2019/07/11 - 2019/07/20
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sanhaoさん
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パリ、フィレンツェ、ローマの後ではロンドンの美術館はあまり期待していませんでしたが、思っていた以上に見応えがありました。
それと、ロンドンは物価が高く苦労するのですが、大英博物館やナショナルギャラリーは無料です。それに対して、ロンドン塔などは6000円くらい入場料をとられます。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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大英博物館。ロンドンは美術館は入場料を取らないのが嬉しいです。
この大英博物館には800万点を超える収集品が保管されていると言われとても一日や二日で見られるものではありません。日本の陶芸品、茶器、刀剣だけでも1万点を超えます。私は頑張って二日通いました。大英博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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大英博物館はギリシャ、エジプト関連が充実しています。
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アテネで見たアポロンのパルテノン神殿の破風彫刻のオリジナルも見られました。ナポレオン戦争期にイギリス人がパルテノン神殿から剥がして持ち帰ったとされます。
この展示物の様に、1753年に設立された大英博物館は地球の各地に進出した大英帝国がその力に任せ各地から奪い取ってきたものが多い。 -
ギリシャからの変換要求が出ており、英国での世論も40%は返還すべしと考える人がいる。
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ゲイヤー・アンダーソンの猫。古代エジプトで女神バステソの化身として崇められた猫の像。
この博物館に寄贈したのが
アンダーソンさんだったのでその名前で呼ばれるようになったそうです。 -
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荷物が増えるのがいやで、旅の途中ではほとんどお土産は買いませんでしたが、大英博物館でこれだけは思わず買ってしまいました。
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モアイがここで見れるとは!
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ヒンドゥー教の破壊神、シヴァ。
宇宙を破壊し、また創造する役目を持つ。 -
ガルーダ!
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ミイラ作りが始まる前に砂漠に埋葬された人が自然にミイラ化したもの。
この人も5000年以上も経って自分が博物館に入るとは想像していなかっただろうに。 -
ネコのミイラ。よほど高貴なおネコ様であったのでしょう。
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自然史博物館にいたTレックスの実物大模型。動きます。
ロンドン自然史博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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イチオシ
ナショナルギャラリーで見た、ダヴィンチの「岩窟の聖母」
これは本当に素晴らしかった。
この第一バージョンはルーブル美術館にあり先に鑑賞済み。パリの旅行記を参照してください。
ルーブルバージョンより2年ほど遅れて完成させたようですが、本作品は人物の陰影が濃く植物などの描写が異なります。デ・プレディス兄弟との共作によって制作されたためといわれています。
ダヴィンチが聖母子の背景に岩窟を選択したには色々な意見がありますが、最も有力なのは岩窟を子宮に見立てているという説です。右奥に見える岩は男根の象徴ともいわれています。
ルーブルヴァージョンと大きく違うのは4箇所で、まず一つ目は、ヨハネは何も持たず手を組んでいただけだったが、ロンドンヴァージョンでは十字架を手にしている。ナショナルギャラリー 博物館・美術館・ギャラリー
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イチオシ
裁判の末に妥協案として描かれたこの絵には、ルーブルバージョンとの大きな違いの二点目として、ロンドンヴァージョンには無い光輪が加えられています。聖母の顔に当たる光も強く陰影がくっきりしています。右下の幼児キリストがルーブルバージョンよりムッチリして大人びた感じになっているのも大きな違いです。勿論、光輪も有ります。
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イチオシ
ヴァージョン違いの4箇所目として、右の大天使ガブリエルはルーブルバージョンでは赤いマントをまとい左のヨハネを指差していたのですが、本作品では衣は背景に馴染む色となり指差も無くなっています。
この「岩窟の聖母」には第3のバージョンも存在しています。それは個人所有であるため一般に見ることは叶いません。注文主との折り合いがつかず描き直されたバージョンの他に1508年頃にアンプロー・デ・プレディスが模写を制作したとの記録があり、このロンドンバージョンがその模写との意見もあります。謎が多く、是非、そのヴァージョンも見てみたいものです。 -
これもダヴィンチ「聖母子と聖アンナ、洗礼者聖ヨハネ」
ダヴィンチがこだわった幼子イエスと聖母マリア、そしてその母アンナの三世代を描いたテーマですが、これはその下絵の一つ。複数確認されるデッサン類はそれぞれ少しずつ異なっており、試行錯誤したようです。ルイ12世に依頼され油絵として完成したものはルーブル美術館にあります。この下絵ではイエスに向かい合ってヨハネが描かれているが、ルーブルの作品では、受難のシンボルである子羊に置き換えられていた。 -
イチオシ
ジョヴァンニ・バッティスタ・サルヴィ 「祈る聖母 」
Sassoferrato が描いたThe Virgin in Prayer
目を奪われるほど美しい。ポスターが欲しかったが売っていませんでした。 -
ベラスケスの「ヴィーナスの化粧」1647~51年
スペインでは教会からの制約で裸婦画は禁じられていましたが、王侯貴族は例外だったようです。それでも背中向きなのは教会への配慮と言われ、またモデルが特定されぬよう鏡の中の顔はぼやかして描かれています。
1914年に過激な婦人参政権活動家により背中から腰に7箇所も傷をつけられ、修復されたものの肉眼では傷跡があります。 -
カラヴァッジョの「エマオの晩餐」1601年
西洋絵画の流れが変わったと云われる、まるでその場に居合わせるかのような臨場感あふれるリアルな表現で、バロック絵画の幕開けです。
ローマのサンタ・マリア・デル・ポポロ聖堂で見た2枚の絵画が強烈でした。この絵画も是非見たかったものでした。。 -
馬の画家と呼ばれたスタッブスの最高傑作「ホイッスルジャケット」
前脚を上げ、右に体を捻った「ルヴァード」と呼ばれるポーズを描いています。当時の絵画には珍しい何も描かれていない背景が作品を際立たせています。 -
いかにもモネ。
モネは1883年からパリ郊外の村に移住して、美しい庭園を造った。これは「水の庭」と呼ばれる18点の連作のうちの一つ。日本の浮世絵に多大な影響を受けたとされる画家らしく、日本風の太鼓橋が描かれている。
モネの日本趣味は生涯に渡って続き、晩年には自宅の庭に太鼓橋を掛け、それを何度も描いています。 -
モネといえば睡蓮ですが、こうした雪景色の光の追求も代表作のひとつ。
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これもたしかモネですよね。
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もちろんゴッホ。
ゴッホの画家としての活動は27~37歳までの僅か10年間と言われるが、その間に売れた絵は僅か1枚だけ。この絵も全く評価されず売れなかった一枚ですね。
ゴッホは下書きをせずに直接描きながら制作していくスタイルであるため絵に感情がストレートに表現されます。左の床の線が歪んでいるのもそのせいだと言われます。 -
ゴッホ「ローヌ川の月星夜」1888年
のちに描かれる有名な「月星夜」のような激しい表現ではなく平穏な美しさに満ちている。まだ「耳切り事件」以前で穏やかで充実した日々に描かれた絵。 -
生涯を通じてひまわりを主題に7枚の作品を描いたゴッホ。7作品に描かれたひまわりの本数は作品ごとに異なるが、この作品では15本と最多。ひまわりは常に太陽に顔を向けるため、太陽=神を見続ける信仰心の象徴として、かつて、聖職者になりたかったゴッホが描き続けた主題でした。
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ゴッホほど多くの自画像を描いた画家はレンブラントを除いて他にはいません。
パリに移住して僅か3年余りの期間に37点にものぼります。一説には、貧乏でモデルを雇うお金も無く自画像を描くしかなかったとも言われています。 -
ご存知、ピカソ
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