【沖縄グルメ】まーさむんを探しながら名護から大宜味村まで本島を北上

2019/10/10 - 2019/10/16

この旅行記では、北部で買えるま～さむん（うまいもん）を紹介します。
まず最初に紹介するのは、「これぞ完熟！」というフルーツに出会えた羽地の駅やんばるたまご。
また紹介するのかと言われるくらい私の旅行記で良く取り上げる施設ですが、お気に入りの店が見つかると何度でも足を運びたくなるのは皆さんも同じではないでしょうか。
更に北上して大宜味村へ。
ここではシークワァーサーパークと道の駅おおぎみを紹介します。
この11月にはやんばるの森ビジターセンターもオープンしますので、皆さんもま～さむんを探しに本島を北上してみませんか？

エリア 名護(沖縄)

• 旅行の満足度: 5.0
• ショッピング: 4.5

• 交通手段: レンタカー

はいた～い。
今回は名護の朝焼けから始まりましたが、実はもうかなり良い時間。
本州（本土）なら空ももっと明るく人も通勤や通学を始めているはずですが、沖縄はまだこの程度。
同じ日本でも、北海道と沖縄は時差があってもおかしくないと感じます。
　※日本国内に時差はありません。

名護市民会館の入り口交差点にあるこちらの像は、沖縄固有の在来豚「アグー」。
有名なブランド豚ですから御存知の方も多いと思いますが、名護(なご)はアグーの里ですよ。
この豚はカタカナ表記の時と平仮名表記の時があるのですが、アグー／あぐーのどちらでも良いというのではなく、カタカナ表記のアグーは在来種。
外来種と掛け合わせている食用の豚には、あぐーが使われます。
但しあぐーはJA沖縄の登録商標ですので、勝手にこの名前を使うことはできません。

御土産情報ではありませんが、朝食は名護のA&Wへ。
地元ではこの手のファーストフード店を利用することは稀ですが、沖縄へ行く「困った時はA＆W。
朝からどっぷりアメリカン気分を味わいます。

Ａ＆Ｗ 名護店 グルメ・レストラン

駐車場は屋根付き。
通り抜けが出来るドライブスルーではないのですが、その場（駐車場）でオーダーができ、商品もスタッフが車まで運んで来てくれますよ。

カップの中に入っているはルートビア。
初めてこれを飲んだ時は独特のニオイと味にギブアップしましたが、今はゴクゴクと飲んでいます。
お勧めは、サイドメニューのカーリーフライとこのルートビア。
A&Wは那覇空港の中にもお店がありますので、時間調整をしたい時などに利用してみるのは如何ですか？

こちらは羽地(はねじ)の駅やんばるたまご。
開店直後は地元民が野菜や果物などを買いに来ますので、良い物は早くなくなります。

羽地の駅 やんばるたまご 道の駅

赤い実が入ったパックはグァバ。
沖縄ではバンシルーと呼ばれているフルーツです。
そしてもう一つ購入したのがハワイ種のパイナップル。
購入する前にスタッフから「既にピークは過ぎているので今は2番目の味という感じだけれど」と言われましたが、スタッフもちゃんと商品の味を確認しているようです。
私たちが毎回ここに足を運ぶ理由は、スタッフが商品選びを手伝ってくれるから。
迷った時はいつもスタッフに聞くようにしていますが、馴染みのない商品を購入する時は彼女たちの説明が役に立ちます。

生のグァバ（バンシルー）は独特の味。
凄く甘いという訳でもなく、だからと言って不味いという感じでもないので、好みは分かれるかもしれません。
女性スタッフが「私は好き！」と言っていましたが、私も好き。
アジア諸国では皮が青々としているグァバを良く見掛けますが、スーパーやコンビニのパックの中に入っているグァバは中の種を取り除いて白い果肉／ピンクの果肉部分のみ（ベトナムではチリペッパー付き）で販売されていることが多いです。
種がまだそれほど硬くなければ種付きということもありますが、兎にも角にも硬いグァバの種。
やんばるたまごで販売しているパック入りのグァバは何も付けずそのまま食べられますが、この状態の種は歯が欠けそうなくらい硬いので注意しましょう。
パイナップルの方は、確かに2番目の味。
食べられない事はないのですが、旬の時期にもう一度チャレンジしようと思います。

たっぷり入った生シークヮーサー。
泡盛に絞って入れるのであれば、9月から今の時期に出回っている酸味が強い生シークヮーサーがお勧め。
羽地の駅で販売されているシークヮーサーは、量もたっぷり入っていてこの値段です。
皮を剥いてそのままパクッと食べるのであれば、年末の甘味を帯びたシークヮーサー。
濃い味のミカンという感じで、こちらも美味しいですよ。

最後に紹介するのは小っちゃなバナナ。
ホテルで食べたいと言ったら、スタッフの女性が完熟のバナナを選んでくれました。
この袋に入っているのは、しーぶん（おまけ）で戴いたバナナ。

ここまで黒く変色していると、中がグジュグジュではないかと不安になる方も多いのではないでしょうか。
そのような方のために、しーぶんで戴いたバナナを１本食べてみましょう。

皮は薄くてペラペラ。
中もしっかりしていて、とても美味しいばな～なでした。
特にレジの所に並んでいる半端もののバナナは、見た目は悪いのですがこのようなま～さむんに出会える確率が高いです。
心配ならスタッフに聞いてみましょう。
きっと食べ頃の物を選んでくれると思いますよ。
こんな事ができるのも、やんばるたまごの魅力です。

横にある天ぷら店は、まだ営業時間前。

しかし、準備は着々と進んでいるようです。
ここの名物はニューハーフ(魚のすり身と羽地鶏のミンチをミックスして天ぷらにしたもの)ですが、薬草天ぷらと書いてあるようにヨモギ(ふーちば)や長命草の天ぷらなどもお勧めですよ。
※2022年追記：　現在この天ぷら店はなく、名物のニューハーフは先ほど紹介した売店の方で販売しています。

名護から北上して、大宜味(おおぎみ)にやってきました。
画像はシークヮーサーパーク。
入り口には蛇口から出てくるシークワーサージュース（試飲）がありますので、初めて訪れる方は是非こちらを飲んでみてください。
御土産にお勧めするのは、円錐のような瓶に入ったシークワーサーの果汁。
泡盛などのお酒に入れるならスッキリとした酸味の「初搾り」。
ジュース感覚で飲むなら甘味を帯びた「12月」ですが、あくまでも私の好みなので、実際に試飲をしてから決めるのが良いでしょう。
もう一つお勧めするのが、友人知人に喜ばれるシークヮーサーポン酢。
また買ってきてとリクエストされるくらい、ここのシークヮーサーポン酢は大好評です。
多くの家庭にはポン酢があると思いますので、一度はこのシークヮーサーポン酢を使ってみませんか？

大宜味シークヮーサーパーク グルメ・レストラン

続いて紹介するのも大宜味村の施設ですが、昔からある「道の駅おおぎみ」。
国頭村民お勧めの施設です。

農村活性化センター 道の駅

箱の中に入っているのは、青切りシークヮーサージュース。
さんぴん茶と同じくらい良く購入するドリンクですが、最近は北部だけでなくいろいろな所で買えるようになりました。
見掛けたら一度飲んでみてくださいね。

画像は、私のお勧め商品ですが、笑味の店の笑味(えみ)たれ。

こちらの商品は売り切れになっている事が多いので中々手に入らないのですが、この時はかろうじて１本残っていましたので我が家の分を購入して終わり。
そのような時はお店（沖縄県国頭郡大宜味村字大兼久61）に行くと、もしかしたら手に入るかもしれません。

見た目は地味ですが、評判が良い笑味たれ。
BBQ(焼き肉)好きの方にもお勧めしたい商品です。
炭火で焼いたお肉と笑味たれの相性は抜群ですよ。

ありきたりな沖縄土産はもう要らないと言うのであれば、このような商品は如何でしょうか。
またお店（笑味の店）の方では、沖縄らしい食事を楽しむことができます。
道の駅と一緒に、こちらも是非チェックしてくださいね。

伝統菓子なども置いてある道の駅ですが、久しぶりに本島を北上したら、道の駅おおぎみの手前(中学校の跡地)にやんばるの森ビジターセンターが完成していました。
この施設は上空から見るとコノハチョウの形をしているとか。
オープンは11月ですが、大宜味村・国頭村・東村の特産品を扱う他、カフェやレストランも併設されるそうですので、新しい施設を見に行きがてら北部ドライブを楽しんでみませんか？