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京都さんぽ地図の旅、第9回目は 京浜の鳥羽街道駅から光明寺、紅葉で知られる東福寺から勝林寺、泉涌寺、今熊野観音寺界隈を巡り、JR東福寺駅までのコース。<br /><br />ちょうど紅葉の見頃の時期であり、込み合う東福寺を午前中に回れるように、ガイドブックにある最後の光明寺から逆向きに東山の緑に包まれたエリアを巡って来ました。<br /><br />天候にも恵まれて、京都らしい繊細で美しい紅葉のグラデーションを堪能、爽やかな気分で晩秋の一日を楽しみました。<br /><br />後半では、花手水が美しい勝林寺から皇室ゆかりの泉涌寺、境内が真っ赤に染まった今熊野観音寺界隈を巡ってきました。<br /><br />③勝林寺<br />④泉涌寺<br />⑤今熊野観音寺<br />⑥戒光寺<br />⑦即成院<br />⑧滝尾神社<br />

京都・さんぽ地図の旅 ⑨花爛漫の勝林寺~晩秋の今熊野観音寺

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2019/11/29 - 2019/11/29

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京都さんぽ地図の旅、第9回目は 京浜の鳥羽街道駅から光明寺、紅葉で知られる東福寺から勝林寺、泉涌寺、今熊野観音寺界隈を巡り、JR東福寺駅までのコース。

ちょうど紅葉の見頃の時期であり、込み合う東福寺を午前中に回れるように、ガイドブックにある最後の光明寺から逆向きに東山の緑に包まれたエリアを巡って来ました。

天候にも恵まれて、京都らしい繊細で美しい紅葉のグラデーションを堪能、爽やかな気分で晩秋の一日を楽しみました。

後半では、花手水が美しい勝林寺から皇室ゆかりの泉涌寺、境内が真っ赤に染まった今熊野観音寺界隈を巡ってきました。

③勝林寺
④泉涌寺
⑤今熊野観音寺
⑥戒光寺
⑦即成院
⑧滝尾神社

  • 臥雲橋を渡り、北東へ進んでいくと見えて来たのは、東福寺の塔頭の一つ「勝林寺」

    臥雲橋を渡り、北東へ進んでいくと見えて来たのは、東福寺の塔頭の一つ「勝林寺」

  • 「東福寺の毘沙門天」と呼ばれており、東福寺の鬼門(北東)を守っています。<br />写経体験も出来るお寺として知られています。

    「東福寺の毘沙門天」と呼ばれており、東福寺の鬼門(北東)を守っています。
    写経体験も出来るお寺として知られています。

    毘沙門堂 勝林寺 寺・神社・教会

  • そして、何よりも目を奪われたのは、この花手水!

    そして、何よりも目を奪われたのは、この花手水!

  • 色合いが鮮やかで素敵です!

    色合いが鮮やかで素敵です!

  • この限られた小さなスペースの中に、天国のような世界が広がっていました。

    イチオシ

    この限られた小さなスペースの中に、天国のような世界が広がっていました。

  • 境内に視線を移すと、紅葉と和傘。

    境内に視線を移すと、紅葉と和傘。

  • それほど広くないお寺でしたが、どこを見ても粋な演出が…

    それほど広くないお寺でしたが、どこを見ても粋な演出が…

  • そして足元に目を移すと、

    そして足元に目を移すと、

  • 品のある京花小鉢に…

    品のある京花小鉢に…

  • 紅葉に映える、色鮮やかな花々。

    紅葉に映える、色鮮やかな花々。

  • まるで色彩のパレットのよう!

    まるで色彩のパレットのよう!

  • ちょうど秋の特別拝観中でした。<br />本尊では、平安時代に造立されたと言われる「毘沙門天三尊像」を説明と共に拝見させて頂きました。

    ちょうど秋の特別拝観中でした。
    本尊では、平安時代に造立されたと言われる「毘沙門天三尊像」を説明と共に拝見させて頂きました。

  • 「吉祥紅葉」<br />その美しさから吉祥天が宿る紅葉とされているとか…。<br />紅葉と和傘と木漏れ日のバランスが絶妙。

    「吉祥紅葉」
    その美しさから吉祥天が宿る紅葉とされているとか…。
    紅葉と和傘と木漏れ日のバランスが絶妙。

  • 夜、ライトアップされた紅葉も見てみたい。

    夜、ライトアップされた紅葉も見てみたい。

  • 緑から紅葉色へと移行するグラデーション…

    緑から紅葉色へと移行するグラデーション…

  • 光と陰のコントラストも素敵。

    光と陰のコントラストも素敵。

  • 最後にまた花手水を眺める。

    最後にまた花手水を眺める。

  • 背景の紅葉と灯籠が、華やかさを引き立てている。

    イチオシ

    背景の紅葉と灯籠が、華やかさを引き立てている。

  • この時点で13時を過ぎており、お腹もペコペコ!<br />東福寺駅方面へ一旦移動。東大路通を超えた辺りにあったとんかつ専門店へ。

    この時点で13時を過ぎており、お腹もペコペコ!
    東福寺駅方面へ一旦移動。東大路通を超えた辺りにあったとんかつ専門店へ。

    がんち グルメ・レストラン

  • マスターが一人で切り盛りされているカウンターのみのこじんまりとしたお店。<br />カツはもちろんサクサク!<br />それ以上に手前の白味噌仕立ての豚汁がとても美味しかった。<br />ご馳走さまでした!!<br />帰り間際、旅の話になって「京都は紅葉が知られているけど、人が多過ぎて落ち着かない。個人的には5月の青紅葉の頃が一番のオススメ」とマスターより。<br />確かに、5月に訪れた智積院の青紅葉も美しかったな…。<br />

    マスターが一人で切り盛りされているカウンターのみのこじんまりとしたお店。
    カツはもちろんサクサク!
    それ以上に手前の白味噌仕立ての豚汁がとても美味しかった。
    ご馳走さまでした!!
    帰り間際、旅の話になって「京都は紅葉が知られているけど、人が多過ぎて落ち着かない。個人的には5月の青紅葉の頃が一番のオススメ」とマスターより。
    確かに、5月に訪れた智積院の青紅葉も美しかったな…。

  • 昼食後、再び東大路通から泉涌寺通へ。<br />緩やかな坂道を登った所にある、泉涌寺の「大門」<br />泉涌寺の山門にあたる門。<br />

    昼食後、再び東大路通から泉涌寺通へ。
    緩やかな坂道を登った所にある、泉涌寺の「大門」
    泉涌寺の山門にあたる門。

  • 大門を抜けると少し下がった場所にある「仏殿」<br />お堂に入ると泉涌寺本尊の三世仏が安置されています。<br />天井には狩野探幽作の雲龍図が描かれていました。

    大門を抜けると少し下がった場所にある「仏殿」
    お堂に入ると泉涌寺本尊の三世仏が安置されています。
    天井には狩野探幽作の雲龍図が描かれていました。

    御寺泉涌寺 寺・神社・教会

  • 大門を入って左手奥の堂内には、楊貴妃観音が祀られています。

    大門を入って左手奥の堂内には、楊貴妃観音が祀られています。

  • 「楊貴妃観音堂」<br />楊貴妃観音は1230年に俊芿湛海律師によって、仏舎利とともに南宋より持ちかえられたものといわれています。<br />多くの女性から美人祈願の観音さまとして親しまれています。

    「楊貴妃観音堂」
    楊貴妃観音は1230年に俊芿湛海律師によって、仏舎利とともに南宋より持ちかえられたものといわれています。
    多くの女性から美人祈願の観音さまとして親しまれています。

    泉涌寺 楊貴妃観音堂 名所・史跡

  • 泉涌寺の別院「雲龍院」<br />静かで落ち着いた佇まいのお寺。

    泉涌寺の別院「雲龍院」
    静かで落ち着いた佇まいのお寺。

    雲龍院 寺・神社・教会

  • 庭園の一角にあった「水琴窟」<br />透明感のある水滴音に心が穏やかになる。

    庭園の一角にあった「水琴窟」
    透明感のある水滴音に心が穏やかになる。

  • 「悟りの窓」<br />春には、紅梅・海棠・シャクナゲと順番に花が咲き楽しめるとのこと。<br />

    「悟りの窓」
    春には、紅梅・海棠・シャクナゲと順番に花が咲き楽しめるとのこと。

  • 「五色の紅葉」<br />紅葉の終盤に色付く、グラデーションが美しい一本。

    「五色の紅葉」
    紅葉の終盤に色付く、グラデーションが美しい一本。

  • 「しきしの景色」<br />雪見障子の四角いガラスから四枚の違った絵を眺めることができます。<br />椿・灯籠・楓・松

    「しきしの景色」
    雪見障子の四角いガラスから四枚の違った絵を眺めることができます。
    椿・灯籠・楓・松

  • 写真撮っている時は全く気づかなかったけど、一つ右にずれていました。<br />でも松の代わりに紅葉が見えて、これはこれで趣のある一枚。

    写真撮っている時は全く気づかなかったけど、一つ右にずれていました。
    でも松の代わりに紅葉が見えて、これはこれで趣のある一枚。

  • そして「大輪の間」から中庭を眺める。

    イチオシ

    そして「大輪の間」から中庭を眺める。

  • 静寂の中で、ゆったりとした時間が流れていきます。

    静寂の中で、ゆったりとした時間が流れていきます。

  • ここは日本の侘び寂びを感じる…

    ここは日本の侘び寂びを感じる…

  • しっとりとした大人の庭園。

    しっとりとした大人の庭園。

  • 澄みきった気持ちで…

    澄みきった気持ちで…

  • 時間を忘れ、この景色に見入っていました。

    時間を忘れ、この景色に見入っていました。

  • 「灯籠」<br />最後の将軍、徳川慶喜が寄進した灯籠。<br />元々孝明天皇陵にあったそうですが、幕末の混乱期に薩摩藩が放り投げたものを、二条家の血筋であった当院の住職が夜中にこっそりとこの場所へ置いたらしく、そのため傾いて立っているとも言われています。

    「灯籠」
    最後の将軍、徳川慶喜が寄進した灯籠。
    元々孝明天皇陵にあったそうですが、幕末の混乱期に薩摩藩が放り投げたものを、二条家の血筋であった当院の住職が夜中にこっそりとこの場所へ置いたらしく、そのため傾いて立っているとも言われています。

  • 泉涌寺通から坂を下って行くと赤い橋が見えてきました。<br />「今熊野観音寺」

    泉涌寺通から坂を下って行くと赤い橋が見えてきました。
    「今熊野観音寺」

  • 色どりどりの紅葉が迎えてくれました。

    色どりどりの紅葉が迎えてくれました。

  • 秋色の紅葉に包まれた「子守大師像」

    イチオシ

    秋色の紅葉に包まれた「子守大師像」

  • 散紅葉も美しい。

    散紅葉も美しい。

  • 西国三十三ヶ所観音霊場の十五番札所。<br />重厚感のある「本堂」

    西国三十三ヶ所観音霊場の十五番札所。
    重厚感のある「本堂」

    今熊野観音寺 寺・神社・教会

  • 「大子堂」<br />弘法大師をお祀りしているお堂。<br />その前には「ぼけ封じ観音」<br />心や身体のぼけを取り除いて下さる観音さま。

    「大子堂」
    弘法大師をお祀りしているお堂。
    その前には「ぼけ封じ観音」
    心や身体のぼけを取り除いて下さる観音さま。

  • 「五智水」<br />弘法大師が、観世音をまつるのにふさわしい霊地を選ぶ際に、錫杖をもって岩根をうがたれると霊泉が湧き出したことから、この清涼なる清水を観音御利生の水として崇められ、「五智水」と名付けられたそうです。

    「五智水」
    弘法大師が、観世音をまつるのにふさわしい霊地を選ぶ際に、錫杖をもって岩根をうがたれると霊泉が湧き出したことから、この清涼なる清水を観音御利生の水として崇められ、「五智水」と名付けられたそうです。

  • 本堂東側の山上には、朱鮮やかな多宝塔が見えます。

    本堂東側の山上には、朱鮮やかな多宝塔が見えます。

  • 「医聖堂」<br />医と宗教がともに手をたずさえて、人類がともに明るく健康に暮らせるような社会が築かれますようにとの願いが込められているそうです。

    「医聖堂」
    医と宗教がともに手をたずさえて、人類がともに明るく健康に暮らせるような社会が築かれますようにとの願いが込められているそうです。

  • ひっそりとした東山の一角にある、京の紅葉。

    イチオシ

    ひっそりとした東山の一角にある、京の紅葉。

  • 自然が織りなす、まるでアートのような世界。

    イチオシ

    自然が織りなす、まるでアートのような世界。

  • 泉涌寺通を再び下って行きます。

    泉涌寺通を再び下って行きます。

  • 下ってすぐ右手に見えてきたのは「戒光寺」<br />泉涌寺塔頭寺院の1つ。<br />本堂には高さ10mのお釈迦さんの立像がありました。

    下ってすぐ右手に見えてきたのは「戒光寺」
    泉涌寺塔頭寺院の1つ。
    本堂には高さ10mのお釈迦さんの立像がありました。

    戒光寺 寺・神社・教会

  • 前庭にあった、風格漂う紅葉。

    前庭にあった、風格漂う紅葉。

  • 「即成院」<br />泉涌寺七福神の一つで、泉涌寺道の降り口にある古刹。

    「即成院」
    泉涌寺七福神の一つで、泉涌寺道の降り口にある古刹。

    即成院 寺・神社・教会

  • そして最後に立ち寄ったのは、東福寺駅の北側に鎮座する<br />「瀧尾神社」

    そして最後に立ち寄ったのは、東福寺駅の北側に鎮座する
    「瀧尾神社」

  • 大正14(1586)年10月に、豊臣秀吉が方広寺大仏殿を建立するのに伴って、<br />この地に遷座されたとのこと。

    大正14(1586)年10月に、豊臣秀吉が方広寺大仏殿を建立するのに伴って、
    この地に遷座されたとのこと。

    瀧尾神社 寺・神社・教会

  • 「本殿」はもともと貴船神社奥院旧殿を移築したもので、拝殿など計8棟が京都市指定有形文化財。<br />

    「本殿」はもともと貴船神社奥院旧殿を移築したもので、拝殿など計8棟が京都市指定有形文化財。

  • そして瀧尾神社の一番の見所は、この「拝殿」天井の龍の彫刻!(◎_◎;)

    そして瀧尾神社の一番の見所は、この「拝殿」天井の龍の彫刻!(◎_◎;)

  • 全長は8メートルにもなるその立体感と躍動感は、間近で見ると迫力そのもの!!<br />最後の御朱印を頂き、気がつけばもうすっかり夕暮れ。<br /><br />美しい庭園と紅葉を堪能し、しっとりとした晩秋の京都を感じた1日となりました。<br />

    全長は8メートルにもなるその立体感と躍動感は、間近で見ると迫力そのもの!!
    最後の御朱印を頂き、気がつけばもうすっかり夕暮れ。

    美しい庭園と紅葉を堪能し、しっとりとした晩秋の京都を感じた1日となりました。

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