2019/12/28 - 2020/01/05
3位(同エリア247件中)
ウェンディさん
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2019年の年末から2020年の年始にかけての1週間、75歳の母と共にイラン・イスラム共和国を旅してきました。
どなたかがAxis of Evil 悪の枢軸と呼んだイランですが、国と国民は全く別で、旅の間に嫌な思いなど1回もすることなく過ごしました。
4000年の歴史を持つゾロアスター教の神殿やアレキサンダー大王に滅ぼされた都ペルセポリス、冬にしか見ることのできない薔薇モスクの美しいステンドグラス、全てがAmazing でしたが、旅の記憶で一番印象に残ったのは、ガイドさん繋がりで一般のご家庭に招待していただき夕食をご馳走になったこと。
幼い二人の娘さんと折り紙遊びをしたり、言葉は通じなくても身振り手振りで楽しくすごしました。
イランは日本からのアクセスは悪いですが、親日家の多い歴史あるとても素敵な国で、私たちが道を分からずに困っていれば道を歩く方が声を掛けてくれました。
ヒトとヒトの民間交流では仲良くできるのに、国と国との話になるといきなり喧嘩腰。
母と私が滞在している間にも、バクダッドで米国の無人爆撃機によるイランの司令官殺害があり、二国間では今まで以上の緊張状態が発生しています。
核開発国という点では私も賛成ではないですが、どこかの大統領さんみたいに、自分の国では核保有しているのに敵対する国の核に関しては厳しく、更に経済制裁により相手国の国民生活に打撃を与え、更に無人飛行機で爆撃するやり方は反発を招くだけ。
宗教や政治的な圧力に捕らわれず、誰もが自由に往来できる世界がくるとよいな。と今回の旅では切実に感じました。
日本では、友好国寄りに偏った報道が主となるイランという国。
実際に自分の足で歩いた私には、悪の枢軸国にはとても見えませんでした。
旅行記では偏見のバイアスを抜き取った、旅人の目線で見たイランを綴りたいと思います。
☆2019/12/28-2020/1/5 イラン旅日程☆
12/28 モスクワ経由でテヘランへ
SU263 & SU812
12/29 国内線でシラーズへと移動
12/30 シラーズ
12/31 ペルセポリス
1/1 イスファハーン
1/2 イスファハーン&カーシャン
1/3 カーシャン&アビヤネ村
1/4 イスタンブールへ TK879
イスタンブール トランジット観光
1/5 夜に日本着 TK052
☆75歳の母と歩くペルシア 旅行記☆
【1】悪の枢軸国へ https://4travel.jp/travelogue/11585503
【2】チャドルを纏って即席美女!? https://4travel.jp/travelogue/11593122
【3】美しきもの、闇に輝く https://4travel.jp/travelogue/11595091
【4】砂漠の薔薇が花開く https://4travel.jp/travelogue/11598247
【5】イランのピンクレイクへ https://4travel.jp/travelogue/11604861
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- タクシー 徒歩 飛行機
- 航空会社
- アエロフロート・ロシア航空 ターキッシュ エアラインズ
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
2019年の年末から2020年の年始にかけ、四捨五入すると80歳!になる母と共にイラン縦断の旅に出かけました。
イランと言えばまず最初に頭に浮かぶのが、1980-1988 年に起きたイラン-イラク戦争(湾岸戦争)や、米国大統領がつけたあだ名;悪の枢軸国。
これらの言葉から連想されるのは「イラン」=「危険な国」ですが、果たしてコレは真のイランなのでしょうか。 -
母と私が初めてイランに対して旅先としての興味を持ったのは5年前の2015年にトルコを旅した時に出会ったイラン人がきっかけでした。
ボスポラス海峡を渡る船の上で出会ったのは、イランからトルコへと観光にいらしたイラン人のご家族。
そのご家族のお父様が「トルコが好きならばきっとイランも気に入るはず。イランは世界中から偏見を持たれているが、実際はとても素敵な国なので是非一度、自分の目で見て欲しい」と言われたのが始まりでした。
(Photo: 海峡クルーズ船で仲良くなったイラン人のご家族と記念撮影/2015年トルコにて) -
イチオシ
それまで大して興味を持っていなかったイランでしたが、出会ったイラン人ご家族の言葉がきっかけとなり調べ始めたら、目から鱗がポロポロ。
調べれば調べるほどイランに対する偏見の鱗が一枚、また一枚と剥がれ、イランは西側諸国が言うような「悪」の国ではないのかもしれない・・・と思い始めました。
(Photo: Shiraz)マスジェデ ヴァキール 寺院・教会
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イチオシ
特に私以上にイランに対する興味を示したのが母。
自分は年が年だし、元気に旅をできる時間もあとそんなに長くはない。
でも、知ってしまったイランという国。
行けるのならば行ってみたいな~~~♪
母は口に出してアピールするわけではありませんでしたが、体中から溢れ出るオーラには「イ・ラ・ンに行きたい」という文字がにじみ出るほどで、電話で話をしていても、Lineで会話をしていてもソレを感じる私としては、なんとか母をイランに行かせたい・・・と思いました。
(Photo: Shiraz)キャリム ハーン城塞 建造物
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しかし、イランという国は旅をするにはなかなか手強い国。
母がそんなに行きたいならば、次の休みにプランを組みましょうか?と軽くは提案ない国です。
その理由はイランと米国の関係。
イランと米国はホメイニ氏によるイラン革命以降、犬と猿の仲で、米国はイランに足を一歩でも踏み入れた旅人は米国の地は踏ませない・・・位の勢いでイランを世界から排除しようとしています。
正確に書けば、イランを旅すると米国に絶対に行けなくなるのではなく、米国の観光ビザ免除プログラムESTAを取得することができなくなります。
イランを訪れた人が米国へ足を踏み入れる場合、高い費用を伴う大使館での領事とのインタビューが必要となる正規観光ビザを取得せねばならず、スペイン語の勉強がてら中南米へと旅する機会の多い私には、ESTAが取得できなくなるというのは、非常に高いハードルでした。エマーム ホメイニー国際空港 (IKA) 空港
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イチオシ
でも、私の持つそのハードルは一枚の写真により粉々に砕けました。
ソレはネットで見つけたイランにある有名なモスクの写真で、ステンドグラス越しに射し込む優しい光がモスクの床や壁を照らし出す光景は、今までに見たことのない美しさでした。
モスクの名前はMosque of Nsir-ol Molk(マスジェデ・ナスィール・モルク)。
薔薇モスクやピンク・モスクとも呼ばれています。
(Photo: Shiraz)マスジェデ ナスィーロル モスク 寺院・教会
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そして、イランに入国すると米国のESTAの取得ができなくなってしまうという問題。
それに対する解決策も見つかりました。
ソレは、イラン政府による寛大な処置で、イランへの入出入国の記録をパスポートに残さないシステムができたのです。
どういうことかというと、イランへの出入国はイランのみが管理し、旅行者はイラン観光ビザ1枚の紙を準備し入国審査の際に見せるだけ。
日本政府発行の私たちのパスポートにはイランへの入国・出国記録印は一切残りません。
イラン・ビザ取得はIKA空港到着などのアライバルビザも可能ですが、お勧めは旅の前に日本で取得すること。
イラン・ビザの事前取得の費用は2700円(大使館のビザ関連HPには2700円振込とありますが、ビザの書類には2500円と書いてあるのは不思議)。
申請は英語の書類ですが内容は難しくなく、母でも自分で作製し自力でビザ取得できる位でした。
イランの観光ビザ申請に必要なのは、写真(オンライン申請用PDFと紙書類申請用の印刷写真)で、眼鏡は外した写真が必要です(眼鏡の件は、申請前に領事館に電話で確認)。
イラン・ビザ申請に関してやることは二つ。
1. イランのビザ局にオンラインで申請書類を送る。
2. 2700円を日本の領事館宛に振り込み、以下の書類を日本領事館宛に郵送するだけ。
・ビザ局から返信されてきた書類を印刷したもの
・新たに作製した日本領事館用の申請書類
・振込領収書(ATM可、ネット振り込み不可)
・パスポート
・写真
ビザ発行にかかった費用は
1. 証明写真代
2. ビザ申請代金2700円
3. レターパックライトの往復送料
イランの入国地で申請するアライバルビザもありますがその費用は60ユーロとのことなので、日本でビザを事前入手する方が圧倒的に安価にでき、そして安心できると思います。
(Photo: Iran VISA) -
そんなわけで、母を連れてイランへ旅しよう!となったのですが、イランは中東にありながらも遠い国で、現在は日本-イランの直行便は存在せず、必ず1カ所以上の乗り継ぎが必要となります。
乗り継ぎ国からイランへの飛行機はテヘラン便やシラーズ便などイラン各地へと飛んではいますが、問題なのは毎日運行していない航空会社が多い点。
社会人のお正月休暇をフルで利用する土曜出発・日曜帰着全9日間の日程をクリアする往復同一キャリアの航空会社は少なく、あったとしてもそのお値段は私には高嶺の花でした。
モスクワ乗り継ぎでの往復便は安価でお薦めなのですが、冬季は帰路にマイナス10℃以下のモスクワで約10時間のトランジットがあり、その気温差は、80歳!(四捨五入して)の母には厳しい温度です。
逆にカタール乗り継ぎはトランジット時間が1時間ちょいしかなく、1便目が30分到着が遅れたら次の便への乗り継ぎはアウト。
イランへの条件の良い安価な航空券を見つけるのは、かなり至難の業となります。 -
ですが、頭をひねればアイディアはわいてくるモノで、私は安くて楽しめる便を見つけました
ソレは、往路と復路で利用路線を変えてしまう方法です。
往路はモスクワ経由でトランジットは4時間程度。
帰路はイスタンブール経由の便で、イスタンブールでのトランジットは14時間ありますが、10:30にイスタンブールに到着し、帰国便は夜をまたいだ翌朝の2時なので、午後から夜までイスタンブール観光をできるなかなか素敵なチケットでした。
(Photo: Istanbul)ガラタ塔 建造物
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それでいて往復航空券のお値段は年末年始で二人で255311円(一人:127656円)とかなり頑張った価格。
購入時期は2019年の2月中旬で、My trip.com(海外の会社なので信用性はイマイチかな)から購入しています。
イスタンブールは前回訪れた際に行きたいところを全ては行けなかったので、今回はそのリベンジ。
たった半日の滞在でしたが、コンスタンティノープルとオスマントルコの名残が残るイスタンブールの町歩きを堪能してきました。
(Photo: Istanbul)スルタン アフメト モスク 寺院・教会
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そんなこんなで実現することとなった、ペルシア文明の地を旅するイラン旅。
その1冊目となる旅行記〔75歳の母と旅するペルシア-1〕では、宿、治安、両替などの旅の情報や現地情報をトピックとし、更にプランニングの概要なども紹介していきたいと思います。
(Photo: Shiraz) -
【パスポートにイラン出入国印が無ければ、米国のESTAを取得できるのか】
75際の母と旅した今回のイラン旅が具体的になってきたのは、2018年の秋。
イランがパスポートへの出入国印を残さなくなった・・・という情報が私の背中を一押しした。
「2011年以降にイラン、イラク、スーダンまたはシリアに渡航または滞在したことがある者は米国のビザ免除プログラム;ESTAが取得できない」と米国政府は表明している。
イランに滞在したことがあるかどうかを証明するのは、パスポートの出入国記録。
では、パスポートにイラン出入国の印鑑がなければイランに滞在した履歴は抹消される?
そう考えた私は、パスポートに捺印されなければ証拠は残らない!と思い、母にイラン旅の計画を話した。
(Photo: Kashan) -
でも、本当にそうだろうか?
パスポートにイランへの出入国印が無くても、電子的な記録はどこかに記録されていないのか?
多分、イラン国の出入国記録の電子媒体には私のパスポート番号はビザ申請の際に記録されているだろう。
ビザ申請時と同じ番号のパスポートを使っている限りは、イランと私はその電子記録で紐付けられている。
だから、イラン旅に使ったパスポートではイランへの渡航履歴がパスポート番号から証明されてしまい、米国がちょいと調べれば、イランへ入ったことのあるパスポートだとばれてしまう可能性がある。
(Photo: Esfahan)シェイク ロトフ オッラー モスク 寺院・教会
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では、イラン滞在後にパスポートを更新してパスポート番号が変わったらどうなるのか。
私と以前のパスポート番号との紐付けはなくなり、イランを訪れた痕跡は消えて無くなるのか?
コレばかりは私にも分からないのだが、パスポートのチップに電子的にイラン出入国記録が保存されていたら、パスポートを更新しても古い番号の記録は新しい番号のパスポートにも引き継がれてしまうのかもしれない。
引き継がれていたら、イランへの渡航歴も引き継がれてしまうのだろう。
私の出した結論は、一度イランへと足を踏み入れたら米国のESTAの取得は二度と無理。
イランに行っていないと嘘をついて米国に入国してドキドキするくらいならば、領事とのインタビューがあるにしても10年間有効の米国観光ビザを正規に申請し、観光でイランに行きましたとお話する方が気持ち的には楽だし堂々としていられる。
(Photo: Esfahan) -
【イランの宿-予約】
イランの宿はトリップアドバイザーなどに口コミはたくさん上がっているが、いざ予約サイトへと移動するとトリップアドバイザーの表示には以下のような案内が出る。
---宿泊施設に空室状況をお問い合わせください---
これはイランのホテルはBooking.com、Expedia、Agodaなどでのサイトでは予約できないことを意味する。
イランは米国と仲が悪く、米国の息がかかっている予約サイトはイランのホテルを取り扱うことができない。
では、イランでの宿の予約はどうするのか。
方法は二つある。
1. ネット規制のあるイランでも現在は使用可能なg-mailアドレスを使って現地ホテルと直接予約を交わす。
2. イランの旅行代理店に宿の予約を依頼する
通常の国であれば、1のホテルとの直接予約で大丈夫だが、イランという国ではいつ規制が変わり、g-mailだってある日突然使えなくなることが予想される。
イランの場合は、2.の現地代理店に宿の手配を依頼の方が安心。
ホテルの宿泊は3☆程度のビジネスホテルならばツインでも1泊25ドル~50ドルくらい。
旅行代理店に手数料を1割支払ったとしても、リスク回避のための保険だと思えばそれほど高くはない。
(Photo: 宿/Shiraz)エラム ホテル
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【イランの宿-女性の場合は、3☆以上で、トイレ・シャワー付きは必須】
イランの観光地の宿は1泊数万円の5☆のホテル、ビジネス用の最低限の施設が部屋にある3☆程度の宿、バックパッカー用のシャワー・トイレ共同のドミトリーまで様々あるが、お勧めは3☆のビジネス利用以上の宿だ。
ビジネス用の宿は豪華ではないが、トイレやシャワー、エアコン、ドライヤーが部屋にあり、自分の空間が確保された落ち着いた滞在ができる。
バックパッカー用の宿でもドミトリーではなく個室+共同トイレ・シャワーの宿もあるが、トイレがイスラム式で、シャワーで使用後の局部を洗うタイプなので床が水でビシャビシャでなかなか大変な状況になり、そんなトイレに夜中に行きたくはないだろう。
(Photo: 宿の中庭/Esfahan) -
【イランの宿-邸宅ブティック・ホテルに泊まろう♪】
イラン旅で地方を訪れるならば、邸宅ブティック・ホテルがお勧めだ。
私たちはイスファハーンとカーシャンで邸宅ホテルに宿泊したが、特にカーシャン(Kashan)のMorshedi House Boutique Hotelの雰囲気が良かった。
(Photo: 宿/Kashan) -
邸宅ブティック・ホテルは400年前のサファヴィー朝時代の豪商の邸宅などを改築した 宿で、水場のある美しい中庭を囲むように部屋が配置され、モロッコのリアドに似た雰囲気。
各部屋のステンドグラスも素敵だった。
邸宅ブティック・ホテルでは、日本で関ヶ原の戦いをやっていた時代のイランの豪商の邸宅を味わえる。
(Photo: 宿/Kashan) -
【トイレの常識】
3☆以上のホテルでは部屋の設備は現代風にアレンジされていて、トイレもイラン式の和式ではなく洋式トイレだ。
洋式トイレだけれども、忘れてはいけないのが使用後のペーパーの処理。
イスラムの国では用をたした後はシャワーで局部を洗うのが常識で、トイレット・ペーパーは使わなく、便器の下に続く下水道管はトイレット・ペーパーを流せる太さには作られてはいない。
だからトイレの様式に関わらず、使用後のトイレット・ペーパーは便器の中ではなく、必ず備え付けのごみ箱の中へ入れるのが鉄則。
今回の旅で鉄則を忘れた母は、ビニール袋を手に被せ、便器の中からペーパーを取り出す一大事業をやる羽目になったことが1回だけあった。
(Photo: 宿/Esfahan) -
【イランの物価】
事前にブログなどから得た情報から、イランは物価が安く、旅行しやすい国だと旅の前は思っていた。
しかし、実際に現地では観光地の入場料は歩き方のガイドブックに記されている価格の2.5倍から3倍へと値上げされ、そんなに安くはなかった。
その理由に関与しているのが、またしても米国だ。
米国がイランから石油を輸入しないように、イランに石油製品を輸出しないように!と同盟国に声明を出したのは覚えている方も多いと思う。
イランではそのせいでガソリン価格が3倍に高騰し、そのほかの様々な料金も一気に跳ね上がり、政府に対する大規模なデモがおこり、デモでは死者も出た。
米国の制裁以降、以前は1L=11円程度のガソリンが一気に33円になり、車移動が主な移動手段であるイランでは、一般市民の生活へのダメージは大きい。
(参考情報;2019.12月時点における観光地の入場料だが、ガイドブックの歩き方に20万リアルとある施設は50万リアルへ変更されていた)
(Photo: フィーン庭園の入場料金:50万リアル/Kashan) -
【通貨と両替-為替】
イランの通貨単位はリアル。
2019年12月時点での両替は1米ドル(110円)→129000リアルで両替できた。
実際にイランでリアルを日本円に換算するときは、細かく計算すると面倒なので、100000(10万)リアル=約100円で換算していた。
リアルの金額から000(ゼロを3つ外すと)日本円の感覚に近くなる。
だから、50万(500,000)リアルの観光施設の入場代金(外国人価格)は日本円で約500円。
安くはないよね。
現在のイランで流通しているのは紙幣のみで、私が入手したのは10000リアルまで。
それ以下の紙幣や硬貨は切り捨てられているようだった。 -
【昼食】
今回のイラン旅でのランチはガイドさんも一緒に、大衆食堂や町の方たちが利用する中級レストランでイランの伝統料理をいただいた。
ランチの費用は、毎回の都度払い。
食事場所により支払った費用は様々だが、3人でおなか一杯食べて85万リアル(850円)~210万リアル(2100円)。
たらふく食べて飲み物込みで3人で2100円だなんて日本人からしたら安く感じるが、現地のイラン人の平均月収が約200米ドル(約2万2000円)なので、中級レストランでの2100円/3人は決して安くはないと思う。
先ほど紹介したアメリカが課した経済制裁によるガソリン代の値上げ(1L:11円→33円)も国民の月収200米ドルと比較すると、すごい値上げだとわかってもらえると思う。 -
【夕食】
イランでの食事の紹介を、昼食と夕食で別にしたのは理由がある。
日本では3食の中で一番豪華なのは夕食だと思うが、イランでは昼食が1日の食事のメインで、ランチの時間はどこのご家庭も14時-16時と日本に比べたら遅めの時間帯。
学校も仕事も終え、家族みんなで家ランチを食べるのが一般的で、昼食時のメニューにはドドーンとお肉が出る。
肉といってもイスラムの国なので豚は禁忌で、鶏肉やマトンがメインの肉料理だ。
イラン料理には牛肉も使うが、イランは乳牛がその殆どで肉牛は存在しなく、牛肉は年老いた乳牛の肉を利用する為そのお味はあまり美味しくはない。
昼食が重いのでイラン人の夕食は夜21時ころに軽く果物やヨーグルト、パンとチーズといった胃に負担のかからないものになることが多いのが普通だ。
今回の旅では、イラン人の食生活に倣って私たちもランチタイムが14時過ぎのことが多く、夕食は軽め。
町中のスーパーで買ったパンとチーズや、日本から持参したカップ蕎麦やアルファ米を夕食とする毎日で、夕食を外で食べることは一度もなかった。 -
【宗教】
イランでの宗教は大多数がイスラム教徒で、彼らにとって毎日の礼拝は欠かせないもの。
そして唯一神であるアッラーは彼らの心のよりどころであり、当たり前ではあるが、宗教的に禁忌とされる行為はイランではやってはいけない。
アラブのイスラム教を信仰する国には何回か言ったことがあるが、それはすべてイスラム教スンニ派の国であり、シーア派が多数を占めるイランのような国は初めて。
ある程度はイスラム教の常識とされることは頭に入れてはあるが、スンニとシーアの違いまではきっちりと把握はしていなかった私。
何か失礼なことがあっては大変!と思ってドキドキしていたのだが、モスクなどの建築様式は違えどイスラムの教えの基本は同じで、異なっているのは礼拝の作法だということだ。
(Photo: Shiraz)シャー チェラーグ廟 城・宮殿
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スンニ派は1日5回、シーア派は1日3回の礼拝で更にモフルと呼ばれる土のかけらに頭をのせて祈る。
モフルは聖なる土地の土から作られている。
(Photo: Shiraz) -
お祈りをする場所;モスクはスンニ派とシーア派では大きくは変わらないが、イランで信者多いシーア派ではモスク以外にもエマーム・ザーディエと呼ばれる聖人廟でもお祈りを捧げる。
(Photo: Shiraz) -
【女性の服装は尼さんスタイル?】
イスラム教を主教とする国を旅する場合、持参する洋服も大きなポイントとなる。
国によりその服装規定は異なるが、イランは女性に対する服装規制がかなり厳しい部類に入る。
イランについて調べだす前の私のイメージ映像では、イランでは女性はブルカと呼ばれる眼だけを出した黒装束だったのだが、現代のイランではそこまで厳しくはない。
しかし、女性は夏でも長袖着用で、足は足首までをしっかりと覆い、暑い時期でもサンダルは不可。足首を隠す長めの靴下を着用しなければならない。といったルールが存在する。
髪の毛も家族以外の男性に見られてはいけないのでスカーフで覆う義務があるのだが、スカーフに関してはかぶり方が様々で、前髪まですっぽりと隠す尼さんスタイルの方もいれば、髷の後ろに乗っかるようにスカーフを後頭部からふわりとおしゃれにかぶる方もいて様々。
旅行者の場合は、前髪は出ていてもOKだが、後ろ髪はしっかりとスカーフの中へと入れておけば大丈夫だろう。
(Photo: Esfahan) -
女性の場合は上着の長さにも制約があり、その丈の長さはおしりをすっぽりと覆い隠す長さが必要.
冬はコートがあるのでコートを着ればOKかと思ったが、シラーズなどの南部地方では12月末でも日中はコート不用の暖かさで、羽織物なしで行動できる。
でも、そんな時にお尻丈の上着を着ていないと、コートを脱ぐことができず(レストランでも)、冬なのに汗だく…という事態になりかねない。
夏に行く場合はもっと大変で、汗をかくので、長袖の透けない生地の風通しのよい上着を何枚も準備する必要があり、夏にイラン旅を計画する場合は、計画的に丈の長い上着を購入しておかなければならない。
私の場合は、お尻丈の体のラインのわからない長めの上着を1枚用意し、その下に着用するヒートテックのシャツを日々交換することで今回の旅に対応した。
(Photo: Esfahan) -
【スカーフの色は黒がベスト?】
イランの女性のスカーフの色は、圧倒的に黒が多い。
政府がそのように推奨しているのかと思ったら、個人の自由だという話。
イラン女性の小さな顔と彫の深い顔立ちを黒のスカーフで覆うと、更にその陰影が強調され、最初から美人さんなのに、その美しさが倍増する。
彼女たちは黒のスカーフが自分たちの美しさを引き立てるのに役立つことを知っているからこそ、黒のスカーフを愛用しているそうだ。
ちなみに日本人の場合は黒のスカーフをすると(あくまでも私の場合だが)顔の扁平さと顔のでかさが強調され、かえってイラン女性との差が浮き彫りになるので、彼女たちを真似て黒のスカーフで髪を覆うのは、あまりお勧めはしない。
(Photo: Shiraz) -
【スカーフの材質】
スカーフの材質に決まりはないのだが、バザールで売っている透ける素材のレース素材のスカーフはNG。
透ける素材のスカーフは遊牧民の方たちの民族衣装としてバザールで販売されていて、お土産として購入し持ち帰るのは構わないが、イランで旅人が髪の毛が透ける遊牧民風スカーフを頭にかぶるのは良しとはされていない
スカーフ素材は透けなければOKで、私は綿素材とアクリル毛糸素材の2種類のマフラーを寒さに応じて髪隠しスカーフとして使っていた。
(Photo: Esfahan) -
【インターネットの閲覧制限】
イランについて旅情報を調べたことのある方は知っていると思うが、イランはインターネットの閲覧制限が多く、アメリカ系のスマホ・アプリは使えず、例えばFace Bookは通常回線では見ることができない。
しかし、抜け道はあるもので国の検閲網をかいくぐりイラン国内からのアクセスをあたかも日本からアクセスしているかのように見せる〔アクセス回線偽装アプリ;VPN〕もあり、イラン人はたいてい、皆がVPNアプリを使っている。
アプリには有料のものと無料のものがあり、私も日本にいる間に VPNネコと呼ばれるアプリ(無料)をダウンロードしてからイランへと入国した。
実際にイランで使ってみたが、普通回線では見られないサイトもVPNを介してアクセスすれば、ばっちり閲覧でき快適。
ただし、Face BookだけはVPNを介してもアクセスできなかった。
私が利用したVPNネコのアプリだが、無料であるため広告が挟まり、更に情報を盗まれる危険性もある…とネット上には書いてある。
私のスマホには大した情報は入れてないので盗まれてもさして困らないが、PCなど情報の宝庫の端末からVPNを使う場合には有料のVPN(1か月10米ドル~)の方が安心だろう。
(Photo: VPNの迂回国名の選択) -
【通信手段】
海外へと旅する場合、アマゾンなどからプリペイドSIMを日本で事前購入していくのが簡単で安価に現地での通信手段を確保できるのだが、イランのプリペイドSIMは日本では取り扱いがなく、イランに入国してから購入しなければならない。
プリペイドSIMのおすすめはIran Cellで、2G~4.5Gの無料通信がつくカードがあり、私は4.5G(電話番号付き)をシラーズ空港で100万リアル(約1000円)で購入した。
ホテルには無料のWiFiはあるが、イランのような政治的に不安のある国を旅する場合、常時使用できる通信手段の確保は心の保険。
実際に購入したSIMだが、購入直後の店舗では4Gで使えていたのにその晩には通信不能となり、翌日に市内のIran Cellの支店に行き、もう一度パスポートをコピーして、その12時間後に使えるようになった。
SIMには30日間の使用期限があり購入SIMの期限2020年1月28日頃まで。
お守り用なのでそんなに多くは使用していなく、無料通信の容量はタップリ残っているので、1月中旬までにイランに入国する方がいるならば、お譲りしたいくらいだ。
(Photo :Iran Cell) -
【タクシー】
イランのタクシーだが、アメリカの制裁の影響でガソリン価格が3倍に急騰したことで、乗車運賃も2019年秋以前のブログに書いてあるような価格ではなく、ガソリンの値上がり分を加えた価格となっている。
そして、タクシー運転手さんに英語が通じるかどうかも、かなり怪しい部分が多い。
運転手さんとの意思疎通が心配な場合はホテルのフロントでタクシーを呼んでもらいホテルのフロントの方に行き先を英語で告げて、フロントからタクシーの運転手さんにペルシア語で伝えてもらうのがベストだ。
私たちもタクシーで市内から1時間ほど離れた場所に行きたかったのだが、ちょっと辺鄙な場所だったのでガイドさんが英語のできないタクシードライバーとの意思疎通を心配してくれ、結局、英語のできる運転手さんのプライベート車を雇い、その場所に行くことになった。
(Photo: 高速を時速120㎞で走る) -
【旅の時期と行き先】
イランの旅のプランは夏と冬で大きくその行き先が変わる。
夏に避けたいのは、イラン中部よりも南。
ヤズドやシラーズなどでは夏の日中は40℃を超える日も多く、日中の観光は時間に限りがある。
逆に冬に避けたいのが、山脈の周辺とテヘランより北の地域。
イラン北部では冬に雪が降ることも多いが、イランの車はほとんどがノーマルタイヤで、雪道ではチェーンをつけて対応する。
車はチェーンを装着すると速度を出せなくなり、移動時間ばかりがかかるようになるし、交通事故も増える。
(Photo :Persepolis)ペルセポリス 史跡・遺跡
-
【冬旅のプランニング】
今回の旅は真冬なので北部エリアは避け、テヘランへ国際線で入国した直後にそのまま国内線で南にあるシラーズへと移動し、6日間をかけて観光ポイントをめぐりながらテヘランへと戻るルートとした。
宿泊地はシラーズ2泊、イスファハーン2泊、カーシャン1泊、テヘラン1泊(翌朝の国際線に備えて)。 -
車は専用車を手配し、シラーズからスルーでついてくださったガイドは現地シラーズ在住の日本人の阪野さん。
阪野さんは、プランニング時からお世話になった方だ。
今回ガイドしてくださった阪野さんが勤務するイランの現地手配会社についての情報はこちら↓
会社名:Homafaran Khorhid Savar(所在地:シラーズ)
ホームページ:www.irantravelingcenter.com
阪野さんへの直メール:sakano@irantravelingcenter.com
ホームページの問い合わせは英語・日本語の両方可能。
日本語問い合わせの場合は、阪野さんに取り次いでもらえる。
阪野さんは国内手配で添乗していることが多く、即日返信は難しい場合もあるが、
必ず問い合わせに対する返信はあるので、2,3日は気長に待って!
(Photo :茶色のスカーフの女性がガイドの阪野さん) -
プランニング時に気にしたのは、点と点を結ぶだけの旅ではなく、結ばれた線と線が交差する旅。
観光名所に連れて行ってもらって、景色を見ました!という旅ではつまらない。
体感として文化を感じ、いろいろと考えることができるそんな旅にしたいと思っていた。
(Photo :Abyane) -
イチオシ
だから、観光地巡りは最小限。
世界遺産だからガイドブックに記載のある全てを見る…のではなく、本当に見たいもの、興味のあるものだけをじっくりと見て観察する旅。
私たちの見学時間は半端なく長く、あまりに長く施設から出てこない私たちを心配した運転手さんが迎えに来ることも幾度となくあった。
(Photo: Shiraz)シャー チェラーグ廟 城・宮殿
-
イチオシ
母と私の「知りたい!」という情熱。
その情熱はガイドさんや運転手さんへも伝染し、イスファハーンでは最初の予定にはなかったゾロアスター教の遺跡や宗教施設に案内してもらえるという嬉しい出来事もあった。
ゾロアスター教はマニ教から派生したイランを起源とする宗教で、日本の密教の中にもその要素が残っており宗教として興味があったのだが、今回の旅では日数が足りなく、その宗都のヤズドは泣く泣く旅程から外したのだが、やはりイランについて調べれば調べるほど気になってきたのがゾロアスター教。
そんな思いをガイドさんに相談したところ、彼女の昔の記憶をたどって、イスファハーンのゾロアスター教の施設を探し出してくれた。
(Photo: Esfahan) -
【旅行代金】
そんな我儘だらけのイラン旅。
旅行代金はいかほど?
専用車とスルーガイドを付けたら、高くつくのだろう…
私も初めはそう思っていた。
在イランの旅行会社やヨルダン旅でお世話になった手配会社、そしてイラン航空直営の旅行会社にメールで連絡を取り、イラン国内手配の見積もりの作成を依頼した。
見積内容は、宿、専用車、国内線(テヘラン→シラーズ)の手配と部分ガイド。
各社から2週間ほどで返信が来たのだが、その手配代金は様々で6泊7日で2000~2500米ドル。
手配内容はスルーの英語ガイド付き、専用車のドライバーのみ、スルーの日本語ガイド付きなどいろいろ。
(Photo: Esfahan)シェイク ロトフ オッラー モスク 寺院・教会
-
私たちの旅予算はイランの国内手配として日本円で20万円程度/二人で、一次見積もりの段階ではどこの会社の返信も予算オーバーだったので、いただいた手配情報を精査して私たちに必要のないものを削いでいった。
プランを組み直す中でシラーズに会社のあるHomafaran社の阪野さんからの返信が一番フレキシブルで、私たちに合っていた。
そして、阪野さんからは嬉しい申し出があった。
その申し出とは、不必要なものをそぎ落としたプラン(1900米ドル)で、坂野さんがシラーズから6日間のスルーガイドとしてついてくれるというもの。
イランの歴史は入り組んでいて難しく、英語ガイドではその詳細まで理解できるか不安だったので、坂野さんが日本語でガイドしてくださるという話は私たちにとっては非常にラッキーで、坂野さんにガイド込みのプランニングをお願いすることにした。
(Photo :Persepolis) -
そんなイラン旅だが、実際にイラン旅にかかった費用は大きな支出は国際線航空券も含めた最終収支としては二人で約53万円(一人26.5万円)。
支出内訳
国際線航空機:アエロフロート+ターキッシュ=255311円
イランの国内手配:1900米ドル
イランリアルへの両替:200米ドル
イランとイスタンブール(乗継)観光・チップ・お土産など:約300米ドル
その他雑費:約2万円
これを高いとみるか安いとみるかは個人の感覚次第だろうが、母と私的にはこれだけの旅ができて二人で60万円を切るならば、満足できる価格だ。
(Photo: Kashan) -
【イランの治安】
イランの治安だが、観光地を歩いている分には危険はなく、治安は良いと言い切っても大丈夫。
朝早くの散歩も日が暮れてからの夜景見学も、女性二人で出歩いて何の問題もなかった。
しかし、イランとアメリカの国際情勢を鑑みると、これから先、治安が良い状態が続くかどうかは微妙なところだ。
(Photo: Esfahan)イスファハンのイマーム広場 広場・公園
-
私たちが滞在中も、アメリカの無人爆撃機がバクダッドでイランの革命ガード司令官を爆撃し殺す事件が発生し、在イラン日本大使館が“たびレジ“に登録した旅行者あてにデモに対する危険注意情報のメールを配信した。
私も司令官が殺された1/3の夜にホテルでイランのニュース番組を見たが、その画面はずっと黒いリボンで覆われた在りし日の司令官の姿を映し出し、国を挙げて国民感情を煽っている感じ。
ガイドさんによると、デモを起こし騒いでいるのは一部の組織(イスラム革命防衛隊)のみで、国民はある程度成り行きを静観しているとのことだったが、連日の米国とイランが発表する声明を見る限りお互いの内容がエスカレートしてきていることは事実。
第三次世界大戦にも繋がりかねない現在の事態。
米国のあのお方がもう少しオトナの対応を取れば国同士のもつれた感情も変わるかと思うのだが、彼には無理なのだろうか。
(Photo: テヘラン空港のTV画面) -
イランの人たちはこれ以上彼らの生活が脅かされることも、米国と戦争になることも望んでいない。
司令官が殺害された1/3に観光地のアビヤーネ村でおしゃべりをしたイラン人のグループの女性も、世界のイランに対する報道を気にしていて、日本人は今回の件についてどう思うのか。日本人はイランを危険国家だと思っているのか。など、世界がイランをどのように見ているのかを非常に気にしていた。
(Photo: Kashan) -
旅で歩いた7日間。
イランでもイスタンブールでも、いたずらっ子たちに、たくさん出会った。
(Photo: Kashan) -
イランの子供たちは英語塾に通っている子が多く、観光客を見かけると英語で話しかけてくるのが常。
そして、写真撮って!と主張する。
(Photo: Kashan) -
トルコの子供たちと、イランの子供たち。
イスタンブールのいたずら坊やたちはトラムの背に乗り込んで、無賃乗車遊びをして、観光客を見つけるとニコリと笑う。
イランもトルコも子供たちの笑顔は同じ。
彼らの笑顔が、泣き顔に変わらない世の中を作っていくのが、私たちオトナの役目。
私たちオトナが、その方向性の舵取りを誤ることは、許されない。
(Photo: Istanbul) -
今回のイラン旅は旅を楽しむと同時に、考えさせられることの多い旅。
次回の旅行記からが、旅の記録の本編。
旅をしながら感じた雑感を含めて綴ってみたいと思う。
(Photo: Shiraz)
旅行記の本編↓
【2】チャドルを纏って即席美女!? https://4travel.jp/travelogue/11593122
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この旅行記へのコメント (13)
-
- hot chocolateさん 2020/01/15 21:27:27
- イランの旅♪
- ウェンディさま
こんばんは。
13年前、2007年5月にイランに行きました。
当時はイラン航空が成田に就航していたので、比較的楽に行くことが出来ました。
イランに行った後、ロス経由でメキシコに行った時にはESTAの取得が出来たので、どうしてかなと思ったのですが、2011年以降にイランに行った人は取れなくなったのですね。
でも、メキシコからアメリカに入国する時には、入国審査官が私のパスポートを見て、「何でイランに行ったんだ」とか「危険じゃないのか」と質問してきました。
私は、イランは危険でもないし、人々はフレンドリーで優しかった、と答えました。
そしてあなたの国よりも親切だったと言おうとして、それは飲み込みました。
余計なことを言って、別室送りになるのも嫌ですから。(笑)
5月のイラン、暑かったです。
スカーフと長袖ジャケットはマストで、汗だくになりました。
イランの人たちは皆親切でしたね。
スイーツの店先で、何にしようか考えていると、買い方が分からないと思ったのか、傍にいた人が教えてくれたりもしました。
どこかの学園都市にある博物館で休んでいた時、男女の学生たちが私に、一緒に写真を撮って欲しいと言って来ました。
皆で写真を撮り合っていると、他の学生たちもわらわらと集まって来て、撮影大会となりました。
日本人というか、外国人が珍しかったのでしょうか。
大学生たちは英語が話せたので、そこでミニ国際交流となりました。
イランにはいい思い出が沢山あり、某国の誰かが言っているような「悪の枢軸」では決してないと思いますよ。
このところ、両国の緊張が高まっていますが、人々が安心して暮らせるよう祈るばかりです。
イラン旅行記の本編も楽しみにしています。
hot chocolate
- ウェンディさん からの返信 2020/01/16 00:00:58
- RE: イランの旅♪
- hot chocolateさん こんばんは。
イランに13年前に旅されていたのですね。
現地でお世話になったガイドさんによると、イランの中でも様々な遺跡や建物が歴史遺産、文化遺産として価値のあるモノと全国民が認識し出したのはここ10年のこと。
イスラム革命直後に小学生・中学生だった子供達(現在、30代後半〜40代前半のイラン人)はイスラム化される前のイランの歴史(ペルセポリスや拝火教神殿などの存在や歴史)を一切、学校で教えて貰うことがなく、その歴史すらなかったことにされ、ペルセポリスと呼ばれる素晴らしい遺跡が国内に存在するということすら知らない人が多くいらしたそうです。
でも、現在はVPN回線を介したインターネット網の存在で、たとえイランにいたとしても、世界中の情報にアクセスでき、本来はイランでの視聴が禁止されているはずのアメリカ系の報道番組も日本のアニメも、そしてそのほかの宗教の思想にも、やる気になればいくらでも入り込める時代。
イランというと宗教規則でがんじがらめの軍事国家のイメージもありますが、実際はそんなことはなく、みなさんリベラルな考え方で、自分の意見をしっかり持っていらっしゃると感じました。
行ってみなければ、その国の本当の姿は分かりません。
悪の枢軸・・・なんて云った方は、何を見てそう言ったのでしょうか。
一部の宗教指導者の発言?行動?
確かに国の代表の発言や行動は、国そのものを表すのでしょうが、ソレが全てではないですよね。
これからの旅行記本編では、ニュース番組では報道されない、素顔のイラン的なモノを掛けたらな・・・と思っています。
ウェンディ
-
- 旅の初心者さん 2020/01/14 22:27:28
- 私もイラン大好きです!
- いつもウェンディさんの旅行記を楽しく読ませています。
いつもは読んでるだけですが、イラン旅行記とあって、コメントせずにはいられません。
10年前くらいにイランに行って、ほんとに感動のツアーだったので
世界で悪者にされているイランの良さを知ってくださる人が増えるのはうれしい限りです。ちなみに、その時期のイラン入国だと、今ほどアメリカとの関係が悪くなかったので、ギリギリesta でのアメリカ入国ができます。
イランに行って、今までのイスラム圏の旅行が色あせるくらい、素晴らしい文化と自然に感動し、親日派のイラン人とふれ合い、治安のいい街も歩きました。
イスラム文化のご本家なのだと痛感しました。
道端の八百屋でザクロなどの果物を買い、木陰でピクニックした思い出は忘れられません。
そして、報道というものがいかに偏った一部だけを全部であるかのように見せるものかも、いつも感じています。
まともな外交が行われて、いじめられる国がなくなることを祈っています。
太平洋戦争でも京都や奈良などの貴重な文化遺産が爆撃されなかったように。
イランのもっと古くからの文化遺産が守られることも祈っています。
もう一度イランに行きたいと願っているので、敵国に行った人間は入国させないなんてあほらしい政策も早く廃止になりますように。
- ウェンディさん からの返信 2020/01/15 23:36:54
- RE: 私もイラン大好きです!
- 旅の初心者さん こんばんは。
イランと米国の対立。
この秋からちょっと危ないかも・・・とは感じていましたが、まさかの1月3日の無人機での空爆事件。
クリスマス休暇中はアメリカも手出しはしないだろうと考えていて、そこは大当たりでしたが、まさかクリスマス明けの正月の3日から攻撃するとは・・・、ちょっと甘く見ていました。(米国や欧州は、1/1はお休みになっても、正月休みの概念はないですからね)
現地で爆撃のニュースを聞いたときは驚きましたが、意外だったのがイランの町の方の声。
1/4か1/5の日本のネットニュースではテヘランの追悼デモばかりが強調され、イラン全土が悲しみに打ちひしがれているように書いてありましたが、現地の空気感はちょっと違っていました。
背景に対する知識も浅い部外者の私には正確なことは分かりませんでしたが、悲しんでいるというよりも、こんなことになってしまった両政府の関係性を嘆いている雰囲気を感じ取りました。
そして、どの方も口にするのは戦争だけは嫌だという言葉。
イランの地方の町へ行くと、イラン・イラク戦争で亡くなった若者の顔写真が今でも大きく街路に掲示され、町の人たちは、あのときの悲しみから未だに解き放たれていません。
なのに両国の指導者たちときたら、相手に向けた刃の引っ込め処が分かっていない状態にも見えます。
イランの方達に落ち着いた日々が来ることを、世界のためにも、世界を二分するような武力を伴う争いが再び起こることが無いことを、リーダーシップをとっていると自認していらっしゃる世界の指導者の方々にお願いしたいです。
旅の初心者さんが歩かれた10年前のイラン、そして2019年末のイラン。
変わっているところ、昔と何一つ変わらないところ、色々あると思います。
これから綴るであろう旅行記でも、昔の旅を思い起こしながらのコメントをいただけたら、嬉しいです。
ウェンディ
-
- スイカさん 2020/01/09 10:58:22
- 帰って来れましたか。。
- こんにちは、ウェンディさん
まさに、空爆の真っ只中に訪れていたんですねえ。
たくさんの旅行記未発表が残っているなかで、今回の投稿がとても早いのは、恐らく、その件が、今後の旅行記に綴られるのではないかと。。
イラン。美しいですよね。そして人々はとても一緒にいて居心地がいいです。
というのも、私は今中国の大学の語学コースに通っていますが、その学友の中で一番の友人ともいえるのがシラーズのイラン人だからです。
(彼は化学学科のドクターコース、奥さんもイラン人で大学職員です)
彼はイスラム教ですが、同学友のパキスタンのイスラムとはいろいろ違っています。
同じアラビア語なの?と聞くとイランはペルシャ語と言ってました。
いつか、イランに行ってみたいと思っています。
ビザのこととても参考になりました。
(パスポートチップには氏名等の基本的個人情報しか登録されていませんよ。出入国で追加されることもありません。銀行のカードと同じです。預金残高・出入金がカードに追加されることはないのと同じです。各国のイミグレは、当該国の出入国情報は当然持っています。米国がイランのイミグレ情報を収集できているのかは知りませんが、当然やろうとはしてるでしょうね(^_^))
クチコミに書かれたネコVPN。これは中国でも使えます。
VPNにはいろいろあって、有料でもっと素晴らしいものもありますが、とりあえずはネコVPNで大丈夫です。
ところで、私は今月末からトルコへ行きます。
イランの件で中東への航空機制限が出て日本大使館からも、渡航に際して航空機運行状況を注視するようにとの注意喚起が送られてきました(海外居留者にはこういう情報がメールで送られて来ます)。
航空券は12月末に購入したのですが、本日時点で約8000円下がりました(-_-;)。
今更キャンセルする気はありませんが、情報収集、そしてウェンディさんの今回の旅行記続報を注視させていただきます。
スイカ
- ウェンディさん からの返信 2020/01/09 19:25:00
- 生還
- スイカさん こんばんは
渦中のイランから還ってきました。
スレイマニ司令官が無人爆撃機に殺害された日(1/3)の朝、私はイランにいました。
TVは喪章のついた司令官の写真で覆いつくされ、町の人々は皆嘆き悲しみ、国中が悲しみに包まれていました。
…と書くと、いかにもそれっぽいのですが、上の文章には事実ではない部分が2か所あります。
1. 町の人々は皆嘆き悲しみ、
2. 国中が悲しみに包まれていました。
司令官が米国により殺害されたのは事実ですが、それに対し大きなデモを起こしたのはイランの中でも超過激派の組織の一部分の人たちで、町の人たちは落ち着いていました。
同日に観光地で出会ったイラン人のグループの人たちとも事件について話しましたが、淡々と受け止めていました。
彼らの意見は、ともかく戦争にだけはならないでほしい。自分たちは過去の戦争(イラン−イラク戦争)で多大な犠牲を払い、もうこれ以上、若者を死地へ向かわせるのは嫌だと言っていました。
つまり、日本や世界で報道されるのは、過激な人たちの行動を切り取ってクローズアップした情報で、イラン全土があのような雰囲気ではないということです。
だから、私もそのまま、のほほん…と旅をつづけ、1/4に出国しました。
事件の後なのでテヘラン空港の警備は厳しい物々しい雰囲気でしたが、何故かセキュリティーがザルで、ペットボトル飲料を持っていましたが、どこでもおとがめなしで、飛行機の中まで持ち込めました。
もちろんX線チェックも2か所でありましたが、何も言われませんでした。
だから、ご期待に沿えず、私のイラン旅行記には空爆の実体験はなにも出てこない予定です。
とはいうものの、私が旅をしている間は海外安全情報の危険度が1だったイランですが、昨日、危険度3になっていました。
2国間の駆け引きはまだまだ続きそうですね。
スイカさんも気を付けてトルコを楽しんでいらしてください。
イランですが、状況が落ち着いたらぜひ、おすすめです。
スイカさんがおっしゃるように、とにかく人が優しいです。
イスラム圏の人の性質は二極化していて、エジプトやモロッコ系のように商売っ気あふれる(ある意味、がめついタイプ)と、誰に対しても優しく穏やかなタイプ。
ウズベキスタンやイランは後者の優しく穏やかなタイプの方たちが多く、滞在しているだけで私自身も心穏やかになりました。
しばらくは再訪は難しいですが、また行きたいと思える国の一つです。
ウェンディ
PS
今回の旅行記のアップが早かったのは、母が楽しみにしているから。
母は旅行記を読むことで、2回目の旅を楽しんでいます。
- スイカさん からの返信 2020/01/09 20:58:27
- RE: 生還
- 街中、住民は意外と落ち着いている。。。
そうですか、凄い情報です。
現地でしか感じられないことは、ありますね。
せっかくのイラン旅行に、戦火の状況報告を求めたたりしてごめんなさい。
素晴らしいイランの人々との旅行記、ゆっくりとお待ちしています。
スイカ
-
- らびたんさん 2020/01/08 18:06:32
- 世界一好きなイラン
- ウエンディさん、こんばんは!
イラン行かれましたね( ^ω^ )
寒くなかったですか?
11月でもテヘランで雪が積もって寒すぎたと友達から聞きまして。
まあ8月のシーラーズも酷暑できつく、何よりあのローズモスクは絶対冬がよいと思います。
現在なお「一番良かった国は?」と聞かれるとイランと答えているので、また行きたいです。
情勢は本当に気になりますね。。
ビザはパスポートと分離型が可能になったんですか?
それは良かった…ですがアメリカがそれを把握する方法はやっぱりあるんじゃないかと小心者の私はたぶんESTAで米国通過を試みられません。
ウェンディさんほどじゃなくても中南米には顔を出すほうなので、いかにアメリカを避けるか、意外に方法はあるので今のところ困っていません。
米国経由のフライトが安かったりすると地団駄を踏みますが。
2月に予約はすごいですね。
年末年始はそのくらいから気合入れて予約しないといけませんな。
10か月以上もワクワク楽しみにした時間もとても充実していたことでしょう。
いざ入国の瞬間、気持ちを想像しただけで震えます!
本編も楽しみにしています☆
らびたん
- ウェンディさん からの返信 2020/01/09 00:12:20
- RE: 世界一好きなイラン
- らびたんさん こんばんは
憧れのイラン、とうとう足を踏み入れてきました。
ローズモスクのあの色が見たくて、それだけのためにESTAの取得権利を棒に振りましたが、一切後悔していません。
年末年始のイランの寒さはそんなにひどくはなかったですよ
シラーズでは日中はコートなしでよい暖かさで、イスファハーンでは朝のイマーム広場で薄い氷が張っていました(−2,3℃くらい?)。
テヘランよりもイスファハーンの朝の方が冷え込みが厳しく感じたかな。
イラン観光ビザは1枚の紙になり、パスポートに貼らず、出入国印もなくなりましたが、絶対にイラン政府は私のパスポート番号と名前等の情報を電子的に保存していますよね。
多分そんなにセキュリティのきつくはない保存でしょうから、米国がイランのサーバーにアクセスして足を踏み入れた旅人の情報を手に入れるなんて朝飯前のはず。
アメリカは虚偽申告に対しての処罰は厳しい国。
私も嘘をついてまでESTAを手に入れる気はなく、どうしても渡米の必要があるならば、まずは正規の観光ビザの取得にチャレンジします。
南米線は、カナダのトロント経由、ダイレクトにメキシコ経由、あとはポリネシア経由がありますが、やはり一番安いのが米国路線。
悩ましいところですね。
母は恋焦がれていたイランに行けたことをとても喜んでくれました。
今回の旅ではヤズドには行けなかったし、北部にも行ってみたいところがたくさんあります。
イランは親日家が多く旅しやすい国なので、私もまた行きたいと思っていますが、ここのところのって両国の動きがちょっと心配ですね。
ウェンディ
-
- 川岸 町子さん 2020/01/08 12:33:16
- 憧れ
- ウェンディさん、なじですね?
イランは私もずーっと訪れたい国です。
絶対行くぞ~と思いますが、私は用事で行かなければならず、時期はその用事次第で、すでに何年も待っています。
招聘ビザを取らなければならないのかな?
昨年11月の旅先で、バックパッカーたちと話した時に、イランの入国後のアメリカ入国方法も話題になりました。
やはりパスポートを新たにすれば良いと言うわけでなく、記録は残ると聞きました。
私はまだ南米へ行ったことなく、今後も考えないとですよね。
今後のアメリカの出方、気になります。
それにしても、お母さま、お元気にイラン旅を楽しまれ、何よりでしたね!素晴らしいです(^_-)
町子
- ウェンディさん からの返信 2020/01/08 23:53:08
- RE: 憧れ
- > ウェンディさん、なじですね?
旅を終えて3日が経過しましたが、まだまだ”のめしこき”状態です。
> イランは私もずーっと訪れたい国です。
> 絶対行くぞ?と思いますが、私は用事で行かなければならず、時期はその用事次第で、すでに何年も待っています。
> 招聘ビザを取らなければならないのかな?
町子さんは何か観光以外の目的があってイランへ行く予定があるのですね。
イランは以前はロシアのように宿や旅行会社からの招聘書が必要でしたが、今は観光目的ならば、簡単にビザが取れるようになりました。
> 昨年11月の旅先で、バックパッカーたちと話した時に、イランの入国後のアメリカ入国方法も話題になりました。
> やはりパスポートを新たにすれば良いと言うわけでなく、記録は残ると聞きました。
> 私はまだ南米へ行ったことなく、今後も考えないとですよね。
> 今後のアメリカの出方、気になります。
南米に行くにはアメリカ経由航空チケットが安いことが多いので、ESTAを気軽に取得できなくなるのはつらいですが、それを上回る魅力がイランにはたくさんありました。
個人的にはとても気に入っていて、現在私の中のベスト3です。
また、今朝からニュースでイランvs米国の軍事衝突を報道していますが、今以上にエスカレートしないでほしいと切に思います。
イランで出会った方たちは皆さん優しくて、これ以上、彼らを苦しめないでほしいです。
> それにしても、お母さま、お元気にイラン旅を楽しまれ、何よりでしたね!素晴らしいです(^_-)
母は相変わらず元気ですが、やはり年相応の部分もあり観光名所を次から次へとめぐるような無理な旅はできません。
だから、今回ものんびり旅でした。
ウェンディ
-
- ねもさん 2020/01/08 11:19:42
- お久しぶりです
- ウェンディさん
またまたお母さまとのレア旅、力作の始まりですね。続きを楽しみにお待ちしています。
イランに入国するとESTAが取得できない話、興味深く読みました。旅好きからの年賀状によると、イスラエルも観光客のパスポートに入国スタンプを押さない扱いしているとか(彼の賀状には、どうしてか分かる?と)
「どこかの大統領さん」とは、えらく控えめな表現ですね。親が子どもに、やったり言ったりしてはいけないと教えることをすべて実践しているお方、「おバカさん」で十分と思います。
- ウェンディさん からの返信 2020/01/08 23:42:28
- RE: お久しぶりです
- ねもさん こんばんは。
なかなか踏ん切りがつかなかったイランですが、とうとう足を踏み入れました。
米国と犬猿の仲なので、悩んでいる方も多いのではと思います。
イスラエルの入国ですが数年前までは小さな別紙に入国・出国印を押してイスラエル滞在中はその紙をパスポートに挟んで携帯している方式だったようですが、今はまた変わったのかもしれません。
夜中に旅行記をアップして、午前中にイランが米軍基地攻撃のニュースを聞き、胸が締め付けられます。
誰も戦争なんて望んでいないのに、ほんと、あのおバカさんのせいですね。
ウェンディ
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