2019/10/15 - 2019/10/15
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norio2boさん
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今、10月のパリにいます。
HND~CDGの往復でセーヌ川の左岸にある小さな古いホテルを8泊予約しました。
昨年末にウィーンでブリューゲル没後450年展をみました。
そのあとブリュッセルで王立美術館、彼の結婚式と葬儀が行われた教会ノートルダムドラシャペル、自宅兼アトリエを見に行きました。
そんなようで、「ブリューゲルをたずねる旅」は一応終了しました。
ちなみに、四国八十八ヶ所では巡礼の終わりを結願(けちがん)と言います。願いを結ぶと言う意味で一般的な言葉だと満願です。ブリューゲルをまわる旅は満願となりました。
今年は海外旅行にはまだ行けていませんでした。
その気にならなかったというのが実態なんですが。
それでもようやく、10月にパリ往復のANA便とルーブルの近くのホテル8泊を取りました。
これといったテーマはありませんが、パリの街をぶらぶらしようかと思っています。
お伝えできる何かと巡り会えればと思っているのですが、、、
ーーーーーーーーーー
10月15日火曜日
ジャックマールアンドレ美術館
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
10月15日火曜晴れ
朝食は今日もホテルでクロアッサンと紅茶(14ユーロルームチャージ)
部屋のテーブルに2ユーロコインを置く。
ジャックマールアンドレ美術館へ
写真はiPhoneのマップです。
凱旋門から放射状に伸びるオスマン通りの左側になります。
ナヴィコが切れたのでチケット購入しました(2ユーロ) -
ジャックマールアンドレ美術館の入り口です。
4Tで熱心に見学された女性の方の旅行記を拝見し印象に残っていました。
この建物は「ベルサイユのばら」のオスカルの邸宅のモデルだそうです。
美術館の入り口の右側にある当時の食堂はミュージアムカフェになっていて行列が出来る人気スポットです。ジャックマール アンドレ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
チケット売り場
入場券はシニアで13.5ユーロ(カード払い)
美術館のHPは英語、フランス語対応しています。
https://www.musee-jacquemart-andre.com/en/home -
ミュージアムショップです。
-
入り口までの側道です。
明日は帰ります。
パリからウィーンまではOSです。
OSからiPhoneにメールが入りました。
歩きながらiPhoneでWebチェックインしました。 -
ジャックマールアンドレ美術館の本館の入り口です。
ジャックマール アンドレ美術館 博物館・美術館・ギャラリー
-
オーディオガイドは無料です。
作品を解説するのではなく、部屋毎の解説になっています。
時代背景がわかりました。
日本語です。 -
この豪邸の女主人はCornélie Barbe Hyacinthe Jacquemart通称Nélie Jacquemart ネリージャックマール(1841~1912)です。
彼女はフランス王立絵画彫刻アカデミーが開催するパリのサロン(Salon de Paris)に毎年出展する画家でした。1970年のサロンでは彼女の描いた肖像画が特別賞を得ています。 -
肖像画家としてジャックマールは活動します。
銀行家、政治家、美術収集家であるÉdouard François Andre (1833~1894)の肖像画が知られています。
エドワードアンドレの肖像画も描きました。
それをきっかけに2人は結婚(一緒に居住)しています。 -
結婚後、2人はヨーロッパ各地、エジプト、トルコを旅してコレクションを増やしています。
この時の収集品は彫刻207点、絵画97点と言われています。 -
2人の趣味で集められたアートの数々です。
ジャックマールアンドレ夫妻が収集した世界最高水準の美術品は総計で5000点と言われています。 -
右奥のドアを開けるとトイレです。
普通のトイレでした。 -
Salon de musique
ここはWi-Fiエリアでベンチで休憩出来ます。
明日の便のWebチェックインの再確認ついでに座席指定をしました。 -
2階に上がる螺旋階段の前にはゆったりとした吹き抜け空間があります。
-
レンブラント、ヴァンダイクの作品が並んでる部屋です。
この部屋は夫妻の図書室でした。 -
2階から1階を見下ろしたところです。
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同じく1階(Salon de musique)を見ています。
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ジャックマールとアンドレ夫妻の業績を紹介するビデオが上映されていました。
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ルネッサンス期のイタリアの絵画、彫刻、美術工芸品もお好きだったようです。
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The Alana Collectionという特別展をやっていました。(2019年9月から2020年1月まで)
-
解説パネルによると、、、
Alana Collectionとは米国のAlvaro Saieth(アルヴァロサイエ)とAna Guzman(アナグヅマン)というルネッサンス期のイタリア芸術好きの2人が収集したプライベートコレクションのようです。
AlavoのAlとAnaのanaを組み合わせてAlana Collection という名称にしているとのことです。 -
今回は米国のALANA COLLECTIONからルネッサンス期のイタリア芸術75点展示されていると解説していました。
-
イタリアルネッサンス期の作品がジャックマール・アンドレ美術館に貸し出されいました。
-
ジャックマール・アンドレ夫妻の寝室です。
夫のアンドレが1894年に亡くなった後も妻のジャックマールはコレクションを増やしています。
夫の死後18年後に妻のジャックマールは亡くなっています。
死後にはフランス学士院にコレクションと邸宅は寄贈されています。
2人には子どもがいませんでした。 -
居間です。
プライベートコレクションの美術館としてジャックマール・アンドレ美術館はニューヨークのフリックコレクションと双璧だと言われています。
収蔵作品のレベルの高さや邸宅のレイアウト調度品は確かに双璧だと思います。
違うのはコレクターとしての鑑定眼の深さ、確かさかも知れません。 -
寝室
-
ジャックマールの私室です。
素朴で小さなサイズの空間です。
採光の良い部屋です。
アトリエとしても使ったのでしょうか。
ガラス越しの見学です。
彼女の品の良さというか質実さが感じられる小さな部屋でした。 -
最後にこの美術館の女主人の肖像画(自画像)を載せておきます。
Nélie Jacquemart ネリージャックマール(1841~1912)
自画像 1880年 キャンバスに油彩
134x81cm
ジャックマール38歳の時の作品です。
このジャックマールアンドレ美術館の収蔵作品です。
美術館の出口の左側には人気のカフェThe Cafe Jacoquemart-Andreがあります。
行列が出来ていました。
このティーサロンを楽しみに来るのも良いと思います。
予約が出来ないのが残念です。
独立した運営です。
美術館には入場しなくてもカフェだけの利用も可能です。
ジャックマールアンドレ美術館のHPアドレスをつけておきます。
https://www.musee-jacquemart-andre.com/en/home
フランス語と英語に対応しています。 -
ジャックマール・アンドレ美術館を出てエトワール凱旋門まで歩いて見ました。
iPhoneで撮影した動画です。
https://youtu.be/9t-TV7Nn2Jo
静止画よりも動画で見た方が圧倒的に凱旋門の前の空間が思い出されます。 -
凱旋門を後にしてシャンゼリゼをホテル方向へ戻ります。
Avenue des Champs-Elysees
この後は動画しか撮っていないので動画からスクリーンショットしました。
静止画を切り出した元の動画はこれです(iPhoneで撮影しています)
https://youtu.be/UR7T0M9eBCM
ーーーーーご参考ーーーーー
Macで動画から静止画をスクリーンショット(切り出す)する方法です。
Command+shift+4を同時に押すとマウスのカーソルの矢印が十文字に変わります。
十文字でスクリーンショットしたいエリアを指定します。
指定の場所に画像を保存します。(4Tにアップする場合は「写真」に入れたほうが作業がスムースです。シャンゼリゼ通り 散歩・街歩き
-
シャンゼリゼ通りの右側にあるルイヴィトンの前を通って
ルイ ヴィトン (シャンゼリゼ本店) ブランドショップ
-
ルイヴィトンの脇にはフェラリー、ランボルギーニがとまっています。
多分レンタカーだと思いました。
同じく 動画です。
https://youtu.be/N46FB4IHCWc
ルイヴィトンの前のアート作品もご覧ください。 -
ラデュレの本店です道路側にテントをはって軽食の営業をしていました。
動画です。
https://youtu.be/d0SYgyqQ8G0
シャンゼリゼは賑やかです。ラデュレ (パリ シャンゼリゼ店) カフェ
-
本店の中の静止画です。
ラデュレはマカロンが有名です。
ここにはCake au citron(レモンケーキ)があります。
レモンケーキを味わって見たくて来たのですがありませんでした。
質問したらいつも焼いている訳ではないとの返事でした。
考えてみれば当たり前ですが残念でした。
動画です。
https://youtu.be/bMISABGuYYI
Laduree (Champs Elysees)ラデュレ本店のレモンケーキを味わってみたかったのですが残念でした。ラデュレ (パリ シャンゼリゼ店) カフェ
-
ラデュレのレシピー本です。
Cake au citronのページです。 -
僕が焼いたCake au citronです。
どうやらこのラデュレのHPから事前注文するようです。
https://www.laduree.fr/cake-au-citron.html
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この旅行記へのコメント (9)
-
- mom Kさん 2021/08/08 21:27:08
- 「ぼくが焼いた」!!!
- norio2boさん、こんばんは。わあ、いいなあとケーキに見とれています。
お好きなことが多い方なのですね。
ヨーロッパはパリ入りの便をよく利用していたのに、同じエリアに泊まり、
そのあたりをうろうろなので、知らないところが多いのです。
都会は苦手なのもあります。心の中に地図が描ける街が好みなので、
開拓できていません。
貴日記で、この美術館に入ってみたいなあと。絵画は、美術館で観るものになっているのを覆すのもいいですね。女主人の気分も少し感じながら、眺めてみたいものです。
ケーキのお皿は、どこでお求めですか。ぴったりなので。目がご馳走様。
- norio2boさん からの返信 2021/08/09 06:34:34
- Re: 「ぼくが焼いた」!!!
- mom Kazukoさん
メッセージありがとうございます。
以前にシェークスピア書店の旅行記拝見しています。
ほかのスポットにもいらしているので今からでも旅行記を書かれたらいかがでしょうか?
同じスポットでも思うこと、感じるものは多様です。
その違いを知るのもみなさんの旅行記を拝見する楽しみだと思っています。
ご質問の皿はジノリのクリッパーです。厚くて重さがあるのが無骨な印象です。
今度ともよろしくおねがいします。
- mom Kさん からの返信 2021/08/10 12:24:54
- お返事ありがとうございます。
- 銘柄やブランドには疎いのですが、器ものもすぐ目が留まります。持ち帰るのも決心。今まで一番大きいものは、コインブラから抱えてです。ジノリは、実家のものが数セットのみの私有。私は購入していないんですが、このお皿なら手に取るでしょう。
-
- KIKIさん 2020/08/04 10:24:32
- 宝石箱のような旅行記に巡り合えて。感謝致します。
- norio2bo様
初めまして。
KIKIと申します。
この度は私の拙い備忘録に(いいね)をくださりありがとうございます。
sala様の旅行記を拝見した際 勝手にnorio2bo様の名前を挙げさせて戴くという失礼を致し申し分けございません。
多分そのご縁で私の旅行記を見ていただけたのかと推測しております。
重ねてお礼申し上げます。
ジャックマール アンドレ美術館は1度行っただけですが収蔵品だけでなく建物も素敵で再訪したい美術館の一つです。といっても美術に造詣が深いわけでもなく語学も堪能でもなく ただ眺めて感じるだけの鑑賞ですが。
norio2bo様のように絵を描けたらどんなに旅(勿論人生もです)も深い物になるのかと羨ましく思います。
2019年、2020年と私の発病とコロナウイルス禍で3回マルタ、イタリア行きをキャンセル。特に2020年3月は ローマでラファエロ展をしており楽しみに
していたのですが、キャンセルになったのが心残りです。
次回2021年3月に シチリア、ミラノ近郊、フィレンツェ近郊を計画し手配済み。
これも無事に行けるかどうか。
早くコロナウイルス禍が治まり皆様が安全で自由に楽しい旅を再開出来ますように。
今後ともよろしくお願いいたします。
- norio2boさん からの返信 2020/08/04 18:39:32
- Re: 宝石箱のような旅行記に巡り合えて。感謝致します。
- KIKIさん
メッセージありがとうございます。
旅の醍醐味はひとり旅です。
パリ~ミラノのひとり旅シリーズ拝見しました。
イタロはミラノからローマで乗りました。
客は僕一人で食事のサービスがありました。前夜の夕食のロブスターにあたって調子悪く楽しめませんでした。
コロナ後の海外旅行再開は2024年という意見を聞きました。
経済破綻した観光地の復興はどうなるのでしょうか?
しばらくはヴァーチャルツアーでの楽しみになりそうです。
4Tで皆さまの旅行記を拝見するのも楽しいヴァーチャルツアーです。
今後ともよろしくおねがいします。
-
- らすかるさん 2020/05/07 16:02:24
- 何と多才な!!
- norio2boさん
いつも旅行記へのご訪問頂きありがとうございます。
シトロンのケーキ、完成度がスゴイですね(@0@)☆
本家の画像より格段に美味しそうです♪
絵画もステキです。
第7信のルクセンブルクの小径や、最終信のしょうゆ画伯も興味深く拝見しました。 しょうゆインクなるものがあるのですね?! 絵心とは無縁(時々、絵画展に足を運ぶ程度でして^^;)の人生を送ってきたので、知らない事ばかりです。
そして、最終章のランチの一コマも、温かみがあって、norio2boさんのセンスの良さが伺えました。私も絵の才能があったら、旅先から絵手紙を書いてみたい、、、と、無い物ねだりの妄想をしてしまいました。
新型コロナの収束は、残念ながらまだまだ先になりそうですが、
ご自愛なさって下さいね。
また、ステキな旅行記を楽しみにしております。
らすかる
- norio2boさん からの返信 2020/05/07 19:51:06
- Re: 何と多才な!!
- らすかるさん
コメントありがとうございます。
今年の旅行は3本ともキャンセルしました。
オリンピックの頃にでも、パリは自炊で一人暮らしの計画をしていたのですがだいぶ先のことになりそうです。
今となってはとても貴重な時間を旅行中していたのだと思い返しています。
みなさんの元気で自由に旅行をしていた頃の旅行記を拝見して楽しませて頂いています。
長期戦に備えて
ご自愛下さい!
追伸
パリの旅行記は第2信をご覧頂けると嬉しいです。
-
- mistralさん 2020/04/02 06:33:36
- パリからの手紙
- norio2boさん
お久しぶりです。
いつもご訪問とご投票を有難うございます。
訪問しそびれていました旅行記を、パリからの手紙、の中で見つけました。
ジャックマールアンドレ美術館の旅行記です。
その折はパリに8泊もされたんですよね!羨ましい限りです。
私が行った折には館内は撮影禁止でしたが、解禁されたようですね。
良かったですね。
お陰さまで、おぼろげとなりつつあった記憶が蘇ってきました。
審美眼の高いご夫妻によって収集された美術品の数々と、建物とが調和して
しっとりと落ち着いていて、寛げる美術館でした。
ランチもいただいて来ましたよ。
コロナウィルスが地球規模で躍進?を続ける中
フランスへの旅の妄想をしています。
mistral
- norio2boさん からの返信 2020/04/02 16:30:39
- Re: パリからの手紙
- mistralさん
メッセージありがとうございます。
ブリューゲルが終わって仕方なく行ったようなパリでした。
パリの素晴らしさを初めて知ることが出来ました。
次はキッチン付きの宿で自炊のひとり旅を計画しています。
コロナの終息というか治療方法の確立と普及まで3年。ヨーロッパ人(被害者)の加害者(東洋人)への拒否反応が落ち着くまで更に3年。
合計6年で、その時には僕は80歳。
欧州圏への海外旅行は当面難しいと思っています。
僕の予想が外れると良いのですが、、、
これから本格化するコロナです。
ご自愛下さい。
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