ガリラヤ湖のほとりにて

2020/02/17 - 2020/02/17

イスラエル2日目は、テルアビブから北部のガリラヤ湖を見に行きます。

カリラヤ湖はイスラエル最大の湖で、そこにある中心都市のティベリアは、ローマ皇帝ティベリウスに因んで名づけられた歴史の古い街です。

またガリラヤ地方はイエスが宣教を始めた地としても知られており、新約聖書に出てくる数多くのエピソードがこのガリラヤ湖を舞台としています。

エリア ガリラヤ湖周辺(イスラエル)

アブラハム・ホステル・テルアビブの食堂アート
朝からフロントへ。昨日様子見で一泊にしていたため、改めてもう一泊別の部屋を取り直す。料金は少し下がって80シュケル。

対応に当たってくれたスタッフの女性は、こちらの語学力に合わせて丁寧に説明してくれたり、あえて日本の話題を振ってくれたりと、対応が素晴らしかった。
こちらが東洋人一人でも、孤独を感じさせないホスピタリティー。

マックス・ウェーバーの原著。
これを読もうと思ったら、最低半年は宿泊しないと(笑)

ダメになる椅子も完備。

朝食の準備が整ってきました。

シリアル

カプチーノ

チョコレートスプレッド、オリーブ、ハルヴァ（胡麻のお菓子）

安宿に泊まっているのに、野菜中心の朝食。
食器は自分で洗うのだけど、このコミュニティ感がたまらない。

屋上で洗濯＆乾燥機を利用して（15+10シュケル）
優雅に風にあたって過ごしていたら、10:30を回ってしまった。

間もなく歩いてセントラル・バスステーションに到着。
ティベリアという地方都市に行くために、高速バスに乗らねばならないと思い、そのためにバスターミナルへ来ている。
実はこの時点で、迷走が始まっている・・・。

イスラエルの交通カード、「Rav-Kav」の売り場を示す看板。
ちなみにバスの運賃の支払いは全てRav-Kavのみとなっており、現金払いはできない。

そして私は、チケット券売機と睨めっこ。さっぱり分からないので後から来た客に譲るも、次の人も、また次の人も使い方が分からずに去っていく。
周囲の人に聞いても、この中の人達はアフリカ系の人が多く、あまり親切でもない。参った・・・慣れない土地で、詰みかける。

こういうとき、正解は意外とシンプル・・・。
この国には、（自分が行った範囲では）どうやら路線バスと高速バスという区別がないらしい。
だから、Google Mapsでルート検索して、近くのバス停から乗ってしまうのが最適解。
チケットも事前に買う必要はなく、Rav-Kavで払ってしまえばいい。

11:55 Begin road
次の中継地点で、なかなかバスが捕まらず一時間待ち。
思ったより時間が押しており、一瞬諦めかけるも、やはり行くことを優先する。
ガリラヤ湖がどんな感じなのか、とりあえず一目は見てみたい。

ようやく、それらしきバスに乗り込む。

14:06 Afula
乗り換え地点のバスターミナル。ちょっとした売店とトイレあり。

1/2シュケル・・・一体どこで使うのやら。

15:20 ティベリア・セントラル・バスステーション
まだ、湖を見るくらいの時間はあるみたい。

遅い昼食を求めてシュワルマの店へ。

シュワルマは、トルコではケバブという。
そしてこの大きさ、明らかに自分の胃袋よりも大きそう。

マイモニデスの墓
ユダヤ教哲学者のマイモニデス（モーシェ・ベン＝マイモーン）が葬られている。

墓の上には立派な屋根と塔が建てられている。

ユダヤ教の祈りの声がこだまする。

十字軍の城壁

ヘロデ・アンティパスによって築かれ、十字軍によって強化された。

Dark Purple Wave
新約聖書のガリラヤ湖のイメージといえば、魚。

ガリラヤ湖
イスラエルに来たら見たみたいと思った風景の一つ。
ガリラヤの語源はガリル（周辺・地域）だそうで、イエスが最初に宣教を始めたのはこの辺境の地だった。
そして、ここで漁師をしていたペテロが最初の弟子となった。

ガリラヤ湖 滝・河川・湖

Migdalon

Mothership

ペテロとアンデレが弟子になったとされる地には「ペテロ首位権の教会」が建っている。

イエスが2匹の魚と5つのパンを増やし、5000人に食べさせた・・・とされる場所には「パンの奇跡の教会」が、建っている。
どちらも時間の都合で行けませんが・・・。

カモメに餌をやるのは流行っている？

湖自体はよく整備されていて、週末に家族で観光に来るには丁度良さそうな雰囲気。実際そんな感じの人がちらほら来ていた。

射的・・・自分が旅しているのは、実は芦ノ湖のような気がしてきた。

パックマン、やはり・・・。

・・・と思ったけれど、外を歩いたらやっぱりそこはイスラエルだった。とりあえず一安心。

水位計

聖ペテロ教会

1イスラエル・リラ
今でも20シュケル札の柄はガリラヤ湖になっている。

帰りは一本のバスでテルアビブまで行くようです。

今日は、イスラエルのチュートリアル的な旅になったと思う。この経験が明日以降役に立つと思うので・・・。

テルアビブに到着し、夜道を歩きながら。
中国食材の店、なんだか東アジアに郷愁を感じ始めてきた。

こちらはフィリピンの店。
昼にシュワルマを食べたので、夜はもう入りません。
宿の食堂でパーティをしていて、いい雰囲気だったのでコーラを一本飲んで寝ました。
明日はテルアビブを離れて、いよいよエルサレムへと向かいます。