【連載】2019年６月、ベルリンとアルプスでビールぐびぐび！～ベルリンでお招ばれ、ビールぐびぐび！～

2019/06/14 - 2019/07/02

[承前]
お話は前後します。ベルリンフィル定期演奏会に行った日の昼過ぎ、ベルリン在住のちょっとした知り合いから、お宅に招かれてしまいました。

会話しながら食事をというのは、けっして得意ではありませんが、招ばれているうちが花ということで、いそいそと出かけてきました。

ホテルから近いフリードリヒ通り駅からＳバーンに乗って20分ほど。そこまで走ると既に郊外です。

小ぢんまりとした駅を降りて、５分も歩けば到着。待ちかまえていたのは招待してくれた女性とその息子＆息子くんのガールフレンドで、日本に一年留学していて片言の日本語が話せます。

出てきたものは白アスパラガス(シュパーゲル)。週明けにはシーズン終了となるようで“ぎりぎりセーフ！”にありつけました。それに茹でじゃがいもを添え、あとはサラダとシンプルなものです。

食事をしたのは家の中でなく庭先にパラソルで太陽を隠してテーブルを囲みました。

ドイツ語、英語、日本語が飛び交った賑やかな３時間を楽しく過ごし、時間がきたので辞去しましたが、改めてドイツの人たちの日常の一環を垣間見ることができて、大きな収穫となったように思います。

それもこれも、亀の歩みのような旅行をしているからでしょうか。
[続く]

エリア ベルリン(ドイツ)

• 旅行の満足度: 5.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ありがたや！シュパーゲルに間に合ったぜ。

４年ぶりのことでした。

２時間ちょっとで失礼するつもりが、３時間になってしまいました。頭の中に英単語の在庫はなくなってしまいましたよ。

ＤＢ時計の頭に何やらハリネズミのようにツンツンとしているのは鳥さん除けでしょうかね。

あれ……架線がないぞと思ってよく見たら、ベルリンのＳバーンは銀座線や丸ノ内線と同じ第三軌条方式で給電しているのでした。線路の横に伸びているのが第三のレール。

道理で空がよく見えると思った。

日本語を含めた各国語で書かれた“貴重品ご注意！”のポスター。