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ビニャーレス渓谷ツアーから帰ったあと、明るいうちにハバナ旧市街を散策した。まだ5時半で、日暮れまでは2時間半くらいある。まずは宿泊していたホステルの近く、運河に向けて歩くと、セスペデス公園の手前にに立派な要塞がある。植民地時代の要塞のようにしか見えないが、独立以降の1939年に建てられた建物で、キューバ革命警察本部(Comandancia de la Policia Nacional Revolucionaria de la Habana)。Police Fortとも呼ばれるようだが、納得。周りを堀で囲まれており、砦としか見えない。この場所には元々は銅の鋳造工場が1588年から1624年まであった。その後、1708年から30年まではサンテルモ(San Telmo)砦が置かれていて、さらにその後はマエストランサ武器庫(Maestranza de Artilleria)と呼ばれる兵器庫があったそうだ。<br /><br />セスペデス公園を横切るとエントラーダ運河(Canal de Entrada)。運河越しにカバーニャ要塞、モロ城を眺められる。これらとセスペデス公園に付いては翌日訪ねたので、別途。運河沿いを南に歩くとネプチューン像(Fuente de Neptuno)がある。1836年にイタリアから輸入して設置したものだが、噴水としての装飾的な目的以外に運河に停泊する船に飲料水を供給出来るもので、大きな鉄のリングが係留のために設置され、同時に3台の船に供給することが出来た。実際に使われたのは1871年までで、その後は市のあちこちに移されていたが、97年にようやく元の場所に戻って来た。<br /><br />セスペデス公園の南にフエルサ要塞、そして運河の向こうのカサブランカ地区にはキリスト像と気象庁が見えるが、ここも翌日行ったので、別途。運河をさらに南に歩くと、古い桟橋にレストランがある。船乗りと云う意味の名を持つLos Marinosと云うレストラン。実際には波止場と一体化した船で、青と白の外観はシンプル。中にはレストランだけでなく、バーカフェテリアやアイスクリームパーラー、カラオケバーもあり、気軽に入ることが出来るそうだ。残念ながら、食べに行く機会がなかった。その先には大きな客船が停泊していた。MSCクルーズのアルモニア(MSC Armonia)。01年6月就航、5万8600トンで、乗客定員2679人。元々は経常破綻したフェスティバル・クルーズ(Festival Cruises)のヨーロピアン・ビジョン(MS European Vision)と云う船で、01年ジェノバ・サミットの際には各国要人のホテルとして利用され、当時の小泉首相も宿泊した。その後、世界的な海運会社であるMSCクルーズが競売に掛けられていたのを購入したもの。現在はハバナやメキシコ(Mexico)のコスメル(Cozumel)を起点に西カリブ海を回るクルーズ船として使われている。ジャマイカのモンテゴベイ(Montego Bay)にも寄港している。<br />https://www.facebook.com/media/set/?set=a.2365731403496870&amp;type=1&amp;l=f1537e99ce<br /><br />さらに南に歩くとサン・フランシスコ広場(Plaza de San Francisco de Asis)に到着。1575年に造られたハバナの4つの重要な広場の一つで、港に隣接しており、商業の中心だった。82年に「ハバナ旧市街とその要塞群」として世界遺産に登録されている。90年代に修復が行われた広場の南側には1730年に建てられたサン・フランシスコ・デ・アシス教会(Convento de San Francisco de Asis)があり、広場の名前の由来となっている。北側には1907年に建てられた新古典派建築の証券取引所(Lonja del Comercio)。運河のある東側には1914年に税関として建てられたクルーズ船ターミナル(Terminal Sierra Maestra)、反対側には1798年に建てられたホテルPalacio del Marques de San Felipe y Santiago。<br />https://www.facebook.com/media/set/?set=a.2365739410162736&amp;type=1&amp;l=ea272632d0<br /><br />サン・フランシスコ広場から運河を背にしてAmargura通りをSan Ignacio通りまで歩くと角に監視塔を備えたエレガントなアールヌーボー装飾のホテル・ラケル(Hotel Raquel)がある。元々は1905年にオフィスビルとして建てられ、現在の姿になったのは1908年。25室ある客室は、アイアンワークの家具ややさしい色調のファブリックでまとめ落ち着いた雰囲気。ユダヤの伝統や信仰があり、館内にはシンボルのダビデの星の彫刻やメズーザなどがある。また、レストランではユダヤ料理が提供されている。<br />https://www.facebook.com/media/set/?set=a.2365731403496870&amp;type=1&amp;l=f1537e99ce<br /><br /><br />ハバナ旧市街その2に続く。

ハバナ 旧市街その1 (Canal de Entrada & Plaza de San Francisco de Asis, La Habana Vieja)

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2018/09/15 - 2018/09/15

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ちふゆ

ちふゆさん

ビニャーレス渓谷ツアーから帰ったあと、明るいうちにハバナ旧市街を散策した。まだ5時半で、日暮れまでは2時間半くらいある。まずは宿泊していたホステルの近く、運河に向けて歩くと、セスペデス公園の手前にに立派な要塞がある。植民地時代の要塞のようにしか見えないが、独立以降の1939年に建てられた建物で、キューバ革命警察本部(Comandancia de la Policia Nacional Revolucionaria de la Habana)。Police Fortとも呼ばれるようだが、納得。周りを堀で囲まれており、砦としか見えない。この場所には元々は銅の鋳造工場が1588年から1624年まであった。その後、1708年から30年まではサンテルモ(San Telmo)砦が置かれていて、さらにその後はマエストランサ武器庫(Maestranza de Artilleria)と呼ばれる兵器庫があったそうだ。

セスペデス公園を横切るとエントラーダ運河(Canal de Entrada)。運河越しにカバーニャ要塞、モロ城を眺められる。これらとセスペデス公園に付いては翌日訪ねたので、別途。運河沿いを南に歩くとネプチューン像(Fuente de Neptuno)がある。1836年にイタリアから輸入して設置したものだが、噴水としての装飾的な目的以外に運河に停泊する船に飲料水を供給出来るもので、大きな鉄のリングが係留のために設置され、同時に3台の船に供給することが出来た。実際に使われたのは1871年までで、その後は市のあちこちに移されていたが、97年にようやく元の場所に戻って来た。

セスペデス公園の南にフエルサ要塞、そして運河の向こうのカサブランカ地区にはキリスト像と気象庁が見えるが、ここも翌日行ったので、別途。運河をさらに南に歩くと、古い桟橋にレストランがある。船乗りと云う意味の名を持つLos Marinosと云うレストラン。実際には波止場と一体化した船で、青と白の外観はシンプル。中にはレストランだけでなく、バーカフェテリアやアイスクリームパーラー、カラオケバーもあり、気軽に入ることが出来るそうだ。残念ながら、食べに行く機会がなかった。その先には大きな客船が停泊していた。MSCクルーズのアルモニア(MSC Armonia)。01年6月就航、5万8600トンで、乗客定員2679人。元々は経常破綻したフェスティバル・クルーズ(Festival Cruises)のヨーロピアン・ビジョン(MS European Vision)と云う船で、01年ジェノバ・サミットの際には各国要人のホテルとして利用され、当時の小泉首相も宿泊した。その後、世界的な海運会社であるMSCクルーズが競売に掛けられていたのを購入したもの。現在はハバナやメキシコ(Mexico)のコスメル(Cozumel)を起点に西カリブ海を回るクルーズ船として使われている。ジャマイカのモンテゴベイ(Montego Bay)にも寄港している。
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.2365731403496870&type=1&l=f1537e99ce

さらに南に歩くとサン・フランシスコ広場(Plaza de San Francisco de Asis)に到着。1575年に造られたハバナの4つの重要な広場の一つで、港に隣接しており、商業の中心だった。82年に「ハバナ旧市街とその要塞群」として世界遺産に登録されている。90年代に修復が行われた広場の南側には1730年に建てられたサン・フランシスコ・デ・アシス教会(Convento de San Francisco de Asis)があり、広場の名前の由来となっている。北側には1907年に建てられた新古典派建築の証券取引所(Lonja del Comercio)。運河のある東側には1914年に税関として建てられたクルーズ船ターミナル(Terminal Sierra Maestra)、反対側には1798年に建てられたホテルPalacio del Marques de San Felipe y Santiago。
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.2365739410162736&type=1&l=ea272632d0

サン・フランシスコ広場から運河を背にしてAmargura通りをSan Ignacio通りまで歩くと角に監視塔を備えたエレガントなアールヌーボー装飾のホテル・ラケル(Hotel Raquel)がある。元々は1905年にオフィスビルとして建てられ、現在の姿になったのは1908年。25室ある客室は、アイアンワークの家具ややさしい色調のファブリックでまとめ落ち着いた雰囲気。ユダヤの伝統や信仰があり、館内にはシンボルのダビデの星の彫刻やメズーザなどがある。また、レストランではユダヤ料理が提供されている。
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.2365731403496870&type=1&l=f1537e99ce


ハバナ旧市街その2に続く。

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