イエローストーン国立公園

2019/06/03 - 2019/06/05

流石はアメリカ国立公園第一号！！

WOW！！！

でした。

写真はキャッスルガイザーの噴出

エリア イエローストーン国立公園周辺(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

イエローストーン国立公園へ向かっています。ポートランドを出発して直ぐ、コロンビアリバーゴージで寄り道したのでアイダホ州のツインフォールズ付近のトラックストップで仮眠しました。グーグルではドライブ時間は12時間でしたが、私は結構のんびり行くので多分15時間ぐらいかな。

アイダホは田舎です。北部は山が美しいですが、インターステート８４号線の通る南部はこんな感じ。

８４～８６～１５とフリーウェイをたどって行きます。
仕事からのメールに応えるためにポカテロの町のFedExでデスクトップとプリンターを借りたりしてまた道草。

北に向かう１５号線に入ると山が近づいて来た。

イエローストーン国立公園の西玄関のビジターセンターにて年間パスを購入しました。

２０１９年６月の値段は＄８０．

個別訪問は一週間有効のパスが＄３０なのであちこち行く時は年間パスを買うべき。

マウントレニエに行った時、失敗したーと思ったので今回は迷わず買いました。プラスチックのカードの裏に月がかいてあって、購入した６月の所に穴をパンチして印をつけてくれます。このカードは来年２０２０年の６月終わりまで使えるという事です。
カード利用者の署名を２人まで登録でき、NP (国立公園、ナショナルパーク）の入り口でレンジャーさんにこのカードと身分証明書の同じ署名を見せて入園。

西の入り口はモンタナ州にあります。町の名前もウェストイエローストーンで、そんままやがな、ですが、スーパーや、ホテル、レストランなどあり、便利でした。入園してしばらくマディソン川沿いを走り、すでに国立公園らしい保護された自然に期待が高まります。

写真も５００枚ぐらいとってきたのでびっくりしました。この旅行記長くなります。

でも景色がホントに綺麗で、ワイルドで、早い話、行けばわかる、でも何とかお伝えしたいなぁという結果こうなってしまうのですね。

写真は路肩に停めて撮ったりしてますが、結構駐車スペースを作ってくれていました。

西ゲートから入園してしばらく行くとワイオミング州に入ります。

イエローストーン、アメリカバイソンや、オールドフェイスフルが有名なアメリカの国立公園第一号。バイソンは国立公園のロゴのデザインにも含まれています。ところで、国立公園のロゴの形はインディアンの矢じりの形なんです。素晴らしいアメリカーナ。

ところで、そのバイソン、大群で現れるのかとおもったら、結構一頭だけでみかけました。この子は一番最初に登場した子で、道端でごろんとしてました。

離れていなくてはならないので距離はこんな感じで。車からとりました。

既にお昼前なので北の端っこのマンモススプリングスエリアに行くことにしました。

マディソンのキャンプ場のサインを過ぎて、左（北）へ向かいます。

ギボンズ川

ギボンズ滝。

この辺りは４月ごろまで雪降ったりするそうだから滝や川の水量はどこもたっぷりで迫力あった。

ノリス～マンモスホットスプリングスの間は道路の整備中で一車線交互に通るようになっていたのでちょっとのろのろ。

岩がゴロンゴロンしてるところをとおって・・

あ！
何か動物がいる！！
と思って写真とったのですが、液晶画面って、明るいと見にくくて、シカかなぁーって思ってたけど、これはプロングホーンですね。シカの仲間ですけど北米に住んでるちょっと変わったやつみたい。

マンモスホットスプリングスのテラス郡を離れてみるとこんな感じ。

この白っぽいところにたくさんの温泉が湧き出ていてグループになっている

マンモスホットスプリングスの駐車場はオルブライトビジターセンターやトイレなどに近いところにあります。これは間欠泉の鉱物が噴出している内にかたまってできたものだそうです。確かリバティータワーって名前だったかな。

これの横からテラス観光のボードウォークが始まっています。

テラスと呼ばれている段々になっている温泉のかたまってあるところ。

一部拡大してみますと結構元気よく湧き出ているのがわかります。

地質学はよくわからないのでうまく説明できないですが、湧き出る温泉に含まれたミネラルや鉱物が固まってこういった形をつくりだりているのだそうです。

見学はボードウォークから。

超高温の温泉、そして石灰のような軟らかい地面なので、人が歩くと陥没して、過去に全身に大火傷を負って亡くなった少年がいたそうで、NPはボードウォークから外れないで見学できるようにメンテナンスしています。

さっき下から見上げていたテラスを上から見るとこんなでした。

茶色っぽいのは温度の低めの所にバクテリアがすんでいて、それで変色するのだそうです。

大きなカメラ構えて

キャイーン

となっているお姉さんの視線をたどるとなんと赤ちゃんシカがお昼寝。

しばらく見てると直ぐ近くでお食事中のお母さんの所へいってお乳もらってました。体に白い斑点もあって、まさにバンビ。

アッパーテラスまで上がっていくと展望デッキが組まれいました。

写真はいくらでも載せられますが、行ってみなきゃ伝わらないなぁ。

公園になってなかったらメチャメチャにされてたでしょうね。

マンモスホットスプリングからタワー・ルーズベルト方面へドライブ中バイソン。左の色の薄いのは子供のようですが望遠目いっぱい使ってもこれ。

別の所でシカちゃん。この子たちはホワイトテールディアーのようですが、わたしのいた場所はブラックテールディアプラトー

エルクなのかな？遠すぎて大きさがよくわからない。

Undine Falls

アンダインフォールズで合ってるかな。

ここで気が変わってマンモスホットスプリングスへひきかえしました。

マンモスの売店で買ったルートビア（ソーダ）とビール。地元色バリバリな缶がかわいかった。

この日はオールドフェイスフル付近で寝て朝一番で見学する事にしたので南へ向かっています。

途中で寄り道

溶岩って不思議な形になることがよくあるのですねぇ

ノリスガイザーベイスンにも寄り道。今回はちょっとだけみました。

駐車場近くにあったクリアなプール。夕方で気温が下がって来たので湯気が邪魔してます。

どこもかなり広い。スチームボートガイザーっていうのが有名らしいけどそこまでは行きませんでした。

上から見下ろした程度。

気温が下がってきたので湯気がもうもうとしてきてます。

シマリスちゃん登場。久しぶりに見たな。

途中、恐らくミッドウェーガイザーベイスン辺りで駐車して日暮れを見ました。こんな感じでマイナーな所も地面から湯気があがっていて、こんなに温かそうなのに冬は雪がどっさりふるんですよね～。

見ての通り、日が暮れると真っ暗なので、久しぶりに満点の星も見れました。

オールド・フェイスフル・イン

イエローストーンの有名な歴史あるホテルです。

巨大なログハウスですね。メンテナンス大変そうな建物。

このホテルの裏正面にオールドフェイスフルがあります。

レストラン、売店などもあるロビー階のデスクにガイザーの噴出予想時間が書かれたぼーどがあります。これをスマホでとっておきました。

オールドフェイスフルを囲むようにホテルなどが建てられています。

歴史あるオールドフェイスフル・インと、新し目のロッジ＆キャビンがあり、この２つの宿泊施設の間にビジターセンターと展示ホールなど。

オールドフェイスフルの次の噴出予想時間まで１時間以上あったので、展望ポイントまで行ってみる事にしました。

オールドフェイスフルガイザーをはさんでオールドフェイスフルインの裏にある山の途中にガイザーとホテルの建物を見渡せるスポットがあるのです。登っていくと、一人のお兄ちゃんがカメラを三脚にセット中でした。

ここで初歩的ポカをやってしまいました。

オレゴンは勿論パシフィックタイムなのですが、ワイオミングはマウンテンタイム。時差一時間オレゴンより早いのでした。一時間半程時間があると思っていたのですが実際には３０ふん程しかなかったので、展望ポイントから降りてくる途中で噴出するオールドフェイスフルが木の間からみえました。

オールドフェイスフルガイザーは大体２時間ごとぐらいで吹き上がるのでのんびり待ちます。展望ポイントから降りてくるとちゅうでソリタリーガイザーの矢印があったので行きました。

とても透き通った温泉。大体１５分おきぐらいで真ん中あたりがブクブクっと湧き上がって１フットぐらいかな、ぼこっと跳ねるんですが写真はうまくとれなかった。

こんな感じ。

写真をスマホとカメラの両方で合わせて５００枚以上撮っていたのでちょっとごちゃごちゃで、上手く整理出来ていなくて間違っているかも知れませんが、オールドフェイスフルからさらに先にボードウォークが広いエリアに組まれていて、ガイザーが集まってあるところがあります。川が流れているのですがそのなもFirehole River（ファイヤーホールリバー）。

ファイヤーホール川の中からも湯気がでてる。

透き通っていて、深いところの青さを見ているとつかりたくなっちゃいますが、そういったところは特に温度が高くてバクテリアも住めないのでこれだけきれいなのだそうです。

本当にたくさん小さいのがボコボコ、ぐつぐつ湧いてます。

一瞬グラグラっときて・・を繰り返しているのとか、

ずーーっとグラグラしているのとか

足元でブクブクやってるミニミニガイザーとか

回りに石灰が盛り上がって来ててまるでお鍋みたいなのとか

ホットタブに丁度よさげな大きさなんだけどねぇ

全身やけどはいやだ。

ハートの形のハートスプリング

名前忘れちゃったけど、これは観光客がガイザーの中に何かを投げ入れたので変色してしまったんだそうです。

愚かものめ。

グランドガイザーだったかな。大き目のプールが３，４つかたまっていて、湯気がもうもうとしておりました。

グランドガイザー付近に集まってる人たち

クレステッドプール

Crested 、冠のような淵ができてるからですね。

さーて、そろそろオールドフェイスフルまで戻って、スタンバイしようかなあ～と思ったら、キャッスルガイザーの前のベンチでカメラ用意しているグループがあったので、一緒にちょっと待っていたら、来ました。
連写で載せますので雰囲気つたわるかな・・・

背景の青空に映えて感動しました。キャッスルガイザーは６～７時間に一回ほどしか噴出しないのでラッキーでした。一回の噴出は結構長く、１０分位は勢いよく上がってましたよ。

お待ちかねのオールドフェイスフルガイザー。
なのだけど、急に曇ってきたのだ。

来た！

でもね、

奈良に行って大仏さん見てない、って訳にはいかないのと同じでイエローストーンに来てオールドフェイスフルの噴出見ないで帰れませんが期待しすぎたのか、天気のせいなのか、先にキャッスルガイザー見ちゃったのがマズかったかも。

私の考えですけれど、きっと、１００年ぐらい前とかはもっとすごかったんじゃないかと思います。結局は自然のものだし、イエローストーンには今は全く噴出さなくなったガイザーもあることですから。

オールドフェイスフルガイザーの噴出はキャッスルガイザーよりも短くて５～６分位でしたが噴出の間隔は短いので見やすい大型のガイザーです。

有名なモーニンググローリー

息をのむ美しいお姿。

これは吹き上がらないようです。

名前忘れたけどキレイだったなぁ

コメットガイザーの横にあったやつ。コメットガイザーは名前のごとく飛び出てくるようですが予想時間はわからないみたい。

コメットガイザーのさらに奥にパンチボウルというやつ。

トイレに行ってそろそろ出発。

ところで、タイミング良くこんなところにバイソンが。

近寄るなのサインはあるけど、こんなに駐車場から近くに来られちゃったらどうすればいいんだ？

売店でハックルベリー飴を買ったらハニーベアのかたち。特に美味しくもないんだけど、こういうのってノスタルジックでそそる。

グラントビレッジ経由でイエローストーンレイクの方へむかいます。

雪が残ってました。

途中のキャンプ場付近でエルクがのんびりしてました。

皆さん路肩に停めて写真撮ってました。

私も同じように。パークレンジャーさんがフレンドリーに監視してました。

イエローストーンレイク、ここにさしかかったら急に天気が変わり、風ビュービューで暗くなりました。晴れてたら湖の向こう側の山がきれいに見えただろうな。
残念。

イエローストーンレイクへ流れ込むイエローストーンリバー。勢いよく流れてます。

名前はわかりませんが途中で見た滝

キャニオンビレッジエリアに到着。ここはイエローストーンのグランドキャニオンとよばれていて、グランドキャニオンがコロラド川に削られていったようにイエローストーン川が真ん中を勢いよくながれています。

真に絵にかいたような景色。

ロウアーフォールズ

キャニオンを挟んでサウスリムドライブ、ノースリムドライブがあって、滝がよく見えるのはサウスリム側でした。

これは圧巻の景色！！

みんな自撮り棒持って写真撮ってました。横から見てるとおかしい光景でした。

アッパーフォールズ
背景にある橋を通ってノースリムの方に抜けます。

ノースリムの方からロウアーフォールズ。ここにも少し雪のこってる。

下の方まで降りれる様ですね。

スマホ落とさないようにちょっとビビりつつ腕を伸ばして谷底を撮ってみました。

高所恐怖症の人はここちょっとツライかも？

すごいね。確かにカラフル版グランドキャニオンっぽい。

カメラの電池切れでスマホショットばかりなんですが、途中でものすごい数の車が小さい駐車スペースからあふれ出て停まっているところがあって、みんながブラックベアの親子を写真に収めようとひっしでした。真ん中の黒いのがお母さんなのですが、スマホなのでわからないですね。

暫くみんな粘って小熊ちゃんが木に登ったりするの見てましたが道路の真ん中で止まっちゃう人が出てきて、パークレンジャーがサイレン鳴らしながらやって来て怒られてました。

タワー・ルーズベルト手前でタワーフォールズ。滝の上にニョキニョキ立っている岩がタワーのようなのでこの名前がついているそうな。

天気がかなり曇ってきたのであまり止まらずに、マンモスホットスプリングスまで行って、北西部のゲートがあるガーディナーの町（モンタナ州）へ行きました。ウエストイエローストーンの町よりちょっと小さ目なかんじでした。
ゲート直ぐ外のレストランでサラダ食べましたが写真撮るのも忘れた程お腹すいてたようです。

食べてる間、外は土砂降り。タイミング良く出てくると夕日にうっすらとダブルレインボーがかかっていました。

ガーディナーの入り口で。ここの手前にルーズベルトアーチっていうルーズベルト大統領の時代に陸軍の監修で作られたアーチがあるんですが写真どこいった？

この日最後の晴れ間が・・・

そしてまたまたプロングホーンちゃん登場。

今回はよく見えた。

反対側にはシカちゃんかエルクちゃんも

マンモスホットスプリングスのビジターセンターでトイレに立ち寄ったらエルクちゃんに遭遇。

かなり近くまで平気で降りてきて草食べてました。ここまで近いとシカちゃんよりずーっと大きいのがわかるので間違いなくエルクちゃん。

背景にあるのは個人宅なんですけど。どういうことで国立公園内に住んでいらっしゃるのかはわかりませんが、エルクがこんなに近くまで来るのなんて都会に住んでる私たちがハエとかハチとか見るのと同じ感覚だったりして。

途中でもエルクちゃんの群れに見送られてマンモスホットスプリングスを後にします。

もちろん車中より撮影。

最後の最後にバイソンちゃんに見送られてイエローストーン国立公園を後にします。

次回は遠目でもいいので大群がみたいなぁ。

長ぁい旅行記を最後まで見てくださってありがとうございます！

この旅行記へのコメント （2）

• くろねこだりゅんさん 2019/08/21 16:13:02

  キャッスルガイザー♪

  連写、ばっちりです～雰囲気伝わってきました(^^)/
  
  やはりアメリカは大きいですね。
  公園の規模もけた違い！すべてのスケールが違いますね。
  州が変わると時間が変わる…日本では無い感覚（笑）
  動物ものびのび過ごしていて、自然と人間の距離が保たれていて流石です。
  
  …で、動物自ら近寄ってきた場合にはやはり人間が逃げなくてはいけないのでしょうか？バイソン近くに来られたら怖いですね。
  

  ATL-GAさん からの返信 2019/08/25 05:27:41

  Re: キャッスルガイザー♪

  くろねこだりゅんさんへ
  
  コメントありがとうございます。
  そうですね。私が訪問した数日後に家族連れがバイソンに近づき過ぎちゃって、12才の女の子がバイソンに空中に投げ出される模様がYoutubeに上がってましたし、つい数日前にはバイソンのスタンピードに遭遇した観光客のレンタカーにバイソンが体当たりしてましたので。NPのくれる地図とか案内にも距離を保つ様に注意書きありました。
  
  イエローストーン、わたしは駆け足だけど結構回れた、と思っていたのに私がいたのは西側半分程のエリアなんです。後で関連記事等見ていてまた行かなきゃ!とおもいました。
  
  明日から実はハワイなんです。行ってきまーす
  
  ATL-GA