リスボン！　＠到着、１日目。_2018(2)

2018/09/16 - 2018/09/16

昨年行ったスペインはちょっと過敏な時期にぶつかってしまい、楽しくはあったけれどもずっと警戒しながら歩くようなところがあった。今年はのんびり街歩きしたいなぁというのがあり、比較的治安が良いと聞いていたポルトガルの首都、リスボンへ。

ただ、そもそもポルトガルで知っていることって、ほとんどない。サッカー選手のロナウド、火縄銃？　バスコダガマ？　カステラ？？

リスボンで何が見たい、というのがなかったのと、のんびり目的で４泊にしたので、それならキッチンや洗濯機がついているアパート滞在にトライしてみよう、となりました。

中東のドバイを１４時半に離陸したエミレーツ機がリスボンに着陸したのは１９時過ぎでした。

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《　旅程　》6泊9日リスボン4泊、ベルリン2泊

◇9/15 (土) 成田発 22 :00　
◆9/16 (日) ドバイ着 4:00 14:30発
リスボン着 19:40 (泊) リスボン
◇9/17 (月) リスボン市内観光 （泊）リスボン
◇9/18 (火) ジェロニモス修道院 （泊）リスボン
◇9/19 (水) シントラ　　　　　　　（泊）リスボン
◇9/20 (木) リスボンからベルリンへ（泊）ベルリン
　　　　　　リスボン ９:00発 　ベルリン着 13:00
◇9/21 (金) ベルリン　　　　　　　（泊）ベルリン
◇9/22 (土) ベルリンからハンブルクへ　
　　　　　　 ベルリン 13:40発 ICE ハンブルク着 15:00　
　　　　　　 ハンブルク 21:20発
◇9/23 (日) ドバイ着 08:00 ドバイ発12:00 羽田着22:30

《　交通　》
航空券:エミレーツ成田→リスボン/ハンブルク→羽田169,400円
航空券:ポルトガル航空　リスボン→ベルリン　 162ユーロ
鉄路：DB　ICE２等　　ベルリン→ハンブルク　40.40ユーロ　　　
1ユーロ＝１３５円

エリア リスボン(ポルトガル)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 航空会社: エミレーツ航空

エミレーツ機内です。

ドバイからリスボンまで９時間３０分。

気づけば、シナイ半島上空。

・・・シナイ半島（！）

中東の航空機を使うと意図せずこんなところを飛ぶことになるんだな、、、思わず感慨。

離陸前に機内食。

イマイチでーす。

でも慣れました～。

リスボン到着です。

時刻は１９時過ぎ、でも、まだ明るい。

定刻に着いて、まずはイミグレーションへ向かわねば、とガシガシ歩いたのだけど、入国審査の窓口３人しか審査官いないって・・・。

抜けるのに１時間以上かかりましたですよ。

いつになく急いでいたのは、滞在するアパートの家主さんから鍵を受け取ることになっているから。それに、到着ロビーに送迎のタクシーも待っている。

しかし、遅々として進まぬ入国の列。まだ海外用SIMカード入れていないので、空港のWiFiを使って家主さんに連絡しようとするが、繋がらない、、、。うーん、、、。前にいる優しそうなインド人系にみえるおじさまに聞く。

おじさまのおかげでWiFiが繋がり連絡が取れた。列に並んでいる間、そのおじさまご夫婦と話をしてお互いに時間をまぎらす。そのうち、後ろにいたネパールから来たという日本食料理人という若い男性がおしゃべりに加わる。列に並ぶのが苦でなくなったと思ったらやっと順番がまわってきた。

アパートに到着です。
２１時を過ぎていました。

嬉しかったのは家主さんが、部屋じゅうの灯りをつけて待っていてくれたこと。

おそらくスーツケースを押す音が石畳の道路に「ガタガタ」と響いたのだろう、窓から「○○かい？」ってわたしの名前を呼んでくれて、それでアパートがわかりました。

ドアをあけて差し出してくれた握手、分厚い手が温かい。知らない国に来たのは自分だけれど、誰かが待っててくれるっていいなぁ、このアパートにして良かったなぁとつくづく思った瞬間だった。

予定時間より相当遅くなってしまったことを詫びるも、気にするな気にするな、と。

鍵の使い方と二重窓の開け方をまず教えてもらう。それから家主さんオススメの近所の素敵な公園なんかも教えてもらった。

キッチンの火の使い方、洗濯機の使い方も教えてもらうつもりだったんだけど、もうフラフラで頭に入ってこないので諦める。

家主さんはとても親切な人で、なんと水の大きなボトル１本と、この”ナタ”と呼ばれるポルトガルのお菓子エッグタルトを買っておいてくれた。あの大きな体で、このお皿にペーパーを敷いて、タルトを並べてくれたんだと思うと、もぅ感動。

来る前にちょこちょこやり取りするようにしていた家主さんに、わたしからのお土産はカステラと金平糖。”ポルトガルから日本に来たものだから”と伝えると、カステラをその場で開けて喜んで食べてくれた。

息子さんが3人いると聞いて、おスシの絵柄が入ったポストイットも三つ渡した。20才、16才、10才だそうで、翌日から学校が始まると。カステラはうちのお母さんが買っておいてくれた文明堂のカステラ巻きの１２個入りで、”いささか大袈裟になってしまった”と思っていたが、子供が３人いるならちょうど良かったかな。

色々話してみたかったけど、夜も遅いし、時間も随分待たせてしまったりしていたので、お礼を言ってお別れした。本当にいい家主さんだった。

向かいの住宅。

リスボン来たーと実感、、でもないか。

実感するには、ちょっとフラフラ過ぎたみたい。

空港から市内へのタクシーは、予約していたのにサクっとは乗れなかったけれど、感じのよいドライバーにあたった。英語で話してくれたから、言葉がわかってまずはホっとしたのと、車内でクィーンの音楽がかかっていて、”いいよね、Queen"と話したりしてちょっと和んだ。

リスボンで行くべきところとか、何を食べると良いとか、色々話してくれたのだけど、初めての国で初めてのタクシーだから気を抜けず、それに話し続けるにはちょっと疲れ過ぎていた。

ドバイに早朝着、観光して、ドバイを出て、飛行機で９時間飛んでやっとリスボン、、、１日が長かった、24時間以上になってしまった。

でもまぁ、なんとか無事着けて良かった。

とりあえず、就寝。


（「リスボン２日目」編に続く)

この旅行記へのコメント （4）

• mom Kさん 2022/12/06 17:34:52

  リスボンでだなんて

  羨ましすぎますよsallyさん　アパートメントステイは思いつきませんでした。あの街のホテル選びが難しかった時代です。家主さんとのエピソード、ポルトガル人らしい。お土産の選び方、素敵ですね。好きな街がたくさんある国。恋しくなりました。

  sallyさん からの返信 2022/12/06 20:32:38

  Re: リスボンでだなんて

  mom Kさん、コメントありがとうございます。ホテル選びが難しかった時代にたくさんの街をポルトガルで訪れていたんですね？　ポルトガルではタコ料理とファドを思い出します。

  mom Kさん からの返信 2022/12/11 08:16:26

  別件でのおわびです

  sallyさん、朝からお詫び連絡ですみません。
  昨日旅行記をアップしてから、妙に落ち着かないので確かめたら、
  他の方なのに、間違ってあなた様と表記。申し訳ありません。
  このことを教訓に何度も何度も確かめることを肝に銘じました。
  今後ともどうぞお付き合いくださいますように。

  sallyさん からの返信 2022/12/11 20:03:14

  大丈夫です

  こんにちわ。最新旅行記への中で名前間違えがあったということでしょうか。大丈夫です、最新旅行記（おそらく「武生」）を楽しく読ませていただきました。
  “妙に落ち着かない“の感覚、それはわたしも分かります。
  mom Kさんの自分では言葉には置き換えたことがない体感を
  置き換えるところが、良いなぁと思いながら、旅行記を読ませて頂いてます。今後ともよろしくお願いいたします。