リスボン！　＠２日目_セントラルをぶらぶら。_2018(3)

2018/09/17 - 2018/09/17

リスボン２日目、月曜日です。

観光初日は中心部をブラブラするつもりでいました。
ただ、、、起きたのは１０時すぎ、活動開始は昼過ぎ。ナメてます、、、。まぁいいか、しっかり寝たおかげでこの旅は全体的に時差ボケには悩まされなかったし。

日差しの強さと人混みに圧倒されながら歩いていたら、うまいことに市電の２８番に停留所に出て乗ることが出来たのでまずは乗ってみました。遅いお昼ごはんは「リベイラ市場」で、あとはぶらぶらと「リスボンストーリーセンター」、「観光案内所」とまわり、夕焼け時間に景色の良い高台に登りました。


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《　旅程　》6泊9日 リスボン4泊ベルリン６泊
◇9/15 (土) 成田発 22 :00　
◇9/16 (日) ドバイ着 4:00 14:30発 リスボン着 19:40 （泊）リスボン
◆9/17 (月) リスボン市内観光 （泊）リスボン
◇9/18 (火) ジェロニモス修道院 （泊）リスボン
◇9/19 (水) シントラ　　　　　　　（泊）リスボン
◇9/20 (木) リスボンからベルリンへ（泊）ベルリン
　　　　　　リスボン ９:00発 　ベルリン着 13:00
◇9/21 (金) ベルリン　　　　　　　（泊）ベルリン
◇9/22 (土) ベルリンからハンブルクへ　
　　　　　　 ベルリン 13:40発 ICE ハンブルク着 15:00　
　　　　　　 ハンブルク 21:20発
◇9/23 (日) ドバイ着 08:00 ドバイ発12:00 羽田着22:30

《　交通　》
航空券:エミレーツ成田→リスボン/ハンブルク→羽田169,400円
航空券:ポルトガル航空　リスボン→ベルリン　 162ユーロ
鉄路：DB　ICE２等　　ベルリン→ハンブルク　40.40ユーロ　　　
1ユーロ＝１３５円

エリア リスボン(ポルトガル)

• 旅行の満足度: 4.5
• ホテル: 5.0

朝１０時です。

朝ごはんは、家主さんが買っておいてくれたポルトガルのエッグタルト「ナタ」と、チーズとハムが入ったサンドイッチバンズ。それとお味噌汁。


（水のボトルを買っておいてくれて本当に助かりました。家主さんにかなり感謝）

昼過ぎ、行動開始。

って、日が高いところに上がっちゃってるんだから、暑い、暑い・・・。まずはアパートから一番近くの地下鉄駅「ロシオ駅」で、公共交通機関のカードを購入。

そして、石畳が表面がうねっていることに気づく。”うおぉ、歩きづらいのね。。。”

この歩行者天国の通りはあとから知ることになりますが「アウグスタ大通り」といってリスボンイチの目抜き通り（らしい）。

適当に歩いていたら
”市電２８番”の停車場、、、発見。

２８番はリスボン市内の観光ポイントをつなぐ路線。

ちょうど来たので乗ってみます。

”はぁ～、まさかの木製なのね、内装は。おおおお、すごいなぁ。”

聞いてはいましたが、狭い道路をバリバリ走ります。

教会？　

（エストレーラ聖堂、、でした）

この車両、欧米人ばっかりでした。

そういえば、リスボンの短い４日間の滞在でしたが、アジア人ってあまり見かけなかった気がします。

で、このシャツとお帽子を被っておられる身綺麗なおじさま越しに写真を撮りながら、思案していました。”どこで降りたものだろう・・・”と。

予定としては、市電２８番に乗れたら路線の中頃にある「サンベント市場」で降りようと考えていたのでした。ただ、はて、この市電、行き先の表示もなければ「次はどこどこに停車します」とアナウンスもないのですね。

”あら・・・困ったな、”
左右にめちゃめちゃ揺れる車内でガイドブックを開いてみるも、さすがに今自分がどこらへん走ってるのかわかんない、、となり、そのうち大きな墓地の前で停車。

乗客がみんな降ります。(降ろされます。)

つまり、終点まで来てしまったという。

”ならば、戻る路線にのれば、さきほど降り損ねた「サンベント市場」で降りられるんじゃ、、”となった。

しばらく待ったあと、運転手さんが休憩して戻ってきた。
折り返しの市電の乗車が始まりました。

今度は座れました。市電、座れないとなかなかのエクササイズです。

”ふむ・・・。”　しばらくして気づきました。

この市電は２８番ではなかったらしい。
来た道と違う道を戻ってることに気付く。(おそらく25番だったのではないかと)

”そうか、そうなると「サンベント市場」へ行くのは諦めることにするか、、”となる。

”じゃぁ、どこで降りようかなぁ・・・。”

なんとなくシャキっとしない頭で、でも、市電にはスリが多いと聞くし持ち物には注意しないと！っていうアンバランスな気分で乗っていました。

”中心部に戻ってきたな”という感じのする開けた所に出たので、市電を降りてみました。

市電はこんな具合で、すし詰めでした。

それなのに、坂を登って、降って。木製の客車をギィギィ言わせながらも大した馬力があるのに驚きでした。さきほど終点へ着いた後には、乗客が降りるなり運転手さんがウィンチみたいのを持ってきて微調整してるし・・・正直、、”大丈夫なのかな、こんなに沢山載せてこの乗り物、、バラっと壊れやしなかな”と思ってしまいました。

コルメシオ広場を囲む回廊のところに出てきました。この奥が広場。

この頃になってやっと気付きました。
今回の旅は、自分はSIMカードという文明の利器（って言葉もすでに古い？）をスマホに滑り込ませてきたことを。つまり、グーグルマップとか使えるんだ、ってことを（！）。

で、「リベイラ市場」でも行ってみるか、となり、グーグルマップで検索、検索。。。

すぐ近くに、リベイラ市場に向かうバス停がありました。

初日でまだ色んなことに慣れていないので、チケットを思わず強く握っていた気がします。”バスに乗ったらまず機械に挿して・・・”とか、手順確認。

日差しが恐ろしく強く、暑いです。
同じバス停で待っている韓国人の女性が自撮りを数枚しています。

バス停で待っている間にみかけた乗り物。

あれがガイドにのっていた「トゥクトゥク」という簡易タクシーかな。あんな女性が案内してくれるなら乗ってみてもいいなぁ。

あれは駅か？？

グーグルマップ頼りで降りてみたけど、最初に駅かなと思ったところが「リベイラ市場」でした。

相当大きな市場、です。市場？というより市場に併設したフードコートみたいになっているみたいです。しかも、「Time Out」社ってアメリカの会社では？　米資本なのか。

いろんなお店があって迷います。

生きの良いシーフードが食べられそうだなぁ。。。

で、これを選びました。

タコのリゾット。

冷えた白ワインとともに。

お米もふっくらしっとりとしていて、トマトソースです。シャンツァイ（コリアンダー、パクチー）が載っていて、さっぱりと食べられました。

ただ、”あれ、、、？ちょっと塩っぱい？”　のでした。

最初はいいのだけど、そのうち白ワインがやめられなくなる、塩辛さを和らげようとして飲んでしまう。

しかし、酔っぱらってしまうのはキケンなので、白ワインはほどほどにしておく。

来たバスに乗って中心部に戻ることにします。

ところで、リスボンでちょっとなぁと思ってしまったところ。

ゴミが片付けられていないこと。歩き初めてすぐに気付いてしまったのだけど、どこの石畳にもゴミが詰まっちゃてるなとは思ってた。

いや、実は市電２８番に乗っているときから思ってたんだけど、蝿がいやに多い、そしてしつこい。うーん、これは想像外だった。街歩きにハエがまとわりついてうっとうしい、と思うことになろうとは。

今年は異常気象で熱波が続いたからハエが異常発生しただけ、きっと。そう思うことにした。

「コルメシオ広場」に戻ってきました。

あれが「勝利のアーチ」かぁ・・・。
となると、あの下が今日最初に歩き始めた「アウグスタ大通り」ということで。

広場をぐるっと見回す、、

次はどこに行こうかな。

（この日、出遅れていたり乗り過ごしたりして、結構なノープラン状態。）

コルメシオ広場の向かいは海だ、いや違う、川だ。

海につながる川の上流ではあるけど川だ、テージョ川という。

川だけど、海の香りがしました。

喉がカラカラに乾いていたのでお水を買ってのんで一休み。

さて、どこへ行こう？　

”あ、そうかちょっと真面目な要素入れようかな”と考えて行ってみたのが、ここ「リスボンストーリーセンター」

日本語オーディオありです。

１７００年代の地震が来る前のリスボンだったかな。

主に動画をみながら、リスボンの歴史について知識を深めるって内容らしい。
あー、ただ、１７５５年の、街を根こそぎさらったという地震のところが強烈だった以外はあまり覚えていません。残念。

翌日行こうと思っている、「ベレンの塔」。

航海する船の灯台になっていた塔。

そんなのを見ながら終了。

ここは失敗だったかな、あまり学べるもの、理解できるものがなかった。

ふたたびコルメシオ広場。

時間は確か・・・１６時ごろだったか。

この広場にはインフォメーションがあったはずだな、と歩きだしてみる。

インフォメーションセンターで欲しかった情報は、翌日行く予定にしている「ジェロニモス修道院」のオンラインチケット予約のこと。リスボンに来るひと月ほど前からWeb上のオンラインチケットが買えなくなってしまっているので、明日はどれくらい混むのだろう？と。

インフォメーションのお姉さんはオンラインチケットが買えないという状況を知らなかった。（それもポルトガルらしいというのかな。）アドバイスとしては特別なことはなく「朝イチで行くのが一番ね」というものだった。まぁそれはそうだろうな、となる。

ここまで来たので、ついでにリスボンカード（周遊観光カード）を購入する。

時刻は１８時を過ぎていたか。

リスボン市内を見渡せるという展望台に上がって、夕暮れを眺めて、そのあとアパートに帰ることにした。

展望台があるレスタウラドーレス駅まで地下鉄で２駅だ。このエスカレーターを降りたら、地下鉄階にでるらしい。　

地下鉄のマーク。Mが半分隠れているところも、控えめなポルトガルっぽいデザインなのか。

初めての地下鉄です。

展望台のある「レスタウラドーレス駅」で下車します。

・・で、展望台に登るはずが、完全に通り過ぎて「ボンバル公爵広場」まで来てしまった。

「レスタウラドーレス駅」で降りたのですが、南下するところを北上してしまったらしいんです。延々と１キロくらい北上してしまった。この広場の足元にあった地下鉄駅から「レスタウラドーレス駅」に再び戻ることに。

ふぅ、やっと展望台にのぼるケーブルカーのところにやってこれました。

相当な坂道です。

リスボンカード（周遊観光カード）をせっかく買ったので乗ってみようと列に並んでみました。

しかし、しばらく待っても全然動き出す気配なく、、３０分くらい経って、上にいたケーブルカーが降りてくるタイミングで改札が始まりました。

のんびりです。リスボン、、、のんびり、ゆっくり。

「サンペドロ・アルカンタラ展望台」にやっと登れました。

しかし、夕暮れの時間に間に合わなかったようです。

道に迷い、ケーブルカーはなかなか登らない。
”うーん、リスボンはせかせかしちゃってはいけないな”、でした。

のんびりするつもりで来たのに、のんびり出来ない性格の自分に気付いたあたりでもありました。

帰りもケーブルカーで降りることにします。

２４時間乗り放題のリスボンカードを使い始めたので、有効利用です。

夜のロシオ広場です。

この左手の方、西側の小高いところにアパートがあります。

あの立派な建物はなんでしょう？

アパートに帰る途中でポルトガルのエッグタルト「ナタ」のお店があったので、入ってみました。

明日の朝食でも買おうかなと入ったのですが、「Croqutteーコロッケ」という文字が目に入ったので、この左側にあるタラのコロッケと、隣にあった俵型のを１個ずつ買ってみました。

それからクロワッサンにチーズとハムがサンドされたものも買いました。

ロシオ広場をすぎ、再び坂道を登って、登ってアパートに帰ります。

夕ご飯です。

タラのコロッケとパン。りんごと洋梨とりんごのタルト。タルトはドバイのPAULで買ったものを切りました。

タラのコロッケは、さきほど買ったものだけど、白身ぎっしりで魚だけでなくマッシュしたジャガイモも入っているのか滑らかで美味しかった。細かいパン粉もいい。

ビールはアパートのある通りの角にあった小さな商店で。商店の若者は感じがよく「オオサカに行ったことがあるよ、キレイできちんとしている国だよね」と話しかけてきて。ナンバ（難波）が楽しかったのか、その地名を言ってました。

２日目終了。

明日はジェロニモス修道院です。

早起きせねば、混む前に並びたい。

おやすみなさい。。。

（「リスボン３日目ージェロニモス修道院までのタクシー」編に続く）