冬でも暖かい沖縄へ（１９）美ら海・水納島へ遠征。海の青さが際立ち。チンアナゴ、ネジリンボウ、かなり寄ってもかくれない！

2018/12/02 - 2018/12/02

旅の８日目。
待望の水納島（みんなじま）への遠征です。沖縄本島北部の美ら海水族館にほど近い場所にあります。
透明度抜群の海にはチンアナゴやネジリンボウなどのかわいい生き物たちが待っていました。

エリア 美ら海・本部・今帰仁(沖縄)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

１２月２日午前７時。ホテル日航アリビラのラナイ（テラス）からの定点写真。

ホテル日航アリビラ 宿・ホテル

日の出の時刻は午前７時。ちょうど日が出たばかりの時間です。

ニライビーチ。

ニライビーチ ビーチ

これから水納島への遠征のため、７時から始まるルームサービスでは間に合わないので、前日にランチボックスを予約しておきました。
サンドイッチ、ゆで卵、鳥唐揚げ、フルーツ、ジュース、スイーツの簡単な内容ですが、これでも十分です。

７時１５分。マリンサービスむるぬーしの迎えの車で水納島のある本部の港へのドライブに出発です。

マリンサービス むるぬーし 専門店

名護のあたり

瀬底大橋を左に見て

海をはさんで瀬底島

瀬底島 自然・景勝地

渡久地港を一跨ぎする本部大橋を渡ります。
本部大橋は全長３５２ｍ。沖縄海洋博覧会開催に伴って１９７５年に整備された橋だそうです。
博覧会跡地が海洋博公園として整備され沖縄を代表する観光スポットとなった美ら海水族館もここにあります。
このまま直進すれば美ら海水族館です。

温かい日差しの中ドライブは続きます。

もとぶ元気村の前を通り過ぎて

もとぶ元気村 テーマパーク

古民家の前を通って
本部町の港に到着です。読谷村のホテルからちょうど１時間半で着きました。

船でダイビングへ。
今日のメインガイドはインストラクターのなかしま君。アシストでインストラクターのあゆみさんもついてくれました。
なかしま君にメインガイドしてもらうのは初めてなのでどんなガイディングをしてくれるのか楽しみです。

ここまで来ると伊江島タッチューもすぐ近くに見えます。
ちなみに読谷村の残波岬あたりからでも晴れていればよく見えます。

伊江城山 自然・景勝地

水納島が見えてきました。

水納島 自然・景勝地

１ダイブ目：ポイント名イエローフィッシュロック。
エントリーした瞬間にオクトパス（予備レギュレーター：空気源）から大量にフリーフロー（空気が漏れ出す）のトラブル。
ここまではよくあること、すぐに治るのですが、勢いよく漏れた空気のせいで視界が遮られて何も見えなって、おまけに思いのほか流れが強かったのでいったん梯子に戻って体制を立て直し。
このため、エアをかなり無駄に消費してしまいました。
こういうこともありますが、いつでも冷静に対処することは先月のレスキューダイバー講習でも繰り返し刷り込まれていたからパニクることもなく。
そして、ガイドのなかしま君がすぐにかけつけてくれたことも心強かった。
でもね。なかしま君のマスクを付けた顔を覚えていなかったので、なんか（知らない）かっこいいお兄さんが近付いてきたので思わず逃げてしまいました(笑)

おまけにカメラトラブルにも見舞われ途中から動画しか撮れなくなったので、ムービーから切り出した静止画を載せています。

かなり流れも強いのでゆっくりと進みます。

透明度の良さ！

１ダイブ終えて船の上で休息。
マスクをとったなかしま君。やっぱ別人だわｗ

あゆみさんはマスクありなしに関係なく目～が大きいｗ

２ダイブ目はほんの少しだけ移動。
ポイント名：ポパイ

あれれ、ほんの少し移動しただけなのに流れが全然ない！
島などの地形のおかげなのですが、
これが海なんです。

小さな魚たちが乱舞！
あっそうそう。カメラは船の上であゆみさんが応急処置してくれたので問題なく使えました。
頼りになるわたしのおししょうさんです。

褒めたからなのかあゆみさんの子分？の真っ黒い魚が狂喜の乱舞！？

砂地をスーイスイ。流れがかなり強かった１本目とは大違いでらくちん。

砂地にはネジリンボウ。
かなり寄っても隠れませんでした。
おまけに写真の左下にはテッポウエビらしきものが写っています。
ハゼの仲間とテッポウエビは同じ巣穴で共生していて、テッポウエビはせっせと巣穴を修復し、ハゼたちが周囲を警戒し危険を察知するとテッポウエビに教えているらしく、最初にテッポウエビが隠れ、その後ハゼたちが隠れます。
テッポウエビが見えているということはこれだけ寄っても危険だと思っていないということなのかな？
人馴れしているみたいですね。

チンアナゴ

この子たちも寄らせてくれました。

ハナミノカサゴ
このあたり水深２０ｍ以上だったので、写真の青かぶりが激しい。

ライトを当てると本来の色が出ます。

大量のスカシテンジクダイ

スカシテンジクダイの根の近くにはハタなどがじっと待っていることが多い。
お食事の機会を狙っているのかな？

スケルトンのきれいな魚たちです。

角が生えたテンぎグハギの仲間

カメラを向けるとポーズをとってくれるなかしま君

きれいなキンギョハナダイ

こちらもきれいなヨスジフエダイの群れ

ヘラルドコガネヤッコ
目の周りのクマ？は寝不足にも耐えて頑張っている人に見えてしまい、ついつい同情したくなっちゃう。

出た、ゴマモン！
なんてそんなかわいいもんじゃないゴマモンガラ。
ウニをも砕くと言われる歯で噛みつかれたら大変だと言われています。
昨年夏。ここ水納島で産卵期のゴマモンにしつこく追いかけられたことを思い出して、ちょっぴり怖くなりました。

そんなゴマモンとは離れてダイビングを楽しみます。

おどけるなかしま君。
九州男児です。

珊瑚がきれい

珊瑚と海面の紋様が美しい

しばし見とれながらの海中遊泳

テーブルサンゴも

珊瑚の根沿いをゆったりと泳ぎます。

船に上がる直前にあゆみさんがなかしま君とじゃれあって笑かしてくれました。
楽しいダイビングです。

（つづく）

この旅行記へのコメント （2）

• mistralさん 2018/12/16 11:47:52

  青の世界。

  HAPPINさん
  
  はじめまして。
  明日館の旅行記にご投票いただき、ありがとうございました。
  
  沖縄の旅行記、それも海中の旅行記にお邪魔しております。
  沖縄の海はダイヴィングスポットが沢山あって、超楽しい！
  とはよく聞きますが
  海の中では危険な出来事、危険な生き物との遭遇などなど
  ハプニングもたくさんあって、それなりの対処が必要、
  ということがよくわかりました。
  
  それにしましても海中の青の美しさ、お魚とのふれあい
  きっと、その楽しさを一度でも味わったら
  ハマってしまうんでしょうね。
  
  今後ともどうぞよろしくお願い致します。
  
  mistral
  
  

  HAPPINさん からの返信 2018/12/16 13:52:11

  Re: 青の世界。

  mistralさん、はじめまして。
  いいね！とコメントを頂きありがとうございます。
  
  沖縄でのダイビング。美しい海で潜るのは本当に楽しいものです。日常では見ることのできない世界だからなおさらのように思えます。
  
  ナンシーでの旅行記拝見させていただきました。
  ＳＮＣＦを利用されての旅なんて、旅慣れていらっしゃるのですね。うらやましいです。
  フランスへは数回しか行ったことがなくＴＧＶとユーロスターに、それも団体ツアーで利用しただけなので、個人でしかも臨機応変に列車に乗られているのが素敵だなと思いました。
  これから度々旅行記にお邪魔させていただきます。
  
  これからもよろしくお願いいたします。
  
  Ｈａｐｐｉｎ