ひとりお花見部2019①　スタートは一乗寺 狸谷山不動院～野仏庵～極鶏～恵文社 一日め前半篇

2019/04/06 - 2019/04/06

京都でお花見を始めて15年、今年は
一日め洛北、二日め祇園・東山、三日め西陣・千ブラ、
となりました。
その一日め前半、一乗寺のお花見旅行記です。

エリア 下鴨・宝ヶ池・平安神宮(京都)

• 旅行の満足度: 5.0

午前５時半開店の東京駅、駅弁屋祭。
旅はここから。

気合いを入れて始発の新幹線で西へ向かいます。

新幹線の「博多行き」の文字を見たら食べたくなって。

しみじみうまかと思うくさ。

（地元の言い方をすぐ使いたがって、でもいつも
だいたいどこか間違って両方向から反感を買うタイプの人間です）

すごい。0%よ。

……とかなんとかで、すぐ、

京都到着～。

そのまま５系統（岩倉行き）のバスで一乗寺へ。
薄くて見えるかな、よくある仁丹では無くアリナミンの住所の看板。

詩仙堂やら曼殊院やらがあるので
ちょっと坂になっててもみなさん、ここまではまあ上りますよね。

車の回転の為に敷地を一部提供している
ご親切なお家の前にも枝垂れ。
ね、何度か京都に来られてる方も、ここ知ってますよね。

で、見開きの御朱印で有名なんで
御朱印クラスタの方もここまでは来ますよね、
問題はこの先（写真左手の道の奥）なんですよ。

八大神社のちょい先、野仏庵のお隣り、
一乗寺降魔不動明王のお堂前から通りを見てみると、

この傾斜。

一乗寺に来た際、八大神社のその先の
狸谷山不動院に行こうと、毎回思うものの
あの傾斜を更に15分歩くかと思うと、毎回挫ける。

それでも京都ナンバーの車にはだいたいこちらの
狸谷山不動院の朱色のステッカーが貼られていて
一度は行きたい、と思い続けていたので
今回旅の最初に来ました。狸がお出迎え。

車にステッカーを貼るくらいなので
京都の皆さんはお車で参拝されてるんですよね、きっと。

と思ったら、大きな駐車場と車の御祈祷所が。

入口に蕾の立派な枝垂れ。こういう場所を覚えておくと
桜が早く咲いてしまった年に便利なので
心のメモ帳に書いておきます。

私の足だとだいたいいつも
Google先生が「徒歩○○分」と教えてくれる
1.25倍かかるよね、とか言いながら（独り言）山道を登り、

狸谷山不動院、到着～。

たくさんの狸が待ち構えています。

しかも、中央に大きめの狸を配し、
周辺に行くに従って小さい狸を置くディスプレイ。
吉田義男＆小林繁もお出迎え。

「動物の散歩」はともかく「学生のトレーニング」禁止って……。
つまりはトレーニングに適した場所、って事でしょ。この先不安……。

意識的に視界に入れない様にしてたけど
まだ、階段あるもんね。目的地はまだ先だよね。

一先ず鳥居を潜って、門の中には、

良心的な価格設定のろうそくと線香。

門を出るとお狸さんがこんな表示を掲げていました。
一乗寺下り松のバス停から、まあまあな坂ですよ。
その先、八大神社の先はあの傾斜でしょ。で、やっと
不動院の境内入口まで着いて、そこから250段って……
心折れる。まだ50しか登ってないし。

とか、ブツブツ言う人（私）用に、階段の途中に
「迎え大師」として、お大師さんが応援に来てくれています。

じゃあ、もうちょい頑張る。

206段登って来ると、

突如視界が開け、不動院の本堂が。
清水の舞台と同じ造りだそうです。

舞台の周辺に小さなお堂がいくつもあって、

その周りにも狸達。年季が入り苔むしたものも。

女将さんみたいな狸もいた。

舞台横の階段を昇ると、

境内の250段の階段、全て終了です。
登り切ったら徳利を持った狸なんで
「お疲れ！一杯飲めよ」的な感じかな。

良い具合に風が通って、

景色も良くて登って来た甲斐がある。

かつて容赦なく叩いた人がいるのでしょう。

体操……。
みんなここで何してるの。

長年「次回の一乗寺では必ず不動院まで」と
思い続けていた事が達成されて嬉しいです。下山。

一乗寺のお寺密集地帯へ。野仏庵。

私は「いくやまいまいおやいかさかさ」でしか馴染みが無いですが
西園寺公望ゆかりの正門↑らしいです。拝観はほぼ土日のみ。

トップシーズンの京都とは思えない静かさに上質の枝垂れ。

回遊式の庭園と、室内ではお抹茶も頂けます。

お茶席からの眺めなど。

今回は「一乗寺観光」でまず出て来る
詩仙堂や金福寺には参らず、白川通の西側へ。

学生街がだんだんと北に広がって出来た街で
若者が多く、単身向けの住居が目立ちます。

一乗寺でいつも思うけど、

ここに住めるな。

四輪の激安スクーターかな。

一乗寺のラーメン激戦区で
高安やっぱり並んでるなー、と横目で見て、

本日はこちら、極鶏。ここも並んでいる。
整理券を渡される前の回に並べました。

鶏だく。スープがドッロドロなんですが
不思議な事にあっさりで癖になるし
なんなら見てる今も食べたい。
（脂のドロ系では無くルーの様な感じ）

満足満腹で、あ、あ、

ツバメ。毎年「今年初のツバメ」は京都で見ております。
やっぱり関東よりは少し早いみたい。

一般のお家に立派な枝垂れのある（満開にはちょっと早い）
そのお向かいの、

恵文社。

記念スタンプのあるお店。

偶然なんですが「コトコトこけし博」という
こけしイベント開催期間中で、

ちょいと覗く。

数年前の私も来ていた時なんですが、
推しがこの恵文社コテージでライブを派手にやり過ぎて
ご近所から苦情殺到。出禁に。
以降大きめの音が出るイベントはダメになったらしいです。

青森黒石のこけし館さんから
たくさんのこけしがいらっしゃっていました。

京都には「街の本屋さん」や「古本屋さん」がたくさんあって
特に一乗寺には個性的なお店が多くて、本当にここに住めると思う。

蔵を改装したCachette。

二階がカフェで、

一階はドライフラワーのお店です。

ここでムダに女子アピールしておくと、

現在ドライを中心にフラワーアレンジ系の
お教室に通っております。(・∀・)ｷﾘｯ

二階のカフェへ。

階段も素敵。

行ってみたら３組待ちだったのでお茶は諦めましたが、

写真は自由に撮って良いと言う事で、堪能させて頂きました。

この後も洛北観光続きます。（予定）

この旅行記へのコメント （2）

• たらよろさん 2019/04/18 12:33:54

  お～～～っ、超マイナー☆

  こんにちは、Middx.さん
  
  さすが、15年目。
  15年前は全然混んでいなかったであろうお寺さんでも
  今は穴場なんて無いんじゃないの？ってくらいに
  あっちもこっちも人だらけ。。。なので、
  ここまでマイナーな場所だと春の人込みをそれほど感じずに歩けますね。
  さすがです！
  
  極鶏、私もあの見た目とは違う美味しさに結構はまりました。
  赤いのも、見た目は真っ赤なのに全然辛くないんです、、、、
  好きなラーメンの一つです。
  
  　　たらよろ

  Middx.さん からの返信 2019/04/25 08:39:58

  RE: お???っ、超マイナー☆

  たらよろさん、こんにちは。
  
  京都は桜の名所が多いので
  今まで行ったことが無い場所に行こう！
  と思うとまだまだあり、
  結果的にマイナーな所になりました。
  でも、毎回行く度に混雑度が増している様で
  住んでいる方も大変ですよね。
  
  極鶏の赤！やはり美味しいんですね！
  美味しそうだなぁ、と思ってはいましたが
  初めてなのでスタンダードなものにしました。
  次回赤を食べてみます！
  ありがとうございました😊
  
  
  Middx.