2019/05/03 - 2019/05/03
103位(同エリア396件中)
唐辛子婆さん
コロナ渦のおかげでコミュニティー・ウォーキングを2年もしてない(涙)
「どっか行きたいねぇ!ワクチン接種済んだんだから企画してよ。」
と言われたって詰め寄られたってこの感染爆発ぢゃ・・・。
それに一番若いOKBさんはまだ接種が済んでないかもしれない。
マンションのボランティアグループから自然発生的にはじまった
ハイキング&ウォーキング。
目的が似通っていて
所属するジャンルがあっちゃこっちゃ違う方々とのおしゃべりは
なかなか魅力的です。
「秩父でわらじカツを食べてハイキングしたい。」
というOKBさんのご希望で秩父札所を全部まわったことのある
TJTさんにお勧めルート情報をいただいたんですけど
「GW連休中はバスや電車に積み残しがでるほど混むので
オススメしません。」
それで連休中は都内の方が比較的すいているので
本日は有楽町線江戸川橋駅を降りて目白台周辺の坂道を歩きます。
目白通りと神田川沿いの遊歩道とは約30mの標高差があるとかで
胸突坂、幽霊坂、豊坂、小布施坂、日無坂、富士見坂、稲荷坂、宿坂
などの急坂がわれらの行く手に立ちふさがる。
最後には東京屈指の急坂「のぞき坂」があるそうで
それはメンバーにはまだナイショです^^。
OKB:ぶらタモリみたいでそれも面白そう。
参加者はSD、KMT、OKB、IT、AB、唐辛子婆の6名です。(敬称略)
★「TOKYO 坂道散歩なび」坂の街研究会編を
参考にさせていただきました。この本、面白くてはまりさう。
★Japan コミュニティ・ウォーキング シリーズのサイトマップ
http://4travel.jp/travelogue/11059703
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 徒歩
-
有楽町線江戸川橋駅の1a出口めざして歩いていると
壁沿いに沢山の細長い箱が置いてありました。
防水板格納箱?
SD:このあたりはよく水がついたんだよ。川が氾濫して。
ひょえ~~、地下道に濁流が流れ込むのを防ぐ板! -
あなたはも~お忘れたかしらの神田川
こんなに水面が下の方なのに氾濫するなんて。 -
遠くに川鵜がいましたがこっち向いてくれない。
こっち向いておくれよ~!にこたえて
こちらに翔んできてくれましたけど
迅速なご厚意に応えられるほど素早くは撮れなくて、とほほ。 -
駅を出るとすぐに神田川沿いの江戸川公園にでます。
今日は川沿いに行かず、
高速道路をくぐって少し行った所を左折して目白坂を上がります。
江戸時代は将軍がこの道を通って鷹狩にいらしたやうです。
神田川なのにどうして江戸川公園かというと
このあたりの神田川は昔、江戸川って呼ばれてたんですって。 -
「ここは目白台ハウスというヴィンテージマンション。
谷崎純一郎、瀬戸内寂聴(当時は晴美)、円地文子が暮らしていた。
「3人とも源氏物語の現代日本語訳を手がけた。」
「TOKYO 坂道散歩なび」より抜粋。
築何十年かしら?
古いマンションもお手入れによっては
こんなに美しく生き延びることができるのねえ! -
その少し先の関口台町小学校が校庭を開放してたので
入ってみましたら -
赤い実がいっぱい落ちてる。
-
見あげるとう~~わ、サクランボがきらきら!
そして上の写真の串刺しのものはカマキリのタマゴですよね
うげげげげ。
良く集めたもんですねえ、うげげげげ。
一斉にちっちゃなカマキリの赤ちゃんが
うぢゃうぢゃうぢゃうぢゃうぢゃうぢゃうぢゃうぢゃ、うげげげげ。 -
SD:この小屋は何かねえ?
OKB:ウサギ小屋じゃないんすか?
SD:でも何もいないよ。連休中誰かが家で預かってるのかなあ?
そ・それは大変なことですよね。 -
それから空中遊歩道を江戸川公園へと降りて行きます。
都内にこんな緑のすんごいジャングルみたいなところがあるなんて! -
神田川は桜の並木があって桜の季節には特に賑わう。
その時に一度来てみたいですね。
SD:でも桜ならうちのマンションの敷地内にも周りにもたくさんあるよ。
それでも人はお花見に繰り出したくなるんですよね
不思議なことに。 -
椿山荘の壁沿いに歩きます。
妹夫婦がアメリカから来た時に
フォーシーズンズホテルに泊まったので会いに行って以来の椿山荘。
フォーシーズンズが撤退したみたいで今はホテル椿山荘東京と
お名前が替わっておりました。
昔は広大な美しいお庭を一般開放してたそうなんですけど
今は通り抜けも
「ご遠慮いただいてます。
あ、でも3階のギャラリーにお買い物とかのお客様も
いらっしゃいますので、どうぞ。」
OKB:近々息子の結婚式の下見に来よう。
・・・息子さんはまだ23歳なんですけどね^^。 -
さて、胸突坂を登る前に右手の関口芭蕉庵にお邪魔します。
「芭蕉が神田川上水小路にかかわった際に住んだと伝わる水番屋が
このあたりにあったという。
後に芭蕉を慕う人々により龍隠庵が建てられたが戦災で焼失。」 -
こんな緑の深い美しい庭園が入場無料です。
-
母屋に続いて素敵な東屋がありました。
戦後に建てられたものとは思えないレトロで優雅なたたずまい。
誰も来なくて静かだし
SD:ここでお弁当つかわせてもらうとするか?
OKB:ええっ?いくらなんでもちょっとじゃないっすか?
IT:三方を緑に包まれてほんとに素敵ねえ。買い取りたい。
唐辛子婆:いかほどかしら? -
俳句集を興味深げに眺めるITさん。
-
芭蕉翁之墓
昔は土葬だったからお墓の下には骸骨が埋まっているに違いない。
それを掘り起こしてDNA鑑定とかしたら
何かワクワクすることがわかるかもしれない。
と思ったんですけど -
なんと「芭蕉の短冊を埋めて墓とした。」ぢゃと。
な~~~~んだ!
「旅に病んで夢は枯野をかけめぐる」のとおり
旅先で朽ち果てちゃったんだ。
園内にはバナナの木が何本かありましたが
芭蕉という名札がついていました。
そっか~芭蕉ってバナナと同じような木なんだ。 -
こちらは階段が胸突坂の登り口に並行している「水神社」
-
大銀杏が
-
2本そびえてます。
背の高いKMTさんが小人みたいに見えまする。 -
胸突坂を登ったところに
-
永生文庫
ここは肥後(熊本)細川家の厖大な国宝コレクション
(美術工芸品と歴史文書)が展示されているさうですが
「まずはお昼にしやう。」
そうそう、SDさんが低血糖になる前に。
この園内から階段を降りると -
広大な肥後細川庭園にはいります。ここも入場無料です。
暑いさなかの芝刈りは大変ねえ。 -
台地の湧水をとりいれた池のほとりにシャガの花がまっさかり。
-
AB:わ~~、かわいい!
小さいアイリスもい~っぱい。 -
日影でおにぎりを食べて。
ITさんが昨日築地にいってテリー伊藤の卵焼きを買ってきたと
お相伴させてくれました。甘くておいしかったです。
OKB:うちの母親のつくる卵焼きはこれより甘かったんっすよ。
だから今でも大の甘党なのか。
コミュニティー・ウォーキングの新年会は
たいていマンションのパーティールームでやるんですけど
買い出しの時に「ケーキ、ケーキ」と騒ぐのは
決まってOKBさんなんです。 -
広場に江戸時代の遊び道具が置いてあり
-
ABちゃんが竹馬に挑戦。
唐辛子婆も乗ってみましたけどと~~っても難しいものなのねえ!!
バタンとひっくり返って頭骸骨骨折しさう~~! -
OKB:これならできる。
万華鏡なら誰でもできまんがな。 -
SDさんが独楽に挑戦してすぐに幼少時代の勘を取り戻す。
-
こっちは何度やってもうまくいかないOKBさん。
-
あっ!できたっ!
その瞬間を捕まえるのは難かしすぎ~~~(ーー;) -
あはははは、うふふふふ。
-
それから細川家の学問所だった松聲閣の2階に上がってみたら
書道展をやってました。 -
象形文字みたいな面白い字が並んでて
-
意味は分からないけど面白~~い。
-
ひょえ~、蛇が何してるとこなの?これは。
-
これは誰かが亀をつかまえたとこ?
それから肥後細川庭園の西門側から目白通りまでの幽霊坂を上りました。
こちらは墓場が近いとか幽霊が出るとかではなくて
木立が茂って昼間でも薄暗いので
地元の人たちが肝試しを行ったのが名前の由来なんだそうです。 -
今日のコースは
目白台にある坂を登ったり下ったりするんですけど
目白通りをこれから東京カテドラル聖マリア大聖堂に向かいます。 -
紫がかった薔薇を運んできた小料理屋のおかみさんの
割烹着がとってもステキに似合ってる。 -
カテドラルは丹下健三のデザイン。
どうりでこんなに斬新なのね。 -
コンクリート打ちっ放しってカトリックの教会にどうよ?
って感じだけど中の荘厳な雰囲気は素晴らしかったです。
パイプオルガンは日本最大だとか。 -
敷地の遠くに見えたルルドのマリアさま
これから講談社の野間美術館に向かいます。 -
あら、敷地内に二つの温室のある花屋さんてお洒落ぢゃない?
-
今度ゆっくり見たいよね。
そのお隣の -
カフェも素敵だね、ランチも食べられるんだ。
村上隊長のお祝いここにしようよ。
本人の都合も聞かず場所を決めてしまうワタクシたち。 -
カラタネオガタマがクスリと笑って
-
バニラアイスクリームみたいなバナナみたいな香りを放ちます。
バナナといへばわたしゃ
東京バナナを一度は食べてみたいと思ってるんぢゃけど
誰も買ってくれないわ。 -
カフェのお隣がこれまた緑の美しいお庭。
講談社の野間美術館です。 -
OkBさん、何見てるの?
-
またしてもキラッキラのさくらんぼでした。
-
村上豊の作品展やっていたので、ゆっくり楽しんで。
(パンフを撮影) -
80代とはとても思えない斬新なデザインのもあって
たちまちファンになりました。
(パンフを撮影) -
さて、目白通りをまた歩きます。
目白はレンチャリもおしゃれだなあ。 -
目白運動公園の一部に楽しそうな水遊びエリアが。
-
なんだかモスクワの公園を思い出す。
-
「お、角栄さんのお屋敷ずいぶんちっちゃくなったなあ。」
-
この豊川浴泉というお風呂屋さんの横を上がるのが
-
結構急な小布施坂。
-
登り切って目白台2丁目の交差点の酒屋さんを左折すると
-
二股に分かれた急な下り坂。
緑に覆われたお家の左が日無(ひなし)坂、右が富士見坂です。
日無坂側は文京区、富士見坂側は豊島区
23区でも屈指のビューポイントとなっております。 -
このあたりは羽衣ジャスミンの香りでむせかえるやう。
-
竹垣の風情ある日無坂を下ります。
日無坂は江戸時代からある坂で、坂沿いの樹木のために日光もささない
「日の無い坂」だったというのが名前の由来だそうです。
「TOKYO坂道散歩なび」のルート的には
途中で上って富士見坂を下るんですけど、そのまま日無坂を下って。
富士見坂は明治以降に開削された新坂だそうです。
かつては富士山が見えたんでせうね。 -
ルートの途中を少し割愛して本日のメインイベント
でもありませんけど山手線内一の急坂と呼び名も高い
「のぞき坂」を下ります。
「あまりに急なため、この坂を下る自動車は、
坂上から下りに差し掛かった瞬間に姿を消したようにも見える。
坂名の由来は、坂上からは坂下の見通しがきかないので
覗くような格好になるため。」 -
みんな:(のぞき坂をふたたび)登るのはやなこった!
なのでそのまま都電の踏切を渡って -
あ、都電荒川線がやってきました。
そこからゆるやかな坂をのぼって歩道橋をのぼって
学習院の門前を通ってJR目白駅から帰ります。
OKB:私はこのまま会社に行きます。
か・かわいさうなサラリーマン!
AB:それにしても(出発の)集合時刻が10時って遅すぎない?
みんな:フツーは現地到着が10時ってとこだよね。
いやいやそれでも遅いよ。
へいへい、次回からもっと早起きいたしやす、できればね。
次回は「秩父でわらじカツ」ですね。
そないにカロリーの高いものをと恐れをなしていたら
メンバーのOTBさん曰く「でもすんごく薄っぺらいから大丈夫。」
そ・そうなんですか◎◎
でもその前に目白通りのカフェで
MRKM隊長の勲章受章のお祝いをしなくちゃね。
なになに?そんな遠い所ぢゃいやだって?
もう決まっちゃってるんですよ、わはははは。
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