スマホでスナップ・ロードトリップ　１１　Beautiful West

2019/10/01 - 2019/10/15

コロナウィルスに負けないで～

また旅行ができる日までがんばりましょう。スマホの写真を眺めて耐えております。


***旅行は去年の10月に行ってきたものです***

エリア ブライスキャニオン国立公園周辺(アメリカ)

キャピタルリーフ国立公園からブライスキャニオン国立公園までの道は牧場がたくさんあって、半世紀以上あまり景色に変化のなさそうなところでした。

黒いお顔に白いモコモコがかわゆい羊ちゃん・・・とおもったら

何故か一頭混じっていたロバちゃんが、私も写真撮ってぇ～とばかりにやって来ました。

オイオイ・・・
ポーズとってくれました。

グーグルマップのナビゲーションを最短距離設定にしていたので牧場の間を進んで行きました...

日が暮れる頃ブライスキャニオン国立公園入り口の町ブライスに到着。

ブライスキャニオン国立公園は一本道で、ブライスの町が出入り口なのですが、観光客の数に対してホテルが少なく、5件程。ホテルと言っても設備的にはベーシックで古いものしかありません。その上困った事にさらにレストランの数がなく、一番大きいベストウェスタン・ルービーインのビュッフェレストランに人が集まります。私もそこで食事しようと行ってみましたが、行列、そして行列の中にメサヴェルデ国立公園で出くわしたイタリア人ツアーの見覚えのある顔。
仕方なく、宿泊したブライスビューロッジの向かいにあるカントリーのライブバンドを見ながらビュッフェの食事をするエベネザーへ。大人一人$39でしたが、この旅行中一番高い食事だった印象があります。別料金でしたがビールも2杯($6×2)。バンドのパフォーマンスは、カントリーの好きな人なら楽しめるのかも？私の好みではないので何とも言い難いです。料理は温かいバーベキューに、コーンブレッド、マカロニチーズ、といった感じで、ソウルフードとカウボーイフードの混合みたいな感じでした。
翌日早く起きるので直ぐにロッジに帰って寝ました。

ブライスキャニオンの朝が一番寒かった。
ブライスポイントのサンライズを見るために真っ暗な内に駐車場へ。

侵食の具合が一番細かい彫刻の様になっているのがブライスキャニオン。コレが自然に出来たものだと思うと不思議です。

私が駐車場に到着した時にはまだ4台ぐらいの車があっただけなのですが続々と到着する車。谷から吹き上がる風の冷たさは半端なく、私は車に戻ってヒーターを目一杯かけて温まりながらもうしばらく待ちました。

だいぶ明るくなったので再度ビューポイントへ。奥の方に写っている人がかたまっているところがビューポイントです。

わぁ～

コレだー!!って景色。素晴らしかった

ビューポイントはあまりにも人が多くて、私は横にあったトレイルを登ってそこから景色を楽しみました。私の他には女性が一人離れたところにいただけでした。

日が登るにつれじわじわと明るくなって行く

この谷の中へ降りて行くトレイルとこのリムを半周できるトレイルがあるようです。

一番見事な時間ですが、私達の姿を見たのか、トレイルの方にも人がどやどややってきたのでさっきの女性のほうに目をやると、
見つかっちゃったわね!
と三脚をたたみはじめていました。

標高2500メートル程。そりゃあ寒いわな。あちこち混み合いだす前に見て回りたいので出発。

出発前に駐車場から南の方を見渡すとこんな景色。ここから5分ほど東に歩くとあの奇岩の塔がかたまっている円形の場所があるとはビックリ。
私が出発する頃駐車場はスペース待ちの車の列ができ始めていました。

一本道のブライスキャニオン国立公園、一番奥のレインボーポイントの駐車場でUターンする造りになっています。レインボーポイントは一番標高の高い所。約2778メートル

到着した時、あまりにも眠くて車で1時間ほど昼寝しました。

ここからの景色は緑が多くて、赤いサンドストーンの谷がキッチリこの辺りで途切れるのがはっきりしてます。

パノラマでひねってしまいましたがひろびろ見渡せる景色。アメリカならでは。

ブラックバーチキャニオン。

ここでも侵食で小さく空いた穴がみえました。

ポンデロサポイント

アグアキャニオン

時間帯によるのか、ここで見た岩のオレンジの鮮やかさは印象的でした。

黃葉と岩の色がマッチしてました。

他にもシープポイントやスワンプキャニオンなどポイントがありますが、駐車スペース待ちの大盛況で、諦めて、途中辛うじて路肩に停められるところで景色を眺めたりしながら入り口付近のビジターセンターへ向かいました。

最後にインスピレーションポイントという、ブライスポイントのすり鉢型のところを違う角度から見れるところへ。10分ほどスペース待ちして無事に駐車。

ここからのサンライズも良さそう。

ビジターセンターにて。この人がエベネザー・ブライスさん。1875年に奥さんのメアリーアンと一緒にやって来ました。スコットランドの造船士だったブライスさんはモルモン教の教祖のブリガム・ヤング達とやってきて、道の建設などをし、人々が、道の終わりのすり鉢になっているところをブライスと呼び始めたそうです。ブライスさんは1880年にアリゾナ州へ移って行ったそうです。

昨日の夜の夕食争奪戦のような状況は避けたくて、この日は早めにロッジへ戻って来ました。

泊まった部屋は必要なものはあるけれど備品は古かったです。この辺りは冬は観光客減るのでしょうね。アップグレードする予算は難しそう。
10月は既に夜は激寒だったのでシーズン終わりに近いのか、一泊エクスペディアで$50で予約してました。

昨日は行列していたベストウェスタンルービーインのプライムリブのビュッフェへ行ってみました。観光馬車が停まっていました。
ビュッフェの写真を取り忘れましたが前夜のカントリービュッフェよりは数段に良かった。しかもランチタイムの終了寸前だった様で、ランチ値段の$19で、サラダの種類もたくさんでした。
ルービーインはブライスの観光センターみたいになっていて、翌朝9時の乗馬ツアーを$60で予約してロッジで部屋飲みして寝ました。

翌日、1時間半の乗馬ツアーを終了後、移動する予定でした。

ロッジの部屋で朝ごはんにカップうどんを食べて、コーヒーを飲み、早々にチェックアウトして、8:45には乗馬ツアーの集合場所へ行きました。

9時のツアーには私の他にはドイツ人の３人の女の子達の4人だけ。やってきた女の子達とお馬ちゃんの囲いの端っこで喋ってたら

突然一頭の馬が倒れ、その倒れ方が、足をガクンガクンガクンって感じで、様子が絶対に変!!　私達が慌てて事務所の中のカウボーイのお兄さん達に知らせると、

血相かえて飛び出して来ました。
倒れたお馬ちゃんは腸がねじれてしまっていて、歩かせて治す為に様子を見ていたそうです。

朝8時出発の半日ツアーが出発した後で、残っていたカウボーイは2人だけ。獣医さんを呼んだり、助っ人を呼んだり、私達のツアーもあるわで困りきった感じで、私達もツアーの為に馬ちゃんに死なれてもいやなので、ドイツ人ガールズも予定遅らせても大丈夫って事で、11時のツアーに振り替えてもらいました。

そんなわけでルービーインに戻ってホテル内の古い写真やお土産を冷やかして時間潰し。先住民のアートフィギュア見てると何だか日本の民話にでてきそうなフィギュアに似てる気がしました。
ぶらぶらしつつ、あの病気のお馬ちゃんは無事なのか？と気になったまま。

11時にツアーに戻ると私達に加えてまたまたドイツ人の4人家族。あの倒れたお馬ちゃんは獣医さんと一緒に厩に行ったということでした。
この子は私を乗せてくれたフリドニアちゃん。

私が一番に乗せてもらったのですが、乗った瞬間にトコトコ歩いてお水をがぶ飲み。2人目のドイツ人ガールを乗せたお馬ちゃんも乗せるなり隣へやって来てお水ゴクゴク。順番にやって来ました。

まぁ、このお馬ちゃん達はよく解っていて、フリドニアちゃんは喉を潤すと他のみんなが無事に騎乗するまで囲いの中をウロウロ。

ドイツ人ガールズ

さぁ、いよいよ出発～って頃にはみんなちゃんと一列でカウボーイ君の後を着いて行きます。

森の中を抜け、

小さい小川を渡ったり

10月は既に可なり寒いので、11時のツアーの方で良かったかも。9時だったらもっと寒かったと思います。

国立公園の外をポックリポックリ。ゆったりしたツアーで、

こんな景色を見ながら

ポックリポックリ。

ツアー終了時、ドイツ人ガールズが、カウボーイ君に、
あのお馬ちゃん早くよくなるといいわね
と言っているのが聞こえて、それが気になってしょうがないのは私だけではなかったのねぇーって。

モシーケーブトレイルからの眺め。ここでUターンしてザイオン国立公園へ向かいました。

12号線を西向きに進むとこんな岩をぱっくりくり貫いたトンネルを続けざまに2つ通り抜けました。

牧場の中に防風林みたいに立ってる木の黄色い葉っぱを見ると、ユタ州だなぁって思ってしまうようになりました。

この旅行記へのコメント （3）

• M-koku1さん 2020/08/09 09:22:38

  ポンデロサに仏像？

  Covid-19の感染　収まりませんね!　
  お元気でお過ごしでしょうか？
  
  密には縁のなさそうなアメリカでの　大々的な感染拡大に　本当に驚いています。
  ハグがいけないのかしらね!
  
  ポンデロサから撮ったお写真の奇岩群ですが　何だか仏像が刻まれているように見えてしまいました。　まるで林立する仏像みたい。一度そう見えたら　もうそうとしか　見えなくなってしまいました(~_~)
  
  こんな国立公園でも　密が起こるのかな?　まあレストランが　激込みなら　有り得るのかな？
  
  早く全世界的に　パンデミックが収まってほしいと願う　今日この頃です。
  
  お身体お大切に！
  
  Mより

  ATL-GAさん からの返信 2020/08/09 14:17:35

  Re: ポンデロサに仏像？

  M-koku1さんお久しぶりです。
  
  コメント、ありがとうございます。私も多分同じ写真を見ながら旅行記を書いている時に、何だかお地蔵さんみたいに見えるなーっておもったんです。何だか顔の表情もあるようで、そうコメントしようかな、でもちょっと怖いかなーっとやめておいたんですけど、そんな風に見えるのは私だけではなかったんですね。手を合わせておきますね。
  
  アメリカでおさまらないコロナ、アメリカでは日本のように
  よそ様の目が気になる～
  的な考えが薄いからだと思います。日本人は昔から、他からうつされないように、という意図に加えて、自分が風邪をひいていて、他人にうつすと迷惑だから、とマスクをしたりする考えを持っていますがアメリカ人は自分が大丈夫だから、自分はマスクとかキッチリしてなくても良いみたいな考えの人が多いので。コロナウイルスなんて存在しないと思っている人たちは、神に祈っていれば大丈夫とか、ぶったまげな人がいるんです。
  
  はぁ～(ため息)
  
  ATL-GA

  M-koku1さん からの返信 2020/08/10 00:19:36

  Re: ポンデロサに仏像？

  サウスダコタのバイクラリーのニュースを見ました…
  本当に誰もマスクしてないし、密だし、感染者が500万人を超えたアメリカ、どうなっちゃうんでしょう。
  マラリアの薬の件も　まだ尾を引いているみたいで、知人から次々にシェアして拡げて下さいと依頼されるニュースが、削除されたマラリアの薬の擁護動画で、びっくりしてます。
  
  そんな中で　感染しないようにするのは大変でしょうが、頑張ってくださいね!　
  ポンデローサのお地蔵様に手を合わせましょう（笑）
  
  ではまた　
  Mより