2019/10/10 - 2019/10/10
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norio2boさん
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今、10月のパリにいます。
HND~CDGの往復でセーヌ川の左岸にある小さな古いホテルを8泊予約しました。
昨年末にウィーンでブリューゲル没後450年展をみました。
そのあとブリュッセルで王立美術館、彼の結婚式と葬儀が行われた教会ノートルダムドラシャペル、自宅兼アトリエを見に行きました。
そんなようで、「ブリューゲルをたずねる旅」は一応終了しました。
ちなみに、四国八十八ヶ所では巡礼の終わりを結願(けちがん)と言います。願いを結ぶと言う意味で一般的な言葉だと満願です。ブリューゲルをまわる旅は満願となりました。
今年は海外旅行にはまだ行けていませんでした。
その気にならなかったというのが実態なんですが。
それでもようやく、10月にパリ往復のANA便とルーブルの近くのホテル8泊を取りました。
これといったテーマはありませんが、パリの街をぶらぶらしようかと思っています。
お伝えできる「何か」と巡り会えればと思っているのですが、、、
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10月10日木曜日
今日はホテルの南側のカルチェラタンのエリアを歩きました。
カルチェラタン
パリの区はシテ島から時計回りに螺旋状に配置されています。
カルチェラタンはセーヌ川の左岸(南側の事を左岸と呼びます)の5区から6区にかけてのエリアです。(カルチェは「地区」、ラタンは「ラテン語」の意味です)
ラテン語を話す人たち(研究者や学生)が住むエリアということでしょうか。東京でいえば神田のイメージかも知れません。
宿泊ホテルはセーヌ川の左岸にあるHotel du quai Voltareです。セーヌ川は大きく蛇行している川です。
左岸といってもこのエリアではセーヌ川の南です。
ホテルから少し東に行って
「フランス学士院」まで、ここからからセーヌ左岸を西に戻りながら歩きます。
「パリ第5大学」
その東に「ドラクロア美術館」(アトリエ兼自宅だったところです)
南に歩いて「サンジェルマンデプレ教会」
それから「サンシュルピス教会」
ここはドラクロア(1798~1863)が1856年58歳の頃に教会入り口のそばにある「ヤコブと天使の戦い」を描くためにアトリエ(自宅)から歩いて通った教会です。
「サンシュルピス広場」の前に「六区役所」があります。
更に南へ行くと「リュクサンブール宮」(フランス国会上院)、「リュクサンブール公園」
そこから、北へ戻って「オルセー美術館」
セーヌ川左岸を東に戻ってレストラン「La Fregate」で夕食(いつものビーフシチュー)をという予定
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
朝起きたらホテルに1基しかないエレベーターが使用中でした。
初めて5階から階段を降りてみました。
古いホテルですが階段には重厚な絨毯がひきつめられていました。ホテル デュ ケ ヴォルテール ホテル
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日本でネットでパリのミュージアムパス4日間を買っています。
指定の交換場所まで貰いに行くことにしました。 -
パリミュージアムパス4日券を受取りにパリ観光局まで。
写真は引き換え券です。出発前にプリントアウトしました。
指定された引き換え場所は
Point d’accueil Hôtel de Ville
29 rue de Rivoli
75004 Paris France
オープン時間9~18、(11月から4月は10時オープン)
市庁舎です。
ご参考まで
4日券は日本語サイトでは8400円+送料(540円)で合計8940円です。
英語サイトで購入すると62ユーロ(カード支払いで 7445円の請求でした)パリ観光局あるいは北駅に引き取りに行くので送料は発生しません。
予約から2ケ月以内に行使しないと無効になります。
直接購入の方が1500円ほどお買得です。 -
ホテルから歩いても25分です。
空港でチャージしたナヴィゴを使いました。 -
地下鉄でHôtel de Ville駅まで
地下から上がって来たらパリ市庁舎です。
鉄の門柱にいた守衛さんに聞いたらパリ観光局はパリ市庁舎の中ではなく左側に行って右に曲がったところに入り口があると教えてくれました。パリ市庁舎 現代・近代建築
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パリ市庁舎Hôtel de Ville de Paris です。
パリ市庁舎 現代・近代建築
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パリ観光局の窓口です。
ここで日本でプリントアウトしてきた書類を見せて交換してもらいます。
4Tにパリ観光局もスポット登録申請してみました。
「パリ観光局」で登録申請しましたが
何故か「パリ観光案内所」の名称になっています。パリ観光局 散歩・街歩き
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パリ関係のリフレット(無料)が並んでいます。
スツールもおしゃれです。 -
別室にはお土産品コーナーもあります。
ここは入室時の検査はありません。 -
パリ市庁舎はセーヌ川の北側(右岸)です。
Pont d'Arcole(アルコル橋)
この橋を渡るとシテ島に入ります。
パリの歴史はこの中州の島であるシテ島から始まっています。
紀元前1世紀にケルト族のパリシイ族が住みついたようです。
先住民パシリイがパリの由来と言われ、シテ島がシティの由来だと言われています。アルコル橋 建造物
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シテ島の道はアルコル通りです。
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アルコル通りの左側に見えて来るのがノートルダム大聖堂です。
大聖堂があさひに輝いています。
2019年4月の火災で修復工事中です。
金属の防御壁で囲まれています。
大聖堂に向かって左側の道(北側の道)は東に向かってサンルイ島方面に進むことができます。
この道からはノートルダム大聖堂の修復の様子を見ることが出来ます。ノートルダム大聖堂 寺院・教会
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シテ島からPont au Double(ドウブル橋)
この橋を渡ると左岸になります。 -
スマホのマップで見た地図です。
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サンミッシェルの噴水
サンミッシェル広場 広場・公園
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舗道に段差があります。
パリの大改造の名残りのようです。 -
古そうな裏道
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フランス学士院に到着しました。
フランス学士院 史跡・遺跡
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フランス学士院の入り口の正面です。
フランス学士院 Institute de France
パリ左岸からカルチェラタン方向に見えるドーム型の屋根の建物です。
セーヌ川の対岸はルーブル美術館のピラミッド辺りになります。
ここはフランスの国立アカデミーの中心です。
今日は外観のみの見学しか出来ませんがそれでも荘厳な建物です。
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9月第3週の週末の土曜と日曜は「ヨーロッパ文化遺産の日」と呼ばれています。
この時は、「フランス学士院」を含めた歴史的建造物(フランス全体で15000が対象)が一般でも見学できます。 -
国立美術学校(ボザール)
1682年にルイ14世の要望で創設されています。
学生数は530名
フランス革命(1789年)に王立アカデミーは廃止されたが学校は存続しています。
卒業生には
エドガードガ、ドラクロワ、ドミニクアングル、クロードモネ、ギュスターブモロー、ルノアール、スーラ、シスレーがいます。
ボザールbeaux artsとは英語ではfine artsの意味です。
フランス各地にこの他にもボザールがあるようです。
日本人でも入学出来ます。 -
パリ第5大学
パリ第3、4大学はソルボンヌと呼ばれる。
1970年からパリ大学は科目ごとに1~13の単科大学で運営されていましたが、今では、3と4が統合されソルボンヌとなり、5と7が統合されパリ大学になっています。
フランスは強烈な学歴社会です。 -
Université de Parisの表示がある建物です。文系の学部のようでした。
パリ大学の構成は複雑です。歴史があるだけに統廃合の結果ひとつになった大学もあり、離脱した大学もあるようです。第13大学までありますが4、5、7、9、11は欠番です。学科別の構成でもないようです。 -
薬学部の建物です。
鉄格子の門壁がありますが入門のチェックは(学生証の確認とか)はしていませんでした。 -
ソルボンヌ大学です。
この建物は比較的最近の建物のようです。実質的で機能本位の設計です。ソルボンヌ大学 建造物
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学生街の雰囲気、活気に溢れたカフェ、レストランが並んでいます。
布施明
「カルチェラタンの雪」
https://youtu.be/RiXUvkHlZGc?si=dH6pJM6dDO4JReZN -
パリ大学エリアからドラクロワ美術館への道順(スマホのMAPです)
ラーメンの一風堂の前を通過中です。
この一風堂は別の日に行って見ました。ラーメンと餃子で20ユーロ(2452円の請求)でした。味は日本で食べる普通の味でした。トイレがきれいでウォッシュレットが付いています。他にもパリ市内に店舗があるようです。 -
この道を進むとドラクロワ美術館があるはずです。
-
ドラクロワ美術館です。
ドラクロワ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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団体客が入っていました。
5年ほど前に来たことがあります。
あの時はスマホのナビという便利なものがなかったので少し迷いました。
展示の仕方が変更されていました。 -
ドラクロワ美術館の中庭です。
パリミュージアムパスの初使用はドラクロワ美術館になりました。
ドラクロワが「ヤコブと天使の戦い」を描いたサンシュルピス教会までは450m徒歩6分です。
この美術館のHPにはフランス語と英語と日本語があります。
火曜日が休館 9:30~17:30
入場料7ユーロ
ルーブルとの共通券15ユーロ -
10月なのにバラが綺麗に咲いていました。
世界的な温暖化なのでしょうか? -
思わずもう一輪撮影しました。
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右が母屋で展示場
左がアトリエの展示場
アトリエにあった「虎の剥製」はなくなっていました。 -
見学を終わるとこの階段を降りて出口です。
ドラクロワもこの階段を降りてサンシュルピス教会での制作に向かったと思います。 -
スマホの地図です。
ドラクロワ美術館(アトリエ)からサンシュルピス教会まで(700m10分)制作に通いました。 -
先ほどの地図で直進する道です。
-
サンシュルピス教会には裏口から入りました。
サン シュルピス教会 寺院・教会
-
ドラクロワの作品は教会の正面の入り口から入って右側のチャンバーにあります。
大きな側面画が2枚と天井画が1枚の合計3枚です。
ウジェーヌドラクロワ(1798~1863)の一番知られている作品はルーブル美術館にある「民衆を導く自由の女神」(1829年)だと思います。フランス国旗を高くかざした「自由の女神」が男たちを従えて突き進んで行くという構図の絵です。
写真のドラクロワの大壁画「ヤコブと天使の戦い」(1855~1861)はパリ市の注文だったと言います。
ドラクロワは1863年に65歳で死去しています。
数人の弟子を使っての制作だと思いますがアトリエ(現在のドラクロワ美術館)からの徒歩も含めて重労働だったと推測します。
主題は創世記の32章のヤコブとその人との戦いです。
戦いの後の32章28節の記述です。
「名をヤコブと言わず、イスラエルと言いなさい。あなたが神と人に勝ったからです。」 -
「悪魔を退治する聖ミカエル」
天井の聖ミカエルの絵はキャンバスに油彩した作品を天井に取り付けたと解説文にありました。 -
「神殿を追われるヘリオドロス」が「ヤコブと天使の戦い」の反対の壁面に描かれています。
この2枚は教会の壁面に直接描かれています。
教会の解説文によると一般的なフレスコ画ではなくキャンバスと同様に下塗りを行った上に水溶性の絵具で描かれているという。
パリの気候にはフレスコ画法より適しているという。 -
サンシュルピス教会は映画「ダヴィンチコード」の舞台としても有名だと言います。
Saint-Sulpice Churchサンシュルピス教会来てよかったです。
ドラクロワ美術館からは歩いて6分でした。
サンシュルピス教会の建築は17世紀から始まっています。
パイプオルガンが有名です。
今日も美しい演奏が流れていました。
パリではノートルダム大聖堂の次に大きい120mx57mと大きな規模の教会です。
この教会の聖天使礼拝堂にはドラクロワの「ジャコブと天使の戦い」があります。
その絵の鑑賞が目的でした。
ドラクロアの自宅兼アトリエであったドラクロア美術館から歩いて来ました。
500m6分の距離をドラクロアは制作のために1855年から1861年にかけて6年間歩きました。
保存状態が良く160年前とは思えない鮮やかな色彩が残る作品でした。
無料のガイド付き見学の案内がリフレットにありました。
教会堂内部 毎日曜日2時半~
地下聖堂 第2と第4日曜日3時~
事前申し込みが必要 visites@pssparis.net
ファザード上部 第4土曜日 2時~
事前申し込み必要
日曜日午後と夜のオルガンコンサートもあるようです。
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この教会では親日家で日本人にも馴染みの深いシラク大統領(2019年9月死去)の葬儀が行われています。ノートルダム大聖堂が火災のため改修中で使えなかったためこの教会が使われたのです。市民7000人が会葬しました。 -
サンシュルピス教会前のサンシュルピス広場です。
テントが貼られていました。サン シュルピス広場 広場・公園
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サンシュルピス広場から見上げたサンシュルピス教会の正門です。
サン シュルピス教会 寺院・教会
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スマホのマップで見るとこの位置関係です。
-
六区区役所の前からサンシュルピス広場(テントが張られている)その奥にサンシュルピス教会の全体像が見えています。
2つの鐘塔を持つサンシュルピス教会の美しさが確認できます。 -
六区役所の入り口です。
サンシュルピス広場の西にあります。
六区役所Malrie du 6e Arrはサンシュルプス教会St-Sulpiceの真向かいにあり、区役所の前から見るととてもお洒落な空間です。
六区は別名でリュクサンブール区とも呼ばれます。
人口は45000人です。
東が5区、西が7区。北はセーヌ川をはさんで1区。南は14、15区です。
六区区役所には入場出来ると聞いて来ました。 -
入り口には簡単な検査機がありました。
女性の係員がご用件は?というので「展示が?」というと笑顔になって2階だと教えてくれました。
パリの区役所では何かの美術展示をやったいていわゆるギャラリーに行くよりも愉しめると聞いていました。
先日10月にサンシュルピス教会で行われた
シラク大統領の回顧展示と
Lera Migirovという女性画家の作品展示がありました。 -
Lela Migirovレラミギロフは本職は耳鼻咽喉を専門とする女性教授で耳鼻咽喉科の外科医と解説されていました。イスラエル系フランス人です。
2011年から絵を始めていて2019年には国際ベラスケス賞を受賞、2019年の年間アーティストにも選ばれています。
逆光で作品が見えなくてすみません。
アフリカ的なパワーを感じさせる作品でした。 -
市役所の廊下でのLela Migirovレラミギロフの作品展示です。
-
作者の紹介リフレットです。
フランス語のしかありませんでした。 -
ご参考まで
スマホの無料ソフトに「Google翻訳」があります。
世界のあらゆる言語とあらゆる言語の翻訳が出来ます。
この場合はフランス語から日本語への翻訳です。
手書き入力
音声入力
会話(今テレビで宣伝しているXXトークの機能)
あと
カメラ入力
さっきのレラミギロフさんのリフレットを「カメラ入力」したのがこの写真です。
まだまだの翻訳レベルですが、写真がレラミギロフさんであることや、パリのアートの世界で活躍している女性なのが分かります。
WiFiに接続していないと動きません(翻訳しません)
該当の辞書をダウンロードしておけばオフラインも出来そうです。 -
サンシュルピス広場から南に進みます。
リュクサンプール公園へ到着です。リュクサンブール公園 広場・公園
-
リュクサンブール宮殿の庭が今ではリュクサンブール公園で
リュクサンブール宮殿は今ではフランス国会の上院です。 -
10月10日なのに夏の日差しです。
-
リュクサンブール宮殿へ向かう道です。
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リュクサンブール宮殿です。今ではフランス国会上院です。
リュクサンブール宮殿 城・宮殿
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公園に向かって椅子が置かれていました。
小休憩しました。 -
リュクサンブール公園の南側の出口を出て地下鉄リュクサンブール駅LuxembourgからサンミッシェルノートルダムSt Michel Notre-Dameで乗り換えてオルセー美術館に向かいます。
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プラットフォームに入線して来たのは2階建の車両でした。
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オルセー美術館の最寄り駅のミュゼドオルセーMusee d’Orsayに到着です。
ミュゼ ドルセー駅 駅
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ミュージアムパスはジャバラの部分は取ってバーコードの部分だけ首下げパスに入れます。
裏側にはナヴィゴを入れています。
両手は手ぶらです。
カメラはスマホです、ズボンの右前ポケットがスマホの定位置です。
音声ナビする時はAirPodsの右側だけを装着してスマホは定位置のポケットに入れています。
高齢者は転倒が危ないので両手はフリーにしています。
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ご参考まで
パリの地下鉄では日本語でスリに気をつけるよう注意喚起の案内が流れます。
テロは突然の場合があります。
でもスリや置き引きなどには突然はないと思います。
だからスリの対策は
1)今自分がターゲットにされてないか身の回りの視線をチェックすることと
2)ターゲットにされる可能性を下げるように工夫することだと思います。
言い換えると平常心で行動する事だと思います。
道に迷ってしまったりすると不安な様子になってしまいます。
その状態はターゲットにされやすいとおもいます。 -
パリミュージアムパスはこちらからの入場になります。
オルセー美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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簡単なインスペクションがあります。
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特別展をやっていました。
Degas a l’Opera
オペラ座のドガ
2020年1月19日までの展示です。 -
オペラ座のカットモデル
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パリミュージアムパスで入場できました。
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ドガの踊り子の素描が並んでいました。
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大型時計セーヌ川サイド
シルエットが浮かび上がります。
撮影スポットです。 -
大型時計セーヌ川サイド
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モネの「草上の昼食」1865~1866年 248x217cm
マネの作品「草上の昼食」1863年(この作品もオルセーにあります)にインスパイアされてモネが描いた作品です。
習作はモスクワのプーシキン美術館にあり切り離す前の全体の構図を知ることが出来ます。 -
ルノアールのダンス作品2点
左が「田舎のダンス」1883年180x90cm
右が「都会のダンス」1883年180x90cm
ルノアールはもう1枚ダンスを主題に同じく1883年に描いています。
これはアメリカのボストン美術館にあります。
「ブージヴァルのダンス」181x98cm
田舎とブージヴァルの女性はユトリロの母で画家のシュザンヌヴァラドンです。
ユトリロの父は不明ですが、ルノアールだとする美術史研究家もいるようです。
今回のパリで「モンマルトル博物館」も予定に入れています。
そこにはユトリロとヴァラドンが使ったアトリエが再現されています。 -
大型時計レストランサイド
超満員 -
ゴッホの作品
日本の松方コレクションの一点ですが戦後処理の中で日本に返却されなかった作品。 -
アールヌーボーの調度品の展示ブース。
このエリアは人がいないので静かな気持ちになれます。 -
ロダンの小品が並んでいた。
-
オルセーを出たら正面にあるレジオンドヌール勲章美術館です。
無料です。
初めて入って見ました。
一旦ホテルに戻って夕食のビーフシチューを食べにでかけました。
レストラン「La Fregate」で夕食
HPです。
https://www.la-fregate.com/
若くて美人なウェイトレスさんにビーフィシチュー」が通じない。紙に書いたら通じました。
ようやくビーフシチューとガス入り水の注文に成功
タッチ式カード払い19ユーロ(2313円)チップ2ユーロ
タッチ式の支払い(pinの入力不要)が主流になっています。
ーーーーーーーーーー
「ブリューゲルをたずねる旅」を振り返る
四国のお遍路ではひとり遍路でも「同行二人」と言います。
ひとり遍路でも弘法大師空海と同行して遍路という修行をしていると考えられているのです。
ブリューゲルをたずねる旅はほぼひとり旅でした。
プラハのロブコビッツ宮殿、ブタペスト国立美術館では同行者がいましたが彼は静かに僕のブリューゲル作品探しに付き合ってくれました。ロンドン郊外のアプトンハウスは妻が一緒でしたが、妻の関心はガーデニングですのでお互い尊重し邪魔しないで旅をできる関係でした。
それ以外の「たずねる旅」はひとり旅です。
ブリューゲル作品を見ている自分とその自分を見ているもう一人の自分と「同行二人」の状態だったように思います。レジオンドヌール勲章美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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旅行記グループ
2019年10月パリからの手紙
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2019/10/09~
パリ
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2019/10/11~
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2019年10月パリからの手紙~第1信 <到着>
2019/10/08~
パリ
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2019年10月パリからの手紙~第2信<ノジャンシュルセーヌへ日帰り旅行>
2019/10/09~
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2019年10月パリからの手紙~第3信<カルチェラタンを歩く>
2019/10/10~
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2019年10月パリからの手紙~第4信<シテ島からサンルイ島へ>
2019/10/11~
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2019年10月パリからの手紙~第5信<モンマルトルを歩く>
2019/10/12~
パリ
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2019年10月パリからの手紙~第6信<ルーブル美術館から新凱旋門へ、最後はオランジェリー美術館>
2019/10/13~
パリ
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2019年10月パリからの手紙~第7信<パリからルクセンブルクへ日帰り旅行>
2019/10/14~
ルクセンブルク
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2019年10月パリからの手紙~第8信<ジャックマール・アンドレ美術館から凱旋門、シャンゼリゼへ>
2019/10/15~
パリ
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2019年10月パリからの手紙~第9信<最終信>
2019/10/16~
パリ
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この旅行記へのコメント (10)
-
- mom Kさん 2021/04/19 19:30:57
- あの道に戻りたい
- パリ泊ならカルチェラタンと決めています。最初のホテルが素敵だったのも大きい。ランボーやルイ アームストロングが下宿していたと、翌年同日に泊まったら、フロントの男性が教えてくれた。朝食は通りのカフェから指定時間に出前でしたよ。もう今は、別のホテルになりしかも全面改装の四つ星。以来このエリアのあっちこっち。 norio2boさんの泊まられたホテル素敵ですね。セーヌ川畔まで探していなかった。(昔は飛込だから。)階段がこのまんまだとうれしい。エレベーターが手動だったらうれしい。でも改装されるとか。ここからオデオンまで歩くのがいいなあとかお写真で脳内旅しています。水彩画、実物より詩情あふれていてうっとり。「同行二人」観、同感。
- norio2boさん からの返信 2021/04/19 22:58:10
- Re: あの道に戻りたい
- mom Kazukoさん
メッセージありがとうございます。
旅行は基本的に一人旅にしています
家族や友人と一緒の旅行はありだと思いますが、旅行会社のツアーはどうも苦手です
今のところ
旅は中断中なので4Tのみなさんの旅行記を拝見して楽しまさせて頂いています
同じものを見ても
それぞれ
ずいぶん違う事を感じる
考えるものだと思います
結局、人は自分を通して
見たり、聞いたり、味わったり、触ったり、考えたりしか出来ない
当たり前ですが
mom Kazukoさんの旅行記も楽しく拝見させて頂いています
今後ともよろしくお願いします
追伸
パリにはパリオリンピックが終わった頃に自炊滞在をすべく情報収集しています
- mom Kさん からの返信 2022/06/21 20:08:10
- 再度拝見しながら
- パリへ想いを馳せております。よいお写真。私が、歩き、歩きたい小路がたくさん。
シャルル ドゴール空港で、ゲート前、長時間の待ちでした。同年代一人旅女性と言葉を交わしました。シックな装いの方と思って見たとき、目があいましたから。娘さんがパリに留学中で、会いに来られたとか。それで、彼女の雰囲気も納得できました。お嬢さんが、手配してくれたキッチン付きのアパートに 1week。マレ地区で快適でしたよと教えてくれました。開拓したいエリアだったので、よく覚えています。10年前になってしまいましたが。
- norio2boさん からの返信 2022/06/22 06:49:51
- Re: あの道に戻りたい
- mom Kさん
おはようございます。
梅雨の時期は鬱陶しいです
朝の涼しい風の流れを楽しんでいます。
パリはもう一度と思っています。
フランスについては急速な物価高や
選挙結果による政情不安
などのニュースが聞こえています
「たゆたえども沈まず」という事でしょうか?
ーーーーーー
新しい旅行記
楽しみにしています
-
- mistralさん 2020/12/14 17:22:30
- 同行二人
- norio2boさん
こんばんは。
いつもご訪問とご投票をありがとうございます。
今となっては、ヨーロッパへの旅、懐かしい!ですし、もしかしたら
このように安全に旅ができていたなんて、奇跡?!とも思えてきます。
拝見しそこなっていた旅行記を見つけました。
ブリューゲルを訪ねる旅、いつぞや結願されたとのコメントを拝見しました。
長きにわたって、世界中に散らばるブリューゲルの作品を訪ねて回られ
最後の作品に出逢われてのお気持ちが「結願」という言葉を使われておられ、
なにやら心に残っておりました。
はからずも、今回の旅行記の終わりには「同行二人」とのコメントも。
高野山の旅行記などにもつながりました。
ブリューゲルの絵に見入っておられるnorio2boさんと
更には、そんな様子をちょっと離れた位置で見ておられるもう一人のご自分と。
だからこそ、最後の一枚にまで辿り着かれたのか、
うまく表現出来ないのですが、そんな印象をもちました。
mistral
- norio2boさん からの返信 2020/12/14 18:00:41
- Re: 同行二人
- mistralさん
ご無沙汰しています。
パリはこの時の経験で「やっぱりパリは良いな」と思うようになりました。
次は「9月第3週の週末の土曜と日曜の「ヨーロッパ文化遺産の日」をはさんで長期の自炊生活を考えています
(この時は、「フランス学士院」を含めた歴史的建造物(フランス全体で15000が対象)が一般でも見学できます。)
今のフランス、ドイツのこの感染急拡大は「感染力が強くなった新型が登場している」と思わないと理解出来ない状況です。
松尾芭蕉の逸話ですが、
「旅に病て夢は枯野をかけ廻る」をよんだ時のことです。
弟子に「なをかけ廻る夢心」とも考えたのだが、どちらがいいだろうと言われたそうです。
スペイン風邪の時代に並ぶ歴史に残る「コロナ感染症の時代」になりそうです。
終息の前段階の収束状態になった頃コロナの傷跡の悲惨な実態が分かってくると思います。
感染症は時間がすべてを解決すると思います。
体力維持に努めましょう。
ご自愛ください。
今後ともよろしくおねがいします。
-
- cookieさん 2020/06/10 00:16:33
- 携帯の地図
- はじめましてーー norio2boさん
携帯の地図で 凄いわかりやすい記録で ガイドブックよりいいですねー
パリも 何年も行ってないので プリントアウトして もっていきたいですわぁー
オルセー美術館 相変わらず 人が 多いのには びっくりです。
では では また 遊びにきたいと思いまーーす
cookie
- norio2boさん からの返信 2020/06/10 10:18:09
- Re: 携帯の地図
- cookieさん
メッセージをありがとうございます。イタリア旅行記の連載楽しく拝見拝読しています。
5月にレッジョエミリアへ幼児教育の見学に行くつもりでしたがキャンセルしました。ミュンヘン経由のボローニャのチケットは全額返金できました。
7月にメキシコシティ経由でオアハカにゲラゲッツァ祭を見学の予定も先日手数料無料でキャンセル出来ました。オアハカのホテルもキャンセル不可でしたが全額戻ります。
12月のミュンヘン~ブリュッセルの妻との旅行は秋口にキャンセルでしょうか。
ーーーーーーーー
みなさんの「自由で元気に移動出来た時代」の旅行記を拝見していると「大切なことをしていた」のだと感じます。
全体が掴めないウィルスです。
安心できない時間が続きます。
くれぐれもご自愛下さい。
-
- milkさん 2019/11/13 00:51:43
- パリの美術館めぐり
- norio2boさん、こんばんは。
パリの美術館めぐり、今度パリに行く際には私もじっくり周りたいと思っています。
前回、オルセーに行った時はまだロダンに興味はさほどなく、彫刻にもあまり興味がなかったのでほとんど見ていません。
改めて見に行こうと思っています。
リュクサンブール公園の中にはロダンの作品であるヴィクトル・ユーゴーの胸像もあるそうです。
ここは名作「レ・ミゼラブル」にも出てくる公園。
物語の情景を思い浮かべながらお散歩もしたいです。
ノートルダム大聖堂は遠目で見ると美しい形は健在ですね。
ノートルダムの顔ともいえる2つの塔が残されたのは救いだったと思います。
私は後ろ姿も好きですが...。
La Fregateはもう営業再開しているようですね。
デモではこのお店も酷い被害に遭ったようです。
サンシュルピス教会も、ノートルダムの火災の前に放火があったようですし、今年のパリは悲しい事件が多いですね。
milk
- norio2boさん からの返信 2019/11/13 08:29:52
- Re: パリの美術館めぐり
- milkさん
ヴェトナム旅行記拝見しました。
ヴェトナムは一度行ってみたいと思っています実現出来ていないところのひとつです。
パリは4年ぶりの3回目でした。
スマホのマップや翻訳や検索などに助けられて街歩きを普通に楽しむことが出来ました。
来年はイタリアとメキシコのどちらも田舎町ですが
考えています。
パリ旅行記は早めにアップしようと思っています。
よろしくお願いします。
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