2020/02/20 - 2020/02/20
13位(同エリア91件中)
SRさん
この旅行記のスケジュール
2020/02/20
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バスでの移動
Jerusalem Central BS(9:40)→Masada(12:15)486
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バスでの移動
Masada(15:50)→Ein Bokek(16:00)小型バス
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バスでの移動
Lot Hotel(18:47)→Eilat Central Station(21:14)444
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この旅行記スケジュールを元に
イスラエルの旅も後半に入り、この日はエルサレムを出て、イスラエル南端のエイラットを目指しました。
途中、世界遺産のマサダに立ち寄り、成り行きで死海ビーチのエン・ボケックにも立ち寄ることになりました。
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7:31
エルサレムのシネマ・ホステルにて、二日目の朝。シネマ ホステル ホテル
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ここは元映画館の内装を生かしたお洒落な空間ではあるのですが、テルアビブのアブラハム・ホステルに比べるとやや白人旅行者多めでした。
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チェックアウト前に、近くのコインランドリーで洗濯を済ませる。
やり方がサッパリ分からなかったのだが、丁度店内に入ってきたおばさんに色々と教えてもらった。
5シュケルと1シュケルコインしか入らない仕様で、洗濯機は22シュケル、乾燥機は10シュケル使った。 -
9:11
準備万端整い、エルサレム・セントラル・バスターミナルに向かう。
マサダ行きのバス、結構混んでるっぽい?エルサレム セントラル バスターミナル バス系
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9:40の486番バスに乗る。
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途中事故処理待ち?で長らく停止るることもあったが、走り出してからは快調にマサダ方面に来た。
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ホテル前のバス停にも寄っていく。
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赤茶けた岩山ばかりの風景が続いたが、ようやく死海らしき海が見えた。
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ん・・・これがマサダ?と思いそれとなくカメラを向ける。
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確かに、これがマサダぽい。
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12:16
バスを降りて、ここからエントランスまで歩く。 -
エントランス内にあるマサダの模型。
マサダ国立公園 国立公園
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自分にとってのマサダとの出会いは・・・小学生時代に読んだ『歴史群像』ですね。
在りし日のマサダ要塞とか、ローマの投石機などの攻城兵器のイラストを見て、子供ながらに「すごい、これは戦国時代の比じゃない」って思いました。 -
入場料(往復料金込みで77シュケル)を払ってロープウェイに乗る。
ロープウェイ(マサダ国立公園) その他の交通機関
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もうこの時点で、そんじょそこらのスケールの風景じゃないという(笑)
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イチオシ
一生のうちに、何度見られるかという風景。
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こんな感じの風景が、360度見渡す限り続く。
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着きましたが、余りに広くどこが見どころというのも分からないので、とりあえず道なりに一周歩いてみることに。
マサダ 史跡・遺跡
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結構、建築物が残っていることに驚き。
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指揮官の住居
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マサダとはヘブライ語で「要塞」ということです。
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貯蔵庫
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北宮へ。
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ずいぶん変わった鳴き声の鳥がいるな、と思ってカメラを向けていたら、これはトリストラム(和名:クリバネテリムク)というこの地方に特有の野鳥なんだそうです。
トリストラムの鳴き声
https://www.youtube.com/watch?v=s7gfGYe-90c -
AD73年に陥落するまでの3年間、女性や子供を含む967人のユダヤ人がここに立て籠もり、この風景を見続けた。
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一方のローマ軍は、一万五千の兵で3年間包囲した。
その3年とは、断崖を埋める巨大な斜路を建設するための期間だった。
そして道が完成し、突入した兵士達が見たのは、すでに自決したユダヤ人たちの遺体だった。
『ユダヤ戦記』によると、助かったのは穴に隠れていた2人の女性と5人の子供のみだったという。 -
左下に見えるのが、ヘロデ王による北宮殿跡。
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イチオシ
現代に復元された、ヘロデ王の北宮殿。
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・・・なんちゃって。
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当時のものと思われるモザイク。
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以外に居住性もよさそう、というのも元々はヘロデ王が離宮として整備していた場所のようです。
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これはヘロデ時代の貴重なユダヤ美術である、とのこと。
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上階のテラスから。
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北宮殿を上から。
ヘロデ王は聖書ではかなり悪く書かれていますが、何といってもローマから信頼されていたからこのような場所に宮殿を建てられたのでしょうし、実際彼の死後時を経たずにユダヤとローマは衝突し、ユダヤ人は長い離散を強いられることになります。 -
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浴場の屋根
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トリストラム
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マサダ陥落の後もユダヤの反乱は続き、135年にバル・コクバの乱が鎮圧されると、ローマ帝国はユダヤ属州をシリア・パレスチナと改称しました。
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旧約聖書に「ダビデとゴリアテ」という、日本でいえば義経と弁慶によく似た話が出てきますが、そのゴリアテこそはペリシテ人であり、パレスチナとはペリシテ人の地という意味です。
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つまりローマ帝国が、わざわざ遥か昔にユダヤに打ち負かされたペリシテ人の名前を持って来ることで、それ以来この一帯の地はパレスチナと呼ばれることになったのでした。
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貯水槽
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シナゴーグ
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埋葬用の塔
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ビザンチン時代の西門
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だいたい見終わったので、先を急ぐことにする。
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14:42
フードコートで昼食にした。ファラフェル(ひよこ豆コロッケ)が食べたくて並んだのだが、無いようなので別のにしてみる。 -
結局、ど定番のシュワルマ(58シュケル)。
うーん、ティベリアで食べたのも大きかったけど、こいつもでかいぞ・・・。 -
パンの下。
このポテトフライの山盛りがつくところにアメリカを感じる。
上の方のクリームはフムスという、ひよこ豆のペースト。
中東で食べるものの何が美味しいってこのひよこ豆で、ピーナッツクリームほどくどくなく、いい塩梅。 -
バス停でエイラット行きのバスを待つ。
ところがやっと来たバスは、そのままスピードを緩めずに素通り。
周りで待つほかの旅行者からも「What happen?」と声が漏れるほど。
呆然としていると、見計らったかのようにワゴンが来て、威勢よく旅行者に声をかけていく。
条件を聞いてみると、死海のエン・ボケックまで10シュケルで行くという・・・まあ同じ方向だし、条件的には悪くない。
・・・ところがこの同乗者たち、何でこんなにパリピなの・・・(笑) -
16:00
ギャハハ、と始終盛り上がる車内を降りエン・ボケックへ到着。
はあ・・・苦痛だった(笑)エン ボケック ビーチ (死海) ビーチ
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ここへ来る予定はなかったんだけど、まあ死海も見れるし、ちょっと寄って次のバスでエイラットへ行けばいいかな・・・。
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浮いてる人見た。自分はいいや・・・
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水温23度、結構冷たそう。まあ、今は真冬ですから。
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死海の水をペロッと舐めるのやってみた。
そんな、「ギャーッ」という感じではなかった。
むしろ、かなり不味くて強い薬品が口の中に入った感じ。
それって十分ヤバいですが(笑) -
中国語の赤い垂れ幕が見える。
中国からのインバウンドが想定外に途絶えた状況は、世界共通のようだった。 -
死海のにゃん。
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とりあえずモールでも歩くことにする。
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にゃんの足跡。
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浜辺にも、塩が転がっているという・・・。
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すごい色。
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地の果て感が半端ない・・・。
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18:09 Lot Hotel
エイラット行き、待っていたら遅くなってしまった・・・。
しかもやっと来たバスから、またもや乗車拒否。
余裕ぶって列の一番後ろに並んだら、自分の分だけ客席がなくなってしまった。
「ホテルの予約あるんです、プリーズ」
「どこまで?」
「エイラット」
「エイラットのどこ」
「セントラルステーション」
「じゃ、立って乗って」 -
22:39 IRIS Eilat
途中Ein Yahavでの休憩を挟み、合計2時間半のバス立ち乗りの後、エイラットの夜道を歩いた。
もう流石にくたくたで早く休みたかったのだが、予約したホテルがGoogle Mapsには出てこないし(注:今はちゃんと出てくるみたい)、住所で検索しても位置が判然とせず・・・。
このとき車から日本人女性の方に声をかけていただいたのですが、連れの白人男性の方と一緒に、車から降りて一緒に場所を探していただいたことは、今でも忘れられません。 -
やはり異国の地でこんなことがあった後に同胞の方に助けていただけたのは、本当に嬉しいし、有難いものだなと・・・。
結局予約サイトで家主とチャットしていたら路上で会うことができたので、お二人には礼を言って別れました。 -
そして・・・ここ、何気に豪邸なんですけど。
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予約した宿、一泊159シュケル(5000円かそこら)ですよ。本当にいいの?
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というか、共有スペースではあるんだけど(笑)
「ここ、好きに使ってくれていいから。鍵は明日出ていくときに置いといて」
とだけ言われた。すごいなイスラエル。 -
・・・というかエイラット。
深夜で何だかわからなかったけど、ここは紅海に面するリゾート地。
いきなり素晴らしい人たちに出会えたので、きっと街も素晴らしいに違いない。
そして次の目的地、ヨルダンはもうそこまで。
といっても疲労困憊なので、明日の移動は最低限にしよう・・・。
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