ヨーロッパ 放浪ひとり旅 クロアチア　ドゥブロヴニク編

2019/06/16 - 2019/06/20

アドリア海の真珠、クロアチアのドブロブニクまで来ました。

定年を機に前々からの夢を実現すべくヨーロッパに放浪の旅に出かけました。一応、3か月くらいの予定ですが体力、財力が続く限りの行き先も決めない行き当たりばったりの旅です。

ジブリの『魔女の宅急便』や『紅の豚』の舞台となったこの街は今回の旅の中でももう一度行ってみたい最右翼の素晴らしい街でした。

1991年のスロベニア十日間戦争、次いでマケドニア共和国が独立、セルビアとの対立のクロアチア紛争、1992年、国内のセルビア人がボスニアからの独立を目指して戦争を繰り返したボスニア・ヘルツェゴビナ紛争。コソボが独立を目指したコソボ紛争。マケドニア国内に大量のコソボ地域のアルバニア系住民が難民として押し寄せてたことからマケドニアにも飛び火したマケドニア紛争と次々に紛争、戦争に巻き込まれたこの地域。
これらの紛争でドブロブニクも戦場となったのも1991年とつい最近のこと。今では世界的な観光地として美しい町の再生に成功し1994年に再び世界遺産としてユネスコに登録された。
平和とは素晴らしいことです。

エリア ドブロブニク(クロアチア)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 2.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

城塞内の宿泊はコストが高いので少し離れた宿を取りました。
これが大きな間違いでした。
旧市街とLapad地区の中間に位置するゲストハウスでしたがバス通りからこの坂を登っていきます。この坂は写真で見る以上に急勾配です。

ゲストハウスの入り口はこの扉。何も表示が出ていないので何度も行ったり来たりして見つけるまで大変でした。
人の良さそうなおばあちゃんがやっている民泊ですが、ほとんど英語が通じずコミュニケーションにとても苦労しました。
また、下のバス通りは旧市街地へ行くバスが中々来ない上に、そのバスは巡回バスのため帰りはこの路を通ってくれません。
とにかく不便この上ない宿でした。旧市街地が無理ならLapad地区に泊まった方が余程交通の便も良く楽しめます。

旧市街地は周りを城壁で囲まれた要塞都市。
先ずはこの城壁の上をぐるりと回ることをお勧めします。ゆっくり周って一周一時間半くらい。

ドブロブニク城壁 史跡・遺跡

一番高いところは25m。町を囲む全長約2kmの城壁からは、町を歩くだけでは見ることができない美しい屋根瓦やアドリア海を色々な角度から楽しめます。

ドブロブニク城壁 史跡・遺跡

城壁の内部はまるで迷路

こんな所にコートが有りました。

城壁上にカフェもあります。イチゴのスムージーで休憩します。

ドブロブニク城壁 史跡・遺跡

城壁巡りの途中にあったギャラリー。

ビートルズ好きの私はこれに乗って城壁の外周巡りをしました。

旧港 旧市街・古い町並み

海側から見る城壁も絶景です。

旧港 旧市街・古い町並み

ロヴリイェナツ要塞から。

ロブリイェナツ要塞 史跡・遺跡

プラッツァ通り 旧市街・古い町並み

城壁へのチケット売り場と登り口はこの噴水の横にあります。

オノフリオの大噴水 広場・公園

奥に行けば普通に洗濯物が干してあり、生活感もあっていい雰囲気。

ドブロブニク旧市街 旧市街・古い町並み

JIJIを見つけました。ネコの多い街です。別途、ネコ歩きもご覧ください。

プロチェ門

プロチェ門 史跡・遺跡