2020/02/27 - 2020/02/27
3位(同エリア6件中)
SRさん
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2020/02/27
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カイロ観光二日目は、オールド・カイロです。
そこはカイロ発祥の地であると同時に、世界遺産カイロ歴史地区の一部であり、カイロのコプト教地区を含んでいます。
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おはようございます。
昨日は一日ピラミッド巡りでしたが、今日は街歩きができそうです。 -
洗濯物が干してある。
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この重厚感ある街並み。西洋風だがヨーロッパとも、インドとも違う。
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我が Cairo View Hotel のある廃屋、もとい年季ビル。
味があって良いじゃないですか・・・。 -
Al Americaine
宿近くにある、風格のあるカフェへ。 -
ケーキが美味しそう。
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チョコレートのクロワッサン 20LE
カフェラテ 30LE
美味しかった。 -
店先のにゃん。
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ちょっと歩く。
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Cairo Bus Terminal
バスターミナルで明日のルクソール行きのチケットを用意しておく。(Upper Egypt, 210LE) -
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洗濯物を取り込みに一旦戻る。
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高低差にゃん。
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カーテンが遊び場。
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チケット、洗濯物と用事を済ませたところで、改めて地下鉄に乗り、オールド・カイロへ。
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ムアラッカ教会
エル ムアラッカ教会 寺院・教会
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「ムアラッカ」はアラビア語で吊るされたという意味で、ローマ時代の水門の上に建つことから。英語で「ハンギング・チャーチ」とも呼ばれます。
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この教会は、アレクサンドリア総主教イサクの時代(690-692年)に建てられたと考えられています。
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コプト copt とはエジプトを指す言葉で、ギリシア語でエジプトを指した言葉「アイギュプトス aegyptus」を、アラブ人が「キプト」と略し、ヨーロッパに伝わって「コプト」となりました。
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コプト教は、エジプトを中心とする原始キリスト教の一派です。
始まりは、福音記者として知られるマルコが、42年頃アレクサンドリアに教会を建てたこととされます。 -
かつてのアレクサンドリアは、ローマ、アンティオキアと並ぶキリスト教の中心地でした。
しかし451年のカルケドン公会議で、キリストには神性と人性の両方があるとする両性説が採用され、キリストを神としてのみ捉える単性説は排斥されました。 -
このとき異端とされた諸派にはアルメニア使徒教会、エチオピア正教会、シリア正教会、そしてコプト正教会などが含まれ、それらは非カルケドン派と呼ばれます。
そしてコプト正教会は東方正教会から離脱、以後独自の道を歩むことになります。 -
コプト教は、古代エジプトから受け継ぐコプト語や、キリスト教を迫害したディオクレティアヌスの即位年を元年とするコプト暦など、土着の文化を受け継ぐものです。
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かつてエジプト全土に広がっていたコプト教も、イスラム教徒に征服されてからは少数派となり、現在ではイスラム過激派のテロの標的となることで度々報道されることもあります。
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よく見ると怖い絵。
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会堂内はイスラムを思わせる繊細な模様、ノアの方舟を模したという屋根が印象的。
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椅子にあしらわれた十字架。
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コプト教の典礼の言葉は、古代エジプト語を受け継ぐコプト語で、表記はギリシャ文字を用います。
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ステンドグラス。
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床の下の空間が見られた。
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会堂内はたくさんのイコンで飾られていた。
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ローマ時代の 「バビロン要塞」を通り、コプト博物館(200LE、内部は撮影不可)を見学する。
ローマ時代の塔 (バビロンの塔) 建造物
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聖ゲオルギオス教会
聖ジョージ修道院 寺院・教会
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こちらはギリシャ正教会の大聖堂。
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イチオシ
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アテネ、エルサレムと大きい聖堂を沢山見てきたが・・・これまた素晴らしいもの。
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何か見られているような気が。
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イチオシ
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この先に、何か秘宝があるに違いない・・・。
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次の教会へ行く道を迷うが、この下を行くということ?
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やはり、そうらしい。
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聖ゲオルギオス修道院
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この先は、ヘロデ王が赤子の殺戮を始めた際にマリアと幼子イエスが避難したとされる場所にちなんでいます。
♪Respighi, The Flight into Egypt
https://www.youtube.com/watch?v=hlgjw_XlrFk -
聖セルジウス教会
303年にシリアで殉教した、聖セルギウスと聖バッカスにまつわる教会。聖セルジウス教会 寺院・教会
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イチオシ
丸みを帯びた煉瓦のドーム、一目見て素晴らしいと感じる。
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確証はありませんが、これはコプト語聖書ではないかと思います。
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アラビア語で書いてあるのでコーラン・・・ではなく、アラビア語の聖書でしょう。これも、読めるわけではないので推測になりますが。
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この水を聖家族が飲んだということでしょうか。
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マリアとイエスが難を逃れたとされる洞窟の上に、教会が建ちます。
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ドームを手で持っている・・・?
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お次はベン・エズラ・シナゴーグ。
ファラオの娘がナイル川から赤子のモーセを引き上げたとされる場所に建ちます。
創建はイスラム化前の882年以前で、現在のものは1890年代に建てられたもの。
1920年代には約80,000人いたユダヤ人コミュニティも、現在はほとんどおらずほぼ観光のための場所となってしまいました。
惜しくも内部の撮影は不可。ベン エズラ シナゴーグ 寺院・教会
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聖バルバラ教会
キリスト教を信じたかどで父親によって殺された、聖バルバラの遺骸が納められている教会。聖バルバラ教会 寺院・教会
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教会は685年から705年の間、エジプト総督の秘書を務めていた裕福な書記官によって建てられた。
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おそらく Church of the Virgin Mary ではないか・・・と思う聖堂。
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でも、ここが一番明るい感じで好きな教会だった。
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Abou Shakra
Clear Pigeon Soup 17.99LE
オールド・カイロ観光も一区切りして、再び地下鉄でランチをとりに。アブー・シャクラ 地元の料理
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Charcoal Grilled Pigeon 53.99LE
鳩はエジプトの名物、そして鳩や鶏の付け合わせがコメなのも定番。
これは Khalta Rice という炊き込みご飯。 -
再び地下鉄でタハリール広場へ。
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Masjid Omar Makram
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ナイル川目指して歩く。
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カスル・アン=ニール橋
カスル アン ニール橋 建造物
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欄干にもたれ、暫しナイル川を眺める。
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フランスの色で Eau de Nil という、このナイル川の緑を表す色があります。
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カイロ・タワー
カイロタワー 自然・景勝地
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ザ・ナイル・リッツ・カールトン・カイロ
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川沿いを歩けるが、暑いのでその気分ではない。
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エジプト考古学博物館(200LE)
一階からじっくり見ていたら、時間切れでガードマンに追い出された・・・まだ黄金のマスクも見ていないのに!
・・・では、総工費の約半額を日本が円借款しているという、大エジプト博物館が開館したらまた来るか・・・やれやれ。エジプト考古学博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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イチオシ
ナイルと夕陽。
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素晴らしい。
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個人で旅して感じる、途上国の途上国たる所以は・・・
意味不明に立入禁止の場所が多い。
例えばここ、何もないのに歩道が閉鎖されていて、歩行者は車道を歩いているという・・・。 -
Nadi Wadi Elnile Cafe
カイロで気晴らし、暇つぶしといえばカフェ。
・・・そしてこの、オレンジ、キウィレモン、これらのフレーバーは一体? -
シーシャ、水たばこのメニューだった。
私はアップルミントにした。 -
この、思い思いに時間をつぶしている感じの雰囲気は良い。
別に、あくせく仕事するばかりがカフェではないと思う。 -
では夕食を目指す。
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Taboula
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レバノン料理のお店。
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Fettah Homos Meat 79LE
ほぼ知らない言葉で埋め尽くされたメニューから、直観と興味だけで選んだ料理。
メニューの解説は以下:調理したひよこ豆にクリスピーなレバノンのパン、ヨーグルト、パイン、角切りの肉を添えて。 -
Labneh Kishkeh 28LE
これも同じように注文した一品。
・・・レブネというのは、水気を切ったギリシャ・ヨーグルトのこと。
二皿頼んで両方ともヨーグルト・・・(苦笑)
まあ、空回りするときはこんなもの・・・という、レバノン料理体験でした。
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