2019/10/06 - 2019/10/07
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無人(muto)さん
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2019年9月末に米国入りし、23日間でいくつもの場所を回ってきた。
その旅の第11日目から14日まで、イエローストーンからグランド・ティトンを訪れた時のことを、旅行記として記録しておきたい。この23日の旅のメインイベントは BABYMETAL のUSツアーを観戦だったが、途中、1週間ほどライブがない期間があったので、この期間を利用してイエローストーンに行ってみたのだった。
このページはイエローストーンの前半を「その①」として、掲載している。
後編とイエローストンに引き続いてのグランド・ティトン国立公園編、および、コンサートの合間に訪れたサンフランシスコとポートランドの様子も別途投稿した。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- ユナイテッド航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
コンサートがない1週間をどう過ごそうかと考えた結果、冬になる前のイエローストーンに行くことにしたのだ。夏だと人が多いし、冬になってからだとスノーモビル・ツアーという楽しみはあるが、雪に埋もれてしまうので、ごく一部しか見ることができない。(昔、昔、来たことがある。)この時期ならと思っての選択だった。結果としては、ちょうど良かったのかなと思う。
サンフランシスコ市内の宿泊ホテルから、早朝のBART(Bay Area Rapid Transit)でパウエル・ステーション(Powel Station)からSFOまで移動し、8:30のユナイテッド航空便便でボーズマン(Baseman)まで飛んだ。 -
by Google Maps
ボーズマンからの旅程はこんな感じだった。
第11日 モンタナ州ボーズマン→イエローストーンのマンモス 泊
第12日 マンモスから移動し、公園中央エリアにある キャニオン・ロッジ・アンド・キャビンズ泊
第13日 イエローストーンからグランド・ティトンへ移動 泊
第14日 グランド・ティトンから、ジャクソン・ホールへ移動 泊
イエローストーンでは、
①マンモスのトラバーチン・テラス
②オールド・フェイスフルの間欠泉
③ミッドウェイのカラフルな熱水泉 -
今回借りた車はスタンダードSUVのジープ・グランド・チェロキー(Jeep Grand Cherokee)。スタンダードというとでっかい車というイメージだがその通りでかい。しかし、米国では珍しくもないサイズである。未舗装路などを走る可能性とハイウエイでの長時間走行を考えての選択だった。
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最初はボーズマンでスーパーマーケットに立ち寄り食材を調達した。レンタカーの旅では都合よい時間にレストランがあるということは少ない。特に国立公園などのなかではほとんどない。ホテルに着く時間もレストランが開いているとは限らない。ということで、いつもこんな感じで調達している。定番はハム類、葉物野菜、果物、パン数種というところ。
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食材調達を終えると、この日の宿泊地マンモス(Mammoth)へ向かった。まずはIー90Eでリビングストン(Livingstone)まで東進し、USー89S に入り南進する。US-89はイエローストーン川(Yellowstone River)と支流のガーディナー川(Gardner River)が形成したガーディナー渓谷(Gardner Canyon)を通る道で、景色が楽しめる。
空港から150kmほどのところにイエローストーン国立公園の北口(North Entrance of Yellowstone National Park)がある。この年の3月にアーチーズ国立公園などを回った時購入した年間パス(America the Beautiful Annual Pass)を持参しており、提示するだけだった。
北口から10kmほど進むと、予約を取ってあるマンモス・ホット・スプリングズ・ホテル・アンド・キャビンズ(Mammoth Hot Springs Hotel & Cabins)に到着した。4時頃だったので、まだ見て回れる時間があり、一番のお目当てのジュピター・テラス(Jupiter Terrace)を見に行くことにした。
このマンモス・ホット・スプリングは棚田のような石灰棚(トラバーチン・テラス Travertine Terrace)が作り出す景観が美しいことで有名なところだ。ガーディナー川が浸食して形成した渓谷の段丘に温泉が湧き出しているため、湧き出たトラバーチンが流れ落ちて棚田を形成したというわけだ。
トラバーチンとは温泉水に含まれる大量の炭酸水素カルシウムが空気と接触して生成された石灰質の化学沈殿岩で、日本語では石灰華と言うそうだが建築に携わる者として「トラバーチン」の方がなじみ深い。このトラバーチンは1日2トンも生成されているようで、日々様子が変わっているのもうなずける。 -
base by Google Maps
地図を3Dで見ると標高1,910mあたりから 2,050m あたりまで複数の段丘があり、そこに湧出する温泉が斜面に流れ落ちるところにトラバーチン・テラスを形成しているのがわかる。ペレット・スプリング(Pelette Spring)、ミネルバ・テラス(Minerva Terrace)、マウンド・スプリング・アンド・ジュピター・テラス(Mound Spring & Jupiter Terrace)、キャナリー・スプリング(Canary Spring)いずれもそうだ。
この段丘は、上からアッパー・テラスズ(Upper Terraces)、メイン・テラス(Main Terrace)およびロウアー・テラスズ(Lower Terraces)と呼ばれている。また、ロウアーは更にサウス、ミドル、ノース(South、Middle、North)の三段に分かれる。アッパーは車が通れる周回道路があり、メインとロウアー・テラスイズにはボードウォーク(Boardwalks 木製散策路)のトレイルが整備されており、歩いて回ることになる。 -
base map by NPS Mammoth Hot Springs Trails
NPSのウェブサイトにあるマンモス・ホット・スプリングズのボードウォークの図で、この日1日目と翌2日目に歩いたところを乗せてみた。
さて、この日は、車でアッパーの方に向かい、この地図の左下の駐車場(P)まで行って駐め、そこからメインの眺めを楽しみながらボードウォークを歩いた。 -
もう一段下のレベルまで降りてしばらく行くと、マウンド・スプリング・アンド・ジュピター・テラスが見えてきた。ワクワク!
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マウンド・スプリング・アンド・ジュピター・テラスの全貌
太陽を背負いながらのアプローチで全体が午後の光を浴びていた。 -
テラスのすぐ横のボードウォークから見あげるともう夕方の光
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この頃17時20分だった。テラスの方は陰になってきていた。ボードウォークのテラスと反対側にはテラスからのオーバーフローがミネルバ・テラスの方へ流れ下っているのだが、そちらの方がきれいだった。後ろはロウアー・テラスズ・サウスの端がわかる。
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千枚では追いつかないだろう棚田のテラスになっている。
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これはジュピター・テラス側だが、角度によっては青空が映り込んでいた。
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メイン・テラスの南端から駐車場の方へ抜けて行くあたりまで来たら、もう少し見られそうだったので、ドライアド・テラス(Dryad Terrace)を通過しキャナリー・テラス(Canary Terrace)の方を見て来ることにした。
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ドライアド・テラスの辺りから見たメイン・テラスの様子。荒涼とした感じの風景できれいだった。
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キャナリー・テラスが見えるところまで来たが、影になっていて良く見えない。翌日リベンジすることにした。
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キャナリー・テラスを望む展望所は行き止まりなので戻ってきたのだが、その時のドライアド・テラスは往路とは違った顔を見せてくれた。
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駐車場の近くに、アッパー・テラスズのエンジェル・テラス(Angel Terrace)が見えたので既に影の中ではあったが撮ってみた。ここも荒涼とした風景である。
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蒸気が立ち上る斜面は鮮やかに着色されている。
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滝のようだが、形成され方は、浸食ではなく、トラバーチンを堆積しているということでまった異なっている。(ハズ)
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ホテルに戻ってくると、エルク(Elk)が迎えてくれた。いつもたまり場になっているらしい。
この日の宿泊は、マンモス・ホット・スプリングズ・ホテル・アンド・キャビンズ(Mammoth Hot Springs Hotel and Cabins)の共同シャワーのキャビンだった。キャビンは冬期には閉鎖されるので閉鎖直前の宿泊だったわけだ。西部劇に出てくるようなシンプルなキャビンだったが問題はなし。食事は、改めてホテルのダイニングに行く気はせず、ボーズマンのスーパーマーケットで調達していたものを食べてすませた。マンモス ホット スプリングス & キャビンズ - インサイド ザ パーク ホテル
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この日は9時頃から、車はホテルにおいたまま、徒歩でボードウォークを回った。北側の一番低いロウアー・テラスイズ・ノースからメイン・テラスのキャナリー・スプリングまでまわってみることにしたのだ。結果として前日の夕景とは違ったカラフルな風景が楽しめた。
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まずは、リバティ・キャップ(Liberty Cap)という尖塔が迎えてくれる。温泉が吹き上げていたところにトラバーチンが堆積して高くなった鍾乳石みたいなもの。入り口近くにあり門柱みたいな感じに見える。
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リバティ・キャップの前を通り、少し先で行き止まりになるボードウォークを進む。ここは、パレット・テラス(Palette Terrace)の下部の目の前になる。
真ん中にある黒っぽい岩はデビルズ・サム(Devil's Thumb)という名称があるようだ。 -
そのデビルズ・サムの根元辺りのクローズアップ。白いテラスとのコントラストがきれいだった。
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パレット・テラス・ボードウォークの入り口近くの斜面。凄いカラフル。
この後、ミネルバ・テラスの方へ南下する。 -
ノース・テラス (標高≒1,920m)からミドル・ロウアー・テラス(標高≒1,940m)へ少し登るのだが、その途中でミネルバ・テラスとその手前にジュピター・テラスからのオーバーフローが流れる斜面が見える。ミネルバ・テラスはしばらく前には活発な湧湯があったとのことだが、この時は不活性化していて干からびた感じがした。
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ジュピター・テラスからのオーバーフローは黄金色に輝いていた。
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ここも徐々に分厚いテラスに成長していくのだろうが、まだ、薄い。
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空が反射しているアングルもきれい。
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ジュピター・テラスは影に入っていたが、夕方の日陰と違い明るい印象だった。朝の寒さの中で立ち上る蒸気が与える印象もあるのだろう。
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蒸気の中のテラス
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これも空が反射しているアングル
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テラスが形成されていない斜面はカラフル
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ジュピター・テラス(標高≒1,956m)から少し降りて、ミドル・ロウアー・テラス(標高≒1,940m)を回るボードウォークへ進む。ミドル・ロウアー・テラスのボードウォークから振り返って見たミネルバ・テラスで、直前に降りて来たジュピター・テラスからの階段が見えている。
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これも、振り返って見たミネルバ・テラス
蒸気が立ち上っているあたりはジュピター・テラス -
反対側をみると、鮮やかなブルーの池が見える。先ほど下部を見たパレット・テラスの上部温泉池パレット・スプリングである。奥側の淵からテラス側へ湧湯が流れ落ちているのだ。
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少し離れているがこの池も同様。
この後、南へ向かう。 -
ロウアー・テラス・ミドル(標高≒1,936m)からロウアー・テラスイズ・サウス(標高≒1,956m)を経てメイン・テラス(標高≒2,000m)のレベルまで上がる。ボードウォークは階段になっていて歩きやすい。樹木の陰ができるところもある。。
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前日も写真を撮ったドライアド・テラスの反対側のメイン・テラス風景。夕景とは違って白い印象が強い。
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少し西に振ったアングル。
左の後は、メイン・テラス展望所があるあたり。3回とも素通りしたところ。 -
すぐ手前には規模は小さいがこんなテラスが広がっている。
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一枚一枚の色が違っていてきれいである。
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好熱性の藻だろうかこんなお湯の中にもかなり大きなレベルの生物がいるのには驚き。
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テラスの頂上が白く光っていて、アイスケーキのようだ。
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行き止まりの展望所まで来ると、キャナリー・テラスが下部の方まで朝の光を浴びているのが見えた。
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キラキラとしていて、前日の夕景とは全然違う。
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もう一枚
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最後に振り返って見たところ。近くのテラスを撮った辺りのボードウォークと後方にはキャナリー・テラスの頂上部分が見えている。
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マンモス・ホット・スプリングズの予定を終えたのが10時30分頃。オールド・フェイスフルに向かって出発した。
マンモス・ホット・スプリングズの感想は、次のようなところ。
・トラバーチン・テラスは見応えがあった
・同じようなテラスがいくつもあるが、ディーテイルの違いが面白い
・午前中遅くとも午後の早い時間までに見る方が良く見える
・ホテルは必ずしも公園内ではなくても良かったかもしれない。途中のガーディナー辺りに宿泊して朝早くから出てくる方がコスパが良いと思う。
オールド・フェイスフル編へ続く。
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旅行記グループ
USA October 2019
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