2015/11/16 - 2015/11/19
5349位(同エリア7763件中)
ST&Gさん
初訪沖の母のために、半日バスツアーに参加した私たち。
この旅行記では、以前タクシードライバーの男性に「首里城よりももっと凄いパワースポットがある!」と言われた斎場御嶽(せーふぁうたき)や首里城などを紹介します。
半日のバスツアーということもあり、今回は本島南部の定番観光スポットを巡るコースを選択しましたが、私の興味はパワースポットよりも世界遺産。
しかしここで紹介する斎場御嶽と首里城は、世界遺産でもありパワースポットとしても良く知られている沖縄南部の定番観光スポットです。
初めて沖縄を訪れるのであれば、バスツアーに参加するのもお勧めですよ。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通手段
- 観光バス タクシー
-
はいたい。
本島北部から、南部の那覇に戻ってきました。
今日は、南部の主要観光スポットを回る半日バスツアーに参加。
いつもと違う旅行ペースに疲労を感じていた私は早々とレンタカーを返却し、楽をして観光することにしました。
画像は牧志のさいおんスクエア。 -
集合場所に現れたのは、かなり大きな観光バス。
しかし11月の平日ということもあり、参加者は少なめでした。
このツアーはバスガイドさんによる簡単な観光案内はあるものの、施設の中に入るのはツアー参加者だけ。
また旅行代金には施設の入場料が含まれていないので、入りたければ各自入場料を払い、入りたくなければ集合時間まで何処かで時間潰し…という感じでした。 -
那覇を出発する時は青空でしたが、更に南下するとご覧の様なお天気(雨)。
あ~っ、絶景が…。 -
南城市地域物産館に到着。
天ぷらで有名な奥武島の猫と違い、ここの猫はとてもスレンダーです。南城市地域物産館 お土産屋・直売所・特産品
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この地域物産館を訪れた理由は、沖縄の聖地・斎場御嶽(せーふぁうたき)の入場券を購入するため。
ツアーバスも、こちらで待機となります。
なおこの斎場御嶽は途中急な坂があるため、事前にガイドさんから「不安な方はこちらでお待ちください」と言われ、高齢&膝痛の母はそのアドバイスに従って待機。
実際にその坂を歩いてみましたが、母の判断は正解だと感じました。
世界遺産を見せてあげたかったのは山々ですが、この時は雨上がりで道も濡れていましたし、アウトドア用の靴でも何度か滑りそうになりましたよ。 -
『琉球王国のグスク及び関連遺産群』の構成資産のひとつとして、2000年にユネスコ世界文化遺産に登録された斎場御嶽。
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観光パンフレットなどで良く見るさんぐーい(三角岩)へ行くには、この建物の中(受付)を通らなくてはいけません。
斎場御嶽 寺・神社・教会
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ちなみに斎場(せーふぁ)とは最高位のことで、御嶽(うたき)は祭祀などを行う聖なる場所を意味しています。
斎場御嶽 寺・神社・教会
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滑り易い坂を過ぎ、イビ(神域/拝所)のひとつで大庫理(うふぐーい)に到着しました。
大庫理は大広間のこと。 -
豊穣が寄せ満ちるという意味の寄満(ゆいんち)。
ここにも香炉が置かれています。
拝所になっている場所ですから、マナーを守って見学しましょう。 -
斎場御嶽の檻房穴は、戦争の爪痕。
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シキヨダユルアマガヌビー(奥側/写真右)とアマダユルアシカヌビー(参道側/写真左)の壺(拝所)、そして2本の鍾乳石(ちーたいいし)。
昔はこの鍾乳石から滴り落ちる水を壺に蓄え、聖水として使用していたようです。 -
斎場御嶽と言えば、やはりこの三角岩をイメージする人が多いのではないでしょうか。
奥に案内板が見えていますが、こちらも拝所。(次の写真で紹介します)
更にこの右側にも別の拝所が有りますよ。
岩の大きさが分かるように女性を入れて撮影してみましたが、決してこの女性が小さいというわけではなく、岩が巨大! -
その三角岩を潜った所にあるのが、こちらの場所。
画像には写っていませんがすぐ右手にも香炉があり、そちらはチョウノハナと呼ばれています。 -
左方向を見ると神の島(久高島)が拝める場所がありますが、地図を見ると久高島・斎場御嶽・首里城はほぼ一直線上にあります。
歴代の国王たちはこの場所から何を祈願していたのか?
また昔も今も同じ景色なのか、そんな事が気になる私でした。 -
再び三角岩をくぐり、もと来た道を歩いて母が待つ物産館に向かいます。
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バスに乗り込むや否や雨。
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次に訪れたのは、老若男女問わず楽しめる沖縄ワールド。
「観光客がイメージする沖縄がここにある!」という感じの施設です。
バスから降りる時は雨も上がり、再び傘要らずで助かりました。おきなわワールド テーマパーク
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滞在時間の関係でエイサーショーと鍾乳洞のどちらを見学するかで悩みましたが、初訪沖の母に見せるならエイサーの方が良いだろうという事で、そちらを選択。
ダイナミックなパフォーマンスはヒーローショーとダブルものがありますが、母は大喜び。
その一方で沖縄リピーターの私は、この施設のすぐ近くにある奥武島のウチナー天ぷらで頭がイッパイでした。
レンタカーを利用するのであれば、おきなわワールドの行きまたは帰りに、美味しい沖縄のおやつも食べに行ってくださいね。 -
最後は戦争関連施設へ。
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久しぶりに訪れたひめゆりの塔。
来場者の殆どは(私も含めて)戦争を知らない世代ですが、折角沖縄を訪れるのであれば親子一緒に戦争と平和について考える時間を持つのも良いのではないでしょうか。ひめゆりの塔 名所・史跡
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糸満市役所。
バスは331号線(海岸線)を北上し、那覇を目指します。
今回私たちが参加した半日バスツアーは、ガイドさんによる説明も、また訪れる観光スポットの数も少なめだと感じましたが、母のようなシニア世代と一緒に行動するのであれば丁度良いペース。
似たような観光スポットを次から次へと回ることもないですし、施設の見学は参加者の自由。
滞在時間に制限はあるものの、運転する必要がないというのは本当に楽です。 -
午後はゆいレールを利用して、別の世界遺産を見学。
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その前に腹ごしらえをしましょう。
国際通りにあるお店。
初訪沖の母のために、『ザ・沖縄』という組み合わせの料理を注文することにしました。
ジューシー(左下)
もずく酢(左上)
ちゃんぷるー(中上)
沖縄そば(右下)
サーターアンダギー(右上)
ミミガー(3つのトレイの左)
ジーマーミ豆腐(3つのトレイの中)
右はクーブ(昆布)イリチだったと思いますが、記憶なし…。
お腹も満たされたので、次の世界遺産に向け出発進行~! -
2つ目の世界遺産は、私が大好きな首里城。
沖縄を代表する観光スポットのひとつですが、何度足を運んだのか思い出せないくらい良く足を運んでいます。
最初に潜るのは守礼門(しゅれいもん)。
中国との結びつきが深かった琉球は、『守礼之邦』…琉球は礼節を重んずる国であるというこの言葉で中国皇帝の使者(冊封使)を迎えていました。
今はずっとこの扁額を掛けてありますが、当時は冊封使が訪れる時だけ掛けていました。
因みにこの守礼門は世界遺産の構成資産には含まれていませんが、県指定の文化財で人気撮影スポットのひとつです。首里城 名所・史跡
-
首里城と言えば華やかな赤色をイメージしますが、実はここの世界遺産はとても地味な色。
その一つが園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)です。
国王が城外へ出る際に拝礼した場所ですが、ここから先は神の領域。
この門は神様のために造られたもので、人間が出入りするためのものではありません。
園比屋武御嶽石門も沖縄戦でダメージを受けましたが、修復して世界遺産に登録されました。 -
こちらは正門にあたる歓会門(かんかいもん)/復元。
別名はあまへ御門(あまへうじょう)と言いますが、歓会という文字からも分かるように『あまへ』は歓び迎えるという意味。
初めて首里城を訪れるのであればこの歓会門から上って行くことをお勧めしますが、裏門にあたる木曳門からでも有料区間の手前(奉神門の所)まで行くことができます。
但し歓会門から行く場合は階段が続きますので、ベビーカーや車いすを利用する方は、バリアフリーになっている木曳門の方へ回りましょう。 -
歓会門を潜った所にあるのが、冊封七碑(さっぽうしちひ)。
そしてその横(人が座っている所)にある階段を下りると、湧き水の龍桶(りゅうひ)を見る事が出来ます。
ここは水の音がとても心地良いので、人が少ない時は是非そちらもご覧になってください。
階段を上ると今度は瑞泉門が見えてきますが、その名前の由来となったのが先程少し触れた龍樋ですよ。 -
漏刻門(ろうこくもん)は別名をかご居せ御門(かごよせうじょう)と言い、高官たちが国王に敬意を表し籠を降りた場所。
こちらも復元。
昔はこの門の上に櫓があり、そこから漏れる水の量で城下の人々に(大鐘で)時を知らせていたようです。
中国伝来の水時計。 -
漏刻門を潜り、今度は広福門(こうふくもん)の手前から那覇市内を眺めてみましょう。
画像中央右にあるのは久慶門(きゅうけいもん)。
左奥は歓会門。
私がこれから潜ろうとしているのは広福門ですが、有料エリアを見学する方はこちらの門でチケットを購入しましょう。
広福門の次に現れるのは奉神門。
そこから先は有料エリアになりますが、すぐ手前に首里森御嶽(すいむいうたき)がありますので、そちらも見ておきましょう。
首里城は首里森御嶽を中心に建てられたと言われる場所で、(首里城の中で)最も格式の高い場所です。 -
こちらの奉神門(ほうしんもん)も、復元されたもの。
この門の先は有料区域です。
広福門で購入したチケットは、この奉神門を潜る際に係員に提示してください。 -
有料区域にある御庭(うなー)と、奥に見えるのが三階建ての正殿。
別名は百浦添御殿(ももうらそえうどぅん)と言います。
この建物も復元。
晴れた日の首里城は、相変わらず素晴らしいですね。首里城 名所・史跡
-
御庭に入ったら、正殿の左右にある建物を見比べてみましょう。
画像は南殿(なんでん)と番所(ばんどころ)。
日本の役人(薩摩藩の藩士)を迎える南殿や番所は白木で造られていますが、中央行政庁が置かれていた北殿は冊封使の接待にも使われた場所で、赤い建物になっています。
正殿の見学はこの番所からスタートしますが、初めて首里城を訪れるのであれば、無料ガイドツアーがお勧めですよ。 -
白木で造られている書院と鎖の間(さすのま)。
書院は国王が執務を行った場所で、鎖の間は王子の控え所。
今はこちらで、お茶と沖の伝統菓子を楽しむことが出来ます(有料)。 -
御差床(うさすか)。
画像は2階部分で撮影したものですが、玉座(国王の椅子)の裏側には階段があり、国王はその階段を使って1階部分と2階部分を行き来していました。
ちなみに1階部分にも上階と同じ位置に玉座がありますが、見学者はその階段を使うことは出来ませんので、ルートに従って進んでください。
ここで注目すべきは龍の爪。
いろいろな所に龍が描かれていますので、爪の数を確認してみましょう。
冊封(さくほう)体制下にあった国では龍の爪の本数を見ると中国との関係が分かると言われていますが、5本の爪なら最高位。
中国皇帝が5本の爪を使うのは当たり前のことですが、4本は朝鮮など近隣諸国の中でも中国と親しい関係にある国。
沖縄も冊封体制下にあり中国との繋がりが深かったので4本の爪で描かれることが多いのですが、この部屋にある扁額(中国から贈られたもの)を良く見ると、5本の爪で描かれているものがあります。
こちらも首里城の見どころのひとつとなっていますので、探してくださいね。
但し龍の爪の本数がポイントになるのは冊封(さくほう)体制下での話ですから、琉球を除く地域では5本で描かれていることもあります。
先程首里城の世界遺産は地味な色だと記載しましたが、正殿にある世界遺産もやはり地味な色。
修学旅行生の多くは床にある強化ガラスにチラッと目を向けるものの、殆どの人が素通り。
しかしこの石垣部分(遺構)こそが歴史的価値の高い場所ですので、遺構にはあまり興味が無いという人でも取り敢えず世界遺産は見ておきましょう。 -
こちらは王冠のレプリカですが、位階制度を定めた琉球王国では、かんざしや冠(ハチマチ)の色で身分を区別していました。
沖縄へ行くと良く目にしたり耳にする按司(あじ)や親方(うぇーかた)という言葉も、位階名ですよ。 -
帰り道…。
下之御庭(しちゃのうなー)では、琉球舞踊「舞への誘い」(無料)が行われていました。
美しい紅型衣装。
位階制による身分の区別は着物の色や柄でも分かりますので、その説明も是非聞いてくださいね。 -
歩く度に新しい発見がある首里城。
フライト前の短時間散歩にもお勧めの観光スポットですが、晴れた日はそれはそれは美しい姿が見られます。
朝一は御開門式のうけーじょー、また夕方の来場であれば頑張って日没まで滞在すると、ライトアップされた首里城を見る事ができますよ。
良かったら旅の参考にしてください。
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旅行記グループ ガチマヤ~の旅(沖縄編)①
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