車庫行き。

県道柏―印西線282号沿いにある庚申塚。５基の庚申塔と中に石祠が１基おかれています。

文字庚申塔。文政九年（1826）文字庚申塔ですが、下部三猿。

文字青面金剛王。文化十四年（1817）青面金剛王の文字塔です。

文字青面金剛王。寛政六年（1794）の青面金剛王文字塔です。

駒形社。中央は明治２２年の駒形宮石祠です。

青面金剛像、ショケラを踏んで下部に三猿。享保六年（1721）六臂合掌青面金剛塔で「奉供養庚申待」の鬼瓦面の像容。

青面金剛像、ショケラを踏んで下部に三猿。宝永五年（1708）六臂合掌青面金剛塔。

バス停の隣にある庚申塚。

県道柏―印西線282号を挟んで石塔がある。判読不明。
この塚の道路向いにV字状の岐路があってそこに明治３４年出羽三山・西国秩父坂東の百番巡拝塔が立っていて鉄柱で保護されています。道標にもなっていて、「西　大井・柏・流山　東　泉・木下・成田　道」と刻まれています。

県道柏―印西線282号を挟んで石塔がある。判読不明。明和七年（1770）道祖神祠も置かれ、この道が手賀沼南岸の要路であったことを物語っています。

県道柏―印西線282号からイオンパークへの道。

交差点の突当りに赤い鳥居。

道端に３基の石塔。

社がある。