2015　三浦半島小さな旅　～鉄ヲタになる日　E235系初乗りの旅～　

2015/11/29 - 2015/11/29

ネット上でたまたま見た情報「E235系初乗りの旅」乗るだけだったら、いまさらそれほど興味もないのだけれども、乗車記念品にSuicaの文字が・・。これは乗れるもんなら乗ってみようと。

この手のイベント、その昔は大好きで、インターネットのない時代はいろいろとアンテナを張り巡らし、仲間通しでの情報収集を武器に足を運んだものの、最近はほとんどご無沙汰。

Suicaに惹かれて申し込んだようなものです（実は、Suicaではなかったことが後で判明・・ガッカリ）。

首都圏、日帰り、値段お手頃、記念品（Suica）
これだけ条件がそろえば申し込み殺到でダメかと思いきや、電話をしたところ、横須賀発であれば空席あるということで、申し込みをしました。
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Suicaだったら、きっと申し込みできなかったと思う。

エリア 横須賀(神奈川)

• 旅行の満足度: 3.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: びゅうトラベルサービス

Aコース　品川→鎌倉
Bコース　横須賀→品川

できることならAコースの方がいいけれども、Bコースしか空いていませんでした。

電話申し込みをして、代金はびゅうプラザへ持参。実は初めて、このJR東の旅行会社使ったんだけれど、行く店舗を決めて欲しいとか、いろいろと面倒。

ウラジオストクからの帰り、東京駅のびゅうプラザでクレジット決済。大人の休日倶楽部会員は5%引きということで、6,800円×95％＝6,460円支払い。

ここで、パンフレットをマジマジと見たところ、記念品は
Suicaではなく
Suicaホルダー
であることが判明。

大の大人が、6,000円足らずをケチるのも格好悪いし、そのまま決済。

私が申し込んだBコースは、横須賀発着。

電話で申し込んだときは、帰りの品川→横須賀のチケットを先に使うのはダメと言われました。まぁ、旅行の趣旨から言えば当然でしょうけど・・。

Aコースは品川発で、鎌倉まで。

ふだん、ほとんど行くことのない鎌倉へ行けるので、ホントはこの方がよいけど、さすがに東京在住者はこちらの方が多いのかな。

それで、発券してもらった乗車票をよく見ると、特に使用順序とかなさそう。と言うことは、行きにこれを使えば、品川発と同じように行けることが判明。

この6,800円という値段設定。片道のE235系乗車のために、余計な必須オプションをつけてお値段を吊り上げています。

原価計算してみると
・品川−横須賀　800×2＝1,600
・グリーン券（事前）　780円
・施設利用券　2,000円
・記念ホルダー　？？？円
ここまでで、4,380円＋ホルダー代

一般管理費を考えれば妥当な価格設定なのかなぁ。
アトレ品川の利用券なんていらないのに・・。

待ちに待った（笑）11/29日曜日の朝、久しぶりに横須賀線に乗って横須賀駅へ。グリーン車には同好の士がたくさんかと思いきや、ほとんどいませんでした。

横須賀駅ホームでは、これからやってくるE235系を待っている鉄道ファンの方々がたくさん。

とりあえず、受付をします。

改札口外の特設テーブルで受け付け。
お待ちかねの記念品をいただきます（くどいようですげ、Suicaでなくてガッカリ）。

旅行関係パンフレット数種類と、E235系のパンフレット、それにくどいけれどもSuicaホルダー。

初めての横須賀駅なので、駅前散歩。

どことなく風格のある駅舎。

駅前に出てみてビックリ、なんと目の前が海なんです（知っている方なら、そんなのどうってことないんでしょうけど、なにぶん初めてのもので・・）。

しばし、海を眺めるものの、今日の目的はE235、ここでのんびりなんかはしていられません。

このあたりは京急バスがメインのようですね。

それでは、改札を通ってE235へ行きましょう。

品川までの乗車票は特にフツウの磁気券。自動改札から入って、品川駅の自動改札で飲み込まれます（有人改札でお願いすればもらえたかな・・記念の文字もないし、面白味もないか・・）。

横須賀駅のホームは、島式のようになっていて、片側（3番線）が本線で両方向へ行く電車が発着、このE235系が止まっているホーム（2番線）は頭端式（行き止まり）のホームで、主に横須賀駅始終着用。1番線は線路だけでホームはありません。

JRのホームページによれば、1日の利用客数は5,500人程度、久里浜（6,800人）などより少なく、意外や閑散としているようです。

さすがに停車中の車両を撮影しているので、「どけ！」「じゃま！」とかの罵声は全くありません。

鉄オタの悪行が、ネットなどで時々話題になっていますけど、それほど悪い人ばかりではないかと・・・思います。ただ、SLの時代から、自分本位という点は否めません。

では、乗車します。

乗車口は決められてきて、ドアコックで一部のドアだけが開いています。

チケットを見せて乗車。

ここからは、ツアー参加者（6,800円を支払った人）だけの特権。車内の雰囲気を味わえます。

営業運転してからでは、しばらくは座らないであろう優先席に座席を確保。座席定員の半分くらいしか乗車していないのでゆっくりと座れます。

ちなみに、乗車するのは、号車を指定されています（私は2号車）。

隣の1号車へ行ってみます。

1号車は発売されておらず、関係者用の車両でしたが、発車前は自由に入ることができました。

みんな新車の雰囲気を味わうと共に、撮影に没頭しています。

E231系（今の山手線）、ましてや初期のE231（小山のオンボロE231）に比べると座席形状はかなり向上しているように思います。

短距離乗車が多い山手線であれば、外国のように無機質な金属やプラスチック等の座席でもいいような気もしますけれど、日本はやさしいのかしら。

1号車の優先席付近、車いすやベビーカー用のスペースも設けられています。

各号車の両端部が優先席になって、一般用の座席が減少しました。床の色を変えることによって、多くの方が気づきやすくなれば効果はあったのでしょう。でも、線区の特性にもよりますけれど、山手線だったら、長時間でも30分程度の乗車、全部優先席でも、と言うか優先席を作らなくても問題ないような社会になって欲しいものです。

車内には、この日だけという過去の山手線車両のポスターが展示してありました。

なつかしの103系、国鉄〜JRにわたり、相当長期間走っていたので思い出多き車両です。うぐいす色（みどり色）のラインカラーそのものです。

103系のあとを引き継ぐ205系、この車両も20年近く走っていたようです。お下がりが、埼京線等を走っていましたので、103系ほどではなくても、乗車する機会もたくさん。

そして、E231〜E235へと。

乗車してしまうと、ロングシートの車両で特に面白味もなく・・。
沿線ではカメラをかまえるファンの姿もたくさん、特に北鎌倉付近では、一般の観光客も、横須賀線を走る山手線車両にカメラを向けていました。

そして、横浜〜品川間では100km以上の高速走行、山手線の営業運転では最高速度が90kmとのことで、貴重な機会（と車内放送）。

途中駅を全部通過して電車は品川駅へ。

到着ホームへは入場できなかったようで、待ちかまえるファンは隣のホームで。

乗車していた特権でホームから最後の撮影。

翌日から営業運転するのだから、ゆっくり撮影すればいいと思うのに、1日でも早くって・・ことなのかしら。
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そう言う私もそのひとりです。

この日、出発前。家族に、Lineでつぶやく
「鉄オタがたくさんで、何だか恥ずかしいんだよねぇ」
子どもたちからは
「オトウサンもそのヒトリでしょ・・」

自分では、鉄オタなんて思っていなくても、もう立派な鉄オタなのかもしれません。と言うことで、この日は鉄オタになる日。

えへへ、こちらは近くで撮影できるんだぞう〜〜〜ってちょっと優越感。

※不愉快な言動で気分を害した方はスルーしてください。
　人間は優越感に浸るものなのです、特に鉄オタの日。

パンフレットに記載のあった記念品の案内。

最初に見たとき、ホルダーの文字まで確認せず、記念のSuicaを作ってもらえるものだとばかり思っていました。Suicaをもらえるばらば、6,800円はホント格安。

でも、Suicaではなく、ホルダー・・・（泣）。

もらったホルダーは〜〜〜

E235系は描かれていますけど、単なるホルダー。クッションが入っていかにも安っぽいつくり。

留め具と、そして1枚カードが入ります。

この日の成果はこれだけ、無用の長物化しそう。

私だけかもしれませんけど・・・一生懸命に集めたコレクションは
・もったいなくて使えない
・時々ながめる
・しまい込んで忘れる
・劣化してダメになる
って道筋をたどることが多いのです。

近々では、初期のSuica、10年経過で使えなくなってしまう。カードホルダーにしまいこんで10年経過したカードが20枚以上。早朝から並んで買った記念カードが、10年以上経過して使えなくなるとは・・（駅へ持っていけば、返金してもらえますけど、10年間以上も保管して、何だったんだよ、って感じ）。

2,000円分もお買い物券もらって買いたいものもない。この日しか使えないアトレ品川のお買い物券。

結局、レストランでランチと、3Fのクイーンズイセタン（食品スーパーマーケット）で買いたくもないお菓子類を購入しておしまい。


E235は翌日（11/30）から山手線で営業運転開始。その後は、車両トラブルを起こして報道のとおりの顛末。せっかくの新車、営業運転再開の日を待ち望みます。

蛇足ながら、今までは、試作車→量産車って流れだったのに、今回のE235は最初から量産先行車という位置づけ、試作車ってなかったのかしら？？？


★最後に、たぶん私も鉄オタのひとり。他の方には迷惑をかけないように撮影等はしているつもりです。文中に出てくる、不快なコメントや自慢話等についてのお聞き苦しい点は何とぞお聞き流しくださいませ。

この旅行記へのコメント （4）

• ムロろ～んさん 2016/01/23 16:04:00

  新車の香りプンプン\(^o^)／

  タヌタヌ〜\(>O<)／=333
  
  こんばんは、ムロろ〜んです。
  山手線最新型車両に乗られた旅行記を拝見しました。
  
  私は205系車両に大分お世話になっていましたよf^_^;。
  職場に行く時、大学へ通う時、よく乗っていましたよ。
  でもちょっとつまらない感じがしたんです。インパクトないというか、無機質な感じがして…。
  かえって、私鉄の車両の方が色んな種類の顔があって見ていて飽きないので、興味津々見ていましたよ。
  
  でも、E235系は特徴あるフェイスですね(^_-)-☆。
  ドア付近のテレビ画面、あれを見て占いとかチェックしたり、じっと見ちゃうんです。
  
  新車の香りプンプン漂わせて発車する風景、いつ来るでしょうかね？
  もう来たのでしょうか？？？
  
  
  ムロろ〜ん(-人-)

  tanupamさん からの返信 2016/01/24 22:59:43

  RE: 新車の香りプンプン\(^o^)／

  むろたん
  
  こんばんは
  いつもありがとうございます！
  
  
  > 私は205系車両に大分お世話になっていましたよf^_^;。
  > 職場に行く時、大学へ通う時、よく乗っていましたよ。
  > でもちょっとつまらない感じがしたんです。インパクトないというか、無機質な感じがして…。
  
  JR（国鉄）は同一の形式をたくさんつくりますからねぇ。
  どこへ行っても同じ車両、って面白くないかも。
  
  205系に思い入れあるのね。
  昔の103系（山手線ならばうぐいす色）に比べれば、私も
  初めてこの205系見たとき、乗ったとき、新しい電車だなぁ
  と思いました。
  
  話しは変わりますけど、205系はジャカルタにたくさん行きました。
  顔かたちや塗装は変わってしまっていると思いますけど、走る勇姿
  を見に行きたいと思っています。
  
  
  > でも、E235系は特徴あるフェイスですね(^_-)-☆。
  > ドア付近のテレビ画面、あれを見て占いとかチェックしたり、じっと見ちゃうんです。
  >
  > 新車の香りプンプン漂わせて発車する風景、いつ来るでしょうかね？
  > もう来たのでしょうか？？？
  
  フェイスは好き嫌い分かれるかも。
  でも、慣れるとあたりまえになってしまうから、不思議ですね。
  
  私が乗った時、新車の香りプンプン、
  翌日、営業運転に入って、初日不具合発見
  その後、メンテナンス中
  
  で、いつ復帰するのか、今の段階では未定のようです。
  
  こんなに大々的にアナウンスして、すぐに不具合、って関係者の方々
  きっと悩みに悩んでいるのだろうな、と。
  早く乗りたいですね！
  
  tanupam

• onivnさん 2015/12/22 00:26:49

  当方

  新しい車輌わからないです
  幼少の頃
  秋葉原の交通博物館で買ってもらった下敷きは
  101系と103系
  http://blogs.yahoo.co.jp/hiromiya_1638/38343769.html
  それ以降解脱しましたので
  
  台北の郵政博物館
  ５元で見れるでしょうが
  時間切れで断念
  いつか行けるでしょう

  tanupamさん からの返信 2015/12/23 22:09:17

  RE: 当方

  oniさん
  
  まいどどうも
  
  
  > 新しい車輌わからないです
  > 幼少の頃
  > 秋葉原の交通博物館で買ってもらった下敷きは
  > 101系と103系
  > http://blogs.yahoo.co.jp/hiromiya_1638/38343769.html
  > それ以降解脱しましたので
  
  国電＝103系
  の時代が長かったですからね・・。
  
  あの下敷き、いろいろなバージョンあるようですけど
  私も持っていました。
  探せば出てくるかも（笑）
  
  
  > 台北の郵政博物館
  > ５元で見れるでしょうが
  > 時間切れで断念
  > いつか行けるでしょう
  
  日本からのフツウの観光客はあまり行かないようですけど
  個人的には見どころあった良かったと思っています。
  ５ドルと言われて、ビックリした記憶が鮮明に・・
  同じドルでも、米と台湾では雲泥の差ですからね。
  
  tanupam