ドナルドがホワイトハウスにいるうちに…。（１3：お土産購入とハバナでの最後の晩餐）

2020/02/06 - 2020/02/06

念願のキューバ旅行もついに最後の夜。

最後の晩餐もうまいもの食って帰ろう。




あれから2年。

いいかげん、キューバから”帰って”こないと…。
あの感動のキューバ旅行からもう２年か…。




あれからどこも行ってないな…。


結局2021年もコロナは収まるどころか…。

2022年はいい兆しが見えてきますように…。

エリア ハバナ(キューバ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: タクシー 徒歩
• 航空会社: エアカナダ エアカナダルージュ
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: エイチ・アイ・エス

キューバ最後の夜が近づいてきました。


「カリブ海の真珠」とまでうたわれた小さな島国。


こんないいところだったとは夢にも思わなかった。

ギリギリのところでなんとかつながっているドコモの海外1dayパケットでなんとか見つけ出したレストランをGoogle先生に登録して、出発。

この美しいマレコン通りもしばらく見納め。

ハバナ滞在中何度も来た旧市街。

今度はいつ来れるかな？

フロリディータ
無理してでも行くべきだったか‥


やはり滞在は最低3日は必要だ。
またコロナが収束したら真っ先に来ます。

そーいや、お土産買ってない。


ふたたびGoogle先生を開くと、フロリディータの隣にハバナクラブと葉巻の店があるというじゃないか。

店の名前は

「La Casa del Ron y del Tabaco Cubano」
直訳すると「ラム酒とキューバたばこの家」…。

シンプルでいいですね。




ここが店の入り口なんだけど、ドアは閉まってて、人が座ってると、入るの躊躇しますよね。

そこは「もう二度と来れないかもしれないところ」と勇気を出して入る。

いろいろな意味でものすごく敷居の高そうな入り口から階段を上り、店内へ。

中はこんな感じ。

ハバナクラブたくさん。

これ、2020年限定ラベル。

買ったかどうかは‥

ハバナクラブだけじゃないみたい。

でも、キューバのお酒といったらハバナクラブってくらい世界中で飲まれてますよね。

これなんか高そう。

ここで、ハバナクラブ4本、あと葉巻も買った。

いろいろなサイズがあり、アル・カポネが吸っていそうなものすごく太いモノもあれば、普通の紙巻きタバコくらいのサイズのものもあり、こっちはおみやげにもよさそう。

日本の紙巻きタバコよりは高いけど、キューバ産の「世界最高級葉巻」と考えると、地元の街中で買うのが一番ですね。

ブッとい葉巻を買ったかは内緒として、お土産用にこのリトルシガーを。


左のコイーバは世界最高級の葉巻
右のモンテクリストはチェ・ゲバラが好んで吸っていたといわれる葉巻です。

最近、日本でも紙巻きたばこの相次ぐ増税でこのような葉巻タバコが多く出されるようになりましたね。

ハバナクラブも葉巻も買ったし、ごはん、ごはん。

途中煌々とした博物館があった。

軍事博物館のようだ。

あとで調べたら、革命博物館のようだ。

軍人さんが警備してる。

超望遠でそっと撮りました。

これももう使ってないだろうけど、いろいろな装備が展示されています。


昨日の青空軍事博物館とはずいぶん雰囲気が違う。

ちょっと今どき、これじゃ外国相手に戦争してもダメだろうね。

第二次大戦の頃の装備かな？

骨の髄まで資本主義国家で育った者からの素朴な疑問なんだが、なぜ共産主義の国ってどこもこういう軍事装備の自慢系施設が多いのか…？

戦車まで‥。

ミサイルも‥。

アメリカの方を向いてるのか？

ちょっと寄り道したけど、目的はごはん

ハバナのどこにでもある通りなんだけど、昼の明るさとは対照的に夜はこんな感じ。

海外特有のオレンジ系の光が今がいつの時代か迷わせる。

こうやって通りを覆うような飾り、ハバナで流行ってるのかな？

お向かいさんといい関係だとこういうこともできるんだよね。

日本じゃいきなりこんな依頼受けたら相手からドン引きされて、結果断られるのがオチだよね。

こんな演出してる店の看板をとっておいた。

イタリアンの店っぽい。

今夜の目的地はここ。

「HABANA 61」

ここも今回ハバナに行く時、事前に先輩トラベラーの情報をもとに決めた。

晩ごはんどきとあって混雑。

店に入ったら、
「予約もあるし、待つよ」と言われたが、ホテルからも旧市街ど真ん中からも離れていたのと、これからまたGoogle先生に聞いても答え出る間に空くだろうと思い、待つことにした。

20分くらい待ったかな…。

席に通され、まずはドリンク。

最近、お酒飲む機会がほとんどないので、弱くなってきてるのか、モヒートもダイキリも頼む気になれず、昼同様ノンアルコール。

でもこれもおいしい。

店内はこんな感じ。

レストランバーってところで、音楽ジャンジャン流してるわけでもなく、比較的落ち着いて食事ができる店です。

前菜はセビッチェ。

ここのセビッチェもおいしい。

盛りつけもこんなにおしゃれ。

何度も言うが、今回のハバナは「スペイン語武者修行」


無料アプリとNHKだけでどれだけ通用するのか地元の人に話しかけて実践することも目的。
スペイン語を積極的に使って通じるかどうかを確認する。



ここにはメニューにコロッケがあった。

スペイン語では　「Croqueta」

でも皿にいくつのってるかわからない。


そこで
「コロッケはいくつ皿にのってるか？」

って聞いてみたら

５つだそうだ。



通じた。

スペインのバルではお馴染みのコロッケ。

スペイン語ではlas Croquetas


キレイに盛り付けられてます。

スペインのバルでも同等のクオリティだと思うくらいきれいだし、うまいし‥。

何度も言うが、ハバナ、ここ、日本人は意外と知らないグルメタウンだ。

最後もやはりロブスター。

タコものってた。

結局、ハバナでの食事はほとんどシーフードだった。

大満足です。

ここは料理を頼むと取り分け用のライスとメキシコでもよく出る豆のペーストがついてくるみたい。

ライスはジャポニカ米じゃなく、従来のカリフォルニア米。
ほんのり味付けしてあった。

個人的には家にパエリアとかチャーハン用に香り米の備蓄があるくらいなので、あまり違和感なく食べられる。

かみさんのメインはマグロ。

当然、大西洋マグロ。

むしろカリブ海の近海マグロの方がしっくりくるかな？

サイズは大きめ、サイコロマグロステーキといえばわかりやすいかな？

ごちそうさまでした。

これで日本人にとっては極めて珍しいハバナグルメ紀行これにて終了。


あとはいや～な帰国だけ。

もう2～3日いたかったな。
どこに行ってもそう思う。

でも、世界中にコロナが蔓延し始めているから、今帰国しないと日本に帰れなくなるかもしれない…。

後ろ髪引かれる…。

すっかり暗くなったね。

中南米の夜の街なんて日本人は絶対に歩いてはならないといわれるが、この時のハバナは別。
ハバナは中南米でもとびぬけて治安のいい国で、こうやってアジア人が普通に夜の散策ができました。

メキシコシティはヤバい雰囲気プンプンでしたけど…。


日本人夫婦が普通に20分くらい歩いてホテルまで帰っています。
昨夜はタクシーの客引きがあったのですが、今夜は結局声をかけられることなかったな…。

お、ここにも壁画。


一番右がゲバラ。

他は‥

どちら様？

時間は結構遅いが、こうやって気楽に散歩できるとはキューバ、治安いいんですね。

きらびやかな建物。

ここはスペイン大使館だそうで。
他の国の大使館は昼間イギリス大使館見たが、普通の家っぽいのだが、スペイン大使館は別格。

ホテルから5分くらいのところのマレコン通り沿いにこんなしゃれたレストランがあった。

ここもイタリアンみたい。

やっぱり現地滞在2日じゃ何もできないね。


特にこんな遠いところ、人生最後かもしれないし、この時すでに一部の地域で猛威を奮っていた新型コロナウィルスがひどくなって、回復に差が出た時、こういう国はどっちに転ぶかわからない。

でもキューバって医療のレベルは高いんでしょ？

ホテルに戻りました。


なんとビックリ

エレベーターにこんな張り紙

読んでみると、新たにエレベーター故障。

おい、そーするとこのホテルのエレベーター全部動かないってことじゃん‥。

部屋、11階なんですけど‥。

さすがキューバ。

そもそも3か月前は隣のエレベーターが故障してるのは知っていたが、ついにこっちのエレベーターもかよ‥

不幸中の幸いがあと6時間したらチェックアウト。

それでも荷物抱えて階段で降りなきゃならないなんて、やっぱりキューバすげーな。

もう笑うしかない。


では帰国の準備します。