ドナルドがホワイトハウスにいるうちに…。（７：クラッシックカーツアーその２ キリストは実は愛煙家？）

2020/02/05 - 2020/02/05

クラッシックカーツアー後半。


革命広場は明日に取っといて、今日はちょっと足を延ばしてヘミングウェイを前半に後半は要塞とガイドさんおススメのキリスト像へ。

道中行き先を決める引き続き行き当たりばったりなクラッシックカーツアーです。

エリア ハバナ(キューバ)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: タクシー
• 航空会社: エアカナダ エアカナダルージュ
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: エイチ・アイ・エス

ガイドさんおススメのキリスト像は旧市街から見ると対岸にあるのですが、実は島があるのではなく、湾の反対側というところで、対岸の外海の方にハバナ市街を守る要塞がある。

東京湾やメキシコ湾のように大きいわけではないのですが、旧市街と要塞群を効率よく観光できるようにか、ハバナには海底トンネルがある。

その海底トンネルをくぐると喧騒としたハバナ旧市街と比べて落ち着いた風景が広がっていた。


この辺り一帯は昔から軍事的重要なところだったのだろう。


市街地との出入りは厳しく制限されていたんだろうな…。

通り沿いにこんな軍用車が並んでいる。

奥にはミサイルも。

飛行機まで置いてある。


別に今でもアメリカの攻撃に備え、戦闘態勢を整えているのではなく、展示用のものである。



ここはMuseo Historico Militar


とりわけ青空軍事博物館といったところ。


好きな人はここで何時間過ごせるだろう。

恐らく入場無料。

展示はすべてホンモノ。
これといった柵もないので触り放題。

この要塞は青空軍事博物館の一面もあるようです。

クルマを止め、少し歩くと奥の方に白い像が見えてきた。

ハバナのキリスト像
（El CRISTO de la HABANA）

ハバナの観光の目玉の一つです。

参考までに、「ハバナ」は英語表記では

HAVANA
ですが、
スペイン語表記では

HABANA
となります。
この看板はスペイン語表記ですね。

また同時に奥の方に大きなお屋敷が見えてきました。

誰の家でしょうか？

大きなお屋敷です。

我が家の何倍あるんだか‥。


離れたところに地下道らしき秘密の抜け穴もあり、冒険心豊かな家です。

これはキューバの英雄、チェ・ゲバラの第一邸宅だそうです。

ここは海のすぐそこなんですが、海面までかなり高さがあって、見晴らしがいい。

カリブ海は日本と同様、地震が多く、このつい10日ほど前もM7級の地震があったばかり。

北の海に面したハバナは何もなかったが、南の海に面したところは小さいが津波が来たらしい。

このゲバラの家は海面から10メートルくらいあるんじゃないかな？
でっかい津波がきてもある程度は防いでくれそうなところです。

いいところに建ってますよね。

それと、あまり塀は高くないんですね。
有名人の家といったら高い塀で囲まれて、どんな家かわからないことが多いのに、この家は普通のお金持ちの邸宅って感じです。


でも、玄関のところに「che」って、キューバにも家の正面に表札をつける習慣があるんですかね？

ゲバラの家を見て振り返ると、キリスト像があります。

でっかいキリスト像はリオデジャネイロの両手を広げたキリスト像が有名ですが、ガイドさん曰く、

「リオのキリストは両手を広げて人々を守るが、ハバナのキリスト像は葉巻を吸いながら、おカネ数えている」

とのこと。

ということで、同じポーズで撮ってみた。

あ…葉巻‥買ってない‥。

紙巻きタバコは持っているけど、それじゃね‥。



どーでもいいけど、せっかくのカリブ海なのに天気悪いな…。

今、この辺乾季なんだよね？
カンクンでは一度も観光でこんなに曇ったことないのに…。

キリスト像の後ろからハバナ市街を。

ハバナはいろいろなクラッシックカーが走っている。

アメリカのでっかいのばかりでなく、こんなヨーロッパ風のクラッシックカーも少数派ですが、見かけます。

公園の全景図。

広い公園です。
また、旧市街の雑多感はなく、スッキリとした雰囲気。

遠くに要塞が見えます。


カバーニャ要塞でしょう。

世界遺産です。

すぐ近くにこのモロ要塞があります。

ここが要塞の入口ですが、今回はたった2時間のチャーターなので、中は入らず。

モロ要塞 史跡・遺跡

また次回来たときにじっくり堪能します。

要塞の側からハバナ市街を臨みます。

泊まってるホテルも見えました。


角度的に部屋からここも見えます。

さて、2時間のクラッシックカーツアーも終了。


当然ながらあっとい間です。

再び青空軍事博物館を横に走り

カリブ海、なんだかんだいって久しぶりなんだよな…。


調べてみたら2016年夏以来、3年半ぶり…。


前回はこの対岸のユカタン半島カンクン。
今回はカリブ海の真珠、キューバ。

やっぱりカリブ海、いいですね。

前回までは遺跡探検。
今回はグルメ。

新たなカリブ海の楽しみ方見つけた。

集合時に行くところを決めて、解散の場所も道中決めるのんびりとしたツアーです。

せっかくなので、サン・ホセ民芸品市場で降ろしてもらうことにした。

今更ですが、このドライバーさんも白い麦わら帽子のハバナスタイル。


ドライバーさんとは市場についたらお別れ。

港の程近いところのでっかい倉庫跡をリノベーションした観光客向けの一大お土産センターといった感じ。

食品の取り扱いがないので、市場独特の匂いはありません。
そのためもあってか、結構清潔感ある市場です。

サン ホセ民芸品市場 市場

中は区画分けされていて、その中で商店主が販売するスタイル。

似たようなものの取り扱いもありますが、同じものなら値段は同じです。
その辺が社会主義国って感じですね。

これは仕掛付きの木箱なんですが、日本では箱根の組み木秘密箱と似ています。

指定したところを持って指定された通りにしないと開かない仕組みになっています。

なかなかしっかり密閉されていながら、きちんと開けるとスムーズに開きます。


キューバ国旗がデザインされて、葉巻入れるのにちょうどよさそう。

さて、実はこっちに来て大変なことに気づいたのが、常夏の島に来ているのに、着替えのTシャツが足りず、日程考慮すると3枚不足が初日から発覚！

単に持ってくるのを忘れてきただけ。
帰国して帰宅すると、荷造りした部屋にゴロゴロの中に入れようとたたまれたTシャツが6枚重なっていた…。


ちょうど、Tシャツを売る店もあったので、3枚購入。
また支払い時、確かTシャツ3枚で12CUCだったとおもったが、20CUC出したら、お釣りがないと言われ、あと2つ買えば安くしてちょうどにするとのことで、帽子とかみさんのTシャツも追加購入。

値引きしてもらって一つあたり450円くらいならいいか、と追加購入了承。

帽子は翌日以降、ハバナ滞在中ずっとかぶっていたら、塩ふいていた。

Tシャツはサイズはそれなりにあり、最初に出されたのがちょっと小さかったので、
Hay un mas grande?
といったら通じた。

このとき、まだ日本人ガイドさんはまだ一緒にいたのですが、このハバナ旅行はオイラにとっては「スペイン語武者修行」なので、言葉についてはできるだけ自力で切り抜けるつもりで来たので、これでよかった。

いや～、こんなとき無料アプリとNHKに助けられたって思います。

じゃあ、これを英語で言うとなると、どう言えばいいんだ？



ドキドキしながらの買い物だったので、これしか写真撮ってなかった。

ガイドさんはTシャツ購入まで付き合ってくれて、このあとは完全に二人。

ちょっと外に出てみる。


外観はこんな感じ。

実は外に出たのはこのあと行くつもりのレストランの場所を確認するためで、Google Map起動してもたちあがるのに数分、これにドコモの海外パケットで店情報だそうとすると、10分近くたってもまだ画面全部開かず。

キューバで利用可能とありますが、ドコモの海外パケット、キューバではほとんど使えません。
ケータイの処理能力は関係ないと思う。
このとき持っていたのはiPhone7、この時はそこまで古い機種ではないはず。
iOSも普通にアップグレードできているので…。

これからハバナにいく方は現地のwi-fiカード買ってスマホ操作することを強く勧めます。

いっそスマホを持たず、アナログな日々もいいでしょう。

せっかくタイムスリップした街にいるんですから、情報も紙で。

市場内に戻って、2階に。

この市場は1階が工芸品や衣料品で、2階はアートのフロアとなっているが、広いフロアに絵画を中心にしたおびただしい数の作品。

いるだけで圧倒されます。

すごい量。

圧巻です。

オイラはゲージツには疎いので、筆運びの技術がどーこー言うことはできないのですが、キューバの絵画は抽象画よりも写実主義が主流かなと感じる。

さりげなく壁にかけるにちょうどいい大きさの絵もあります。

こんなクスッとするようなパロディも。

キャンベルスープのロゴがHAVANAになっていたり‥

ハバナではミッキーも葉巻吸います（笑）

一応プロの画家の販売する絵なので、高いので買えませんが、見ているだけでも圧倒されます。


プロの画家の作品たちなので、あまりむやみやたらにカメラを向けない方がいいかもしれません。


おもしろいのを見つけたら、

「Puedo hasar una foto?（プエダサールナ　フォト？）」と一声かけた方がいいでしょう。




ここは社会主義国、小さなトラブルも面倒くさいことになるかもしれませんので…。


ではこれから晩ごはんです。