ナマステ・インド、サワッディー・タイ part 12 - 食い倒れ備忘録

2018/11/11 - 2018/11/21

2018年夏ワイフ様と今年後半の義兄結婚式に合わせた海外旅行はどこに行くか協議をしていました。
ワイフ様はオシャレな場所がお好き、私はカオスな場所がお好き、と夫婦で旅行のテイストが大きく異なる我が家ですが、この時ワイフ様は「タージ・マハルが見てみたい」と仰せ。
独身時代は平均で年１のペースで渡印していた私には嬉しいお言葉。鉄は熱い内に打て！とワイフ様の気が変わらぬ間に航空券やらホテルやら見所やらをプレゼンし手配完了！

独身時代は場当たり的な貧乏旅行でインド巡りをしましたが、今後「またインドに行きたい」と思ってもらえるように細心の注意を払います。その為にも自分なりに旅行のルールを設け、以下の項目に沿った旅程表を作成。
1. 内容は詰め込みすぎない
2. ホテルはなるべく良いところ
3. インドin/outはビジネスクラス(ワイフ希望)
4. カオスでピリピリした旅行にしない

今回はワイフ様が初インドなので、定番中の定番を巡るプランにしました。

【旅程表】
11月11日　成田→クアラルンプール→バンコク
11月12日　バンコク→クアラルンプール→デリー
11月13日　デリー→バラナシ
11月14日　バラナシ→アグラ
11月15日　アグラ→デリー
11月16日　デリー→クアラルンプール→バンコク
11月17日　バンコク
11月18日　バンコク
11月19日★バンコク
11月20日★バンコク→クアラルンプール
11月21日　クアラルンプール→成田

エリア バンコク(タイ)

• 旅行の満足度: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 船 タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: エアインディア JAL マレーシア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

おはようございます。
結婚式の翌日、親戚は三々五々帰路に付いていきます。
一番遠くから来ているのが深南部から来ている親戚ですが、超年代物のランサー！
私の愛車も古いけどそれでも90年代、こちらは明らかに80年代で下手したら70年代と言う代物。すげぇ…。

ウェストゲート レジデンス ホテル ホテル

さて毎度の事ですが、タイに行くと基本的に観光は最小限で、主にはワイフ様親族との懇談なので旅行記と言うより食べた物の備忘録になりがちです。
気を使ってくれる親族があれこれお出掛けに連れていってくれるのですが、毎度と言う事にはならず。
従って9割り方食べ物紹介になること、悪しからずご了承下さいませ。

どこの町にもあるようなクイティアオ屋さんでございます。
クイティアオはタイ風ラーメン全般全般を指しますが、北部で食されるカオソイは含まれません。

注文時は麺とスープの種類を組み合わせてオーダーしましょう。
麺の種類
　-センミー（極細米麺）
　-センレック（平べったい細米麺）
　-センヤイ（きしめん位の米麺）
　-バミー（中華麺）

スープの種類（主な物）
　-ナームサイ（ベーシックな透明スープ、調味料でお好きな味付けに）
　-トムヤム（酸っぱ辛いスープ、トムヤムクンのアレ）
　-トゥン（八角等中華スパイスを中心としたスープ）
　-ナームトック（豚等の血を使ったスープ）
　-イェンタフォー（腐乳を入れたピンクの甘いスープ）
　-ヘーン（「乾いた」と言う意味で汁なし）

是非、自分の好きなコンビネーションを！

タイ料理＝辛い と言うイメージはありますが、タイ人は甘党でもあります。
パンの練乳掛け買い食いしにバンコクに到着した日に寄った店を再び来訪。
本当にタイ人は常時何かを食べている気がします。

流石に満腹だったので辞退しましたが、立て続けに何かのお菓子屋さんへ。
色付きのカオニャオ（糯米）のようですが、多分ココナッツミルクで味付けされている甘いタイプのかな？

食べすぎたので病院へ…は冗談ですが、従妹が入院したのでお見舞いに来ました。
タイの病院はちょっとした風邪や腹痛でも直ぐに入院を薦めます。
日本で言う健康保険制度のようなものもありますが、加入率は日本程高くなく、診療できるのも公立病院限定で長蛇の列。なので一定以上の生活水準の人は私立病院に通院していますが、結構高額です。日本的に言えば10割負担（健康保険利用の3割負担ではなく）よりも少し割り増しなイメージ。

実家に帰宅し、カオニャオ・マームアンを頂きます。
ココナッツ味糯米とマンゴーのセットでタイでは定番中の定番デザートです。
私の主治医が当旅行記を見ていない事を願うばかりですが、カロリーはさて置き是非皆様お試しを！

バンコク市内からだいぶ離れた、スワンナプーム空港の南へほぼ海沿いまで行ったところにあるどローカルなお店。
『パーブーンローム』
今晩のディナーは若手みんなでシーフードの食べ放題にやってきました。見た感じ明らかに外国人は私だけヽ(illﾟдﾟ)ﾉ
タイで食べ放題って初めてかも。
先発隊で到着していた従弟達から「時短の為に先にオーダーしとくよ」との事。どんなだろ？

ひぇー！Σ(ﾟﾛﾟﾉ)ﾉ
テーブルところ狭しと並んだシーフード各々。そしてこれもほんの一部…。総勢9人で行ってますが、果たして食べきれるのだろうか？
皆様席に付くなりゴングが鳴ったのか、ギャル曽根よろしくな喰いっぷりです。

ごちそうさまでした…。
もう当分食事要らない…と言うくらい食べてお腹一杯。

おはようございます。
昨晩食後に何かつぶやいたように思いますが、記憶にございません。

特にこれと言った名前のないタイの一般家庭のお総菜を食べながら、今日一日の鋭気を養いましょうq(^-^q)

朝食を食べていたら実家愛犬のトンホーム(＝長ねぎ)が物欲しそうな顔をして寄ってきました。
ただでさえ肥満体ですし、さっき朝御飯食べたばかりなのでおあずけ。でもおあずけが出来ない子なので首根っこ掴んでいないといけません。

バンコク滞在中は必然的に普通の旅行より外食率が下がるのですが、それでもたまには出掛けます。
今日の昼食はイサーン(タイ東北地方)とラオス料理のお店。なかなかな店構えですね。

『クロックマイ・タイ=ラオ』と言うお店。
Lat Pla Khao通り Soi 24にあります。地下鉄のラプラオ駅からタクシーが便利。

クロックマイ・タイ=ラオ アジア料理

崩れそうな門はわざとなのか本当に崩れそうなのか、店内はちょっとお洒落な感じのインテリア。
ちなみに壁なしエアコンなしの半屋外タイプのお店です。乾季の11月は気温も控えめなので良いですが、酷暑期はちょっとキツいかも？

クロックマイ・タイ=ラオ アジア料理

イサーン料理のお店なのでビールはビアラオにしました。苦みも少なく、ビールが苦手なワイフ様もお気に入り、と言うより、飲みやすすぎて失態経験あり(笑)
厳密にはタイのビールではなく隣国ラオスのビールですが、イサーンとラオスは川一本隔てているだけの差で文化的にはとても近しいところ。

クロックマイ・タイ=ラオ アジア料理

このお店の素晴らしいところはビールの品揃えが素晴らしい所。
一般的にシンハーかチャーン、そこにハイネケンが定番のラインナップですが、ここではあまりメジャーじゃないビールもあって嬉しいヾ(´∀`*)ﾉ

クロックマイ・タイ=ラオ アジア料理

粽みたいなのは糯米だったかな？
イサーン料理と言うとタイ米より糯米が主流なような気がします。
右手のソムタム（青パパイヤサラダ、イサーンの代表料理）は蟹も入ったタムラオ。生沢蟹特有の臭みとパラー（魚を発酵させた調味料）のフレグランスが相まって好き嫌いは激しく解れます。なんでも食べる私が珍しく苦手とする味(・ω・｀)

クロックマイ・タイ=ラオ アジア料理

奥のコムヤーンはいわゆる豚トロの炭火焼き。大好物でございます…が！

それより手前のこれ、『モックラムプン』です。
蜂の巣をバナナの葉っぱで包んで蒸し焼きにする料理です。蜂の巣も蜂蜜がなくなりサナギとなった状態なので甘さもほのかにある程度、塩をちょんと付けて食べると絶妙。
タイは昆虫食が一般的で、イサーン地方は特に有名ですね。

クロックマイ・タイ=ラオ アジア料理

『モッ・カイ・モッデーン』
赤蟻(ヒアリ)の卵包み蒸し焼きでございます。白い米粒みたいなのが赤蟻の卵で、昆虫(の卵)食ながら見た目的にもハードルが低いので食べやすいのではないでしょうか。

二つほど昆虫食を紹介しましたが、決してげてもの食いではなく、純粋なタイ(特にイサーン)の食文化として紹介したつもりです。それだけ普通な食べ物で美味しいって事で！

クロックマイ・タイ=ラオ アジア料理

なんたる偶然！ご飯を食べていたらワイフ様同級生カップルに遭遇！
以前来日して一緒に東京観光した仲で結婚式にも来てくださいました。世の中狭いね～。

クロックマイ・タイ=ラオ アジア料理

家に帰ってしばらくしたら6時になりテレビで国家演奏が始まりました。為念、敬意を払って起立していますが(一応法律で定められています)公共の場以外では誰も守っていません。
当時はまだ旧映像で、タイ国旗の各色の意味を紹介するようなビデオでしたが、今年に入って変わったようですね。

時にタイ国旗の色の意味ですが、赤は国家、白は宗教、青は国王陛下を意味しております。
国王陛下の色が青になったのは、この国旗が制定されてた時の国王陛下ラーマ6世の好きな色が青だったから。現代でしたらANA派って事でしょうか。そしてこの国旗が制定される前は象の絵柄が国旗でしたが、ある日公務の外出先で掲げられていた旗が謝って逆さまに掲げられていたので、逆さまになっても間違っていない旗をデザインしたそうです。

そんなウンチクはさておき、タイに来たからには外せないタイマッサージを楽しみに行きます。
タイに帰る度に伯母がいつも予約してくれるマッサージ師さんがいるのですが、毎回不可思議な理由をつけてやってきません。なので今回は諦めて近所のマッサージ屋さんでモミモミ。

タイマッサージ時には大抵専用の服に着替えて実施します。
いつもは私がワイフ様の専属マッサージ師ですが、時には揉まれる側になるのも良いですね！

なんか本当に食べてばかりですが、帰り道にお菓子を買って帰ります。
日本でタイ人よろしく小学校の帰り道に買い食いしていたら学校の先生にめっちゃ怒られる事必至。

バンコクに来たら我が家的に外せないのが、近所で遠い親戚のオバチャンが営むクイティアオ屋さん。
タイではビニール袋に積めてのお持ち帰りが主流ですが、近くだから家から器をもってセルフ出前風(о´∀`)

残念ながらこれが今回のバンコクでの〆になりそうかな？

私はクイティアオ等に入っているルクチン(魚のすり身団子)が大好き！あのプリップリで弾力のある食べごたえがタマランチ会長。
そして手前のケップムー(豚の皮を高温で揚げでサクサクにしたもの)も食感的に好きな食材。

タイ料理って結構食感を大切にしているよね。

帰国直前の一枚。
お婆ちゃんがバナナのシロップ煮を作っていました。
タイ語だしフガフガ話しているからイマイチ会話が成り立たないですが、「これ食べて行きな」的な気遣い毎度痛み入ります。いつまでも長生きして下さいね！

それでは切ないですが帰国する時間となりました。
床に落ちていたご飯粒をつまみ食いする鳥ともさいなら！