ベトナム、クチトンネル・ホーチミン市内１日観光で閉所恐怖症に。あわやこれまでか？№４

2019/10/09 - 2019/10/14

今回の呑みトラベルでのベトナム旅行ではベトナムに８つ有る世界遺産の内、フエ歴史古代首都・古都ホイアン・ミーソン遺跡群の３か所と前回の旅行でのハロン湾巡りを合わせ計４か所を制覇しました。
昨夜にダナン空港からホーチミンのタンソンニャット空港に着き、ホテルに荷物を置いた後、食事がてら翌日のクチトンネル・ホーチミン市内観光１日ツアーの集合場所の確認に出掛けました。またまたこのツアーでも問題が発生したんです。なんで毎回旅行で、毎日？お祓いが要るかも。
市内観光は天気が良過ぎて暑かったのですが、クチトンネルに着いたとたん凄いスコールのシャワーに襲われました。これじゃあトンネル観光には行けないので暫し雨宿りです。取り敢えず、チケット売り場内の売店で安いナイロン製の雨合羽を買い、着込んでスタンバイです。この後人生始まって以来の危機に見舞われました。本当、もう死ぬんじゃないかと。毎回旅行すれば何か問題発生です。なんでや？。

エリア ホーチミン(ベトナム)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 友人
• 交通手段: 観光バス タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: ベトナム航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回のホーチミンのホテルです。ここに決めたのは１区で安くてランドリーサービスが有るからなんです。又着いて分かった事はカウンター横にソファーが有るので分かる様にマッサージもして貰えるんです。但し有料ですが、歩き疲れて戻って来た時には有り難い。

此のソファーでフットマッサージが受けれます。足以外で全身や腰などの場合は、カウンター奥の部屋で施術してくれます。フットマッサージは９９VND/1ｈだったかと。

フロントの壁には、世界のリアルタイムが判る様になっていました。インターナショナルやな。

朝７：４５に集合と成っていましたので来ると沢山のツアー客で溢れています。ここは、Kkdayに予約したのですが、現地のツアー会社でTNKOfficeに集合と成っていましたので、予約時に場所が分からず何度か現地にメールを入れ場所をGooglemapで確認して尚、昨日ホーチミンに着いてからも確認に来ましたので、バッチリです。いろいろな現地ツアーを催している為、オフィース前はごった返して歩道に溢れています。

最初にホーチミン市内観光に行ったのは、統一会堂（旧大統領官邸）で庭園前には、赤いアオザイの団体が居ました。いいねえ。

統一会堂 建造物

ガイドよりチケットを貰い、さあ入場です。敷地内案内図です。何かさっぱりです。

統一会堂 建造物

会堂内はゆったりとして広く、中庭も有り、良く管理されています。ここは正面玄関入って直ぐ奥の階段です。

統一会堂 建造物

控室？会議場？

統一会堂 建造物

奥の額には、故ホー・チミン大統領の胸像が有りました。

統一会堂 建造物

市内観光の２か所目です。ネオ・ゴシック建築様式で、現在工事中でした。２０１９年末から２１２０年６月に修理完了らしいです。半年のばらつきの予想とはおおらかですな聖マリア教会。レンガ造りでフランスの建材を利用したとされる二つの尖塔が美しい。

１９世紀末にフランス統治時代に建てられた聖マリア教会のお隣には、大きな中央郵便局が有りました。

サイゴン中央郵便局 建造物

ベトナムの建物は何か黄色いのが多いような気がします。

サイゴン中央郵便局 建造物

建物正面玄関上部には大きな時計が鎮座しています。

サイゴン中央郵便局 建造物

郵便局建物内部は、天井がアーチ形をして高く作られているので広く感じられます。

サイゴン中央郵便局 建造物

郵便局奥にも故ホー・チミン大統領の肖像画が飾られています。

サイゴン中央郵便局 建造物

市内３つ目の観光はベトナム戦争の資料や実際に使われた武器や戦車・飛行機などが展示されていました。戦争証跡博物館です。

ベトナム戦争証跡博物館 博物館・美術館・ギャラリー

この横の入り口でチケットを買って入ります。入口入るとすぐ横には、アメリカ軍の大型ヘリやベトナム軍の戦車が並んでいます。

ベトナム戦争証跡博物館 博物館・美術館・ギャラリー

朝から凄い日差しで暑くなり、早く建物内に逃げ込みたいです。

ベトナム戦争証跡博物館 博物館・美術館・ギャラリー

入口すぐ横の米軍大型ヘリとベトナム軍の戦車。

ベトナム戦争証跡博物館 博物館・美術館・ギャラリー

観光用にですが、凄く綺麗に保存をされていて今でも使えそうです。

ベトナム戦争証跡博物館 博物館・美術館・ギャラリー

戦争はいつでもダメですが、子供達には人気が有ります。

ベトナム戦争証跡博物館 博物館・美術館・ギャラリー

米軍のジェット戦闘機です。現在と比べ、ひ弱そうです。不時着したのかな。

ベトナム戦争証跡博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ベトナム軍の戦車。

ベトナム戦争証跡博物館 博物館・美術館・ギャラリー

アメリカ軍のいろいろな銃。戦利品かな。

ベトナム戦争証跡博物館 博物館・美術館・ギャラリー

長さ５～６０cm位の砲弾。こんなのを何千発と落とすんだからたまったもんじゃ無かったでしょうね。でもベトナムは負けませんでした。
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ベトナム戦争証跡博物館 博物館・美術館・ギャラリー

戦時のスクラップで作られた像。悲惨さを表している。

ベトナム戦争証跡博物館 博物館・美術館・ギャラリー

ベトナム戦争の有名な写真で乏しい食料を懸命に運ぶ子供。

ベトナム戦争証跡博物館 博物館・美術館・ギャラリー

まだ子供に近い命乞いをするベトナム人をナイフで威嚇する米兵。一般農民とべトコンとの区別が付かない。

ベトナム戦争証跡博物館 博物館・美術館・ギャラリー

市内のレストランに昼食に向かいます。ベトナムもやはりバイクの一団が凄い。渡る４原則で思い切って渡りましょう。１.慌てない２・走らない３・立ち止まらない４・戻らないを守って。

街中のカフェレストラン。

お昼に案内されたレストランのメニュー。いの一番にビールをオーダーです。

ジ、オアシス・サイゴン・ガーデンレストランで食事です。席は予めキープされていました。名前カードが有ったのでうろつく事も無く席に着けました。

食事は２階のテラス席で階下の中庭にはプールが有ります。

さあ、ダナンではラルービール（LARUE）オンリーでしたが、ここではタイガービールです。何でも美味しいが。大ビンが出て来ました、嬉しいね。

食事中ふと下を見れば、カップルがプールに入っているでは有りませんか。日本人なら余程自信が無ければ衆目の集まる所では入りませんね。流石、欧米人か？
聞いたフレーズ。

食事も済ませ次の目的地クチトンネルに着いたとたん凄いシャワーです。

レインコート来て駆け込んで来ました。雨脚が凄いです。

クチ トンネル 洞穴・鍾乳洞

お馴染みのベトコンが使ってたトンネルの入り口です。その昔、ベトナム人は体格が小柄だったので出入りは出来ましたが、アメリカ兵は大きくて入れなかったので、フィリピン兵や韓国兵そしてマレーシア兵に中に入らせたそうです。入れば複雑な迷路に成っており、トラップにことごとく引っ掛かったそうです。私も最後にはエライ目に遭い、死ぬんじゃないかと。

クチ トンネル 洞穴・鍾乳洞

当時のべトコンの様子を人形で表しています。

クチ トンネル 洞穴・鍾乳洞

同じく女性べトコン兵です。綺麗やんか。
この女性が履いていたゴム草履に由来が有ります。

クチ トンネル 洞穴・鍾乳洞

沢山有るトラップの仕掛けを展示。

クチ トンネル 洞穴・鍾乳洞

このトラップは、どんでん返しに成っており落ちれば出れないそうです。

クチ トンネル 洞穴・鍾乳洞

ジャングルに迷彩された戦車。上空からは見つけにくいでしょう。

クチ トンネル 洞穴・鍾乳洞

そこかしこに有る穴倉には、武器を作る道具や不発弾を修理する様な窪地？が有ります。

クチ トンネル 洞穴・鍾乳洞

ジャングルの木立に囲まれているので上空では視認出来ないでしょう。

クチ トンネル 洞穴・鍾乳洞

これもトラップの一つで、扉を押し開けると釘が刺さった振り子が入口向かって飛んで来る仕掛けです。刺されば痛いだろうな？

クチ トンネル 洞穴・鍾乳洞

ジャングルに隠れるように高射砲が据え付けられています。この後ろに見える休憩所を兼ねた売店で雨上がりの為、無茶苦茶虫蒸し暑くって喉が渇きビールを買いにダッシュです。

クチ トンネル 洞穴・鍾乳洞

この小屋は、兵士たちの食事を作る小屋です。お釜や鍋などが有りました。
炊き物をして煙は大丈夫なのかな。後でタロイモの蒸かしたのをゴチに成りました。

クチ トンネル 洞穴・鍾乳洞

射撃練習所です。

クチ トンネル 洞穴・鍾乳洞

一見何も無いような静かな森の道です。

クチ トンネル 洞穴・鍾乳洞

沢山のツアー客で一杯です。

クチ トンネル 洞穴・鍾乳洞

べトコンはお金も資源も無く強大なアメリカ軍に怯まず一体に成って戦っていたそうで、アメリカ軍の残した車のタイヤなどを切り裂き、溶かしてゴム草履を作っていました。自給自足で工夫をしていたんです。

クチ トンネル 洞穴・鍾乳洞

これが出来上がっているゴム草履です。無駄に出来ないな。

クチ トンネル 洞穴・鍾乳洞

道無き道をかき分けて進んでも、米兵たちもトラップには流石注意を払っていて米兵以外の連合軍の斥候を使ったようです。そら何処から出て来るか分からないから、おっかなびっくりだったでしょう。

クチ トンネル 洞穴・鍾乳洞

ここが問題のクチトンネルの入り口です。ガイドの話を聞いた後で少し体験しますか？の誘いに乗ったのが間違いでした。九死に一生でした。次からは絶対スルーだからな。誰に言ってるの？

クチ トンネル 洞穴・鍾乳洞

降りるに従って細く狭くなり、後ろはもちろん横に向く事さえ出来ず、リュックを背負った状態では身動きが付きません。本当に真っ暗で足を這う寸前まで曲げ、頭が天井の壁に当たるので腿でお腹を抑えた状態で呼吸もし辛い状態でした。体はあちこち壁に擦れるわ、小さな空気口に帽子を吸い取られるわで胸を圧迫していた為呼吸困難な状態になり、出口まで後どの位か見当が付かない中、息が止まりそうになりパニック寸前でした。これが閉所恐怖症で狭心症などで死ぬんだなと悟った事でした。そこから２～３分は長かったです。死にかけました。怖かったなこんな所で死んだらと考えるだけで一杯一杯でゾォ～としました。もう二度とチャレンジはしません。

クチ トンネル 洞穴・鍾乳洞

トンネルの恐怖も冷めやらずですが、先ほどの炊事小屋から、タロイモの試食をガイドが持って来て振舞ってくれました。大して美味しく有りませんが、戦時中なら貴重な食糧だった事でしょう、。

クチ トンネル 洞穴・鍾乳洞

クチトンネルツアーの最後の出口近くの案内板で、ホーチミン中に網羅されたトンネルの全体図が案内板に有り、説明を受けました。地下トンネルの総延長距離は、２００ｋｍも有ると。当然手掘りだろうし凄い作業だな。

クチ トンネル 洞穴・鍾乳洞

ここは朝、ツアーで前をバスで通ったので目を付けていました。清潔そうで新しく見えました。きっと美味しい物が有りそうだと。クチトンネルの恐怖にもめげず、さあ～ビールだビールだ。

中はかなり明るく活気が有りそうでワクワクしますね。早く喉を潤す為に入らなくちゃ。

セントラルセンターの階段を下りれば真ん前がフードコートです。

てんでに好きな食べ物屋さん前のテーブルを確保してから注文します。皆、夜型なのか子連れで楽しそうに食事をしていて何処の国も食事中は平和だなと。

良く見ると鍋料理の物が有るんです。日本と同じで一人用や数人用の鍋でファミリーで美味しそうに食べています。鶏肉や牛肉や野菜も好みでチョイス出来るようです。このフードセンター全体も清潔感が有ります。

どの店もメニューに単価が有るので注文もスンナリです。

先ずはメニューから主食のライス類を少々。価格表示されているから明朗会計です。

野菜関係のバリエーションも豊富でバランスの良い食事が出来ます。
ベトナムの人は政府も運動を奨励しているので余り太った人は見ません。
平均年齢も３０そこそこの為、国全体が若く活気が有ります。又、タイや台湾の方のように皆優しいです。

これはシェアーする為に２～３点をチョイス。一品一品が安くて美味しい。

好きなお店の前のテーブルに陣取って指さし注文でOK.メニューは写真入りで値段も有るのですごく判りやすい。アルコール類はお店には無く、近くのドリンク店にて持ち込みです。ビールが進むこと進むこと。今日は生きて帰れてホッとしてビールです。

かなり遅くなってきたので食べ終わってから明日はフリーでの観光とお土産ゲットの一日の為、部屋飲みの分を買ってホテルに戻りましょう。しかし今日のクチトンネルでは閉所恐怖症はこんなにも成るんだと云う事と酸欠と狭心症でお陀仏かと？何か解かった様な気がしました。明日の為しっかり寝ましょう。明日も強行軍に成るのかな。