Japan　コミュニティー・ウォーキングシリーズ(18) 関八州見晴台　～ミツバチばあやの冒険～

2018/04/28 - 2018/04/28

マンションのボランティアグループから自然発生的にはじまった
ハイキング&ウォーキング。

目的が似通っていて
所属するジャンルがあっちゃこっちゃ違う方々とのおしゃべりは
なかなか魅力的です。

本日は西武秩父線西吾野駅から関八州見晴台へのハイキング。
参加者はMRKM、SD、KMT、AB、唐辛子爺、唐辛子婆の6名です。（敬称略）



★Japan　コミュニティ・ウォーキング　シリーズのサイトマップ
http://4travel.jp/travelogue/11059703

★Japan　～ミツバチばあやの冒険～　日本編サイトマップ
http://4travel.jp/travelogue/10453406

エリア 秩父(埼玉)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 友人
• 交通手段: 私鉄 徒歩

本日のリーダーはもちろんMRKM隊長ですけど
毎年のようにお正月に登っているのはABちゃん。
お鍋かついで登って闇鍋するんですって。

唐辛子爺と婆は向かい側に座ってたんですけど
お隣の西洋人に
芝桜を見に行くにはこの電車でいいのかと聞かれました。
スイスからビジネスで来たので週末しか時間がなく
ホントは清雲寺の枝垂れ桜がみたかったのにもう終わってると聞いて
芝桜を見ることにしたんですって。
膝の上のキヤノンの真新しくてでっかい一眼レフを嬉しそうに
「日本で買いました。」

くやちい。
夏みたいに暑くて疲れそうだから重いカメラ持ってこなかったのよ～。

西吾野駅到着です。
あれ？降りたのは私たちだけ？
「だってさあ、主婦は朝の仕事済ませてからじゃないと
出かけられないだろうと思って出発時刻を遅くしたんだよ。」
ありがたいMRKM隊長のお言葉。
特に朝寝坊の唐辛子婆には。
へへへ。
朝の仕事なんてな～んにもしてきません。
お弁当もコンビニで買いました。
ぶつぶつ文句言わない唐辛子爺はなんて立派な夫だらう！

川沿いに歩きます。

今年は夏（！）が早く来たので野生の藤の花も終わりかけ。

「小さい魚がいるよ。」
動物好きの唐辛子爺は動くものを目ざとく見つけます。

橋を渡って

高山不動尊を目指します。

はじめから登りが続く。

はあ、しんど、けふは暑いねえ。
何度も登っててルートをよく知ってるABちゃんが
ペースメーカーになってくれててとっても心強い。

ここは尾根道なので楽ですけど
だいたいは杉林に囲まれた狭い登り道が続きます。

小石に注意。

枯葉に隠れている根性悪の小石がいっぱいで足を滑らせそう。

唐辛子婆の前を歩いていたMRKM隊長がズルっと滑りそうになったので
わ・私を巻き込まないでくれ～！
そしたらね
「滑落するなら一人では行かん！」

途中の見晴らし台に到着。

ABちゃんが闇鍋をする小屋にはライダー二人がいて
お弁当食べてました。

そう、ここまで車で上がってこられるんです。
ここどころか関八州見晴台までも。
でも健康のためですからね。
なんとチャリで登ってくる人もいます。
気は確かか？

さあ私たちも見晴台についたらお弁当ですからね。
ウグイスやヒガラ？のきれいな声が聞こえる。
バードウォッチャーのSDさんはいつも双眼鏡を持参してますけど
ヒガラは見えなかったみたい。

やっとのことで丸山に到着。
「えっ？まだ先があるのぉ？もう山登りはやめた！年寄にはもう向かないよ。」

「だめだめ、まずはお不動様にお参りしてから。」
ABちゃんの非情な声がひびきわたる。

このあたりから燃えるやうなツツジの赤が目を射る。

お不動様の館は大規模修繕中でした。

まずはお参りしませう。

「銅貨ぢゃご利益はどうか。」SDさんがダジャレいってます。

なかなか風情のある方が座っていらっしゃいました。

どなたさまでせう？

お不動様は地獄の閻魔様みたいなこわそうな雰囲気でした。

天井の近くに飾られた絵が興味深い。

ずらりと並んでる絵は
薄暗いのであまり良くは撮れなかったんですけど

稲荷大明神は稲穂？か何かを担いでます。

八王子権現は座ってるだけ。

この方は手が2本ですけど

この方は4本です。親しみやすいお顔で牛に乗ってます。
乗せてる牛は恐い顔。
このままど～っと走ってこちらに向かってきそうです。

この階段を降りると大銀杏の木があるそうですけど
「それはあとで見ましょう。」
なにしろ階段が急で幅がとっても狭くて鎖につかまって降りないと
転んで下までまっさかさま。
頭がい骨骨折全身打撲七転八倒になりそう。

「ここからはもうすぐですよ～。」

やっとたどりついた見晴台入口。
でもまだこれからよ。

ぜいぜい登って振り向くとわ～お、ツツジのトンネルがすばらしい！
ミツバチもアブもブンブン飛び交ってます。

そして見晴らし台に到着すると
うわ～きれい！
富士山も新宿の高層街も空気が澄んでいたら見えるんですって。
けふはイマイチでしたけど。

771mもあるんだ。
・・・あとで聞いたらここは小学5年生の遠足コースなんですって。

見晴台のお堂の中にもお不動様がいらっしゃいました。

2年続いての体調不良でハイキングができなかった唐辛子婆。
体力も筋力も落ちてるはずなので今回みんなについていけるかどうか
自信がなくて唐辛子爺に一緒に来てもらったんでしたけど
大丈夫でしたっ！

ブツブツ言わずに来てくれた唐辛子爺に大感謝です。

高尾山のてっぺんみたいに混んでないのがいいわ。
屋根付きだし。

さあさ、おべんとおべんと。
唐辛子爺のリュックにミツバチだかアブだかが止まって動かない。
何か甘いものがほしいのかしらん？

ABちゃんが分けてくれた山芋と鶏肉の春巻が美味しかった～！

MRKM隊長持参のコーヒーを金属製のマイカップでいただくKMTさん。
さすが山登りのベテランです。

この山にはいろんな種類のスミレが咲いてました。
中には直径5mmの真っ白いスミレも。

ピントがあってなくてボツにしたスミレ多数（泣）
そうそう、ミミガタテンナンショウも沢山生えていたのに
全部ピントがあってなかった。
なんだか魔法をかけられたみたいに。

チゴユリはそんないたずらもせず。

地面から生えたばかりなのにもう花をつけてるキイチゴ？

見晴台には
今でもスキーを楽しんでいらっしゃるという82歳の女性も。
おしゃべりから元気のおすそ分けをしていただきました。

さて、美しいツツジのトンネルを通って帰りませう。

唐辛子婆的には
気持ちの良い見晴台よりもこのトンネルのほうが魅力的。
このまま小人の国へと導かれていくやうぢゃありませぬか？

電車の中でもほとんど立ってるし
エスカレータがあっても駅の階段を上がるKMTさんは
足取りも軽く。
ん？ふらついてるやうにも見えるけど＾＾。

「同じルートを通って帰るより吾野に出たほうが面白いよ。」
という意見もありましたけど
下調べもしてないので正確な距離がわからず
無理はしないことにして西吾野を目指します。

高山不動まで戻ったので例の急な階段を
ゆっくりゆっくりと下りて

見あげた大銀杏。樹齢800年ですって！
「雌花だったら銀杏がい～～っぱい落ちてさぞや臭いだろうね。」
天に向けて枝を伸ばしてるのが雄花の木
花粉を受け取るやうに枝を広げてるのが雌花の木
と教わったことがありますけど
この木は大きすぎてどちらかわかりませんでした。

杉林の中を通って帰ります。

中には下枝の部分が黒く枯れてこんなカンジのエリアも。

下りは枯れ葉に隠れた根性悪い小石や
木の根に足をとられて転げ落ちないやうに慎重に進むため
登りより膝も神経も使ってくたびれました。
みんな黙って歩く。

一輪だけ咲いていたレンゲソウ。

これは何？
いっぱい咲き乱れてました。

駅まであと少し。

スカンポとイタドリとギシギシの区別がつかない私たち。
ABちゃんが皮をむいてお味見をさせてくれた植物は
この3つのうちどれだったんだらう？

西吾野のエリアにはウツギの仲間？がいっぱい咲いていました。

次回は顔振峠にも行ってみたいなあ、峠の茶屋のうどんが美味しいから。
（って、そこかい。）
奥多摩から鳩ノ巣渓谷を経て古里へ下る多摩川沿いの道も素敵だし。
奥多摩駅のそばに地ビールのブルワリーができたんですって？
「御岳から沢井がいいよ。」
SDさんは日本酒の利き酒狙い。
みんな飲み意地、食い意地が張ってまする＾＾。

楽しかったハイキング
隊長、ABちゃん、みなさま、ありがとうございました。
ず～っと健康でまた歩けるといいですね♪

この旅行記へのコメント （2）

• jun1さん 2018/05/02 19:26:37

  お久しぶりです！

  唐辛子婆さま
  
  体調良くなって良かったですね。
  私も関八州見晴台は３年くらい前だったか夏さんと登りました。
  秋だったので、春はつつじが綺麗なのですね。
  美しいツツジのトンネルの写真、ほんと素敵です～！
  高山不動尊、お参りしただけで内部まで見なかったので、この様になってたのだわね。
  自信がついて、これからもお出かけください。
  私は母の介護で出かけづらくなってるので４トラ、御無沙汰です。
  
  jun1

  唐辛子婆さん からの返信 2018/05/03 21:58:53

  Re: お久しぶりです！

  jun1さんこんばんは♪
  
  訪問＆投票ありがとうございます。
  しばらくぶりのハイキングでしたのでなるべく荷物を減らそうとコンデジだけでの撮影でした。
  高山不動尊の内部の板絵はとても興味深かったので時間があれば全部撮りたいぐらいでしたがお参りの人たちが後ろで待っていらしたので早々に引き揚げました。
  
  お母様の介護大変ですね。
  私もこの2年はお出かけもあまりできなかったので4トラで旅行した気分になっていました。ゆっくり見られてよかったと思います。
  
  唐辛子婆