ひとりお花見部 2018⑦　花まつりは花御堂探し 東山～新京極～将軍塚の夜桜 四日め後半篇

2018/04/08 - 2018/04/08

3泊4日京都お花見旅の最終日、後編です。
東山から寺町のお寺密集地区で花御堂を探し
最後は将軍塚の日没＆夜桜で〆ました。

エリア 東山・祇園・北白川(京都)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

東山のマルシン飯店でランチ後、知恩院へ。
古門から入ります。

フワフワの八重桜などソメイヨシノ以外が咲いていて、

こちらにもお日柄の良い人達が。

古門から入りましたが、せっかくなんで
山門の方まで回ってみました。
周辺はほぼ葉桜。この辺りの桜はやはり早いですね。

山門潜って、奥から見た景色。
京都に行き始めた頃、一番好きな場所だった。

方丈庭園・友禅苑拝観。

上人御堂に花御堂がありました。お堂内は撮影禁止だったので
写真はありませんが、外国人観光客はバシャバシャ撮ってたな、
紛れて撮れば良かったかな、いや、それはイカンな……。

もう新緑の時期で、体感半月くらいは早い感じ。

境内から、先ほど入って来た古門方面を見た景色。こちらも素敵。

ダイヤモンド楠。

西の方に行くと神社のご神木にも巨大な楠が多く
この辺りには知恩院・青蓮院間に特に立派な楠がありますね。
関東はあまりないので（あってもこういう枝振りにならずまっすぐ）
楠の木漏れ日を堪能している所です。

堪能後、青蓮院門跡。

こちらも何度も来たけど、久々に来たら、襖絵が変わっていた。

ことりっぷの京都の帯カバーに使われています。
後で本屋で見かけて、「ん？……おお！」となった。

庭園拝観。

最近ご自由に撞かせてくれるお寺は貴重です。

後ほど行こうと思っている、将軍塚青龍殿への徒歩での道案内。
まだどうやって行くかは決めていないので、
この図の通り山道を徒歩で登る事も検討。

青蓮院には花御堂ありませんでした。
まだ時間はあるので、

街中の寺集中地帯で探す事とします。新京極～寺町あたりへ。

矢田地蔵尊

ありました。

周りの台もご立派です。

赤いカーネーションが母の日チックで可愛い。

下って、本能寺。

お祝いだからお堂にスロープが付いているのかな。
屋根に桜がびっしり付いた花御堂がありましたが、撮影は禁止で画像無し。

蛸薬師。

花御堂の台が、横から見ると白い象になっています。

天上天下唯我独尊。
これで今年の花御堂探し、おしまい！
今年は全部で８軒（内訳画像あり4軒、無し3軒、準備中１軒）の
花御堂に会えました。

暗くなるまで少し時間があるので、休憩。

河原町三条のカフェ ガボール。

素敵なカフェで、

落ち着くし、

コーヒーも美味しいのですが、

一番はこれ！ コロナ玉子サンドイッチ。
こちらは『レストランコロナ』のサンドイッチが
今も頂けるお店の一つなのです。

9４歳（当時）で「新たにやりたい事があるから」とお店を閉めた、
コロナのマスターの勇姿、置いておきますね。

歩くか迷って（早い時間＆期間限定で夜も近くまでバスあります。
が、私が行った時は期間外）
結局三条の辺りからタクシーで来ました。（￥1300ちょい）
青蓮院門跡 将軍塚青龍院。

夕暮れのちょうど良い時間！

高校の修学旅行で夜景を見に来て以来。
（つい最近の事です）

まずお堂でお参り。

お堂の後ろの巨大な展望台（大舞台）から。
（庭園の奥にもう一カ所、夕陽が正面に見える展望台があります）

真ん中の緑の固まりはくろ谷さんと吉田神社のあたり。
街に結構近いので、建物一つ一つまでよく見え
「あ！あれは○○！」という遊びが楽しい。

日没まであとちょっと。

庭園のお花見を挟んで、

ちなみに将軍塚と言っても誰かのお墓ではなく
長岡京から都を遷すにあたり、都の安泰を祈って
土で造った将軍の像に甲冑を着せて埋めたものだそうです。

庭園側の展望台から見る日没。
今年は概ね晴れて、本当に良かったし、このフィナーレ！

残っていた青春18きっぷを使うため名古屋（と言っていたけど
本当は岐阜のどこかじゃないかと思う）から来た高校生の男の子と
スウェーデンのバックパッカーと、私。の、
３人でサンセットを見届け、ハイタッチ。

徐々に暗くなり、

ライトアップされるお堂や

桜も大変に綺麗です。

浮かぶ出町のY。

高校生の時（つい最近の事です）見た際は
もっと碁盤の目が目立っていた様な気もするけどな。
違ったかな。つい最近の事だからな。

完全に暗くなり、庭園などもう一周して帰ります。

ただ、帰りの足がちょっと心配。ちょっとだけ。
本当は「どーなる私！？」的に書けたら良いんだろうけど
どこでどうなっても「まあ、なんとかなるっしょ」感が強くて。
それに、ああいうの書いてる人って「リカバリーありきでしょ？」
とナナメに見たりする拗らし系なもんで、済みませんね。

バスは無く、暗くなったら徒歩は止めた方が良いのです。
（徒歩30分の山道は全く灯りがないし獣出ます。
車道沿いも4、50分かかる上に灯りが少なく、側帯無し、走行車かなり危険）
さらにタクシーを呼ぶにもスマホの充電が切れました。
（この時６年越しくらい？の古いスマホを使っていた）

イザとなったら事情説明して寺務所に電話代払って
電話借りてタクシー呼ぼうかな……。
と思っていたら、先ほどハイタッチした岐阜疑惑の
名古屋の高校生も帰りの足を探していたので、チャンス！
高校生にタクシーを呼んでもらえないか頼んでいる所に
（頼りない大人でゴメン）お客さんを降ろして
空車になったタクシーが来たので、二人で乗りました。

祇園で下車。「半分払います」って500円玉出して来たので
泣きそうになってしまった。高校生からお金取る程鬼畜ではないし
「高校生にいたずらする変質者」などと疑わなかっただけで有り難い。
「また京都来た時使って」とバスカードをあげて別れました。
（常に財布に、未使用の京都市バス一日券数枚入ってます）

タクシーを降りた辺りにあったので、つい。

本当に帰ります。

伊勢丹で買ったかな。

なんか買った筈だけど、写真が無くて、お札とか。
元三大師のお札は大好きで、つい買ってしまう。こちらは三千院のもの。

『をどり』のお茶席で頂けるお皿。
左が今回行った都をどりで頂いたもの。
右は以前の北野をどりで。比較。

裏。

最後に買った丹波屋の写真はありました。

2018年の京都ひとりお花見部旅行はこれにて終了です。
おしまい。