2020/08/05 - 2021/10/01
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tanupamさん
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北関東の群馬県
冬の間の冷たい北風、赤城おろしが強く吹き込む埼玉県北部で生まれ育った私は、不思議と群馬県って愛着あります。
通勤通学はどうしても東京方面を向いてしまいますけれど、たまには逆方向へ向かうのもいいのかな、と4回にわたって群馬県を訪れた記録です。
1回目 2020/8/5 群馬県の未訪の自治体を訪れる
2回目 2020/9/9 211系(表紙画像)に乗りたくなり群馬県を訪れる
3回目 2020/10/26 鉄印のためわたらせ渓谷鉄道を訪れる
4回目 2021/10/1 ローカル私鉄の1日散歩で群馬県を訪れる
観光もほとんどないし、グルメも全くなし、中身のない旅行記です。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 高速・路線バス JRローカル 私鉄 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
(第1回)
2020/8/5
群馬県で行ったかどうか不明な自治体が残り2つ。
仕事で群馬県を担当していてくまなく自治体は訪問したつもりだったけれども、この2つは印象全くなく、あらためて訪れることにしました。
鉄道は走っていないし、自宅から車を走らせます。
日本全国の市町村をめぐる旅
https://4travel.jp/travelogue/11202072 -
まずは榛東村(しんとうむら)。
ほとんどの人にとってなじみのない村だと思う、埼玉県人の私でも、しんとうむら?
と聞いてもパッと思い浮かばないほど。 -
しんとうふるさと公園へやってきました。
ミニSLが走っているはずです、まぁ子供用でしょうけど。 -
キューロクが走っているのに、コロナのためか運休中で影も形もありませんでした。
屋外だし、走らせないことによってどんなメリットあるのかな。 -
近くの売店で、小倉入りの食パンを購入しました。
あんこがパンの中に入り、ずっしりと重みを感じます。 -
川場村への途中、上越線を走る211系電車を目撃。
運転しながらだから撮影できなかったけれども、首都圏からは引退した211系がまだ群馬県では現役なんだ、とあらためて思い直し、これは乗りに来ないと・・・。
川場村役場へ。
これで群馬県の全自治体は完訪。 -
群馬県にも富士山あるのか?
ふと見上げた道路標識にびっくり。 -
せっかく川場まで行ったので、帰りは吹割の滝や薗原ダムをさらっと見学して、県道沼田大間々線を延々と走ってきました。
吹割の滝にはそこそこ観光客がいたものの、ダムにはライダーが数人ほど。 -
(第2回)
2020/9/9
前月8月に群馬へ行った際、爆走している姿を見た211系電車に乗りたくなり、群馬県へ日帰り旅行。
スタートは深谷駅、ミニ東京駅風かなぁ。
深谷駅スタートにしたのは、ぐんまワンデー世界遺産パスが深谷から使えるため。 -
高崎駅でさっそく211系電車登場。
編成こそ短い(3両、4両、6両程度)ものの、外見は高崎線を15両編成で走っていた頃と全く変わりはありません。 -
両毛線で前橋へ、歩いて10分ほどで中央前橋駅へやってきました。
-
JR両毛線とほぼ並行して、前橋-桐生間を走る上毛電鉄。
1時間に2本も走らせるなんて、ローカル私鉄としてはかなりの本数に思えます。 -
頭端式のホームを有する中央前橋駅。
始終着駅の風情です(ホームは短いですけど)。 -
2枚窓の湘南電車風の車両は、京王のお古。
8種類ほどのカラー塗装を施し、2度目のお勤めで群馬を走っています。 -
30分間隔での電車、利用者は少なく、経営は厳しそうです。
混雑時以外は自転車を載せたり、ワンマン運転などいろいろな施策を行ってはいるようです。 -
西桐生まで約1時間弱、運賃690円。
一方JRは、前橋-桐生間 約30分 運賃510円、昼間時は1時間に1本運行。
こまめな停車駅など、上毛電鉄の良さもあって、すみわけはできているんでしょうね。前橋、桐生ともにJRや他の鉄道とは連絡していない独立した駅というのも、日本にあってはなかなか珍しい鉄道です。 -
西桐生駅から、JR桐生駅までは歩いて5分ほど。
古風な駅舎を眺めて、歩くことにします。 -
JR桐生駅は見た目は立派な駅。
群馬県は車社会なので、鉄道は邪魔者なのか高架鉄道になり、市内の自動車交通を妨げないような交通政策の結果なのかな。 -
211系電車を桐生-新前橋-長野原草津口と乗り継いで、吾妻線へ入ってきました。
-
フリーきっぷで乗れるJRバスで草津温泉へ向かいます。
観光バスタイプのバスの乗客は10数名ほど、普通列車からでは乗り継ぎ客もわずかでした。 -
草津温泉の公共交通機関の玄関口、バスターミナル。
-
手ぶらで入れる、大滝の湯で一浴びします。
温泉はそんなに大好き、ってわけではないんですけど、草津温泉は子供の頃から何度となく来ているので、たまには硫黄ぷんぷんの温泉に入ってみたいな、と。 -
タオルをレンタルして1,060円。
日帰り温泉施設のようなところだから、軽く一浴び、だけではちょっとお高いかも。
それでも、ひさびさの草津の湯に入れたので満足満足。 -
お風呂の後は、温泉街を一回り。
いつも購入していた松むら饅頭店は定休日、ちょっと残念すぎる。
なじみの饅頭屋さんってあるんですよね。 -
その昔泊まったことのある宿、なんだか今は小ぎれいな良さそうになっているような。
-
湯畑は、今も昔も変わらず、なのかなぁ。
少なくても場所は変わってないよな。 -
バスターミナルに戻ってきました。
行先によって、発車ホームが決まっています。 -
メインの長野原草津口行きバスは、時間帯により(JR特急に接続する便等)普通便と急行便が数分間隔で発車しています。
夕方は普通便だけです、とは言っても観光バスタイプの乗り心地の良いバス。 -
旧長野原駅、全国的に有名な草津温泉の冠をつけて、長野原草津口という駅名に。
-
駅コンコースには昔日の写真が掲示されており、懐かしく拝見させていただき、さらに接写してきました。
最近話題になった185系、その昔は157系(右下)などなど。 -
長野原駅を名乗っていた頃は、まだ公共交通機関で草津温泉へのお客さんもたくさんいた頃、長野原からのバスも続行便も出され、さらに長野電鉄バスが遠く湯田中からもやってきていた、遠い昔話。
そして、長野原から1駅太子まで伸びていた路線。
1駅だけは廃止になってしまいました。 -
すぐに戻らず、先へ進みます。
211系の大前ゆき電車がやってきました。
途中の万座・鹿沢口までの列車は何本かありますが、大前まで行く列車は約6時間ぶりです。 -
しかし、車内はご覧のとおりの空気輸送状態。
-
長野原草津口から20分ほどで大前終着。
駅舎はなく、ホームに待合室兼乗務員休憩室のような建屋があります。 -
まぁ、それなりに終着駅のような風情はあります。
-
ここまで乗ってきたのは10名たらず。
うち1名は誤乗らしく、乗務員となにやら話していました。
そして、残りの全員は同業者というか・・みんな乗っていた電車で折り返すという(笑)。結局は、地元の利用客は乗降ともに0と言うことです。 -
11:02発の次、17:32発は約6時間30分空白あるのに、乗客0。
鉄道はあてにはされていないんだろうね。 -
先へ伸びることもなさそうだし、まわりが発展することもなさそうな・・。
しばらくはこんな状況なのかな、青春18の期間には鉄ちゃんが折り返し時間だけ駅周囲を賑わすのかしら。 -
(第3回)
2020/10/26
鉄印めぐりでわたらせ渓谷鉄道へ。
車で大間々駅へ、有料駐車場完備されています。 -
昔ながらの駅窓口、ポスターや案内が所せましと貼られています。
-
全線乗車するつもりなので1日フリーきっぷを購入しました。
全線(桐生-間藤)片道運賃1,130円なのでお得です。 -
乗車前に早くも鉄印を購入してしまいました。
目的を達してしまったものの、乗ることももう一つの目的です。 -
トロッコ列車も発車を待っています。
-
楽しい列車もそれなりに興味はあるものの、いつもながらに特別料金のいらないごくごく普通の列車に乗ることにします。
大間々は途中駅なので、起点の桐生へ戻る列車に乗ります。
あたりまえのように単行気動車。
756D 大間々11:04-桐生11:17 -
車内はセミクロス、ボックスもあっていい感じ。
-
桐生はJRホームを間借りしています。
私鉄も3セクも近年はJRとは別の改札口などを設ける駅が多くなったものの、もともと旧国鉄足尾線であり、その伝統を引き継いでいるのだろうか。高架化した際も、独立させなかったのはある意味立派な気がする。
719D 桐生11:27-間藤13:05 -
ボックスに1人で座るのはちょっと気が引ける(今のご時世、他の人が座って来ないし、4人分を1人で占有するような結果になる)けれども、昼間時間だし気にしないことにする。
車窓風景など見ながらボケーっと過ごす時間は、ゆったり鉄旅。 -
間藤ま1時間半くらい。
足尾線の時代に来たような気もするが覚えていない、少なくても40年ぶりぐらいかなぁ。 -
間藤駅
まさかの栃木県日光市。
JR日光や東武日光、そして鬼怒川温泉や今市と同じ市とは・・・・。
足尾や今市、藤原などの合併で新しい日光市の面積は関東随一の広さを持っています。 -
鉄路はここでおしまい。
車止めの先に線路はありません、終着駅です。 -
発車を待つ桐生ゆき。
1面1線しかなく、すべての列車が折り返しです。 -
間藤駅舎
高原の中にたたずむ感はなんとなく絵になるような。
桐生から1駅手前の足尾からも、間藤からも山を越えて日光方面へのバスに乗り継げます。折り返すのがバカ臭いならば、バスで日光へ抜けると1周ルートで乗ることができます。 -
同じ列車で折り返し。
大間々で下車して、わたらせ渓谷鉄道の乗車はおしまい。
722D 間藤13:28-大間々14:35 -
(第4回)
2021/10/1
ぐんまワンデー世界遺産パス
群馬県内の鉄道各線に乗車でき、平日も使えるし、なかなか使えます。
もっとも、東京から使えるわけではなく、高崎線では深谷から。
2020年まではいわゆる120mm券と言われる、自動改札の使えない券種でした。現在は85mm券、JRでは自動改札が使えます。私鉄は、東武鉄道の駅で投入してみたところ、お見事にはじかれました。 -
台風が来襲している10/1、前売りでチケット買ってしまったし、北関東は影響ないだろうと決行。
群馬県のローカル私鉄に乗ることにします。
高崎からは上信電鉄、世界遺産の富岡製糸場への足でもあります。 -
高崎7:39-下仁田8:42
2両編成の電車、元JRの107系電車がもともとの群馬の地で第2の人生を送っている。途中駅までは通学の高校生で満員状態だったけれども、下仁田到着時の乗客は私を含めて2名のみ。 -
小雨の中、駅舎の撮影。
古くからの駅、って感じです。 -
駅前からは各方面へのバスが出ています。
自家用車ではこのあたり走ったことは何度もあるけれども、バスも乗ってみたいな。 -
107系電車(上信電鉄700系)が2編成、左の電車で高崎から下仁田まで、今度は右の電車で高崎へ向かいます。
下仁田9:04-高崎10:04 -
東武鉄道の群馬県路線。
都内と違って、昼間時は1時間あたり1本程度の閑散としたダイヤです。
ルートをいろいろと考えた結果、
伊勢崎-太田-館林
館林-葛生(往復)
館林-西小泉-東小泉-赤城
これで群馬県内の東武鉄道路線は館林以南(館林-川俣)を除いて全部乗れます。 -
上信電鉄で10:04に高崎着。
上信ホームから、かつてはJR1番線の直接行けたものの、現在はネットで完全隔離され、改札口を出てさらに駅ビル2FのJR改札へ行かなくてはならない。
3分では乗り継ぎできるかどうか微妙な状況だったけれども、そこはなんとかなるもんだな、余裕で間に合いました。
JR両毛線 高崎10:07-伊勢崎10:53 -
伊勢崎から東武伊勢崎線。
JR両毛線と肩を並べています。
伊勢崎10:53-館林11:47 -
館林12:00-葛生12:34
葛生13:05-館林13:40
佐野線電車、顔つきは同じような東武の電車も、このあたりでは2~3両編成です。 -
葛生では30分ほどの折り返し時間。
あいにくの雨模様、雨でなければ駅付近を歩いてみるんだけれども、駅から出るのも面倒な雨降り。 -
館林14:01-西小泉14:19
西小泉14:24-東小泉14:27
小泉線
館林を中心に微妙な接続の良さ、1時間に1本運転の規格ダイヤがしっかりとできています。 -
東小泉14:29-赤城15:22
小泉線(東小泉-太田)
桐生線(太田-赤城)
直通運転しています。
関東平野だし、車窓風景もそんなにぱっとしない、おまけに電車はロングシート。正直乗るだけでは面白くもなんともなかった。
せめて、西小泉でブラジルでも味合わないと・・・・。 -
赤城からはこれまた絶妙の接続で上毛電鉄の電車。
赤城15:28-中央前橋16:31 -
夕方の時間帯、平日だし高校生でもいないのかなぁ。
それにしても空いている。
存続にも関わるし、やはりある程度乗客いて欲しい。 -
独立した街中にある中央前橋駅。
1年ぶりくらいかな。 -
JR前橋駅まで歩きます、12~13分程度。
小雨が降りそうで、しかし傘をさすまででもなかった。
お昼食べる時間もないくらい乗りっぱなし。
こんなことして何が楽しいの、と自問自答してみるも、答えはみつからない。
しいて言うなら、非日常の鉄道に揺られる楽しさ、なんだろうか。
埼玉県在住の私はぐんまワンデー世界遺産パスの使い勝手がいいので、また適当にフラフラ出歩きたいと思います。
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