2019/02/26 - 2019/03/29
39位(同エリア375件中)
さわ子さん
2019年春、羽田から全日本空輸でロンドンに到着し、イギリス、オランダ、ベルギー、イタリア、ドイツのヨーロッパ5カ国を訪問し、ミュンヘンから羽田に帰って来ました。途中オランダでの思わぬ事故で、フランス.パリをキャンセルする事になりました。今回も絵画鑑賞が主な目的です。
この12回目の旅行記は、デン.ハーグのマウリッツハイス美術館とエッシャー美術館を訪れた記録です。
全体の旅程の概略です。
★ 2月26-27日 ANAでロンドンへ。ロンドンの北、ビスターの友人宅泊。
★ 2月28日 バーミンガム泊。
★ 3月1~2日 リバプール泊。
★ 3月3日 チェスター泊。
★ 3月4~5日 ロンドン泊。
★ 3月6日 船中泊
★ 3月7~13日 デン.ハーグ泊
★ 3月14日 シャルルドゴール空港泊
★ 3月15~16日 ナポリ泊。
★ 3月17~19日 フィレンツェ泊。
★ 3月20~22日 シエナ泊。
★ 3月23~25日 ヴェネツィア泊。
★ 3月26日 ミュンヘン空港泊。
★ 3月27日 ミュンヘン空港からANAで羽田へ。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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雨の朝から始まりました。今日は、1日中デン.ハーグで過ごす予定です。額の裂傷の影響で、両目の瞼が腫れて目が大きく開けられません。額の傷や手首の痛みはまあまあです。左手の吊り輪は止めました。
昨夜ロンドンの友人ともメールでやり取りし、パリの新たな病院での抜糸等の処置を避けて、このままデルフトの病院で処置を引き続きお願いする事にしました。従ってパリの2泊をキャンセルし、デン.ハーグでの更なる延泊を決めました。丸1週間の滞留になります。次の宿泊予約はパリのシャルル.ドゴール空港です。デン.ハーグから、スキポール空港からの飛行機にするか、鉄道にするか迷いましたが、鉄道に決めました。途中下車でロッテルダムの美術館を再訪する事も考えました。早速列車の予約です。怪我もしているし、余裕を持つことを考え1等車を予約しました。 -
10時20分活動開始です。雨の中、ホテルから歩いてマウリッツハイス美術館に向かいます。ビネンホフ区画に西側から入ります。この門は、1620年に建てられたシュタウダースポールトと呼ばれる門です。
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入り口の反対側を振り返ります。2015年春に訪れた時は晴天で風景は最高でしたが、今日は残念な天候です。
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西の門を入ると正面に現れるのが国会開会式が行われるリダーザールです。もともと社交場として建てられたリダーザール:騎士の館は、今日ビネンホフの中心となっています。
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この写真は、2015年春に訪れたウィレム5世ギャラリーに展示してあったリダーザール:騎士の館の内部を描いた絵です。このギャラリーは、マウリッツハイス美術館の分室にもなっています。当時は内部に国営の宝くじ取扱所があったそうです。オランダの画家ヘンドリック・ポトーベン(1725-1807)が1779年に制作しました。
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ビネンホフ区画北側の建物です。
ここには、オランダ国務院両院の議会、総務省、オランダ首相官邸などが置かれています。13世紀に建てられたゴシック様式の城の館は、当初はオランダ伯爵の住居でしたが、1584年にオランダ共和国の政治の中心地となりました。オランダの史跡トップ100に数えられています。ビネンホフは、現在も使用されている世界最古の国会議事堂の1つです。 -
東側を望みます。
リダーザールを囲むように繋がった建物が長方形を形成して建てられ、リダーザールの前には大きな中庭が作られています。金色のネオゴシック様式の噴水が中庭を飾り、オランダの数少ない騎馬像の1つであるウィリアム2世の像がシュタットホルダー門を守っています。 -
晴天だとこんな景色です。2015年春の写真です。
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ビネンホフ内の途中で、建物をくり貫いた通路からリダーザールを左に見て振り返ります。
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こちらは反対の方向で、ビネンホフの東の門にあたるマウリッツ門が見えます。
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マウリッツ門を出るとマウリッツハイス美術館との間が堀のようになっていました。そして美術館の地下部分の窓が、水面近くに並んでいるのが見えました。
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10時半、マウリッツハイス美術館前に着きました。美術館の館内入口は地下にあります。欧米人が大好きなガラス張りのエレベーターで下ります。
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地下の入り口ホールです。右にガラスのエレベーターが見えます。建物は地下1階、3階建で、こじんまりした美術館です。
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まずは、この絵画です。
ヨハネス.フェルメール(1632-1675)は、ネーデルラント連邦共和国の画家で、バロック期を代表する画家の1人です。「真珠の耳飾りの少女」、フェルメール33歳頃の作品です。
真珠の耳飾りの少女は、フェルメールの作品の中で最も有名な絵画です。これは肖像画ではなく、架空の人物の絵、「トロニー」でしょうか。トロニーは、オランダの黄金時代の絵画やフランドル.バロック絵画で、特定のタイプまたはキャラクターを表します。すなわち誇張された表情や衣装の架空の人物を意味しています。この絵の場合、東洋のターバンと耳に大きな真珠の飾りを着けて、エキゾチックなドレスを着た女の子です。 -
ヨハネス.フェルメールは光の達人でした。これは、少女の顔の柔らかさと、しっとりとした唇に射すかすかな光で示されています。そしてもちろん、光に輝く真珠も印象的です。
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同じヨハネス.フェルメールの21-2才頃の作品「ダイアナとニンフ」です。
フェルメールは、数人の人物が描かれた静かな室内の小さな絵画で最もよく知られています。しかし、彼のキャリアの初期に、この絵を含むいくつかの聖書や神話のシーンを大きな絵に描きました。
女神ダイアナは彼女のニンフ達と一緒に休んでいます。ダイアナは狩猟と夜の女神です。その事が彼女の足元の猟犬と彼女の額の月の飾りで分かります。 フェルメールの作品には、夢のような情景が描かれています。 -
同じヨハネス.フェルメールの28-9才頃の作品「デルフトの眺望」です。
これは、17世紀のオランダで最も有名な街並みです。光と陰の相互作用、印象的な曇が広がる空、街並みの水面への微妙な反射等、この絵画はまさに傑作です。
デルフトを南から見ています。風はほとんどなく、街には静けさが漂っています。フェルメールは、絵を水、街並み、空の3つの水平方向の部分に分割することで、この静けさを作品に創り出しました。彼はまた、建物を実際よりも少し綺麗に描きました。 -
街並みを左の方から拡大して行きます。
運河の対岸には2艘の船が繋がれています。背景に醸造所の塔が描かれています。その左に小さく描かれているのは、旧教会の塔だそうです。 -
街並みの手前は雲に遮られて日が当たっていませんが、遠くの建物には日が当たっています。中央に小さな塔を持つ建物は、スキーダム門です。その後ろには、長い赤い屋根の兵器庫が描いてあります。
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遠くには日光が当たった新教会の鐘塔が見えています。
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右側には、ロッテルダム城門と跳ね橋が描かれています。城門の前には2艘の船が係留してあります。
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運河の手前も日が当たっていません。おしゃべりする女性達、プライベート.ボートでしょうか3人が立ち話し、子供を抱いてボートをその子に見せる女性がいます。
フェルメールが描いた数少ないデルフトの情景3枚の内2枚が現存し、もう1枚はアムステルダムの国立博物館にある「小道」です。 -
この「デルフトの眺望」は、デルフトの南東から、おそらく旧市街の東側から南に流れるライン.シー運河を横切る波止場の近くの家の上層階から、描かれたのでしょう。この観光案内図で、左下に赤い星で印を付けた場所のようです。
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マウリッツハイスの建物は17世紀半に建設され、オランダ古典様式建築の代表作とされます。
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ベルギーの画家のヤン.プロヴォスト(1465-1529)作の「三連祭壇画、伝道者ヨハネとマグダラのマリア、聖母子」です。
この三連祭壇画の中央には、赤子のイエスを抱く聖母マリアがいます。赤子は母親が愛情を込めて支えている金色の錦織クッションに座っています。その後方には、フランダースの町の風景です。 -
1480年から1520年にかけてアントワープで活躍したフランドル.ルネッサンスの画家フランクフルトのマスターの作品「聖バルバラ」です。
聖バルバラは、キリスト教に改宗したために、父親によって塔に閉じ込められます。 バルバラは金の刺繍と豪華な宝石で飾られたカラフルな服を着ています。 彼女は右手に、幻視の中で幼子キリストが彼女に与えたダチョウの羽を持っています。
この絵は、現在リバプールのウォーカー美術館にある三連祭壇画の左側パネルでした。 画家は、誤解を招くようなフランクフルトのマスターとして知られるようになりましたが、実際は匿名のアントワープの画家です。 -
こちらがウォーカー.アート.ギャラリーに展示されている、三連祭壇画の中央パネルと言われている絵画の「聖家族と奏楽の天使達」です。
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こちらは、同じ三連祭壇画の左側パネルの「聖カテリーナ」です。
アレキサンドリアのカテリーナは、中世後期で最も人気のある女性聖人の1人でした。 ここでカテリーナは、細心の注意を払って描かれた壮大なガウンを着ています。 -
国際的に活躍した肖像画家として著名な、ルネサンス期のドイツの画家ハンス.ホルバイン(1509頃-1537)作の「ジェーン.シーモアの肖像」です。
ジェーン.シーモアはイギリス王ヘンリー8世の3人目の妻でした。彼女の高価な服は金の糸で刺繍されており、首の周りに真珠のネックレスと貴石のペンダントを着けています。ジェーンはヘンリーのお気に入りの妻でした。彼女は出産で亡くなりましたが、ヘンリー8世に世継ぎとなる待望の男子を残しました。 -
17世紀のバロック期に活躍したオランダ、ライデン生まれの画家ヤン.スティーン(1625/26-1679)作の「牡蠣を食べる少女」です。この絵は彼の34才頃の作品です。彼は静物画、肖像画、歴史画、宗教画など様々なジャンルの作品を800ほど制作しましたが、特に有名なのは農民を描いた風俗画です。
ヤン.スティーンの絵画は、しばしばエロティシズムを感じさせます。ここでは、牡蠣を準備している若い女性が、艶めかしく私たちを見つめます。牡蠣は媚薬として知られており、この女の子は単においしい食べ物以上のものを提供しようとしているように見えます。
この小さな絵は、間近で観察されることを意図しています。それで、スティーンは絵を非常に正確かつ詳細に描きました。たとえば、パンと塩入れが載った銀のトレーです。 また、ファーとベルベットのおしゃれなジャケットはどうでしょう? 撫でたくなる程の滑らかさです。 -
こちらもヤン.スティーンの37才頃の作品で、「シターンを弾く女性」です。
女性が弦を摘みながら、じっと私たちを見つめています。彼女は何もない部屋に座っているので、気が散ることはなく、私たちは彼女の視線から逃れることができません。ヤン.スティーンは主に彼のユーモラスな家庭のシーンで知られていますが、このような様々な魅惑的な女性も描いています。
不思議なことに、スティーンは女性に黒のスカーフを被せました。控えめなスカーフと彼女の意図的な視線のコントラストは、彼女が鑑賞者に何を望んでいるかをはっきりさせません。 -
こちらもヤン.スティーンの45才頃の作品で、「モーゼとファラオの王冠」です。
この絵は、スティーンの数少ない宗教的な絵画の1枚です。物語は、まだ子供のモーゼが将来エジプトへの脅威となるとファラオの従者が告げています。ファラオはモーゼに黄金と赤く焼けた石炭の皿のどちらかを選ばせる悪戯をします。無辜のモーセは石炭を掴み火傷します。
スティーンは、ファラオの嫌がらせと里親に泣いて抱きつく幼児に焦点を当てて、物語を茶番劇として描きました。 -
更にヤン.スティーンの40才頃の作品で「人の人生」です。
カーテンが上がり、老若男女が食べたり、飲んだり、遊んだり、いちゃついて楽しんでいる旅館の中の様子がよく分かります。
しかし、ヤン.スティーンにとって、それは陽気さだけではありませんでした。 彼のメッセージは窓の右上に隠されています。暗い屋根裏部屋で、少年は頭蓋骨の隣でシャボン玉を吹いています。人生は素晴らしいですが、最終的には泡のように破裂し終わる事を表しているようです。
写真では、この屋根裏部屋の三角形の隙間がボケてハッキリしません。拡大すると男の子とその左の頭蓋骨が微かに見えます。 -
オランダ黄金時代でジャンルと肖像画で知られるフランス.ファン.ミエリス(1635-1681)作の「ペットをからかう」として知られる「男女と2匹の犬」です。
ファン.ミエリスは、ライデンの「繊細な画家」と言われた一人でした。細かい作業を行ったため、個々の筆の動きはほとんど見えません。この技法は、女性の光沢のあるスカートと彼女のジャケットの毛皮のトリムによく表れています。
ここでは、男性が耳を引っ張ろうとして犬をからかっています。しかし、女性は彼を脇に追いやっています。微笑む男はヴァン.ミエリス自身であり、女性は彼の妻であるクネラ.ファン.デル.コックです。 -
同じフランス.ファン.ミエリス作の「牡蠣を食べる男女」です。
この絵は、上掲の「ペットをからかう」の対比作品と見なされています。その絵は一年前のものですが、サイズは同じです。またテーマも同じような『誘惑』でしょうか。男性は、媚薬として知られる珍味である牡蠣を見せて女性を誘惑しようとしています。男性(ファン.ミエリス自身)は明らかに上手くいっています。女性(ファン.ミエリスの妻)が挑発的に胸を見せているからです。 -
オランダの画家ハブリエル.メツー(1629-1667)作の「作曲する若い女性」です。
この絵は、布や素材の描写の達人であったメツーの作品のハイライトです。男性が肩越しに、作曲している若い女性を見ています。別の女性がリュートを弾いています。この楽器は、幸せな結婚の調和を指すかもしれません。 -
オランダの画家ヘラルト.テル.ボルフ(1617-1681)作の「手紙を書く女性」です。彼の38才頃の作品です。
テル.ボルフの作品は主に、緻密に描かれた何かに夢中になっている人々で構成されています。手紙を書いているこの女性は、シリーズ全体の最初のものであり、フェルメールのような他のアーティストの模範となりました。
女性はテーブルを前に座っており、高価な東洋のテーブル.クロスが脇に置いてあります。机の上には柔らかく光る錫のインク立てがあります。シーン内の動きは殆どありません。女性が何を考え、何を書いているのか、想像できるようです。 -
こちらもヘラルト.テル.ボルフの作品で「子供の髪をとかしている母親」です。彼の35才頃の作品です。
母親がシラミを探しながら子供の髪を注意深くとかしています。この少年はおとなしくこの検査を受けています。テル.ボルフは、主人公がその活動に完全に夢中になっているジャンル.シーンを多く描きました。
シラミの捕獲にはおそらく道徳的な意味が含まれるのでしょう。母親の世話、秩序、清潔さは、優れた主婦の理想的な資質だったからです。17世紀、シラミ獲りの櫛はすっきりとした外観と純粋な性格の両方を意味していました。 -
更にこちらもヘラルト.テル.ボルフの作品で『歓迎されないニュース』として知られる「メッセンジャー」です。36才頃の作品です。
テル.ボルフは、女の子のドレスのキラリと光るサテンなど、さまざまな素材を表現する優れた才能を持っていました。
ここでは、兵士がメッセンジャーから手紙を受け取っているのが見えます。その手紙が、愛情を込めて彼に寄りかかる少女から引き離す事になる、前線への招集令状であると容易に想像できます。 -
オランダのバロック時代の画家ニコラース.マース(1634-1693)の21才頃の作品「年寄りのレース作り」です。
老婆が、簡素な部屋に座り頭を下げて手仕事をしています。彼女はレース作りに夢中です。17世紀には手仕事は女性の美徳と見なされ、家庭内の勤勉さを象徴していました。したがって、この絵は、きちんとした家の勤勉な女性を描いています。
この小さな絵は、親密で静かな雰囲気を醸し出しています。これは、ニコラース.マースが控えめな色(茶色、赤、黒、白)を使用し、暗い部屋で微妙な照明を使用しているからです。 -
オランダの肖像画やジャンルの画家カスパル.ネッチェル(1639-1684)の31才頃の作品「シャボン玉を吹く少年」です。
カスパル.ネッチェルは、生地や素材の描写の達人でした。彼はすべてのフリル、リボン、羽、カールを細部まで描きました。この小さな絵の光沢のあるシャボン玉は注目に値します。
シャボン玉を吹いている子供は、人生の一時性を象徴しています。いずれ私たちの人生は、泡のように破れます。このメッセージは、絵の中の人物がとても活気のある小さな子供であるという事実によってさらに痛切になります。 -
オランダ黄金時代の画家ヘラルト.ドウ(1613-1675)はジャンル.シーンに特化した画家です。彼はレンブラントに師事しました。この絵は、彼の45才頃の作品「若い母親」です。
若い母親が窓際で針仕事をしています。彼女のそばで、女の子がゆりかごの隣にひざまずき赤ん坊をあやしています。この画家は、オランダ、ライデンの「フィルンシルダーズ:精密画家」の先祖であると言われていました。この絵を見ても、個々の筆運びをほとんど見つける事ができません。
1660年に、この絵はオランダからイングランドの新王、チャールズ2世への外交上の贈り物の一部になりました。王はそれを受け取ると、宮廷での永続的な地位を提供しましたが、彼はこの申し出を断りました。 -
カレル.ファブリティウス(1622-1654)作の「ゴシキヒワ」です。彼は、17世紀前半のオランダの画家で、レンブラントの最も才能ある弟子の一人でした。
ゴシキヒワが足につながれて餌箱の上に留まっています。 ゴシキヒワは人気のあるペットでした。色々な芸を教えられるからです。
この絵は、この画家の数少ない作品の1枚です。彼はゴシキヒワをはっきりと見える筆運びで描きました。彼は羽根を濃い黄色の絵の具で描き、それをブラシの柄で引っ掻きました。 -
オランダの黄金時代の画家ウィレム.ピータースゾーン.バイテウェッチ(1591-1624)作の「テラスでの陽気な集い」です。彼はオランダの風俗画の主題「陽気な集い(Vrolijk gezelschap)」の初期の専門家の一人です。
いく組みかの若いカップルは、食事のために置かれたガーデン.テラスの長いテーブルの周りに集まります。エレガントな若者は、かなり皮肉に扱われています。彼らは最新のファッションを身に着けており、明らかに自分自身に満足しています。テーブルの珍味の中には、右側に孔雀のパイと高価な食器があります。楽器は地面にあり、中央にはピッチャーとボウルのあるワイン.クーラーが置いてあります。犬がテーブルの前で嗅ぎ回っています。左右にカーテンが掛かった大きな柱が宮殿の雰囲気をかもし出しています。背景の木々の中に教会が見えますが、塔に生えている植生が教会が老朽化している様子をうかがわせます。前景の贅沢さや豪華さとのコントラストは非常に大きく、画家はここに道徳的な脚注を置いたようです。 -
オランダ黄金期の画家ディルク.ハルズ(1591-1633)作の「陽気な集い(Vrolijk gezelschap)」です。
友人同士が室内に集まっています。皆は食べたり、飲んだり、いちゃついたりしています。彼らのファッショナブルな服とシルクのストッキングで、彼らは非常に派手に見えます。更に画家は人々の襟カラーを途方もなく大きくしました。右手の若い女性は、グループの他のメンバーから熱狂的に迎えられています。彼女と並んでいる男性は腰に優しく手を置き、左端に立っている男性と知り合いの表情を交わしています。 -
オランダの風景画家エサイアス・ファン.デ.ヴェルデ(1587-1630)作の「公園での陽気な集い」です。
美味しそうなパイが置かれたエレガントな庭園のテーブルの周りに、若者のグループが集まっています。彼らは、豪華なレースの襟カラーにダチョウの羽の扇子を持ち、アクセサリーを付けた高価でファッショナブルな服を着ています。彼らは自分自身を誇示しています。 -
アドリアーン.ファン.オスターデ(1610-1685)は、フランドルの画家でオランダの農民やブルジョワ階級の日常生活を描いた作品で知られています。この絵は、彼の63才頃の作品の「バイオリン弾き」です。
旅するヴァイオリン奏者がやって来て曲を演奏し始めると、この田舎の旅館は陽気な雰囲気なりました。ハーディ.ガーディ(弦楽器の1種)を演奏する赤い上着を着た男の子が同行しています。周りの老いも若きも音楽を楽しんでいます。
ハールレムの芸術家のファン.オスタードは、農民や田舎の人々の陽気な集いを多数描きました。彼はヤン.スティーンの手本であり、彼の主人でさえあったかもしれません。 -
オランダのバロック時代の画家ヤン.ファン.デル.ヘイデン(1637-1712)作の「アムステルダムの旧教会とアウデジズ.フォールブルクワルの風景」です。
アウデジズ.フォールブルクワルは、アムステルダム中心部のデヴァレンにある通りと運河です。運河には、オランダ黄金時代の記念碑的な運河の家や、中世にここにあった多くの修道院の遺跡が並んでいます。
ヤン.ファン.デルハイデンは消防車と街灯の発明者として歴史に残っていますが、主にオランダの都市景観の画家でした。ここで、彼はアムステルダムの最も古い地域、アウデジズ.フォールブルクワル運河にある旧教会を背景に絵を描きました。
ファン.デル.ハイデンは建物の細部を驚くほど正確に描きました。都市景観を盛り上げる人物像は、ファン.デル.ハイデンがこのような仕事にしばしば従事させた、動物や風景を描いた作品で知られるアドリアーン.ファン.デ.フェルデによって追加されました。 -
オランダの黄金時代の海景と冬の風景の画家ヤン.ファン.ド.カペッレ(1624-1679)作の「沿岸の船」です。26才頃の作品です。
このアムステルダム生まれの画家は、漁船のある海景を専門としています。彼はしばしば水平線を非常に低く設定し、大気を決定する印象的な曇り空のための十分なスペースを作りました。
ファン.ド.カペルは裕福な起業家であり、主に趣味で絵を描いた商人でした。彼はまたコレクターでもあり、レンブラントの作品など、500点以上の作品を所蔵していました。 -
オランダの海洋画家のシモン・デ.フリーヘル(1601-1653)の42才頃の作品「海浜の情景」です。
デ.フリーヘルは海の絵を描くことに特化しました。彼はこの絵を、右の暗い前景から左の明るい地平線まで非常に注意深く描きました。左側では、漁船が陸に引き上げられたばかりで、漁獲物の一部は浜辺に並べてあります。 右の砂丘の上に立派な装束のカップルが立って、繰り広げられる全ての光景を見守っています。 -
絵を拡大しました。左側の情景で、漁船と漁民、魚の買い手が集まっています。遠くの数艘の船も小さく霞んで見えます。
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中央の場面でも、漁船と人々、それに立派な4頭立ての馬車も見えます。
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右側の見晴らしの良い砂丘では、犬を連れた立派な身なりの男女が、悠然と立って遠くを眺めています。あの馬車に乗ってきた二人でしょうか。
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オランダの海景画家サロモン.ファン.ロイスダール(1602-1670)作の「教会と渡し船がある風景」です。1649年の作品です。
ファン.ロイスダールは、風景画に広大な空間を設定することの達人でした。
ファン.ルイスダール(有名な風景画家ヤコブ.ファン.ルイスダールのオジ?)は、 実在の風景を描いていませんでした。遠くにある教会と小さな城は彼の想像力から生まれました。それにもかかわらず、川の景色は確実にオランダの情景です。 -
全景写真の中央を拡大しました。後方の教会と手前の渡し船が見えます。渡し船は、家畜と人が混載されています。
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こちらは右側の拡大写真です。遠景の城といろいろな船が浮かんでいます。
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こちらもサロモン.ファン.ロイスダールの1650年頃の作品で「湖に浮かぶヨット」です。縦長の絵画の上部、空の部分を除いて撮影しました。
サロモン.ファン.ルイスダールのお気に入りの主題は、川、池、湖のあるオランダの水の景観でした。彼は何度もそれを描きました。そして、しばしば確立されたパターンに従い水平線を低く、雲を斜めに配置したため、小規模な空間と奥行きの素晴らしい調和が生まれました。彼はまた、赤褐色の絵のベースをあちこちに見えるように残し、それが雲に質の良い動きを与えています。 -
オランダの黄金時代の海景と冬の風景の画家ヤン.ファン.ド.カペッレ(1626-1679)の1660年頃の作品「船が留まる海の景色」です。
複数のボートが、銀灰色の空の下に静かに停泊しています。風はほとんどありません。帆は垂れ下がっており、滑らかな水面に影が投影されています。
アムステルダムの画家ド.カペッレは、漁船を描いた海の景色、低い水平線、そして曇り空を描くための充分なスペースを特徴としています。この絵は彼の大型の作品の一つです。 -
左半分を拡大しました。船には人がいますが休憩中なのでしょうか、動きが見られません。
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こちらは右半分の拡大写真です。2艘の船は、プライベート.ヨットでしょうか、左の船は豪華な装飾の船尾を持ち、右の船には立派な装束の人々が見えます。
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こちらはオランダの海洋画家ウィレム.ファン.デ.ヴェルデ.2世(1633-1707)の1658年頃の作品です。
ウィレム.ファン.デ.ヴェルデ2世は、低い水平線、穏やかな天候、青い空を背景に目立つ大きな積雲で海景を描くことが良くありました。
中央にはオランダの旗を掲げた豪華なヨットが浮かんでいます。ヨットは、停泊中の貨物船や乗客を岸と船の間を運ぶ手漕ぎボートに囲まれています。 -
中央部分を拡大しました。豪華な装飾を船尾に施した立派な船です。大砲らしき筒状の物が船腹に突き出ています。右の小舟は旗を掲げ多数の漕ぎ手が乗っています。重要人物でも乗船しているのでしょうか。
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右側の拡大写真です。こちらの船は貨物船でしょうか。
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こちらもウィレム.ファン.デ.ヴェルデ.2世の1658年頃の作品です。
ファン.デ.ヴェルデは、父親の足跡をたどり、船の絵画を専門に描いていました。 この絵では、完全に凪いだ海のひと時を表しています。右側では、3本マストの帆船の乗組員がヘッド.セールを引き上げ、乗客を運ぶ小舟が漕ぎ出しています。 -
左側の拡大写真です。これも貨物船でしょうか。遠くに街に、教会の高い鐘塔が見えます。
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右側の拡大写真です。手前のヨットの船尾は、豪華な装飾が施され、赤いオランダのライオンとアムステルダムの紋章が付いています。この2艘の帆船はオランダの国旗を方々に掲げています。
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17世紀、オランダ黄金時代で最も主要な画家の一人であるアルベルト.カイプ(1620-1691)の1659年頃の作品「メルヴェーデ川側の農夫と牛」です。
メルヴェーデ川の側の低い日の光りの下で、2人の牛飼いと牛がいます。 騎乗者が通り過ぎたところです。 遠くにドルドレヒトの町の少し外側にあるハウステメルヴェーデの遺跡が見えます。
カイプはこの種の風景に特化しており、動物は暖かな光を浴びています。この照明効果は、イタリア風の風景を描いたアーティストのトレード.マークでした。カイプは、この技術を利用しました。 -
オランダの画家のアールト.デ.ヘルデル(1645-1727)は、レンブラントの最後の弟子の一人で、弟子の中でも最も才能のあった一人でした。この画家の1700年頃の作品「抱神者シメオンの賛美の歌」です。
レンブラントは、最後の弟子となったアールト.デ.ヘルデルに、広い筆運び、濃い色、強い照明のアクセントで描くように指導しました。細かいタッチと明るい色が流行の先端になった時でも、デ.ヘルデルはこのスタイルで描き続けました。
デ.ヘルデルは、この絵のように、小さなイエスが彼の救世主であると確認した時に、賛美の歌を歌い始める老人シメオンの物語のような聖書の場面を好みました。シメオンの腕の中で赤子は神の光の源であるように見えます。 -
オランダのバロック期を代表する画家レンブラント.ファン.レイン(1606-1669)の1631年頃の作品「抱神者シメオンの賛美の歌」です。上掲の弟子の作品と同名です。
ヨセフとマリアは、生まれたばかりの赤子のイエスを神に捧げるために神殿を訪れます。子供はシメオンによって待望のメシアとして認められました。 老人シメオンは赤子を腕に抱え、賛美の歌を歌います。シメオンを覆う神聖な光は、赤子自身から輝いているように見えます。
レンブラントがこのシーンを描いたとき、彼は25歳で、ライデンにまだ住んでいました。同じ年に彼はアムステルダムに移り、より大きな作品を描き始め、初めて肖像画を制作しました。 -
オランダの黄金時代の画家ヤン.ド.ブレイ(1627-1697)の1665年頃の作品「羊飼いの礼拝」です。ド.ブレイの作品は主に肖像画、特に集団の人物の肖像画、および歴史の場面の絵画です。
ベツレヘムの厩舎では、3人の羊飼いが生まれたばかりの赤子イエスを拝んでひざまずいています。マリアは赤子を見てもらうために覆いを持ち上げています。温かみのある光と落ち着いた色合いが、絵画に親密な雰囲気を与えており、それは人物の愛情のある仕草に反映されています。 -
静物画.肖像画で知られるオランダの画家ユディト.レイステル(1609-1660)の22才頃の作品「若い女性にお金を与えようとしている男」です。
この絵は、17世紀の数少ない女性画家、ユディット.レイステルによるものです。光の使い方にラ.トゥールを思い起こさせます。石油ランプの光で、若い女性は足をウォーマーに乗せて針仕事に夢中になっています。男は一握りのコインで彼女の注目を集めようとしているようです。彼は彼女の愛を買いたいのです。しかし、女性は彼の申し出に応じず、邪魔されずに働き続けます。 彼女は高潔な女性の模範です。 -
3階の階段ホールの展示室です。紹介した海洋画が正面に飾られていますが、とても小さい絵画です。
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3階の窓から美術館正面前を見下ろします。
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2階に下ります。素敵な木造の階段です。
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フランドルのバロック期の画家ヤーコブ.ヨルダーンス(1593-1678)の24才頃の作品「羊飼いの礼拝」です。写真に照明が写り込んでしまいました。
マリアは眠っているイエスを抱きしめ、羊飼いに見せています。 画家がズームインして、私たちが最前列にいるような感じで、子供を見るのに最適な場所にいます。 そして、手前の光沢のある真鍮の水差しの反射が印象的です。
この絵には、強い照明効果と自然主義で知られるカラヴァッジョのスタイルの要素を取り入れています。しかし、フランダースの芸術家ヨルダーンスはイタリアに行ったことはありません。彼は、ルーベンスのような他の画家を通してカラヴァギズムを紹介されました。 -
バロック期のフランドル出身の画家アンソニー.ファン.ダイク(1599-1641)の29才頃の作品「アンナ.ウェークの肖像画」です。
1627年、アントワープの布の商人ピータース.ティーブンスは、ファン.ダイクに自身の肖像画を描かせました。スティーブンスが一年後に結婚したとき、このアンナの肖像画も描くように依頼しました。ピーターが左を向いて描かれていましたので、アンナは右に向いた姿で描かれました。ピーターに背を向けられませんでしたので。しかし一般的な慣習では、逆に男性は左側に、女性は右側に置くべきであると定められていました。
ルーベンスの後、ファン.ダイクは彼の時代の最も重要な肖像画家でした。常連客が実際よりも少しだけ美しくエレガントに見えるように描いたので、彼は人気がありました。 -
バロック期のフランドルの画家で外交官だったピーテル・パウル・ルーベンス(1577-1640)の1630年頃の作品「女性の肖像画」です。
この女性は、おそらくアントワープ出身のクララ.フォーメントで、彼女の夫ピーター.ファン.ヘッケは左側に置かれています。クララはルーベンスの2番目の妻エレーヌの姉だったので、彼らはルーベンスの親密な家族サークルに属していました。カップルは、光沢のある黒い布地と上質なレース襟のファッショナブルな衣服、クララのダチョウの羽の団扇を見ると、明らかに快適に暮らしています。
ルーベンスは、17世紀のフランドルを代表する画家でした。 彼の派手なバロック様式は、彼の後世のアーティスト全体に影響を与えました。 -
こちらもルーベンスの1616年頃の作品「ローソクを持った老婆と少年」です。写真上部に展示室の照明が写り込んでいます。
老婆は、ろうそくの明かりから彼女の目を遮ろうとしています。彼女の後ろの男の子は、自分のろうそくを持っており、点火の準備ができています。この絵は、ルーベンスがイタリアで見た作品であるカラヴァッジョのスタイルで描かれています。 このスタイルの特徴は、光の刺激的な効果と未熟な自然主義です。
ルーベンスはこの絵を売ることはしませんでした。彼はこの絵を所有し続けました。彼はおそらくこの絵をスタジオの生徒のための学習資料として使用していたのでしょう。 -
こちらはルーベンスの1622年から1625年の間に描かれた宗教画制作用の見本です。 ルーベンスは、このスケッチをアントワープの聖母大聖堂に飾られる巨大な祭壇画の「見本」または下絵として制作しました。それは彼の提案を彼の常連客に説明するための資料でした。
ルーベンスは、聖母の昇天を渦巻く動きとして描きました。石棺から昇った聖母は、天使に囲まれた雲の中の天国に浮かんでいます。 ルーベンスの迅速で強力な筆使いによってダイナミズムがシーンの中に追加されます。 -
聖母の昇天を地上から眺める女性を拡大しました。ブロンドの髪、透き通るレースなど、見本とは言えないほどの完璧な仕上がりが分かります。
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2階の大きな展示室です。皆さん、のんびりとオーディオ.ガイドを聞いているようです。
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2時間ほどマウリッツハイス美術館に滞在し外に出ました。雨は止んでいましたが、風が強く吹いています。
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ホフ池の東側からビネンホフの北側を背景に記念写真です。
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グローテ.オフ.シント.ヤーコブ教会の方向を拡大します。ホフ池の中央には小島があります。こちらからは、ホフ池の噴水は島の向こうになり見えません。
これから近くのエッシャー美術館に向かいます。 -
途中はこのような公園の中を歩いて行きます。3月なので、新緑はまだです。
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公園内のオブジェです。オフィス内の情景でしょうか、二人の男性は椅子に座り、女性が机に腰掛けています。
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マウリッツ.エッシャー(1898-1972)は、幾何学的に着想を得た木版画、リトグラフ(版画の一種の平版画)、メゾティント(版画の凹版技法)を作ったオランダのグラフィック.アーティストです。
彼の作品は、不可能なオブジェクト、無限の探査、反射、対称性、遠近法、切頭および星状の多面体、双曲線幾何学、テッセレーションなどの幾何学的オブジェクトと操作を特徴としています。
キャリアの早い段階で、彼は自然からインスピレーションを得て、昆虫、風景、および地衣類などの植物の研究を行い、それらのすべてを詳細な作品として活用しました。彼はイタリアとスペインを旅し、建物、町並み、建築、アルハンブラとコルドバのメスキータのタイルをスケッチし、それらの幾何学的構造に興味を持ち始めました。 -
館内に入ってエレベーターで3階に上がりました。建物真ん中に階段ホールがあります。
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エレベーターを降りて振り返ると、この扉!よーく見ると、扉の表面に黒い色でエレベーターのマークが。扉の左側に押しボタンがありました。
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この3階の回廊の反対側から下を覗きます。
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これは錯覚写真を撮影するスタジオです。奥に歪んだ部屋のセットと手前にカメラが設置してあります。
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これが、このスタジオで撮影された二人の写真です。ジジが大男になり、ババは小人になりました。
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エッシャーの作品で「鏡になっている球体を持った手」です。自分を保持している自分の手という事でしょうか。
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やってみました。カメラマンが中央になってしまいました。
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こちらは、立方体の枠の中に入いってしまったババです。撮影者のジジの背が低いので枠がずれてしまいました。
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こちらは正しい高さと位置に設置されたモニター.カメラの写真です。
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2階に下りてきました。階段ホールの上を見上げました。
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1階を見下ろします。
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ここからエッシャーの作品の紹介です。
こちらは白い飛魚と黒い鳥です。 -
右から左に(左から右に)、羽をもった犬?が入れ替わります。
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中央の小さな6角形が外周に向かってトカゲのような動物に変わっていきます。
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こちらもトカゲの群れです。
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以下は説明なしでみてください。
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Snakes, 1969
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薄い色も濃い色も、何かが描かれています。
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こちらは規則的に描かれています。
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交差する正3角柱に取り付いた街でしょうか。
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もうすぐ崩れ落ちる山際の建物群でしょうか。
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人間の頭の皮をリンゴのように剥いています。
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これが美術館のハイライトです。写りが悪くて申し訳ありませんが、不思議な水路からの滝です。永久に回っているように見えませんか?
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建物屋上に注目して下さい。この階段は永久に頂上に行き着きません。
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こちらの絵はなんでしょう?階段は表裏の両方が歩けます。床なのか壁なのか不明な平面も。さあどう見えるのでしょう?
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絵を回転させました。
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更に回転させました。
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こちらは、バベルの塔という事です。特にトリックはなさそうです。
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こちらは普通の絵画です。マルタ島のヴァッレッタ港のようです。
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こちらも普通の絵画で、ローマのサン.ピエトロ聖堂の内部のようです。
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1時間ほどエッシャー美術館に滞在し外に出ました。
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ビネンホフの北側のホフ池近くの広場にあるレストラン.パルメット(Palmette)に入ります。広場の中央にヨハン.デ.ヴィット像が建っています。デ.ヴィットは、英蘭戦争で共和国を率い、オランダ黄金時代を牽引した政治指導者です。
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内部の様子です。
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簡単な昼食にしました。
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明日、月曜日は、アムステルダムの国立博物館訪問のため日帰り旅行です。元々のスケジュールでは、ブリュッセルからの日帰りを考え高速列車タリスの往復切符を購入していました。ブリュッセルやアントワープの美術館が月曜日は休館なので、遠くはなりますが、アムステルダムでは休館になっていなかったので、このような計画になっていました。タリスには途中のロッテルダムから乗車します。明日でも良いのですが、時間があるので、デン.ハーグからロッテルダム間の往復切符の購入のためデン.ハーグ.H.S.駅に行きます。いつもの市電に乗りました。
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デン.ハーグ.H.S.駅の各所にあるモニター.カメラの映像です。
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この自動販売機で切符を購入しました。ババは、いつものように後ろから、不審者の監視です。
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ついでに市交通局で市電の3日券を買いました。ジジの顔を見て皆さんビックリ!すぐさまババが「私がボインと殴りました」と身振りで示すと、皆さん大笑いです。そしてこの記念写真です。
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5時10分前、ホテルに帰りました。朝に部屋を3階に変えて欲しいと頼んでいたので新しい部屋に向かいます。
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天井は1階より低くなりましたが、広さは充分です。
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ここにも金庫風の家具が置いてあります。
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唯一の不満はバスタブが無かった事です。それで、明日からまた元の1階の部屋に変えて下さいとお願いしたら、快く了解してくれました。感じが良い受付の女性達です。
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