2021.3　奥多摩小さな旅　未知の街への誘い　～檜原村＆武蔵村山市を訪ねる　そして青梅鉄道公園～

2021/03/19 - 2021/03/19

東京都の色塗りが全部終わっていない・・。
離島は別としても、本土部の未踏の自治体で残っている2つを訪れます。

■ルート
大宮－川越－高麗川－拝島－武蔵五日市－拝島－奥多摩－青梅－立川－上北台－立川－大宮

■ちょこっと観光
・払沢の滝
・青梅鉄道公園
・武蔵村山市散歩

■使ったきっぷ
・青春18きっぷ

エリア あきる野・秋川渓谷(東京)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• グルメ: 2.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

東京都での未訪は、
・檜原村
・武蔵村山市

いずれもひょっとしたら行ったことあるかもしれない。
特に、武蔵村山市は新青梅街道が通っているし、学生の頃通ったはず。ただ、明らかな記憶ないからもう一度。
檜原村は、たぶんないだろうな・・。

というわけで、まずは檜原村。公共交通機関で行くには、五日市線の武蔵五日市駅からバスに乗ります。

五日市線は中央線と同じ電車（短編成だけ）。

ここも初めてだなぁ。
拝島から五日市線乗って、最初は住宅街、そして少々山の中、そして開けた場所が武蔵五日市駅、意外と都会チックで驚きました（失礼ながら）。

西東京バスに乗車します。
なじみのないバス会社だけに新鮮、京王グループのようで、バスの塗装も昔の京王バスみたいな感じ。

このあたりハイキング姿の方々が多数。平日なのに、みんな余裕あるなぁ（自分もそうだけど・・）
ただ総じて年配の人が多いような気がします。

檜原村の地図を眺めていたところ、気になったところ。払沢の滝へ行ってみます。

武蔵五日市駅－払沢の滝入口　483円（490円）

単に滝だけでなく、やはりこのあたりは山歩きを楽しむのがいいようです。

私は1時間程度の滞在時間で滝だけ見学します。
案内に従って滝の方向へ。

歩きやすい道。

と、思っていたら、木のチップが敷き詰められていました。
足にもやさしく、素晴らしい道。もっとも、そんなに長い距離ではありませんでした。

歩くこと15分程度かなぁ、払沢の滝に到達しました。

初春だから水量少なくてもしょうがないかな。
やや迫力に欠けるきらいはあります。

行きは武蔵五日市からバスに乗って、払沢の滝入口で運賃が上がってしまったので、帰りは1つ手前の停留所まで歩いて行くことに。たかだか50円足らずなんだけど、ゲーム感覚。

そんな気がするだけなのかもしれないけれど、なんだか自分の下車する停留所になると運賃が上がる（つまり、一つ手前だと安い）ような気がしてなりません。

5分足らず歩いて、駅寄りのバス停から乗って50円安くなり、運動にもなり一石二鳥（と自画自賛、しかしせこい話で自分でもイヤになります）。
武蔵五日市駅－払沢の滝　430円（430円）

武蔵五日市駅前には西東京バスの営業所。
そして、営業所が設置していると思われる飲料自販機がなんともユニークな塗装で拍手を送りたいくらい。

武蔵五日市から拝島に戻り、今度は青梅線で終着の奥多摩へ行ってみました。

車では遊びに来たことは何度かあるものの、電車で奥多摩までやってくるのは記憶に全くないので、初めてなのかもしれません。

奥多摩駅舎も山の玄関口の佇まいみたいです。

駅前には、鉄道の走っていない山間部への足である西東京バスの営業所があります。奥多摩湖や日原鍾乳洞などへのバス、ここで戻ってしまうのもなんだかもったいないほど。

駅前ブラブラしただけで、折り返し電車で戻ります。
いつの間にか、東京アドベンチャーラインなどという愛称つけたんだ、きっとJR東日本の八王子支社だろう。

本来の青梅線でいいんじゃないかなぁ。

電車内もカラフルな絵が描かれていました。
お子さんが楽しめるのならば、こんな電車で遊びに行きたい～～という気持ちが芽生えるようになってほしいものです。

帰りは青梅駅で下車します。

駅近の中華料理店で、カツライス800円也。
こんな薄い肉をどうやってとんかつにしたのか、って思わせるような薄すぎるカツ。これなら2枚だろうに・・。

ブツブツ文句言いつつも、お腹もいっぱいになり、歩いて青梅鉄道公園へ。

未だに現金オンリー。
鉄道公園なんだから、Suicaで支払えるようにならないのだろうか。

100円入場券は手売りで、それは高年齢者の雇用対策のために合理化できない、なんて勘ぐってしまう。

最初に展示室を見学しました。
懐かしの電車の写真など。

窓を全開しているのできっと夏なんだろう。
普通列車は非冷房があたりまえの時代、冷房が標準になって豊かなな時代になったものです。

タイの写真も飾ってありました。

こんな写真を眺めていると気軽にバンコクなどへ行けたのがなんだか遠い昔のことのように思えてきました。

屋外の車両展示も見学します。

メインはSLかなぁ。

SL以上に大切に保管されているのかも、なぜなら屋根付きの場所。

唸るように走っていたんだろうな、こげ茶の電車。

クモハ40
戦前に造られた電車です。

こげ茶色の電車と対比すると、明らかに近代的な電車。
曲線美が温かみと、そして美しく感じる新幹線。
スピードでは負けるかもしれないけれども、はやぶさみたいな車両よりも、車両としての好感度はこの0系の方が勝ると思います。

青梅から立川～東京寄りは10両編成の電車も走ります。

もう都会そのものの立川駅。

立川モノレールに乗って上北台駅へ行きます。

上北台駅から歩いて武蔵村山市へ足を踏み入れました。
単に行っただけです。

せっかく行ったのであたりをキョロキョロ、しかしあまり変な動きでもして怪しまれるのもいやなので、てきとうにぐるっと回っておしまい。

上北台へ戻り、さらに立川へ。

帰りはむさしの号。
西国分寺と南浦和での乗り換えなしに大宮まで直通で行ける電車、さらに定期列車が走らない短絡線も通る面白い電車です。1日に数本しかないのが残念ではあります。

日帰りでの関東近郊の旅も意外や面白い・・
何故か遠くにばかり行きたがるけれども、近場にも面白い場所がたくさん、という新たな発見もありました。