喜寿記念スロヴェニア・クロアチア12日間旅行記⑪プリトヴィツェ湖群・上湖群を歩く

2019/06/08 - 2019/06/08

６日目(６/８・金)
午後もまた単独行動。ゲート２から入りP１からP２に電動ボートで渡る。
ブルゲティ湖、グラディンスコ湖の北岸、上湖群の絶景が集まる区域からミリノ湖、ガロヴァツ湖の東岸から北岸、マロ湖、ヴェリコ湖、ヴィル湖(写真2枚目の写真にはブルゲ湖と間違って記載)、バチノヴァツ湖からＳＴ３へ。
その後、ＳＴ３からＳＴ１へ電動バスで移動。ＳＴ１からシュブリャラ洞窟の上まで歩き、下湖群の俯瞰。
ＳＴ１からＳＴ２に戻り、18:30 ホテル･ベルヴューに・・・。

エリア その他の都市(クロアチア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

13：55にゲート２から再入場。
ゲート１で求め損なった地図を買おうとして、壁に貼ってある４種の地図を見る。
ネットで調べた地図と同じ。
係員に次の写真を含めて数枚の地図などを示し、午前中に絶景ポイントと下湖群を廻ってきたと話す。
係員は私の労作に感心し、数名の全係員が集まって感嘆の声。
これから上湖群を歩くと・・・。

これが私の予定コースを示す地図。
地図はネットから、各写真は自分で撮った写真に入れ替え(５/５)ネットから。そして見たい景色を配置。
黄色の点線が私が歩いた道筋。写真のガロヴァツ湖の左の小さな湖に誤ってブルゲ湖と記載は正しくはヴィル湖(ＶＩＲ)でした。この旅行記は3月18日に修正した。

14:05にＰ１からにＰ２に電動ボートで渡る。

Ｐ２はＰ３に渡る観光客で一杯。

私の予定はＣコース(下湖群はＢコース、上湖群はＥコースをとうしてCコース)。

Ｐ2からブルゲティ湖(ＢＵＲＧＥＴ)へ。ブルゲティ湖は小さな湖の集まり。標高553ｍ、広さ1ha、最深５ｍ。

湖面に倒木が多い。

倒木に石灰華が付いている。

ブルゲティ湖は浅いので澄んでいるように見える。

ブルゲティ湖にはこういう所もある。

グラディンスコ湖からブルゲティ湖に流れ落ちる・・・。

グラディンスコ湖からブルゲティ湖に流れ落ちる・・・。

グラディンスコ湖。標高554ｍ、広さ８ha、最深10ｍ

グラディンスコ湖の西北部。ヴェリキ・プルシュタヴィツイ滝がかすかに。

やがてヴェリキ･プルシュタヴィツイ滝がはっきりと見えてくる。

ヴェリキ・プルシュタヴィツイ滝を横から・・・。
グラディンスコ湖の西北部の湖岸を迂回している。

ヴェリキ・プルシュタヴィツイ滝。上湖群のハイライト。高さ２８ｍ。
朝、ホテル･ベルヴューの下の道で何かを叩くような轟音が聴こえた滝。
上流のガロヴァツ湖からの大量の流れで水飛沫がすごい。カメラを濡らさないように早々と退散。秋の紅葉シーズンも綺麗だろうと想像する(水量は減っているかも)。

ヴェリキ・プルシュタヴィツイ滝の道標。

グラディンスコ湖の北側の木道で先客(女性)が仕切りと写真を撮っている。退くのを待って。

このように壊れた小さな滝でした。2018年の初めに壊れたらしい。

この写真はネットから拝借した。壊れる前はこのように風情があったのに・・・。
プリトヴィツ湖群国立公園の景色はこのように年々変化していくのだ。
多分、地球温暖化の影響もあろう。
マルタのゴゾ島のアズールウィンドウのように嵐で影も形もなくなる名勝も・・・。
多くのネットにはこの写真が掲載されている。もう見ることはできない。残念。

木道を黙々と歩く。観光客はまばらで歩きやすい。

木道の横の小さな滝？にも風情が・・・。

マリ・プルシュタヴァク滝が見えてくる。

マリ・プルシュタヴァク滝。落差18ｍ。

マリ・プルシュタヴァク滝は幅が広い？・・・。

女性も一人歩きが出来るほど安全なのだ・・・。

名もなき滝？・・・。

ここにもエメラルドグリーンの小さい湖。

突然にお歯黒トンボの登場。シャッターチャンスを逃すまいと１ショット。
トンボは何処にとまっているのでしょう・・・。アップすると見えるのですが・・・。
私は湘南に移り住んで４０年、近くの沢で時々見かけるが・・・。

やがて、ガロヴァチュキ･ブク。１本の流れ。

ガロヴァチュキ･ブクの道標。高さ16ｍ

やがてペバレフ博士の顕彰碑。ペバレフ博士はプリトヴィツ湖群国立公園の保護を訴えた。

名もなき滝。旅行会社のパンフレットにも載っている滝。
秋の紅葉シーズンは綺麗だろうと想像する。ネットの写真を見ると左下に石灰華が付いた倒木が写っている。残念ながら奥の滝に見とれ見落としたようだ。

＊2021年７月11日の地デジ６ch(TBS)の番組・世界遺産でプリトヴィツェ湖群国立をやっていた。どうも円形劇場と名が付いたらしく紹介している。15/7/2021に追記。

先ほどの滝を振返る。絵になる１枚。

＊2021年７月11日の地デジ６ch(TBS)の番組・世界遺産でプリトヴィツェ湖群国立をやっていた。どうも円形劇場と名が付いたらしく紹介している。15/7/2021に追記。

多分ミリノ湖(標高564ｍ、広さ0.1ha、最深1ｍ)だと思うが、ここも石灰華がある。

Ｐ２(グラディンスコ湖の南岸を歩いてＰ２に到る)とＳＴ３の分かれ道の道標。
右方向に進もう。

ガロヴァツ湖への遊歩道

やがてガロヴァツ湖の南岸(左方向)または東岸(右方向)を歩く分かれ道。
当然、右に進むのだ。ここにもガロヴァツ湖の道標がある。
標高583ｍ、広さ12ha、最深24ｍ。

ここで初めて鴨のご夫婦(恋人同士?)に遭遇。ネギは背負っていない・・・。

ガロヴァツ湖は広い。路傍の石に座って暫し休憩。

反対側を見ると、エメラルドグリーンの小さな湖。
グラディンスコ湖とガロヴァツ湖の間にはいろいろと美しい場所があるので、左右・振り返り、景色を楽しもう・・・。

ほんとにホントに小さい滝？・・・。

ガロヴァツ湖の東岸の遊歩道。

ガロヴァツ湖の道標。このようにガロヴァツ湖は道標が多い。
標高583ｍ、広さ12ha、最深24ｍ。

やがてガロヴァツ湖の最西北部に、このような展望スポットがあらわれる。

上流のヴェリコ湖とマロ湖とその下のヴィル湖から流れ落ちる小さな滝がいく筋も見えるのだ。
参考までに。ブルゲティ湖から山の方にいくＫコースがある。グラディンスコ湖、ガロヴァツ湖、ヴィル湖、マロ湖、ヴェリコ湖などを俯瞰できるらしい。2018年ザックさんの観光記に詳しい・・・。

この写真はマロ湖に近い所で激しく流れ落ちる・・・。

マロ湖の道標。標高604ｍ、広さ1ha、最深9.5ｍ。

マロ湖は静かな小さい湖。

やがてヴェリコ湖への木道(左方向)とオクルグジャク湖への木道(真直ぐ方向)の分かれ道。

オクルグジャク湖への木道は封鎖されている。多分に水量が多いこの時期は水没しているのだろう。

そのまま進むと右側にヴェリコ湖があらわれる。
オクルグジャク湖からの幾筋の流れが・・・。

ヴェリコ湖の木道を振り返る。ここも倒木が。

オクルグジャク湖からヴェリコ湖におちる複数の滝。

ヴェリコ湖の道標。標高606ｍ、広さ2ha、最深7ｍ。
ヴェリコ湖とマロ湖は標高差が２ｍしかない。

バチノヴァツ湖からヴェリコ湖へ落ちる流れ。

バチノヴァツ湖。

バチノヴァツ湖の道標。標高608ｍ、広さ1ha、最深5ｍ。
バチノヴァツ湖とヴェリコ湖の標高差も２ｍ。
ヴィル湖は見落としたらしい？・・・。ヴィル湖(標高598ｍ、広さ0.6ha、最深4ｍ)と小さくヴェリコ湖の下流にあるはずが・・・。数値はbunbun
さんからの情報。有難う(2020.3.18)。

バチノヴァツ湖の端まで来ると、ＳＴ3(右方向)とガロヴァツ湖の南岸(左方向)へ歩く分かれ道。

ここで木道も終わり、土の道を黙々とＳＴ３へ。

右にバチノヴァツ湖が見える。

プロシチャンスコ湖からバチノヴァツ湖へ落ちる名も無い激しい滝。

プロシチャンスコ湖からバチノヴァツ湖への流れ。

プロシチャンス湖からバチノヴァツ湖への緩やかな流れ。
オクルグジャク湖、チギノヴァツ湖、プロシチャンス湖にも行きたかったが・・・。

やがてＳＴ３へ。16:30 ここでベンチに座り暫しの休憩

ＳＴ３の電動バス停。

ＳＴ３にあった遊歩コースの案内。
16：45にＳＴ１にむけて電動バスに乗る。この時間は観光客も少ない。

17：05にＳＴ１に到着。シュブリャラ洞窟の上からゲート１からくる最初のつづら折りの曲がり角まで歩く。
写真はコジャク湖からミラノヴァツ湖へ流れ落ちるミラノヴァチュキをのぞむ。

写真は途中の展望台から見たミラノヴァツ湖とカヴァノヴァツ湖。

シュブリャラ洞窟の上も封鎖されている。

この眺望が見たかったのだ。この時間は写真の上の方が陰になっている。
午前中にシュブリャラ洞窟を上って見たかったが残念。

シュブリャラ洞窟とカバノヴァツ湖の分かれ道を写真に撮りたかった。身を乗り出すと危ないのでやめた。私も７７歳なのだ。

ヴェリキ・スラップを眺望するが逆光に、午前中がベストなのだ。
別れを惜しんで１ショット。

カバノヴァツ湖、カルデロヴァツ湖も名残り惜しい。

ここがＥＮＴ１のゲート１からくるつづら折りの最初の曲がり角。
ここから入ると無料でとケチな考えはいけません。
ここでＳＴ１に引き返す。

もう一度カヴァノヴァツ湖とカルデロヴァツ湖の間の木道を、Ｓ字に曲がっている。

ミルカ・トルニナ滝を俯瞰する。

ミルカ・トルニナ滝の展望台をアップ。
ここに下りられないか遊歩道を２度ほど往復するが・・・。

何度見ても名残惜しい。

一寸の時間差でミルカ・トルニナ滝の展望台には観光客が居なくなってしまう。
下湖群は夕方歩くのもいいかも・・・。

カバノヴァツ湖の湖面の色も趣がありそう。
ここでカメラのバッテリーが切れる。荷物を軽くするために予備のカメラＧＸ－１を持ってこなかったことが悔やまれる。
18:17にＳＴ１からＳＴ２に電動バスで戻る。18:30 長い坂を上りホテル･ベルヴューに戻る。

この写真は入場券。料金150Kn。６月は未だ安い。
18:30 ホテル･ベルヴューに戻り、プリトヴィツ湖群国立公園内の３つのホテルに宿泊すると次の日も無料で延長できる。ホテルのフロントでＰＣに入力して貰いスタンプ(青色の)を記念に。
今日もタイトな1日だった。シャワーを浴び今夜は部屋食だ。日本から持ってきたアルファー米と中華丼・親子丼と味噌汁ほかをタップリと平らげる。
ツアーの仲間は隣のホテル･プリトヴィツェのレストランに行ったらしいが不味いスパゲッティぐらいしかなかったらしい。
楽しい思い出をつくった1日だった。残念だったのはこの夜も天の川を見るのを忘れた。

明日はザダルとシベニクの観光だ。旅行記⑫⑬に続く。

この旅行記へのコメント （3）

• のんちゃんさん 2020/09/06 14:39:10

  プリトヴィツェやっぱりいいですね

  プリトヴィツェに行きたくてクロアチアに行ってみたいと思っていました。できれば今年行きたかったですが、行けなくなってしまったのでこちらで拝見できてよかったです！

  kiju-jiさん からの返信 2020/09/06 19:19:38

  Re: プリトヴィツェやっぱりいいですね

  のんちゃんさん。kiju-jiです。
  イイネを有難う。プリトヴィツェ湖群国立公園は３篇に分けて投稿しましたが、パックツアを離れて独り歩きでした。下湖の絶景ポイントに行き、時間をずらしたお蔭ですんなりと気持ちよく歩けました。ただ、Ｐ３からＰ１までの電動ボートは３０ほど並びました。では又。

• kiju-jiさん 2020/03/15 16:23:33

  Charlielongさん。いいね有難う。Kiju-Jiです。

  プリトヴィツェ湖群の下湖の絶景ポイントも読んでいただけたでしょうか。
  私は絶景が好きでスロヴェニアのブレッド湖を俯瞰するポイントにもトレッキングしました。こちらの方はプリトヴィツェ湖群の絶景ポイントに行くより厳しかった。
  もし行かれていなかったら挑戦してください。
  ではまた。