2019/11/23 - 2019/11/23
6位(同エリア67件中)
kiyoさん
この旅行記のスケジュール
2019/11/23
この旅行記スケジュールを元に
修復を終え、再公開されたウナス王のピラミッドや、当時の人々の生活をうかがい知ることができる高官たちのお墓のレリーフなど、サッカラには見どころがたくさん。
以下、旅程で、ここでは11月23日 午前中その3としてまとめています。
2019年11月22日(金)エジプト航空 MS965便
成田 23:45 発 →
2019年11月23日(土)カイロ 4:50 着
サッカラ観光
グレート ピラミッド イン宿泊
2019年11月24日(日)ピラミッドエリア散策
パノラマ ピラミッズ イン宿泊
2019年11月25日(月)アタバ、タラアト ハルブなど散策
引き続き、パノラマ ピラミッズ イン宿泊
2019年11月26日(火)午前中、ホテルでのんびり
午後、ホテル移動
ノボテル カイロ エル ボルグ宿泊
2019年11月27日(水)ザマレク散策
ノボテル カイロ エアポート宿泊
2019年11月28日(木)エジプト航空 MS964便 カイロ 23:45 発
2019年11月29日(金) 18:25 成田 着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
「2)焼きたてエイシ工場見学
https://4travel.jp/travelogue/11576864」からの続きです。
----------------------
朝10時、階段ピラミッドの見学を終え、ジョセル王のピラミッドコンプレックス 建造物
-
歩いて、ウナス王のピラミッドへ。目を凝らすと、その左には、
-
右から赤ピラミッド、屈折ピラミッド、マスタバ ファラウンが見えます。あそこも何度も行ったことがあるので、今回は行きません。
長年の修復を終え、再び一般公開されているウナス王のピラミッドへ向かうと、団体ツアーとかち合ってしまいました。入口は大混雑(~_~ -
しかたない、予定変更です。
ニアンク・クヌムとクヌムホテプのマスタバ(お墓)を見ようと歩いていくと、人だかりがありました。 -
テティ王の娘イドゥ(Idut)、ウナス王の息子と思われるウナス・アンク(Unas-Ank)と、イネフェルト王子(Inefert)のマスタバです。持っていたチケットで入れるので、中を見学することに。
-
果物やパン、ワインに動物などの供物を運んでいる場面ですが、
-
右端の人は、なんだか胴長。腕も長すぎて、アンバランス(^。^)
エジプトの壁画は、時代によって体のプロポーションが変化します。一番美しいのは第18王朝の頃でしょうか。このマスタバは第5王朝のものなので、まだ洗練されていない感じかな。 -
エジプトの壁画では、顔は正面か横向きが一般的。そして、皆、礼拝室のある方角を向いています。
-
それが、このヤギだけ後ろ向き。何が気になっているのかな?
-
よく見ると、舌を出している。
その視線の先にいるヤギも、舌を出し、あっかんべーをしているみたい(^^) -
こんな笑える場面があるかと思えば、ここでは牛を縛りあげ、
-
足を切断。捧げ物として運んでいきます(゚Д゚ ;)
-
こうした供物をすべて記録しているのが、右端に描かれている人物。手には、筆とパレットを持っています。
-
これは、槍でカバを仕留めようとしている場面。
-
カバは、悪神と言われるセト神の化身として忌み嫌われる存在なのですが、ここまで凶悪な顔に描かなくてもいい気がします(^-^;)
-
これは船の上から、牛を河の中へと追い立てているようです。
-
船の上には、牛を追い立てる人、オールを漕ぐ人、声を掛ける人の姿が見えます。
-
この躍動感溢れる姿は、4500年も前のもの。日本がまだ縄文時代だった頃、エジプトではこれだけの文明が花開いていたとは(@。@)
-
釣り具を使って、魚を釣り、
-
釣り上げた魚は籠に入れて、さばいていく。
-
見れば見るほど、おもしろいレリーフばかりです(^^)
でも、この船の場面。
溺れた子牛を助けているように見えたのですが、もしかして、子牛をエサに、牛たちを河の中へと先導しているのでしょうか!? -
イドゥのマスタバの見学を終え、クヌムホテプのマスタバを探しました。けれど、見つからないのです(><)この辺りのマスタバは、入口がわかりづらいから、本当に嫌…。
10:20、しかたなく再度、ウナス王のピラミッドへ。団体さんはいなくなり、欧米人の個人客が2組だけ。
墓守の係員にバクシーシを渡して記念撮影していましたが、これじゃ少ないと、散々たかられていました(^^;)
写真はありませんが、ウナス王のピラミッドの玄室は、かつて白、赤、黄、青色で彩色された装飾と、青色に塗られた天井に金色の星模様が描かれていました。また、壁面を埋め尽くすヒエログリフが圧巻です。
呪術的要素の強いものですが、何か強いものが発せられている。そんな風に感じて、鳥肌がたちました。 -
玄室までは、この狭い傾斜路を中腰で下りていきます。
往きは、そろり、そろりと慎重に下りました。
ところが、玄室を見学後。腰を折って頭をかがめ、傾斜路を登り終え、「やった、外だ!」と頭をあげたら、、、
一歩、早すぎました。
固い岩の天井に、いやというほど頭を打ちつけた~{{(>_<)}}
痛くて、しばらく近くの岩場にしゃがみこみました。これで脳出血でも起こして、救急車なんてことになったら…。
エジプトの病院には行きたくな~~~い。・゚(´□`)゚・。下降通路は意外としんどい by kiyoさんウナス王のピラミッド 建造物
-
どれくらい、うずくまっていたでしょうか。
何とか立ち上がれたので、イブラヒムさんが待つ駐車場へ戻りました。
幸い、脳しんとうは起こさずにすみました。が、この後、数週間、頭に触ると痛くて、髪を洗うのがしんどかったです…。
さて、次は、テティ王のピラミッドを見学します。
同じくサッカラにありますが、距離があるので、車で移動。駐車場で下りたら、入口まで歩きます。
正面に見えているのは、メレルカとカゲムニのマスタバ。
メレルカとカゲムニはテティ王の義理の息子で、宰相も務めていた人物です。ここの壁画も見事なのですが、別チケットが必要です。私は何度か見たことがあるので、今回はパスしました。 -
メレルカとカゲムニのマスタバのそばにあるのが、テティ王のピラミッドです。
-
うぅ~、ここも傾斜路か(^^;
-
この固そうな天井は、花崗岩で内張されています。また頭をぶつけたら、今度こそ、ただではすまないかも…(^^;
-
けっこう長い傾斜路ですが、他に観光客がいなかったので、自分のペースで下りれたのは良かったです。ここで大行列で渋滞とか、本当にしんどいです(=_=)
この先は平らな通路。3つの落とし穴と、東側に小部屋、西側に玄室のある前室という構造になっています。 -
今にもずり落ちてきそうで怖いですが、天井にはたくさんの星マークが刻まれ、夜空を表しています。
正面奥にあるのが、硬質砂岩性の棺。蓋は破壊されていましたが、王名が刻まれ、中にはミイラの腕などが残っていたそうです。 -
カルトゥーシュ(楕円形の枠に囲まれた王名)には、テティ王を表す「TTY」の文字(半円が「T」、羽のような形が「Y」)。
壁にびっしりと刻まれたヒエログリフ(象形文字)は、王を守るための呪文。なにやら強い「気」を感じて、鳥肌が立ちました(ゝ_ゝ;)車での移動がベター by kiyoさんテティ王のピラミッド 建造物
-
10:55、再びサッカラエリア内を車で移動。
ティのマスタバへ向かいます。 -
途中、イブラヒムさんの提案で記念撮影。
自撮り棒もスマホも持っていませんが、カンを頼りにコンデジでシャッターを押したら、奇跡的に、一発で撮影成功\(^。^)/
ウーがそっぽを向いているのは、ご愛敬!?
(この後は、https://4travel.jp/travelogue/11579669 へ続きます)
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
8年ぶり8度目のエジプト2019年
-
前の旅行記
8年ぶり8度目のエジプト8日間(2)焼きたてエイシ工場見学 & 階段ピラミッドのビフォーアフター
2019/11/23~
カイロ
-
次の旅行記
8年ぶり8度目のエジプト8日間(4)脈々と受け継がれるエジプトの伝統手法がわかる壁画に見惚れる♪ ティのマス...
2019/11/23~
サッカーラ
-
8年ぶり8度目のエジプト8日間(1)京急に乗り遅れ、迎えのタクシーが来ない!?
2019/11/22~
カイロ
-
8年ぶり8度目のエジプト8日間(2)焼きたてエイシ工場見学 & 階段ピラミッドのビフォーアフター
2019/11/23~
カイロ
-
8年ぶり8度目のエジプト8日間(3)ウナス王のピラミッドで、あやうく脳しんとうに!?
2019/11/23~
サッカーラ
-
8年ぶり8度目のエジプト8日間(4)脈々と受け継がれるエジプトの伝統手法がわかる壁画に見惚れる♪ ティのマス...
2019/11/23~
サッカーラ
-
8年ぶり8度目のエジプト8日間(5)フェイサル通り☆懐かしの我が家はホテルに改装中
2019/11/23~
ギザ
-
8年ぶり8度目のエジプト8日間(6)ホテルから見物 ☆ ピラミッド音と光のショー
2019/11/23~
ギザ
-
8年ぶり8度目のエジプト8日間(7)ピラミッドを見ながら朝食を & クマクマウー危機一髪
2019/11/24~
ギザ
-
8年ぶり8度目のエジプト8日間(8)クマクマウーとチビチビフーのピラミッド登頂記!?
2019/11/24~
ギザ
-
8年ぶり8度目のエジプト8日間(9)ピラミッド音と光のショーでパトカーが(0_0)
2019/11/24~
ギザ
-
8年ぶり8度目のエジプト8日間(10)パノラマ ピラミッズ インの朝食は、もはや大食い大会か
2019/11/25~
ギザ
-
8年ぶり8度目のエジプト8日間(11)思い出のタハリールとファラキで迷子になる
2019/11/25~
カイロ
-
8年ぶり8度目のエジプト8日間(12)すっかり変わったアタバ市場で人酔いした
2019/11/25~
カイロ
-
8年ぶり8度目のエジプト8日間(13)ピラミッド音と光のショー 今昔
2019/11/25~
カイロ
-
8年ぶり8度目のエジプト8日間(14)無料アップグレード! ノボテル エル ボルグ カイロのスーペリアスイー...
2019/11/26~
カイロ
-
8年ぶり8度目のエジプト8日間(15)ザマレクのお洒落なエジプト料理店 & ノボテル エル ボルグからの夜景
2019/11/26~
カイロ
-
8年ぶり8度目のエジプト8日間(16)ノボテル カイロ エル ボルグ 屋上からの夜景も見たかった(+_+)
2019/11/27~
カイロ
-
8年ぶり8度目のエジプト8日間(17)ザマレク 思い出のアパートとマリオットのケーキ
2019/11/27~
カイロ
-
8年ぶり8度目のエジプト8日間(18)ナイルの夕日は臭かった & 両替できない1ドル札
2019/11/27~
カイロ
-
8年ぶり8度目のエジプト8日間(19)エジプトの「洗礼」に翻弄された最終日…
2019/11/27~
カイロ
旅行記グループをもっと見る
この旅行記へのコメント (6)
-
- ohanaさん 2019/12/30 17:03:38
- 憧れの地
- kiyo様
こんにちは
エジプトは年々憧れます。
ヨーロッパは妻はイタリア行きたいと。
諸事情考えながらの出発、後程書きますが我が家も同じです。
行きの空港までの若干の焦り、空港からホテルへの移動手段も何とか乗りきれる、キット何かが守って下さっていると思います。
飛行機のシートもラッキー、3席独占の経験ありません。
ピラミッドの近くにホテルがあるとは思ったことありません。
ピラミッドは郊外にあるものと思っていました。
ホテルの部屋からピラミッド見えるなんて素敵です。
エジプト8回尊敬です。
私事ですが妻の両親が高齢で遠くへ行けないと考えていました。もし行けるなら妻の憧れのイタリアと考えてました。
妻がHawaiiなら何かあっても乗り越えられるでしょイタリアは行けるときに行きましょう、Hawaii計画しましょうと言ってくれました。
妻も何処かリフレッシュに行きたかったようで。
それで良いのかと確認してイタリアは今後も目的地としHawaiiのコンドとエアー押さえてしまいました。
最後に私事書いてしまい失礼しました。
今年コメントに励まされました。
ありがとうございました。
来年も宜しくお願い致します。
良い年をお迎え下さい。
- kiyoさん からの返信 2019/12/31 14:05:51
- RE: 憧れの地
- ohanaさま、こんにちは。
今年もたくさんのいいねとコメントをいただき、ありがとうございました。
何度もくじけそうになった1年でしたが、
フォートラを開くたびに励まされました。
ピラミッドは、カイロ中心地から車で40分ほどかかります。
周辺には格安ホテルから高級ホテルにレストラン、
また住宅街にもなっていて、
こんな場所にピラミッドがあるのかと私も最初は驚きました。
以前、このエリアに住んでいたことがあるのですが、
段々と、ピラミッドが見えることが当たり前になり、
ピラミッドが見えてくると、
「お父さん、ただいまー」と言ってしまうほど
安心感を覚えてしまいました。
これも、ピラミッドパワーなのかもしれません(^^)
ohanaさまの、次回のHawaii旅行、楽しみですね。
私の姉も、今年9月にHawaiiに行ってました。
現在、抗がん剤治療中なのですが、
その時の楽しかった思い出が、
今の治療のつらさに耐える原動力となっているようです。
モアナサーフライダーに宿泊したそうなのですが、
Hawaiiには興味のなかった義兄も
ここから見るダイヤモンドヘッドに魅了され、
姉が元気になったら、またHawaiiに行こうと言っているそうです。
Hawaiiマジック、そしてHawaiiのパワーはすごいですね。
次回のHawaii旅行が楽しいものとなりますように。
どうぞ良い年をお迎えください。
kiyo
-
- pedaruさん 2019/12/22 05:46:01
- マスタバ
- kiyoさん おはようございます。
誰でも知っているクフ王のピラミッドとか、スフィンクスとかでなくて、マスタバの見学、マスタバって何?スターバックスの本店?などと推察しましたが、ウィキペディアで調べて納得しました。
こういったマイナーなところは(私にとってですが)kiyoさんの出番です。それにしても石の天井に頭突き、とは大変でしたねー、大丈夫ですかー、とっても心配です。私も背が高いほうなので、ときどき木戸の上部に頭をぶつけて、かさぶたがいつもできています(これは歳のせいだという説もありますが)。
レリーフは素晴らしいですね、当時の様子が手に取るように分かります。それにしても
人体の表現が面白いですね。顔は必ず横を向き(神殿のほうを向いているとは初耳でした)体は正面、足は横向き、表現が幼稚なのかなと最初思いましたが、動物などは、後ろ向いたり、前向いたりしていますので、形式美ともいえる表現方法で、呪術的、あるいは神聖な表現ではなかったか、と思いました。
続きを楽しみにしています。
pedaru
- kiyoさん からの返信 2019/12/22 10:57:19
- RE: マスタバ
- pedaruさん こんにちは。
天井に頭突きしたのは、いまだに少し痛む時があります。
私は家でも、すぐに頭をぶつけてしまいます。
ベランダに出る時に、サッシにぶつけたり、
壁に取り付けてあるタオル入れの角にぶつけたり、、、
周囲をもっとよく見て、生活しないとダメですね。
今回のエジプトではマニアックな場所ばかり行っているので
エジプトのメジャーな遺跡を行こうと思っていらっしゃる方には
参考にならないかと思います(^^;
マスタバ。
確かに、聞きなれない言葉ですね。
でも、とてもおもしろいです。
ルクソールのカルナック神殿や王家の谷、
エドフ、エスナ、コムオンボの神殿や、
アブシンベルの大神殿など、王族絡みの葬祭殿では
王様が神をあがめる形式的な壁画が多いです。
それに比べ、高官たちの墓では、
あの世でも、この世と同じ生活ができるようにとの願いをこめ
日常生活がたくさん壁画として残され、
当時の生活がうかがい知れるので、おもしろいです。
レリーフで、供物を運ぶ人々の姿は、同じ方向を向いています。
一番奥の礼拝室など死者の魂があの世から帰ってくる場所に向かって
進むように描かれていることもあります。
平面で表現するのは
神を絶対的なものとして表すためとも言われています。
神がもっとも大きく描かれ、王様や家長がその次に大きく描かれる。
奥さんや召使は、それよりも小さく。
王が神と同列になったことを表す場合
(王は亡くなると、神と同一になると表現されるため)、
同じ大きさで描かれたりもしますが、
神よりも王や家長が手前に出てくることはありません。
そのために、平面表現が使われています。
でも、横向きの平面では、立体的なものを表現する際、無理が出てきます。
槍を持つ手が、後ろにあるはずなのに、
前方にあるように見えたりする場合もあり、
そうした箇所を見つけるのも、壁画を見る際の楽しみのひとつです。
マニアックすぎですかね!?
kiyo
-
- aoitomoさん 2019/12/22 00:40:55
- カメラチケット料金にびっくり!
- kiyoさんクマクマウーさんチビチビフーさん こんばんは~
kiyoさん さすがエジプト慣れしていて、
エイシ工場見学でもふっかけられても、
たじろがず一旦、店の外へ出たりと流石です。
相場もだいたい知っているのが強みです。
安く美味しく朝食調達凄すぎます。
タクシーチャーターもしかり。
『階段ピラミッド』
ピラミッドの入場料がどこもかしこも高いし、
それ以上にカメラチケットはもっと高い。
私も今度エジプトに行ったら撮影可能な場所はカメラチケットは確保しようと思っているので、いくらかかるのかが不安材料です。
エイシのぼったくりが可愛く見えてきます。(爆)
kiyoさんマスタバの壁画も良く観察されているし、
解説は私も勉強になりました。
テティ王のピラミッドのテティ王のカルトゥーシュの説明が、わかりやすい。
私も有名なファラオのカルトゥーシュだけは見てわかるように学習中です。
私はkiyoさんのわかりやすい説明に鳥肌が立ちました~( ´艸`)
aoitomo
- kiyoさん からの返信 2019/12/22 10:05:00
- RE: カメラチケット料金にびっくり!
- aoitomoさん、こんにちは。
エイシ工場。
昔は、ちょっと覗いていたら、
エイシを一枚、無料でもらったりもしたのですが、
今は、物価高のせいか、そんなこともなくなったようでした。
それでも、日本人からすれば、エジプトの物価は安いです。
ツアーでよく利用されるカイロの
ラムセス ヒルトン ホテルには、最上階に展望バーがあります。
生演奏を聴きつつ、ナイル川の夜景を楽しみながら
贅沢気分に浸りつつカクテルを一杯、飲んでも
ひとり500円ちょっと(8年前のことですが)。
欧米や日本では考えられない安さでした。
カメラチケットは昔は、10ポンド(150円から300円)でしたが、
300ポンド!
ギザのピラミッドエリアの入場料も20ポンドが、200ポンド!
一瞬、ぼったくられているのかと疑ってしまいました。
それだけ、観光収入が落ち込み、
これまでの価格設定ではやっていけないというのが実情なのだと思います。
税制も改正され、宿泊や外食代には、20%ほど課税されるようになりました。
そうした状況の中、SNSでの宣伝効果を狙い、
スマホでの撮影は無料という所もありました。
エジプト旅行には、カメラとスマホを持参することをお勧めします。
カルトゥーシュでは、「ケペル」「メン」と「ラー」という象形文字が
よく使われているので、覚えておくと良いかもしれません。
ケペルは、フンコロガシの姿。
メンは、長方形の上部に点々と棘があるような形。
ラーは、丸。
ケペル(フンコロガシ)の横に、「縦線が3本」あると、
「複数形」をあらわし、「ケペルウ」と読みます。
両手が繋がり、万歳するように上向きの形は「カー」。
死者の魂を意味しますが、これもよく使われています。
これだけでも知っていると、壁画を見た時に
楽しみが増えるかもしれません。
aoitomoさんのご旅行が楽しいものに、なりますように。
kiyo
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
サッカーラ(エジプト) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 8年ぶり8度目のエジプト2019年
6
32