2018/01/09 - 2018/01/12
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うっちゃんさん
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既に公開済みの「上海・杭州の旅」の4ヶ月程前、2018年の年明け早々には、鉄道で お隣り「台湾」を一周してきました。
2度目の海外ひとり旅☆
外国人限定の5日乗り放題パスみたいなものもあったけど、一番安いものでも2800元。
今回の計画で 台湾を一周するだけなら、普通に1回1回チケットを買った方が安くなる事がわかり、乗り放題パスは使用しない事に。
実際、全行程の半分以上を特急列車で移動しても 1774元、日本円で 約6830円程で済みました。
1日目は、台北から 台南に寄り道をしつつ、台湾の南西「高雄」までやって来ました。
(台北→高雄編:https://4travel.jp/travelogue/11517735 )
高雄の駅から徒歩数分の場所にあるシングル専用のホテル「シングル INN」に宿泊。
2日目は、いよいよローカルな雰囲気漂う東海岸側へ。
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まずは、2階ラウンジにて 朝食を頂きます☆
個人的には ちょっと物足りないけど、本当はこのくらいが 体にはいいんだろうね。シングル イン カオション リンセン ホテル
-
ラウンジから 目の前の通りを眺めていると、やっぱりバイクの数がスゴい!
車道の一番端は、バイク(二輪)専用レーンになってる模様。 -
信号が青になった直後のバイク専用レーン。
どんだけ 列が続いちゃってるんだ! -
ほとんど途切れる事なく、バイクの列が陸橋へと差し掛かっていく。
ちなみに、右手のユニークなデザインの建物が宿泊したホテル。
シングル専門のホテルで その名も「SINGLE INN」
漢字で表すと「單人房」 -
お部屋はこんな感じでした。
コンパクトな造りとは言え、個室で寝られればOKです。
さらに 大浴場(という程じゃないけど)台湾の都市部で湯に浸かれて、先程の朝食も付いて 855元。
日本円で 3238円でした。 -
少し早めにチェックアウトして、市街地をちょっと散策してから 駅へ向かうとします。
台湾は、年間を通して雨が多いせいか、建物の1階部分(車道側)が 歩行者の通路になっている場合が多い。 -
例えば、このセブンイレブンのある建物の1階部分は・・
-
このように 車道に面している部分は 歩道になっている。
雨が降っていても、傘なしで それなりに街を歩けるような造りになっている。 -
スーパーマーケットがあったので入ってみた。
お茶関係の種類は豊富!
500mlサイズは、だいたい 20元 (80円)前後と言ったところかな。
日本でも そのくらいの値段で手に入るから(もっと安い場合も)案外高い!?
定価はいくらなのだろう? -
カップ麺は 台湾のメーカーの物は、20~30元なイメージだけど、輸入品である 我らのカップヌードルは 40元前後。
どん兵衛のきつねうどんに至っては、85元(約330円)と、まるで高級品! -
こちらは、台湾のハンバーガーチェーン店かな?
朝から かなりのお客さんで賑わっている。 -
メニューはこんな感じ。
ハンバーガーの相棒は フライドポテトとは限らないみたい。
プラス20元でドリンクを付けると、だいたい 400円前後と言ったところ。 -
高雄の名所の1つ「愛河」にやって来ました☆
その名のとおり、夜は 夜景が綺麗なデートスポットです。愛河 滝・河川・湖
-
案内板にも、赤で “Love River” と。
熱つい想いが伝わってきます(冷静な文章) -
夜は 120元(400円ちょっと)で 20分程のナイトクルージングが楽しめるらしい。
お手頃な価格と値段☆
しかも 16時から23時まで運行していたとは・・
昨夜、訪れておけば良かったなぁ・・
でも、今日 ホテルから歩いてきて、やっぱり かなりの距離!
昨日の体力では 厳しかったと言わざるを得ない。
その前の夜は 空港泊で ほぼ一睡もできなかったし。 -
これは、日本で言う 神社や寺のようなものかな。
中国チックと言うか 派手だなぁ! -
目の前の道路には、バイク用の駐輪場もある!
あれだけの数が街中を走っているのだから、当然と言えば当然か。 -
前方から 犬がやって来たよ!
野良犬?
いや、その はるか後方に飼い主らしき人。
台湾では 放し飼いが普通なの? -
商店や市場が集まる一画に出くわしました。
雰囲気的に 歩行者用天国かと思いきや、バイクが普通に通っていく。 -
こちらは市場。
朝から活気があって、沢山の人で大賑わい。 -
肉屋さんでは、日本ではお目にかかれないような 生々しい姿のままで 各部位が販売されています。
-
ほとんどの窓に鉄格子。
治安の悪いエリアでも よくこうなっているけど、台湾の場合は、台風とかで 物が飛んできたりする事を想定しての対策だと思う。 -
高雄駅のすぐ近くには 吉野家!
昨夜は 気が付かなかった。 -
基本の牛丼は 124元(約480円)
単品の値段だとしたら、日本より高いという事に。
豚丼に鶏丼もある。
さりげなく日本語表記だから、ターゲットは日本人? -
朝定食は、鶏肉なら 69元と安い!
台湾版 吉野家、体験してみたかったけど、もう時間が・・
お腹的にはいけたけど、次の機会に。 -
ちなみに、吉野家の隣りは ケンタッキーです。
-
「高雄駅」
引き続き 列車で 台湾の外周を反時計回り進んで行きます。高雄駅 駅
-
改札口手前。
ICカード利用の場合はここから。
右側には自動改札機がありました。 -
乗車するのは、上から2番目。
列車番号 371
南廻り線をゆく “台東行き” の自強號 (日本でいう特急列車)
5A番線から 9:35に発車。
現在 定刻にて運行中。
との事。 -
自強號 がやって来ました。
隣り(左)に停車しているのは ”區間車” と言って、日本でいう普通列車なんだけど、先頭部がまるで特急列車。
逆に、向こうからやって来る自強號の方が 普通列車みたいな顔。 -
この先、非電化区間があるので、電車ではなく ディーゼル特急です。
-
この列車は、中央山脈を越えた先、東海岸側の街「台東」が終点ですが、そこまでは乗らずに 中央山脈の手前「枋寮」で下車します。
-
ほぼ定刻どおりに「高雄駅」を出発。
ここからは 屏東線と呼ばれる区間。
「枋寮駅」までは 約1時間。
距離にして 約60km。
特急列車 (指定席) での移動ですが、運賃は 135元。
日本円で 約520円という安さ。 -
15分程すると、大きな川に差し掛かります。
“屏東線” と言う路線名なだけあって、この川を越えると、台湾最南端の県「屏東県」です。 -
高雄市と屏東県の境界になっている川なので、それぞれの頭文字を取って「高屏渓」というらしい。
この時は気付かなかったけど、反対側には 歩いて渡る事ができるという旧鉄橋があったみたい。 -
これまでは 市街地的な車窓が多かったけど、いよいよローカルな感じになってきました。
樹木も 南国らしい物が目立ち、テンションUP!
9:35高雄→ (自強號) →10:35枋寮 -
定刻どおりに「枋寮駅」に到着。
高雄→枋寮の運賃 520円を加えて、ここまでの運賃の合計は、枋寮駅 駅
-
地下通路を通って、一旦 改札を出ます。
壁に飾られてる物が渋いねぇ~
国が運営する “国鉄” なだけあって お堅い雰囲気。 -
駅前の様子。
味のある建物が多そうだし、少し歩けば海だから 散策したい気分だけど、すぐに次の列車に乗り換えなので・・ -
次に乗車するのは、真ん中の “台東行き” の 3671列車。
10:55発で、列車種別は “普快”
台鉄に唯一残る 區間車 (日本でいう普通列車) よりも下のランクの列車なのです!! -
それを物語るように、
普快車の運賃 (水色) は、區間車 (青色) よりも安い! -
券売機で購入した 普快車のきっぷ。
約100km 離れた「台東駅」までの運賃は 104元!
わずか400円という安さ!
もちろん 各駅停車。 -
きっぷを購入し、ホームへと戻ると、お目当ての列車が既に入線していました。
左側の年季の入ったブルートレインのような客車が、普通列車より下のランクの普快車になります。 -
写真だと、結構 綺麗に写っちゃいますが、日本だったら 運行させられないくらいの古びた車両。
-
車両の中央には、台鉄のマーク☆
その下には、台東行きを表す “東台往” の文字。
はめ込み式な事に加え、字の並びが左右逆(右から左に読む) ってとこが またレトロだねぇ! -
車内に入ると、シートは新しくしたみたいだけど、天井には エアコンの吹き出し口はなく、扇風機のみ!
常夏の台湾において、エアコンが付いていないという理由で、區間車(普通列車)よりも運賃が安い。
今日(1月10日) は、稀にみる寒波に見舞われていて、冷房がなくても快適だけど、真夏は大変そう・・
普快車 ならぬ 不快車。
でも、それが 昔の汽車旅ってもんです。 -
窓もメチャ汚れているので、開けようとしたら、ビクともしないので、既に開いている席へ。
3両編成だけど、こんな時期の平日とあって、車内はガラガラ。
機関車のパワーが弱いのか、加速がメチャメチャ遅いです。
でも、そこがいいっ! -
いよいよ、現在地「枋寮駅」から、中央山脈を越えて、ローカルな雰囲気漂う東海岸側「台東駅」を目指して、の~んびり 普快車での移動☆
-
後方からも車窓が楽しめます☆
若干1名、この場所に完全に居座ってますが・・
既に、頭上に架線のない 非電化区間に入っています。
この中央山脈越えの区間は、ほとんどが特急や急行などの優等列車で、各駅に停まる一般列車は、今 乗っている “普快車” と 普通列車に相当する “區間車” がそれぞれ1往復あるのみ。 -
「枋寮駅」を出発し、
11:05、まずは「加祿駅」
この駅に停車するのは 普快車と區間車だけで、上下線合わせて 1日に4本しか列車が停まらない。
にもかかわらず、立派すぎる駅。
駅員の姿も見える!
国営だから あまり人件費は気にしないのかな?加祿駅 駅
-
車内は空いているから 座席の移動も思いのまま!
左手には、徐々に中央山脈の山々が近づいてきました。 -
続いて 11:09、
1992年の開業から1年ちょっとで無人駅となった「?獅駅」
ウィキペディアによると、3日に1人 利用者がいるかどうからしい。
そんな地に こんな立派な駅を作るなんて!
と思いきや、台湾の南端へと向かう“恒春線” が完成すれば、ここが乗り換え駅になるらしい。 -
まだまだ 西海岸沿いを進んでいます。
-
進行方向左側は山、右側は海。
いいねぇ!この眺め。
晴れていたら、きっと絶景だった。 -
11:16、台湾の最南端の駅「枋山駅」に到着。
駅員の如く、線路脇で列車を見つめるワンコ。 -
進行方向を東へと変え、いよいよ中央山脈越えが始まります!
-
11:23、ホームのない「枋野駅」
1日に4本しか列車が停まらないのに、ここにも駅員の姿が! -
実はここには、保守作業員の詰所があったり、信号制御などを行っていたりして、駅と言うよりは 業務用スペースってとこかな。
だから ホームもないし、ここで働く職員の通勤の為に 列車が停車しているようなものだとか。 -
いよいよ、中央山脈の中心部へ。
トンネルに入り 暗くなると、天井にある室内灯の一部が点灯。
こんな年季の入った車両なのに、暗くなると 自動で灯りが点くのかと思いきや、点灯するタイミングがまちまち。
どうやら 車掌が その都度 手動でON OFFしていたみたい。
列車は 屏東県から台東県へ! -
ついに、台湾の東側へ!
台東県に入り、
11:41、最初に停車した場所は「旧古荘駅」
駅としては 2017年に廃止となり、信号所に格下げになりました。
こんなに立派な駅舎なのに。 -
乗り降りはできないけど、列車の行き違いの為の停車だったと思われる。
この当時は まさか廃止になっている駅だとは思わなかった。古荘駅 駅
-
11:48、優等列車も停車する「大武駅」
海も見える!大武駅 駅
-
ここから しばらくは、海岸沿いを進みます。
今回の “台湾一緒” の車窓の中では、最も見応えのあった区間でした。 -
座席の移動ができないくらいの乗客数だったら、なんとしてでも進行方向右側に座りたい!
と思うような 海の眺め(台東行きの場合)
全車指定席の自強號とかに乗ったら、窓側になれるかどうかも わからなかったから、普快車にして正解。 -
後方からの眺め。
非電化区間で単線!
ローカルムード満点! -
進行方向左側は 山景色。
-
その川を越えた少し先にある「瀧渓駅」には 12:01の到着。
-
他の駅と同様 地味なホーム。
次は、いよいよ 台湾一 (ホームからの眺めが) 美しいとされる「多良駅」
ただ、臨時の観光列車のみが停車する駅になってしまったので、注意してないと 見逃してしまいそう。 -
これかっ!
これぞ無人駅!と言うような 小さな展望台のような駅。
むしろ、こういう駅にこそ停車してほしい!多良駅 観光名所
-
徐々に海岸から離れていき、平地に建物が目立つようになってきた。
-
ひさびさに民家が建ち並ぶ車窓。
-
12:49「知本温泉駅」に到着。
台湾最大の温泉地への玄関口という事で、多くの人で賑わっている。
「台東駅」まではあと少し。 -
ここで 少々停車するとの事で、ホームへ降りてみる。
ここまで乗ってきた “普快車” の最後尾は こんな感じです。 -
連結部に扉がないから ある意味 特等席!(座席 ないけど)
ずっと居座りたくなるのも わかる! -
10:55枋寮→ (普快車) →13:21台東
ほぼ定刻どおりに 台東駅に到着しました。台東駅 駅
-
表紙にもなっている この写真は、駅に飾られていたものを撮影したものでした。
まさに この列車に乗って、枋寮から台東へやって来ました☆
ここまでの列車代は、
台北→台南(普悠瑪号)738元・約2840円
台南→高雄(自強号)106元・約410円
高雄→枋寮(自強号)135元・約520円
枋寮→台東(普快車)104元・約400円
合計で 約4170円でした。
2日目②へ続きます。
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