JALどこかにマイルで行く　北海道の旅③　青の洞窟が日本にもあった　小樽のＢ級グルメ　あんかけ焼きそば

2020/07/17 - 2020/07/17

ＪＡＬどこかにマイルで小樽、札幌を旅してきました。

小樽の観光は運河沿い散策や運河クルーズ、鮨やスイーツなどのグルメが有名ですが、小樽観光協会のＨＰを読むと青の洞窟クルーズを推奨している。
日本にも青の洞窟と呼ばれる観光名所は数か所あるけれど、カプリの本家本元を知っている私としては、是非とも体験したくなった。

他にも影の名物として有名なあんかけ焼きそば、庶民の代表として是非味わいに行かなくっちゃ！

追記　
小樽旅行から数週間、お盆の影響もあって少しづつ観光客が戻っているようです。小樽観光協会のおたるぽーたる、今も見ていますよ(^_-)-☆

https://otaru.gr.jp/tourist/20200817

エリア 小樽(北海道)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝がきた、ドーミーイン小樽の口コミを読むと朝ごはんビュッフェが素晴らしいと書いてあったが、コロナ禍でビュッフェは中止。
和食か洋食かをチョイスする形式に変わっていました。
まあこのご時世だから仕方ないよね。

天然温泉 灯の湯 ドーミーインPREMIUM小樽 宿・ホテル

ビュッフェの最大の売りは海鮮丼盛り放題だったよう。
一応作り置きの海鮮丼はあったが、自分の好きなだけ海鮮を盛るのは出来ません。
イクラのみ希望により掛けてもらえます。
イクラ山盛りとかカニ三昧とかしたい人はいるよね、まあ仕方ないですがテンションさがるな。

でも小鉢などはラップをして並べられているものから、好きなものをチョイスは出来ます。
ヨーグルトやデザート、フルーツもありました。
でも一々、小鉢や小皿に盛って、ラップかけて並べて・・・従業員は大変ですね。ありがとうございます。

朝の食堂もこの通り、連休外しているから更に空いている。
盛り下がる小樽という自虐ネタの広告が作られたらしいけれど、確かに私の旅したこの時期は盛り下がっていた。
利用する方にとっては、空いていて快適な面もあるけれど・・・

天然温泉 灯の湯 ドーミーインPREMIUM小樽 宿・ホテル

青の洞窟クルーズに出かけるので、一旦チェックアウトして荷物を預けていきます。
フリードリンクマシーンがロビーにあったけれど、朝食で飲んじゃったから珈琲はもういいかな。

暖かい言葉がけ、以前みたいなサービスが出来なくてホテル側も戸惑っている。
その中で精一杯頑張ってくれてありがとうございました。
小樽に観光客が戻る日を、心からお祈りしています。

運河方面に歩いていると、手宮線跡地でこのようなベルを発見。

旧手宮線跡 名所・史跡

北海道初の鉄道で昭和６０年まで、蒸気機関車が走っていたらしい。

旧手宮線跡 名所・史跡

中央通り沿いにある旧安田銀行小樽支店。
今も残る建物群は小樽だから、保存がきいたのかなと思わせる。
札幌なら鉄筋の大きなビルに建て替わっていたでしょう。
ここはレストランとして営業していたらしいが・・・

花ごころ 小樽店 グルメ・レストラン

これもコロナ禍の影響なのか閉店していました。
こんな飲食店がこれからも増えるのかと思うとつらいですね。

花ごころ 小樽店 グルメ・レストラン

このスリラーカラオケも気になっていましたが、入る時間もないし誰か教えてください。

中央橋手前の運河プラザ、朝９時から開いていて北海道の名産品を販売している。
コロナ禍で休業中の店も多い中、頑張ってください。

小樽市観光物産プラザ(運河プラザ) 名所・史跡

朝の小樽運河、夜とは違う清々しい美しさがある。
小樽が人気の観光地なのが分かります。
今は人も少なく観光客には快適です、コロナ禍だからこそ見られる景色もあります。

小樽運河 名所・史跡

本当にきれいだなあ・・・カメラを通すと日差しが眩しすぎて写真も撮りづらい。

小樽運河 名所・史跡

海が近いので街灯の上にカモメが停まっています。
落とし物に当たらないよう気を付けなくっちゃ！

中央橋を超えて運河沿いに歩くと龍宮橋に差し掛かる。
龍宮クルーズさんの船で青の洞窟に向かいます。

龍宮橋から伸びる龍宮通りにある龍宮神社、北海鎮護の願いを込めて榎本武揚公が建立したと言われています。
分社が社屋の目の前にありました。
無事にクルーズを終えられますように!

青の洞窟クルーズはこの小型ボートで外海に出て、海岸線の風光明媚な景色を眺めながら、美しいブルーの世界が広がる青の洞窟に向かいます。

小樽 青の洞窟 観光クルーズ 乗り物

船長さんはまだ若い軽いノリのお兄さん。
色々な冗談を言いつつ、我々の緊張をほぐし出発します。

小樽 青の洞窟 観光クルーズ 乗り物

防波堤から外海に出るとボートはスピードを上げます。
慣れていませんから腰から下のホッピングが強烈、みんな『キャ～』と叫び声をあげますが爽快です。

小樽 青の洞窟 観光クルーズ 乗り物

カモメとウミネコが奇岩の周りを舞っています。
コロナ禍で漂っている邪気を祓ってくれるようです。

おたる水族館と観覧車が見えます。
行く時間がなかったなあ、もう１泊予定したら良かった。

おたる水族館 動物園・水族館

岩壁の上には灯台とニシン御殿。
鰊御殿も行ってみたかったなぁ。

小樽市鰊御殿 名所・史跡

崖に小さな燈篭のようなものが見えます。
あそこには昭和初期まで『オタモイ龍宮閣』と呼ばれた立派な旅館兼料亭があったそうです。

これが当時の写真、こんな岩壁に建っていたなんて、今じゃ建築基準法違反ですね。
火事で焼失したようですが、別の理由でも多分残っていないでしょう。

当時は海水浴客でも大いに賑わったようです。

トド岩にはたくさんのカモメやウミネコ、今は観光客が減っていつもお腹を減らしているみたい。
春先にはトドも休んでいるようです。

船長さんがえさをまくと、物凄いスピードで群がってきました。
きゃ～スピードを上げてボートは逃げますが、カモメたちの早いこと、早いこと。

この通り日差し対策万全ですが、爆風で髪もぐしゃぐしゃ疲れ切っています。
後ろの切り立った岩壁は赤岩です。

船長さんの解説で絶景を眺めながらのクルージング、途中に断崖絶壁赤岩や熊の形の岩などありましたが、とにかく眩しくてカメラを向けてもよくわからないで撮っていました。

龍宮クルーズ
https://hokuo-marine.com/

隆起した岩が多くなってきました。
左側のつるかけ岩は、くっついているように見えますが、角度によってギリギリ離れているんです。

自然が作り出した景観に圧倒されます。
コロナ禍で鬱々した気持ちが払拭されていきます。
この旅行も迷いましたがやっぱり来て良かったです

象が水を飲んでいるような景観の象岩。
目の覚めるような大迫力の光景です。

窓岩が見えてきたら、青の洞窟は間近です。

ここまでくると海の透明度が肉眼でもわかります。

岸壁下の左右に、穴が開いています。
この穴にボートで入り、反対側から出てきます。

洞窟内から外海を振り返ります。

青の洞窟の水面が青く見えるのは、水の透明度が高く光の反射によって青く輝くのです。

角度によってエメラルドグリーンに輝く水面、海で生きる男たちがこれを見つけた時はどんな気持ちだったのかな？
神様からのご褒美としか言えません。

こちらが本家のカプリの青の洞窟、ここは本当に小舟でしか入れない１つの小さな穴で、大理石を含んだ白い海底になっています。
水がスクリーン以外に様々な要素が重なり、そこに外からの光が拡散光として届き幻想的な光景が広がっています。

年間通しても洞窟内に入れる確率は６０パーセント。
パワーでは本家の1人勝ちですね。

でも小樽の青の洞窟もここに来るまでに、小樽湾の自然を堪能できるお得感いっぱいのクルーズ、船長さんの説明も面白かった。
私的には運河クルーズよりお勧めです。

すごく神秘的なブルー、小樽の青の洞窟も入れる確率は１００パーセントではありません。
夏の確率は高いでしょうが、冬場は催行されていないからいい時期に来ました。
晴れていても波が高ければ入れないのです。

海の向こうには余別岳やシ積丹岳などの山脈が見えます。
普段経験することの出来ない自然を、海から眺めて心が弾みました。

さあ後は帰るだけ、ボートは又もスピードを上げて疾走します。
激しくバウンドしますが、慣れてきて手すりにしがみつかなくても、(後ろの人はしがみついてるけど)快適快適～
日差しは強いけれど、風が心地よいです。

カモメたちが追ってくる、鳥のスピードもすごいのです。

防波堤内に戻ってきました。
海上保安庁の色々な船が停まっています。
楽しかったなあ～来て良かったです。
でも暫くは膝から下が、ガクガクでした。

時間はもうお昼ですが昼食前に、昨日時間が無くて行けなかった日本銀行金融資料館に行ってみます。

日本銀行旧小樽支店金融資料館 名所・史跡

ずっと休館していた金融資料館ですが、7月13日から開館しました。
見たかったのでラッキーでした。
東京や大阪にも無料で見学できる資料館はありますが、地方の施設との比較をしてみます。

日本銀行旧小樽支店金融資料館 名所・史跡

大戦景気からやがて訪れる戦後の大不況、さまざまな危機を乗り越えた金融の歴史が、筒状の大パネルを通して紹介されています。
建物の模型や紙幣の型番など、東京の資料館に比べれば物足りませんが、地方でこういった博物館は貴重だと思います。

日本銀行旧小樽支店金融資料館 名所・史跡

業務展示ゾーン（1億円の重さ体験等）の見学およびガイドツアー休止中。
ふ～んだヽ(`Д´)ﾉﾌﾟﾝﾌﾟﾝいいもんね。
一億円の重さぐらい知ってるわ！←負け惜しみ

　

昔の窓口は窓ガラス状で、小窓を開け閉めして受け渡ししていた。
現物が残っているのは貴重です。
防犯上の意味もあるけれど、今ならコロナ感染防止によさそう。

勿論、伝票数は膨大になっているし、待ち時間が大変なことになってしまう。
時代にはそぐわないよね。

小樽はスイーツや鮨など海鮮物のほかに、あんかけ焼きそばが名物だそうです。
すぐ近くにあるニュー三幸さんで、食べることにしました。

ニュー三幸 小樽本店 グルメ・レストラン

入り口で検温されました。中はビアホールのようです、
ご婦人同志、食事をしているお客さんが数組いました。

ニュー三幸 小樽本店 グルメ・レストラン

あんかけ焼きそば凄いボリュームでした。
お昼はアイスコーヒー無料サービス、久しぶりに食べたけれど、中々美味しかった。
多すぎて残しちゃったけれど、都内でもまた食べてみたいです。

お店のあった通りは小樽で一番大きなサンモール一番街、夜昼に関係なく空いています。
東京と比べちゃいけないけど、大丈夫なのかな？

サンモール一番街 市場・商店街

駅前まで戻りホテルで荷物を受け取ります。

長崎屋 (小樽店) ショッピングモール

駅前からホテルを振り返る、東京と違って青い空が見えています。
1泊だけでしたが、堺町通りももう一度行きたかったし、芸術村や北のウォール街もじっくり見たかった。

様々なクルーズも楽しかったし、食べていないものがまだまだある。
今度来るときは、コロナ感染の心配がなくなっていますように！

JR小樽駅 駅

構内の売店で飲み物や軽いお菓子を買って、快速エアポートでゆるり鉄道の旅を楽しみます。

小樽駅観光案内所 名所・史跡

帰りは左側の席が海側、行きと違って車内は多少混んでいたけれど、ぼんやりと窓の外を眺めながらの鉄道の旅は、心を元気にしてくれます。
札幌に着いたら雪印パーラーのパフェと、きのとやのオムパフェを食べに行こう。

この旅行記へのコメント （8）

• picotabiさん 2020/09/23 07:21:19

  花ごころ…

  オカンカンさん。はじめましてでしょうか。ちちぼーさんのところから飛んできました。私は県またぎの移動が解除されたころに小樽に行ったのですが、花ごころはまだ営業してたのでショックです。入りませんでしたが汗。閉店予定の知らせに気がつかなかったのかな…クルーズ船は爽快感がこちらまで伝わって、ほんとコロナが一掃される気になりました。揺れが凄そうだけど楽しそう！スリラーカラオケw 私、石狩挽歌をあそこで熱唱しました笑

  オカンカンさん からの返信 2020/09/23 19:56:15

  RE: 花ごころ…

  
  picotabiさま　　　オカンカンです
  
  ご訪問、ご投票ありがとうございます。
  ちちぼーさんとは、ここ数か月行先がかぶって、楽しく旅行記を拝見しています。
  色々と私の旅行記も紹介くださって、有難いです。
  
  picotabiさまも小樽にいらしたんですね。花ごごろ、ガイドブックなどで見て行ってみたいと思いましたが、びっくりしました。
  私はカラオケ苦手で入れませんでしたが、スリラーカラオケの中が気になって、普通のカラオケでしたか？　石狩挽歌とは渋いですね〜！
  
  青の洞窟クルーズ、揺れが凄いですがそれが好きな人には楽しめると思います。
  コロナで鬱々していた邪気が吹っ飛びました。
  
  小樽に行って初めて観光業の危機を感じました。
  この４連休でお客さんが戻ればいいですが、少しでも貢献できればと思います。
  今後ともよろしくお願いいたします。
  
  
  
  

• とし坊さん 2020/08/19 17:54:53

  青の洞窟とあんかけ

  オカンカンさん、こんにちは。
  日本にある青の洞窟　テレビで知って興味アリアリでしたが行かれたのですね
  青い海良いですね　本場より入れる確率高そうだし（本場で一度トライしたけど没）
  行ってみたいです。でもあの船の揺れ大丈夫かな・・船酔いするので・・
  　Ｂ級グルメのあんかけ焼きそば　トロトロあんがかかっていて美味そうですね・・
  我が町の隣の松阪にもあんかけ焼きそばの有名店がありますので、是非とも。
  　ぼんやり海を見ながら鉄道に揺られる旅、こころ癒される時間　元気もりもりですね。　今後ともヨロシクです(^_-)-☆

  オカンカンさん からの返信 2020/08/21 11:36:30

  Re: 青の洞窟とあんかけ

  とし坊さん オカンカンです。
  
  ご無沙汰しております。毎日、暑いですね。
  GOTOトラベルも除外の嫌われ者の東京都民ですが、旅行に行ってしまいました。
  青の洞窟、国内にも色々ありますね、本家本元には及びませんが、到達するまでの青い海や自然の景観など爽快で楽しいです。
  食事は少なめにお腹の空いているときなら、多少船酔いはないかと思われます(笑)
  
  とし坊さんは三重にお住まいですか？
  子供の頃はよく行きました。最近は伊勢神宮くらいですかね。
  あんかけ焼きそば、こういったB級グルメが旅行から帰った後も、食べたい味なんですよね。
  こちらこそこれからもよろしくお願いいたします。
  早くのびのびと旅行がしたいです。

• たらよろさん 2020/08/17 11:35:00

  あんかけ焼そば

  こんにちは、オカンカンさん♪
  
  小樽であんかけ焼そば、食べたかったんですよねー
  でも他にもいろいろ食べたくて、結局以前行った時はあんかけ焼そばにたどり着けず。
  今度は絶対に食べたいです～。
  
  ところで、たしかに盛り放題！って聞くと、
  好きな海鮮をあれこれ乗せていろいろ食べられるって思っちゃうますね、
  そして、一旦そう思っちゃうと、ちょっとテンション下がっちゃう～
  人間って勝手だけれど、その心理よ～くわかります。
  
  お店側の気持ちもわかるけどねー
  たしかにイクラばかり…とかカニばかり…とか。。。無理だよねー
  
  たらよろ

  オカンカンさん からの返信 2020/08/17 21:02:45

  Re: あんかけ焼そば

  　　 今晩は、たらよろさま　　　　オカンカンです。
  
  旅先で色々食べたいものありますね～(^_-)-☆
  特に北海道は美味しい物だらけで、まだまだ食べたりなかったです。
  でも最近はすぐにお腹がいっぱいになってしまって、スイーツばかり食べると結局、晩御飯食べられないとかになっちゃいます。
  
  ああ…無限に食べられた若い頃が懐かしい。
  
  コロナ禍で国内の旅しか出来なくなったけれど、やっぱり日本は食べ物が美味しくて、疲れた身体に染みわたり元気が出ますよね。
  冬になる前にもう一度、予防しつつどこかに行きたいです。
  
  東京は嫌われ者でGOTO から外れてますが…来るなって事でしょうか(シュン)
  
  

• エヌエヌさん 2020/08/15 10:21:29

  こんにちは

  オカンカンさま
  
  小樽懐かしいです。
  ドーミーも泊まったことあります。
  当時の小樽は中国人が満載でした。(#^.^#)
  ドーミーも半分は中国人でした。
  運河クルーズと青い洞窟は興味はありましたが行けてません。(#^.^#)
  運河に居る人力車の車夫の客引きが嫌だったのを覚えてます。
  
  先日泊まった旭川のドーミーの海鮮丼はイクラ満載でした。（小粒ですが）
  
  

  オカンカンさん からの返信 2020/08/15 14:35:14

  Re: こんにちは

  　　　エヌエヌさま　　　オカンカンです。
  
  ご訪問、ご投票ありがとうございます。
  温泉がお好きなんですね、やっぱり日本人、大浴場でのんびりお湯につかると１日の疲れが吹き飛びますね。
  ドーミーはリーズナブルなのに、夜鳴き蕎麦などのサービス充実で他にも泊まってみたいです。
  
  小樽はインバウンドに頼る街なので、今の状況は心配でもあります。
  でもかつての大浴場うるさかったでしょうね、私もよく中国の方に風呂上がりのドライヤーを取られたりしたので、先日の小樽のドーミーは快適でしたが…
  
  運河にいる人力車に声掛けされました。
  あ、そこ行ってきましたとか言っちゃうので、それ以上突っ込まれずに済みました。
  
  又、旅行記拝見させていただきます。
  今後ともよろしくお願いいたします。