【連載】2019年６月、ベルリンとアルプスでビールぐびぐび！～羽田到着、帰宅して靴脱ぐまでが旅行！～

2019/06/14 - 2019/07/02

[承前]
羽田空港Ｄ滑走路に着陸したのは、ちょうど11時頃でした。定刻から10分遅れまで取り戻していました。

飛行機のドアからフィンガーに足を踏み入れた瞬間“ザ・ジャパニーズ湿気”が体にまとわりついてきます。仕事をしていた時はせいぜい10日間の旅行だったので、この湿気を疎ましく感じましたが、３週間近い旅行をしていてヨーロッパの乾燥した空気に辟易した身には、何とも愛おしいと感じることになります。

入国手続きは、初めて顔認証ゲートを利用……入国スタンプは捺されませんが、あっという間に完了。スーツケース２個をピックアップして税関もノープロブレムで通過すれば日本は東京都大田区。

大きいほうのスーツケースを空港宅配に託して、12時過ぎの新宿西口行きエアポートリムジンバスに乗れば、これがけっこうスムーズに走ってくれて40分足らずで到着。13時前の電車に乗って自宅到着は13時半過ぎ。

今にも泣き出しそうな空を恨めしげに見上げながら、小さいほうのスーツケースに詰められるだけ詰めた洗濯物を洗濯機にぶち込みつつ、我が身にもシャワーを浴びせてリフレッシュ。

機内で６時間ほど眠れたとはいっても残っているのが時差ぼけ。何がなしなアンニュイを抱えつつ、いつものスーパーに買い出しに行けば、どんどん日常に染まっていくのであります。

帰国最初の晩ご飯は、いつもシンプル。今年も爆買いした山チーズ（ https://4travel.jp/traveler/reinheitsgebot/album/11523565/ ）の真空パックを早速開き、枝豆を茹で、ヱビスビールぐびぐび！

締めのご飯は、これも帰国当日恒例の“お豆腐かけご飯”だ。豆腐半丁をそのままご飯にのせてぐっちゃりこ……麵つゆと醤油を合わせたタレをかけたところに胡麻油を垂らし、薬味は刻み葱程度。長旅の疲れで食欲がなくても、こいつならするする食べられる不思議。

毎回変わらぬ帰国当日のルーチンを楽しんだ後、さすがに眠気には勝てずで、さっさとベッドにもぐり込みましたとさ。

これで今回の旅行記はおしまい。コンサートやオペラを聴くことが旅行の目的なので、名所旧蹟巡りはおろか、グルメにも無縁な旅行記を読んでいただき、本当にありがとうございました。
[おしまい]

エリア 羽田(東京)

• 旅行の満足度: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

なかなか出てこないなあと動かないコンベアを前にしていたら……何と出てくるコンベアが変更になってしまっていました。慌てて行くと、今しも我々のスーツケース２個が出てきたところでした、やれやれ。

羽田空港 第3旅客ターミナル 空港