2019/10/11 - 2019/10/11
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norio2boさん
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今、10月のパリにいます。
羽田からパリへやって来ました。
セーヌ川の左岸にある小さな古いホテルを8泊予約しました。
昨年2018年の11月にウィーンでブリューゲル没後450年展をみました。
そのあとブリュッセルで王立美術館、彼の結婚式と葬儀が行われた教会ノートルダムドラシャペル、自宅兼アトリエを見に行きました。
そんなようで、「ブリューゲルをたずねる旅」は一応終了しました。
ちなみに、四国八十八ヶ所では巡礼の終わりを結願(けちがん)と言います。願いを結ぶと言う意味で一般的な言葉だと満願です。ブリューゲルをまわる旅は満願となりました。
今年は海外旅行にはまだ行けていませんでした。
その気にならなかったというのが実態なんですが。
それでもようやく、10月にパリ往復のANA便とルーブルの近くのホテル8泊を取りました。
これといったテーマはありませんが、パリの街をぶらぶらしようかと思っています。
お伝えできる何かと巡り会えればと思っているのですが、、、
ーーーーーーーーーーーー
10月11日金曜日
セーヌ川の中洲のシテ島からサンルイ島を歩く
パリはシテ島から始まっています。セーヌ川の中州にあるシテ島には紀元前1世紀にケルト族のパリシイ族が住んでいました。先住民パリシイがパリの由来とされています。
シテ島がシティの語源だとされています。
左岸からシテ島には4つの橋があります。
西から(最古の橋)ボンヌフ
サンミッシェル橋
ノートルダム橋
アルコル橋
芸術橋(ポン・デ・ザール)
ナポレオン・ボナパルトによって1840年に完成した鉄の橋です。
パリ初の歩行者専用橋
「サンミッシェル橋」からシテ島に入り
左側に
「最高裁判所」
ステンドグラスの
「サントシャペル教会」
「コンシェルジュリー」
その奥にシテ島西端の「ヴェールギャラン公園」
戻って
右側には
「警視庁」
「市立病院」
その奥に
火災で工事中の
「ノートルダム大聖堂」
その奥のシテ島の東端に
「収容所犠牲者追悼メモリアル」
「サンルイ島」
シテ島と同じにパリはこの島から始まった。
パリ4区にある最高級住宅地です。(女優岸恵子もサンルイの住人)
サンルイの名前の由来は聖王ルイによる。
ポールセザンヌ(画家)はQuai d’Anjouの東そば)に住んでいた。
-
ホテルから左岸沿いの写真の右側の道は
インテリア雑貨や画廊や有名な画材屋さんセヌリエとかが並んでいます。
このセヌリエという画材屋さんとても楽しめるお店です。
銀座の伊東屋が好きだと言う方なら絶対楽しめると思います。
1887年開業という歴史がある画材屋さんです。
ピカソが作らせたオイルパステルも一般で購入できます。マガジン セヌリエ 専門店
-
パリ東駅まで早朝のバスで行ってみました。
ホテルの最寄りのバス停がPont du Carrousel Quai Voltaire -
バス停は左岸の道の中洲みたいになっているところです。
屋根付きのバス停なのでたまに寝てる人がいたりして声をかか的たりする時がありますので、その時は電車か地下鉄に変更します。
3系統が通ります。東駅までの路線は39番です。 -
滞在中のパリはバスが昼間(市内の交通渋滞時)キャンセル(運行中止)がとても多かったです。
10月9日水曜日はUberを8:45ホテルピックアップで予約しましたが
セーヌ川近辺は大幅渋滞で東駅まで1時間半もかかりました。
料金は日本円換算で3000円ほどかかりました。
3日後の14日のルクセンブルク行き(8:13)の予定です。
列車の本数も少ないので次の便にすると滞在時間が少なすぎるのです。
バスがだめならルーブルを抜けてミュゼルーブル駅まで歩いて
地下鉄で東駅までになります。
ただし、ルーブルの建物の軒先に寝てる人がいます。
暗い中を高齢者ひとりで行くのは危なそうです。 -
39番のバスで8時8分に東駅に到着しました。ナヴィゴが役立っています。
東駅のショップは楽しめます。
Macにしてみました。
タッチパネル式画面で
イートイン、テイクアウトを選び
メニューを選び
精算(接触式カード可)
ナンバーレシートを貰い
受け渡し窓口の上に表示されたナンバーを確認し取りにゆく
イートイン専用ブースで食べる
という手順です。
日本でも立ち食いそばや牛丼屋さんでチケット購入する方式があります。
「調理と配膳」が「現金を触らない」のは食品安全上好ましいと思います。
パリの文化にそぐわないとアメリカのファーストフードを排斥した時代が大昔にありました。
確かに、食は文化だと思いますが、、
Macの朝食は8.2ユーロで日本円で1005円の請求でした。
(某ネット銀行の接触式カードを今回のパリで使ってみました。1時間後くらいには支払いがありました日本円でいくらですのメール通知が入りますので安心です)パリ東駅 駅
-
今日はパリの文化の中心のシテ島と東隣りのサンルイ島を歩きを楽しみます。
パリ東駅(Gare de l’Est)から地下鉄4でシテ(Cite)まで戻ってきました。シテ駅 駅
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地下鉄シテ駅を上がって来て西方向を見ています。
サントシャペルまで1分100mです。 -
正面は最高裁判所
左に曲がるとサントシャペルです。 -
シテ島で混雑するのはノートルダム大聖堂とサントシャペルだと思います。
まずは、サントシャペルからまわります。
写真の様にもう行列が出来ています。
一般入場は10ユーロ。
コンシェルジュリーとのコンビチケットは15ユーロです。サントシャペル 寺院・教会
-
ミュージアムパスで優先入場出来ました。
簡単な手荷物検査があります。 -
真っ直ぐ行くと出口です。
見学は左折です。 -
軒下に修復用の部品が置かれていました。
-
この次を右折です。
-
サントシャペル教会の入り口
下層礼拝堂と上層礼拝堂の構造になっています。
写真の下層礼拝堂には守護聖人の聖母マリアが迎え入れるように立っています。
サントシャペルには大昔に妻のリクエストで来たことがあります。 -
1階にはショップがある。
あの時は教会音楽のCDとステンドグラスのシートを妻が買っていた。 -
1階の奥から外への写真です。
-
2階の正面入り口です。
正式には上層礼拝室戸呼ぶそうです。
上層礼拝堂には設立当時は王と貴族と司祭しか入場できなかったといいます。
2階のステンドグラスは改めて見上げて鑑賞しました。
LINEの動画電話で妻にサントシャペルの美しさを伝えました。
日本は台風19号の襲来で大変なようでした。
静止画は撮らなかったので
YouTubeに動画をアップしました。
https://youtu.be/_XqgX_KS7QMサントシャペル 寺院・教会
-
サントシャペルの後はコンシェルジュリーに向かいます。
マップで分かるようにコンシェルジュリーとサントシャペルとその間にある最高裁判所は同じ建物です。
シテ島はフランスの歴史の発祥地です。
10~14世紀にはシテ島のこの建物は王権の中枢であり居住する城でした。
コンシェルジュリーは王の住居がより安全なサンポール城に移り国事犯が収容される監獄になりました。
サントシャペルとコンシェルジュリーが現存する最も古い13世紀の建造物なのです。 -
サントシャペルを出てくると最高裁判所の左脇に出てきます。
裁判所 (パリ) 建造物
-
最高裁判所の正面
Palais de Justice de Paris
「最高裁判所」
(パレドゥジャスティス裁判所)
荘厳な建物です。裁判所 (パリ) 建造物
-
階段を上がって入ってみました。
荷物検査はありませんでした。 -
なんにんか人がいます。
歩き方が違います。
頭脳労働者の特有の引き締まった顔つきです。 -
文字の刻まれた石壁があります。
フランスの歴史が刻まれているのだろう。 -
出てきて階段を降りる前の写真です。
奥に地下鉄シテ駅のある広場が見えます。
突き当たりは市立病院です。
写真の左側のゲートが出口です。 -
コンシェルジュリーに入りました。
コンシェルジュリー 城・宮殿
-
コンシェルジュリー
入場料は9ユーロ
入場は9:30~18:00
第1日曜日は無料入場
フランス革命当時にマリーアントワネットが処刑前の70日間留置された独房がある。
展示内容が変更になったようです。
独房には誰もいないがタブレットをかざすと当時のマリーアントワネットの画像が再現されるという。 -
マリーアントワネットが使った礼拝堂が残されている。
コンシェルジュリーが王の居城だった頃の礼拝堂そのものなのかも知れない。
一般的なオーディオガイドはないようです。
タブレット型のオーディオガイドがありました。(日本語対応可)
借りませんでしたが多分AR(Augmented Reality 拡張現実)技術を利用したシステムで決められたところを撮影すると紐ずけされた画像が呼び出される仕組みだと思います。
アントワネットの収容されていた部屋を写すと(目の前にある部屋には何もないが)タブレットの画面にはアントワネットが出てきて当時の仕草をするとかだと思います。
以前は独房の中にマリーアントワネットの人形が置かれていた。
今はタブレットで画像と解説がある。
日本語のパンフレットがありました。
第1日曜日は無料入場とのことでした。 -
マリーアントワネットが使った礼拝堂が残されている。
礼拝堂の反対側にはマリーアントワネットの肖像画があった。
台座にはMとAの金の飾り文字がある。 -
マリーアントワネットの当時の様子を描いたイラストです。
上な独房でのマリーアントワネット
下左収容されるマリーアントワネット
下右起訴状を読み上げられ聞き入るマリーアントワネット -
コンシェルジュリー中庭
コンシェルジュリーの語源はコンシェルジュ(管財人の意味)だそうです。
コンシェルジュ(管財人)に司法権を与え王宮と牢獄の管理を行わせたと言います。 -
コンシェルジュリーは改築中で一部の展示を変更していました。
覗き見して撮影しました。 -
スマホの現在地マップです。
青い丸が現在地です。 -
現在地から見上げたコンシェルジュリーの壁面の時計です。
写真の奥はセーヌ川です。 -
現在地の方向指示
サントシャペル
コンシェルジュリーは手前
ドフィーヌ広場は左折です。
シテ島の西端は
ヴェールギャラン公園 (square du vert galant)です -
ヴェールギャラン公園 (square du vert galant)というのはシテ島の西端にある広場です。
シテ島の西端でセーヌ川は二つに分岐しています。
シテ島の西端の景色がセーヌ川鑑賞のベストポイントではないかと思ったのです。
左岸からシテ島には4つの橋があります。
西から(最古の橋)ボンヌフ、
サンミッシェル橋、
ノートルダム橋、
アルコル橋
芸術橋(ポン・デ・ザール)です。
ボンヌフ橋の景色は美しいですね。
橋からは見下ろす景色です。
シテ島の西のはしのヴェールギャラン公園 (square du vert galant)からみると水平目線でもっときれいかと思ったのですが、、 -
セーヌ川です。
右側はセーヌ川の北岸です。 -
アンリ4世の騎馬像
Statue équestre d’Henri IV -
セーヌ川遊覧船の乗り場の階段を降りて進みます。
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ヴェールギャラン公園(square du vert galant)です。
階段を数段上がると鉄の格子の門がありますが、開けて進みます。ヴェール ギャラン公園 広場・公園
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セーヌ川左岸側です。
左岸の岸壁が続いていて岸壁に沿って船が繋留されています。 -
左岸側の正面の構図です。
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左岸の左側(東側)です。
ボンヌフが少し入っています。 -
ヴェールギャラン公園
(square du vert)galantを
東方向に向いて撮影しています。 -
水上ホテルかレストランだと思いましたが水上消防隊のようです。
手前にあるのは放水艇のようです。 -
ボンヌフとセーヌ左岸壁です。
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ジャンジュ橋
奥はセーヌ北岸
何かデモがあったのか
デモの残骸がありました。 -
警視庁
-
交番は右側
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「市立病院」
Hotel Dieu -
市立病院
写真の奥に救急窓口が見えています。
手前の自転車Uber eatが写り込んでいました。 -
鉄の防御壁でガードされた修理中のノートルダム大聖堂です。
隙間から撮影をしている観光客が大勢いました。ノートルダム大聖堂 寺院・教会
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ノートルダム大聖堂の左側の道を進んでシテ島の東端へ向かいます。
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東に向かって歩いています。
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ノートルダム大聖堂の修理の様子が見えて来ました。
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木材を使って修理しているのが見えます。
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修理は木材を使って再現、復元されるのだと思いました。
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修理中のノートルダムの左側を通ってシテ島最東端へ歩いています。
ここにはナチスの強制絶滅収容所で犠牲になった人たちの慰霊の建物があります。 -
道路標識
サンルイ島は右方向です。 -
ノートルダム大聖堂のその奥のシテ島の東端には「収容所犠牲者追悼メモリアル」があります。
20万人のパリ在住のユダヤ人がナチスの強制収容所に送られたという。
地下通路の壁面には20万個のサインが置かれている。
サルトルの献辞がある。 -
シテ島最東部分にある収容所犠牲者追悼メモリアルの手前にある小さな広場にはイルドフランス広場という名前がついています。
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収容所犠牲者追悼メモリアル
Memorial des martyrs de la Déportation
設立趣意の解説パネルです。
設計はGeorges Henri Pingusson
1962年4月12日にドゴール将軍によりオープンしている
来訪者が犠牲者や地下に納められた名もない被害者たち敬意を払い追悼し黙考して頂き記憶を強いものにする事を目的としている。
上層階の教育展示は1975年に追加されている。 -
説明パネルの写真の部分です。
左側の写真はドゴール将軍の列席の様子 -
入り口の写真の右側が受付
リフレットやオーディオガイド無料借用 -
メモリアルにはこの道を入って行きます。
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この細い階段を降りて行きます。
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降りたところの突き当たりには収容所の鉄柵を思わせるオブジェがあった。
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オブジェの反対側に慰霊の空間への細い入り口がある。
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来場者は僕と若い男性2人連れの合計3人
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20万人の慰霊の石碑
アウシュビッツだけで160万人の犠牲者が出ています。ここの20万人はフランス在住犠牲者の数です。 -
ユダヤ人絶滅収容所の名前が金釘文字で刻まれていました。
僕に読めたのはアウシュビッツ、ビルケナウだけでした。 -
地区別の収容人員の地図です。
ナチス占領時の記録フィルムが上映されている部屋もありました。 -
熱心に撮影する男性2人組
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収容所犠牲者追悼メモリアルから出てきました。
ノートルダム大聖堂の後ろ姿が見えています。 -
スマホのマップです
青丸が現在地(シテ島の東端)です。
青丸についている三角がスマホの向いている方向を示しています。
(今は北方向を向いています) -
シテ島とサンルイ島を繋ぐサンルイ橋です。
サン ルイ橋 建造物
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サンルイ橋の左側(右岸方向)です。
小さな橋です。
「サンルイ橋」1970年にできた金属製の素朴な橋です。Pont Saint Louis -
橋を渡ってサンルイ島に入りました。
サンルイ島
シテ島と同様にパリの歴史はこの2つの島から始まっています。
区分けではパリ4区となります。
パリの最高級住宅地です。
(女優岸恵子もサンルイの住人)
サンルイの名前の由来は聖王ルイによる。
印象派のポールセザンヌはQuai d’Anjouの東そばに住んでいた。
ロダンの女子の弟子であるカミーユクローデルもアトリエを持っていた時期があるようです。サン ルイ島 文化・芸術・歴史
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観光地パリの印象とは全く違う空気が流れています。
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車がいない
人がいない
音がしない
街がきれい
ゴミがない -
サンルイ島には小さな落ち着いたホテルが数軒あります。
もしかして来るかも、泊まるかもと
その時の為に写真を撮っておきました。Hotel de Luteceホテル エル ドゥ リュテス ノートルダム ホテル
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こんな気楽なパン屋さんがありました。
Au Pain Bio -
メニューです。
クロアッサンとコーヒーで2.1ユーロ
一番下に書いてある7.5ユーロのサンドウィッチのセットも魅力的です。
東駅で朝食したのでパスしました。
帰り道に寄ってみたらおばさまの団体で行列で残念でした。
東駅のコーヒースタンド3ヶ所でクロアッサンを試してみましたが、どの店でも焼きたてパリッとして美味しかったです。1個1.7から1.8ユーロでした。コーヒー付きで2.1ユーロは試してみる価値がありそうです。 -
ショーケースの写真です。
このパン屋さん手作り感のある商品で魅力的でした。 -
静かな通りです。
カミーユクローデル(1864~1943)は1899から1913年までケドブルボン19に住んでいた。 -
島の住民の為の店です。
果物屋さんです。 -
サンルイ島も観光スポットにローザン館(Hôtel de Lauzàn)があります。
内部の見学は出来ません。
パリ市の迎賓館です。
ローザン館の住所は17 quai D Anjouです。
セザンヌもこの近くに住んでいたようです。 -
ローザン館
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ローザン館の玄関
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ローザン館の前の道です。左側はセーヌ川でその奥は北岸です。
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サンルイ島のなんでもない景色
左側奥にローザン館
右側にセーヌ川とその奥に北岸 -
サンルイ島の東端を右に曲がって西に戻っています。
この道はサンルイ島の真ん中を東西に走るサンルイ通りです。
奥の左側にサンルイアンリル教会があります。 -
カラフルなお店です
黄色はグルメ食材屋さん
ブルーはピロンヌという雑貨小物ショップです(日本では新宿の小田急にショップがあるという) -
サンルイ島のコンビニです
Le Prestige de L’Alimentation
正面からが写真がベストショットでした。 -
サンルイ島のPont Marieマリー橋を北に渡って北岸へ
ここにもセーヌ川沿いの古本屋さんが並んでいました。古本市 (ブキニスト) その他の店舗
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ポンマリの古本屋さん
ブキニストと呼ばれています。
観光客目当ての商売のようで、買う方もパリで買った事だけが意味があるのかも知れません。
地元の人たちはプリニエBoulinier という古本屋で買うそうです。シテ島からサンミッシェル橋を渡って左岸に入って国立中世美術館の手前を右に入ったところにあります。
地下鉄4番線の駅Pont Marie からルーブルへ行きます。
ルーブル美術館の最寄り駅はMusee du Louvre -
ルーブル美術館に来たのはミュージアムパスでもルーブルだけは事前に入場日時の予約が必要だからです。
何回かスマホから事前登録をやってみたのですが最後の認証手続きではねられてしまうのです。
黒服の係員との交渉は簡単な結果でした。
事前予約登録なんていらないよ!
ミュージアムパス見せればいつでも入れるよ!
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翌々日の14日(日曜日で混む日)に来ました。ミュージアムパスで問題なく入場できました。ルーヴル美術館 博物館・美術館・ギャラリー
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ルーブルのガラスのピラミッド
奥のルーブル本館と違和感なく調和しています。
このガラスのピラミッドを設計したのは先日亡くなった広州生まれの中国系アメリカ人イオミンペイ(1917~2019年5月)です。
僕がイオミンペイを知ったのはボストンのナショナルギャラリーの東館のインフォメーションでした。本館とは違って素晴らしい空間で東洋的なものも感じました。もしかして日本人建築家かと思いインフォメーションに質問するとイオミンペイのリフレットをくれました。
大勢の鑑賞者はピラミッドから入場し、下の階に降りて行きたい翼に進み各々の翼に上がる。流れを分散化することによりスムーズな移動が実現できています。
ルーブル美術館は宮殿のリフォームですから見づらい、見たい作品を探しにくい構造の美術館です。
ピラミッドがなかったら迷路の美術館になっていたと思います。
日本の札幌市にあるモエレ沼公園にも似たガラスのピラミッドがあります。これはイサムノグチの設計です。ルーヴル ピラミッド 現代・近代建築
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今日は良く歩きました。
歩きやすい靴、疲れない靴を選びます。 -
左岸の古本屋さん
今日はてんきが良いので開業しています。古本市 (ブキニスト) その他の店舗
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ホテルに戻ろうと思ったが
ラーメンの一風堂へ -
醤油ラーメン
餃子もつけて
20ユーロ
味は普通のラーメン
店内満席
客は僕だけ日本人
従業員も1人だけ日本人 -
一風堂の3軒隣にある
星の王子様グッズのお店
混んでました
サンデグジュベリのファンなら半日はいられるかも知れない。
写真の奥の3軒目が一風堂です。 -
帰り道の角にあったチーズの出店
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地元の人で大繁盛していました。
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今日は良く歩きました。
バス停があったので待ちましたがキャンセル(不通)なので歩いてホテルへ戻りました。
今日はパリへ来て3日目
ホテルで少し横になったら寝落ち
そのまま翌朝まで熟睡しました。
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ブリューゲルをたずねる旅を振り返る(4)
ブリューゲルの作品を他に入館者がいない状態で独占に集中して見つめることができました。
唯一の例外は2018年11月ウィーンの美術史美術館で開催された「ブリューゲル没後450年展」です。この時は大勢の入館者で、ルーブル美術館のモナリザの前のような混雑状態でした。
いつも、ひとりで見るときは
画面の全体を見て、 次に細部を時計周りに分割して見る。次にテーマの中心の部分を見る。更にブリューゲルが直接表現せずに隠して描きこんでいる部分を見る。
現地に行って直接に作品を見れば「作品への疑問」が少しでも解けるかと思い歩き始めた「たずねる旅」でしたが、実際には新しい疑問が増えました。
複雑に絡み合う疑問の整理の為に僕が始めたのは「ブリューゲル年表」作りでした。
最初は油彩作品40~45点を制作順に時系列で作成しました。
次の欄に作者の人生の特記事項を振ってみました。
ブリューゲルがあの絵を描いたのはそれなりの彼が生きた時代を背景とする必然性、必要性があると推測し始めたのです。
作品を見るだけでは整理できないというか理解できないというか限界があることに気がついたのです。
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この旅行記へのコメント (8)
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- うふふ♪♪さん 2021/09/28 18:54:28
- うふふ♪♪です! 続きです☆
- norio2boさんへ☆
うふふ♪♪です!
<パリ第4信>
norio2boさんは、ほんと美術に造詣が深くていらっしゃるんですね~。
他の旅行記も美術展や博物館に行かれたものが多くて、
すごいなぁ・・と。
うふふ♪♪は日本画が好きなんですが、
上村松園さんと息子さんの松篁さんが好きなくらいで、全然詳しくありません💧
西洋画だとアングルとブーシェが割と好きかなぁ~。
(ミーハーな趣味で失礼します💧)
あ、フェルメールの「青いターバンの少女」を
わざわざデン・ハーグまで見に行きましたが、
なんか・・ポスターの方がいい感じで・・ガッカリ・・
あ、でもレンブラントの夜警もありました。
でも、これもなんか今一つで・・
norio2boさんはブリューゲルがお好きなんですネ!
なんか暗めの色調で狩りを描いた絵があったことしか覚えていません💦
すみません💦こんなレベルで💦💦
ポンヌフ!
映画にありましたよね~☆(あの映画、好きです~♪)
伊東屋さん、大好きです!!
もう行っちゃったら、買い物が止まらない!!
けど、うふふ♪♪が好きなのは文具なので、画材は・・
norio2boさんは絵もお描きになるのですか?!
最高裁、宮殿みたい・・
と思いきや、やはり宮殿でしたか!
絢爛豪華!って感じですものネ!
パン屋さんがおいしそう・・
果物屋さんもいい感じ♪
マルシェのチーズ屋さんもいいなぁ☆
(何度訊いても、なんでフランス料理のデザートに、
チーズが出て来るのかがわからないうふふ♪♪です。)
パリに一風堂が?!!
しかし、スマートフォンがあると色々便利なんですねぇ~。←いつの時代の人?
クエーカー教徒?
うふふ♪♪は持病で電磁波のある携帯電話が持てないので、
1人旅は「地球の歩き方」が頼りであります(笑)☆
<中川一政記念美術館>
右のチケットの、これ、お鯛さんかな?
この絵、いいです~。
うふふ♪♪も一応、メトロポリタンもグッゲンハイムもモーマも行ってるのになぁ。
やっぱし「あー、教科書で見たー」と、
キャンベルのスープとマリリンを見て「本物だー」と。
ダメですね・・💧
最後ですが、
うふふ♪♪の神戸食い意地紀行2全編、札幌食い意地紀行2全編、
なにわ食い意地1、札幌食い意地1、カムバックモルディブ編1~3・5・7・8、
モルディブ編2,
そして、今日また新たに、モルディブ編3~6に、
ご訪問と投票をありがとうございます!!
そしてそして!
今頃でごめんなさい! フォロー、本当にありがとうございます!
嬉しかったです!!!
長々失礼しました💦💦
今月はずっと風邪引きのうふふ♪♪です・・××・・💧
(毎日のうがいで喉の痛みが治まったと思ったら、
身体、冷えちゃったのか今日は肺痛い・・
↑以前、風邪拗らせて急性肺炎になって以来、時折こうなることが・・💧)
P.S.あ、うふふ♪♪はいっつも虚弱なのでどうでもいいです。
norio2boさんこそ、
東京の方でしょうし、こんな折、どうぞご家族皆さま、
お身体にはくれぐれもお気を付けて下さいネ!
- norio2boさん からの返信 2021/09/29 19:22:25
- Re: うふふ♪♪です! 続きです☆
- うふふ♪♪さん
こちらにもコメント頂きありがとうございました。
拙い旅行記ですが
読んで頂いてありがたいです。
4Tは自分が行って気に入ったスポットの皆さんの旅行記を拝見しているといろいろ面白いです。
同じところに行っても
感じるものや
思うこと
は千差万別です。
出来ればひとり旅のケースが興味深いです。旅先で遭遇するトラブルにどう対応されたかとかの旅行テクニックを学べます。
ありがとうございました。
-
- mistralさん 2019/12/05 09:15:32
- 羨ましいパリの日々
- norio2boさん
おはようございます。
いつもご投票いただき有難うございます。
パリに8泊されるという事で、とても羨ましく拝見しておりました。
修復の始まっているノートルダム大聖堂の様子、
火災に会う前の塔を歩いてきたばかりでしたので、火災のニュースは
ショックでしたが、木材を使っての修復とのことですので
いつの日か再現された姿を現すことと思いました。
収容所犠牲者追悼メモリアルの存在は知りませんでした。
機会がありましたら訪問してみたいと思いました。
サンルイ島、行ってみたいと思いつつ、滞在時間不足でいまだに
行ってません。
norio2boさんのチェックされたホテルに滞在してパン屋さんに通う、
そんな事を想像しながら拝見しました。
mistral
- norio2boさん からの返信 2019/12/05 10:27:18
- Re: 羨ましいパリの日々
- mistralさん
メッセージありがとうございます。
マドリードの旅行客楽しく拝見拝読させて頂きました。
プラド美術館は好きな美術館のひとつです。
パリの街歩きは楽しかったです。
観光客で一杯のところは避けて閑散とした場所を選ぶのがパリを楽しむ法法のひとつだと思いました。
次はモンマルトルです。
お時間あればご笑覧ください。
-
- ことりsweetさん 2019/11/22 18:26:34
- パリ歩き♪
- norio2boさん、こんばんは。
なんと、同じような時期にフランスに滞在していましたね。
ウチは今回はパリは通過せず、南仏のみ。
予約時にテロなど気になっている時期でした。
今回久しぶりにフランスにいって
やはりその美意識て素敵だなとビシビシ感じてきました。
マリーアントワネットの独房、興味深いですね。
あの方の息使いとか触感が見えてくるようです。
ノートルダム寺院も気になっていました。
今再建をしているんですね。私も昔内部の階段を昇り
すばらしいバラ窓に感嘆したものです。
ガラスケースにおいしそうなパンの並ぶパン屋さん、
見るとすぐ買いたくなります。
フランスで買うフランスパン、クロワッサンって
本当においしいです。そして安い!!
露店のチーズもいいなあ。
あは、つい、norioさんの旅記で待ち歩き気分になりました。
最後にブリューゲルについての中の
「それなりの彼が生きた時代を背景とする必然性、必要性がある」
なるほどです。
私も今回大好きなシャガールやルノワールの美術館に行くだけでなく
彼の住んだ町にいったり風景やその土地の日差しをみることで
今までにない経験ができ、何かを理解できたのかも。
やはり直にその国のモノに触れるのが
自分の今の感覚に直結しますね。
- norio2boさん からの返信 2019/11/22 23:18:48
- Re: パリ歩き♪
- ことりsweetさん
メッセージ頂きありがとうございます。次はモンマルトルを作成しています。
-
- milkさん 2019/11/21 22:13:10
- 現在のパリ
- norio2boさん、こんばんは。
パリには昨年行ったばかりなのに、ノートルダム大聖堂の周辺には柵が出来てしまい様子が変わってしまいましたね...。
あの火災は本当に悲しい出来事でした。でも、修復が始まっている様子が見られて良かったです。
コンシェルジュリのマリーアントワネットの独房、展示が変わってしまったのですね。
これも残念です。
映像で再現される方がリアルかもしれませんが...。
パリにも収容所犠牲者追悼メモリアルがある事は知りませんでした。
そして、カミーユ・クローデルの情報、ありがとうございます。
milk
- norio2boさん からの返信 2019/11/22 23:15:58
- Re: 現在のパリ
- milkさん
パリからの手紙シリーズ
実際は、「ブリューゲルをたずねる旅」を振り返る旅なんですが、どうも長ったらしい自分勝手な旅行記になっています。
コメント頂きありがとうございました。日替わりで10信まで続きます。
よろしくお願い致します。
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