青の洞門と黒川温泉から由布院へ一風呂浴びに。

2020/02/15 - 2020/02/17

毎度の呑みトラベル仲間と新型コロナウィルス騒ぎで世間を混乱させていますので、仕方なく家飲みを余儀無くされ旅行を自粛させられている時に、少しは人混みを避けた処が有ればフラストレーションの捌け口に成らないかなと。NET検索すれば、国内で日頃行けないが安くて良いツアーが南港から出て新門司港を往復する名門大洋フェリーを利用するのが有るじゃ有りませんか。直ぐに飛びつき申し込み、一風呂浴びに出かけました。

エリア 黒川温泉・杖立温泉(熊本)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 友人
• 交通手段: 観光バス 船 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: 阪急交通社

１６時に南港フェリーターミナルに集合しました。大阪南港から大分新門司港を往復する名門大洋フェリーきょうと丸です。さあ、乗船です。

１６時の集合で軽くガイドさんより注意事項を聞き、部屋割りを確認後は船内プロムナードで乾杯と宴会の準備です。少し混んでましたが、船室から夜景の見える
ソファーセットが空いたので即キープです。

１７時定刻に出港しました。時間通りです。南港には他に四国経由や鹿児島行きも停泊中でした。船外の景色を見ながらの一杯は格別です。（いつも飲んでますが）

南港を出港すれば直ぐ東側にはWTCタワービルが見え、横の少し低いビルがミズノHOPビルです。

船は、陽が暮れた明石海峡大橋を潜って瀬戸内海に入って行きます。以前に徳島の阿波踊りに参加した時にも渡ったなぁ~。さ

明石海峡大橋 (本州 舞子浜側) 名所・史跡

明石海峡大橋を潜り振り返ると明石の街明かりが遠のいて行きます。肌寒い中、ビール片手に風流やなぁと。

明石海峡大橋 (淡路島側) 名所・史跡

大分に着いて最初に向かったのが、大分の中津市本耶馬渓に有る、かの有名な「青の洞門」です。禅海和尚が諸国巡礼の旅の最中にこの難所で人馬が命を落とすのを遭遇して鑿と鎚のみで１７３５年（享保２０年）から３０年以上の歳月を掛け1人でコツコツと掘ったそうで、当時は日本最初の有料道路だったそうです。この洞門は菊池寛の小説「恩讐の彼方」の中で発表され有名に成ったそうです。凄い執念です。

青の洞門 名所・史跡

青の洞門の入り口から、横に沿って流れる山国川の方へ少し入って行きます。

青の洞門 名所・史跡

直ぐに突き当り、目の前に川が見えました。

青の洞門 名所・史跡

洞内を進むと出口が見えて来ました。山国川に沿ってそそり立つ競秀峰（きょうしゅうほう）が出口左手に見えます。

競秀峰 自然・景勝地

火山噴火による地殻変動が見えます。絶壁状の崖です。

競秀峰 自然・景勝地

鑿と鎚を振るう禅海和尚像です。良い身体してるな。

青の洞門 名所・史跡

競秀峰の崖裾に有る洞門口です。この傍の石段の奥には日本新三景（静岡県三保の松原・北海道の大沼公園・大分県の青の洞門）の一つで石碑には「日本新三景・青の洞門」と東郷平八郎が揮毫された石碑が有りました。

青の洞門 名所・史跡

洞門を出た国道沿いのパーキングで小休止です。

青の洞門 名所・史跡

青の洞門からバスで熊本県に入り黒川温泉郷に来ました。まだ小雨が降っています。晴れ男やのに今日の天気には負けたな。温泉郷の中程に有るお土産屋さんを兼ねられたカウンターバーでビールとごぼうの天婦羅を注文しました。こちらも外国の客が激減したと嘆いていました。向かいの店の陶器屋さんでコーヒードリップセットを購入しました。草木染めの様に色々な草木の灰で色付けされているようです。

黒川温泉 温泉

黒川温泉郷の入り口近くの「みはらし旅館」内の奥に有る露天風呂を頂きに入りました。1回分＠５００でした。回数券も販売されています。
ここの露天風呂単純硫黄泉で美人のお湯だそうです。綺麗になった様な気がしてきました。

黒川温泉 温泉

黒川温泉郷のいご坂を登れば観光案内所の横に無料休憩所が有りました。
純和風の休憩所で暖房も入っていて横にはトイレも完備しています。

いご坂の大杉 (黒川温泉) 名所・史跡

ゆったりとした畳敷きの部屋は私達の後からも、数組のグループや外国人のカップルが雨宿りも兼ね休憩所に入って来ました。無料は有難いですね。

いご坂の大杉 (黒川温泉) 名所・史跡

休憩所のトイレの壁には、「目的も無く、ただあくせく生きている無駄な人生を送る者の、いかに多き事か」と嘆く詩が貼って有りました。トイレで如何すれば良いのだろう？

いご坂の大杉 (黒川温泉) 名所・史跡

黒川温泉郷からまたバスで今度は湯布院です。湯布岳は小雨で靄っていて頂上が見えませんでした。途中からは晴れてきましたがやっぱり頂上は煙ったままでした。

由布岳(豊後富士) 自然・景勝地

湯布院の金鱗湖です。水面は穏やかで鏡のようでした。

金鱗湖 自然・景勝地

金鱗湖の錦鯉です。

金鱗湖 自然・景勝地

湯布院は小さなテーマパークの様に色々なショップが集まっていて若者の街のようです。オルゴール館やガラス細工や布屋さんなどがオシャレです。

九州湯布院民芸村 名所・史跡

小腹を満たしてあげるのと喉の渇きを潤してやる為にとにかくお店に入ろうと。
手近なうどん屋さんに入りました。一さんです。

まずはビールとかき揚げうどんを注文です。

九州湯布院民芸村 名所・史跡

ここの一さんのうどんは鰹と昆布の出汁が美味しく待たされた値打ちが有りました。

うどん屋一さんの店内です。みるみるお客さんが入ってきて満席に成りました。
やはり少ないとはいえ外国の方も多いです。

湯布院のレトロな昭和館の前には、鉄人２８号やウルトラマンが待っていました。

湯布院昭和館 美術館・博物館

帰りのフェリーでは、夕食はバイキングでした。夕食バイキングと朝食が付いて
@1,600です。シニア（70歳以上証明書必要、当日オーダーＯＫです。）は
@1,280に成ります。
あわただしいツアーでしたが、行く先々で美味しいビールと食事を頂きました。
良く飲み良く食べたツアーでした。