ヨーロッパ 放浪ひとり旅 ケルン/デュッセルドルフ／ベルリン編

2019/05/22 - 2019/05/29

定年を機に前々からの夢を実現すべく、行きたかったヨーロッパに放浪の旅に出かけました。一応、3か月くらいの予定ですが体力、財力が続く限りの行き先も決めない行き当たりばったりの旅です。

スペインからドイツへ移動してきました。
バルセロナはとても気に入っていたのですが、いつまでも居る訳にもいかず、次の行き先を考えていたところに、現役時代にお世話になった取引先の方がドイツのケルンに来ているとの連絡があり、私も急遽行ってみることにしました。宿はデュッセルドルフに取りケルンは列車で日帰りしました。
こんなことができるのもひとり旅の良さです。

ケルンとデュッセルドルフでは二晩ご馳走になってしまいました。S社長に感謝。

エリア デュッセルドルフ(ドイツ)

• 旅行の満足度: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: エクスペディア

デュッセルドルフからケルンは列車ですぐです。
ケルン中央駅に近づくと見えてきたのは、世界遺産のケルン大聖堂でした。
ゴシック建築の最高傑作、ケルン大聖堂は天を突くようにそびえ立ち、重々しく、とにかく巨大です。

先の戦争で壊滅的に破壊されたホーエンツォレルン橋の写真がありました。
勿論、今ではきれいに修復され最高の撮影ポイントとなっています。
大きすぎる大聖堂はこのライン川にかかる橋の対岸から撮るのが一番のようです。

ホーエンツォレルン橋 建造物

橋の欄干は鍵でいっぱいでした。

ケルン大聖堂に鳴り響くパイプオルガン。午後行った時は聴けなかったのですが、夕方もう一度行ったらに聴くことができました。
本物の持つ壮大な世界観に圧倒されます。

ケルン大聖堂 寺院・教会

ノイシュヴァンシュタイン城の建設でも知られるバイエルン王ルートヴィヒ1世が奉納したステンドグラスは有名です。全部で五枚の連作になっています。
やはりこれを見れただけで行く価値があります。

ステンドグラスもいいのですが、私は床のモザイク画が素晴らしいと感じました。

この聖堂の建築が始まったのが1248年。完成は何と1880年だから何と600年も掛かっている。実際には宗教改革の影響や資金不足から途中300年も作り掛けで放置されていたわけで、19世紀になってオリジナル図面が見つかり工事再開となったというとんでもないものです。

建物が大きすぎて正面からは全容を写真に収めるのが困難です。
2つの塔は157m。

デュッセルドルフに戻り、街を歩き回りましたが正直何も無い街です。
世界一と言われる並木道や旧市街地の街並みなども、パリやバルセロナの後では迫力にかけます。

人口の1％が日本人というこの街ならではの日本食レストランが沢山あるようです。
たまたま入ったこのラーメン屋さんは美味しかったです。以前、住んでいたジャカルタでは食べられないレベルの醤油ラーメンでした。

旧市街地で休憩。

デュッセルドルフの街を散策中、若者達のデモ隊に遭遇しました。たまたま目指す方向が同じだったので一緒に移動。
何を主張しているのか全く分からなかったのですが、時々「What do you want? Oh! 」と叫んでた。私を見た若い子が、「Nippon,Nippon!」と言ってきたので「いいね」サインをしてあげたら受けたぞ！

ライン河。この街ではあまりやることないので早々に切り上げ、ベルリンに向かいます。

デュッセルドルフは3日もするとやりたいことが無くなりましたので、列車でベルリンに移動しました。
ベルリンは始めて来ました。ドイツは以前来たことがあるのですが、その時はミュンヘンとフランクフルトだけで、当時はまだ壁崩壊前でした。

先ずはベルリンの壁跡です。
有名な落書きも今ではアートとして保存の方向だそうで、イーストサイドギャラリーと言われています。

イーストサイドギャラリー 博物館・美術館・ギャラリー

東ドイツホーネッカー国家評議会議長とソビエト連邦最高指導者のプレジネフの熱い口づけを描いたこの絵は一番人気で、大勢の観光客が記念撮影していました。しかし、結構エグいね。

旧東側から西側を望む。

壁の東側にあった古いホテル。

チェックポイント・チャーリー。当時、外国人旅行者のみが通過できた国境検問所跡。手前側が東ドイツ。

アインスタインカフェ (チェックポイント チャーリー) カフェ

ベルリン大聖堂にも行ってみました。

ベルリン大聖堂 寺院・教会

上からの景色。

テレビ塔が見えます。

ベルリンフィルでは無料のランチタイムコンサートを開催しています。

ベルリン フィルハーモニー 劇場・ホール・ショー

Kyongmin Parkさんという女性が演奏して聴かせてくれました。

東ドイツ時代の車。
今では観光客を乗せて走っています。

ベルリンのホテル。
ホテル ガットポイントチャーリー。
チェックポイントチャーリーのすぐ近くで旧東ドイツサイド。地下鉄駅も近く便利です。
1Fにあるアジアレストランのフォーが美味しかった。

ホテル ガット ポイント チャーリー ホテル

やはりドイツといえばソーセージ。これはポツダム広場にあるレストランで食べたの*ですが、付け合わせのキャベツが最高に美味かった。

科学博物館。ドイツですから期待して見に行ったのですが、正直期待はずれでした。

残念ながらベルリンの美術館はパッとしません。

ブランデンブルク門 建造物

どこにもクマさんがいます。

カイザーウィヘルム記念教会。廃墟のような外観だが、先の大戦時の空襲によって破壊されたため。そのままで遺されている。

ヴィルヘルム皇帝記念教会 寺院・教会

大好きなアナログレコード店を見つけた。

次は、東欧チェコ、プラハに列車で移動しようと思います。

この旅行記へのコメント （2）

• mistralさん 2021/02/04 20:59:54

  ひとり旅の醍醐味。

  sanhaoさん
  
  はじめまして。
  mistralと申します。
  先日は過去の寄せ集めの旅行記にご投票いただきまして
  ありがとうございました。
  
  いまsanhaoさんの、「ヨーロッパ放浪ひとり旅」ベルリン編まで
  拝読させていただきました。
  定年を機に、行き当たりばったりの旅を思い立たれたとか。
  行き当たりばったりだからこその自由度の高いご旅行ができて
  羨ましい限りでした。
  
  気に入ったバルセロナの街、それでも先に進まれたとのコメント、
  ずっと滞在されていたいお気持ちは、もっともな事ですが
  そこを出立されるとの決心をつけるのも大変な事だったと想像。
  
  続きの旅行記も楽しみさせていただきます。
  
  今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
  
  mistral

  sanhaoさん からの返信 2021/02/05 06:41:34

  Re: ひとり旅の醍醐味。

  昨年はどこにも行けませんでしたが、今年こそまた放浪に行けたら良いと思っています。これからも宜しくお願いします。