ベルリンからハンブルクへ　＠ベルリン３日目　　　_2018(18)

2018/09/22 - 2018/09/22

ベルリン滞在はリスボン４泊の「おまけ」のつもりでしたが、行ってみたら静かで清潔な街で、また来たいところになりました。そんなベルリン２泊滞在もこの日で終わり。お昼過ぎ、帰国便が飛ぶハンブルクまで鉄道で移動です。

ベルリンでのデパートぶらり、とハンブルクまでのICE乗車の旅行記です。


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《　旅程　》 6泊9日 リスボン4泊ベルリン６泊

◇9/15 (土) 成田発 22 :00　
◇9/16 (日) ドバイ着 4:00 14:30発 リスボン着 19:40 （泊）リスボン
◇9/17 (月) リスボン市内観光 （泊）リスボン
◇9/18 (火) ジェロニモス修道院 （泊）リスボン
◇9/19 (水) シントラ　　　　　　　（泊）リスボン
◇9/20 (木) リスボンからベルリンへ（泊）ベルリン
　　　　　　リスボン ９:00発 　ベルリン着 13:00
◇9/21 (金) ベルリン　　　　　　　（泊）ベルリン　
◆9/22 (土) ベルリンからハンブルクへ　
　　　　　　 ベルリン 13:40発 ICE ハンブルク着 15:00　
　　　　　　 ハンブルク 21:20発
　　　　　◆_1 ベルリンからハンブルクへ
　　　　 ◇_2 ハンブルク「帰国前の街歩き 」　
　 ハンブルク 21:20発
◇9/23 (日) ドバイ着 08:00 ドバイ発12:00 羽田着22:30

《　交通　》
航空券:エミレーツ成田→リスボン/ハンブルク→羽田169,400円
航空券:ポルトガル航空　リスボン→ベルリン　 162ユーロ
鉄路：DB　ICE２等　　ベルリン→ハンブルク　40.40ユーロ　　　
1ユーロ＝135円

エリア ベルリン(ドイツ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

時刻は９時３０分。

ハンブルクへの列車は午後発なので、ホテルのチェックアウト時間までにもうひと歩き。

ホテル最寄の「ハッケシャーマルクト」駅から１つ先の「アレキサンダープラッツ駅」へ

駅前のデパートへ行こうと思いました。

アレキサンダーブラッツ駅を出たところ。

ちょっと肌寒い。

リスボンでは暑かったけれど、ベルリンでは気温が下がっていました。

これ、何かって思うでしょう？

デパートなんです、「ガレリア・カウフトマン」。

見上げる。。。無機質、無装飾なデパートだなぁ、、、。

無機質な外観とは別に、店内は日本のデパートが広々とした感じで違和感なし。

ドイツのデパートに来た理由は、ドイツの文房具をお土産にしたらどうだろうと。ちょっと物色しにやってきたわけです。

これ、ホテルのボールペンなんですが、これがびっくりするくらい手に馴染んで、とても書きやすい。

それで、これと似たものを探してみようと思いました。

（このボールペンは２本は、チェックアウトのときに見かけたルームクリーンの女性にもらった。”お金は受け取らない”っていうので、チップでおいてきた。）

文具フロアにいた店員のおばさまにきいてみると、
「英語の話せるの連れてくるわ」と。すぐ若い男性店員がきてオススメしてくれる。

このホテルのボールペンほどではないけど、ドイツらしいスッキリしたデザインの軽くて握りやすいのを教えてくれた。ステッドラー（steadler)の蛍光ペンと合わせて上司へのお土産にする。

試しに「ラッピングしてくれますか？」って聞くと上階のフロアへ行ってみてと言われた。それでこんな感じの袋にいれてリボンをペタってつけてくれました。

ミッション終了。

地階に行くと日本のデパ地下みたいに生鮮食品売り場になっていた。

”白胡椒”なんて物色していてふと気づくと、”あ、結構時間が過ぎてた（１０時３０分すぎ）・・・”

帰らねば。

ふたたびアレキサンダープラッツ駅。ここで切符を買うのに、思いがけずちょっと手間取る。

ホテルに戻るにはここから１駅なので、普通の乗車券（２.８ユーロ）ではなくて、短距離（３駅までの１．７ユーロ）用切符が買いたいのだけど、「あれれ、表示されない。なんで？？？」

ふと気づくと、後ろに５、６人並んでる”やばっ・・・。”　
すぐ後ろのきれいなお姉さんが親切に手伝ってくれたのだけど、それでもやっぱり「近距離切符」のページにいかない。”むむむむ・・・、これは日本人のイメージ悪くなるな”（とすぐ思うタイプ）と列から外れた。お姉さんにお礼を行ってその自販機を諦める。

他の場所にあった自販機でもトライするがダメ。
「ええい、もーいい、２．８ユーロの普通切符でいいや」ってなった。

あとでわかるんだけど、ホームにある自販機では最初のほうの画面で「近距離切符」が表示されるみたいです。うーん、そこらへんの違いがわからん。

結局、ホテルをチェックアウトしたのは１１時３０分すぎ。

チェックアウトは11時だと思っていたので、デパートから戻ってまずはフロントに電話。「チェックアウト間に合わなそうで、ちょっと遅れそうだけど」って話したら、「今日は１２時だから大丈夫」って言ってた。あれ、そうなの？？？

チェックアウトするときに「君が一番最後だ」と言われる。うん？　あれ、チェックアウトが１２時だって言ってたじゃん、、、あれ、わかりづらい冗談だったのかな？

ベルリン中央駅、１２時５分。

まずはハンブルク行きICE特急のホームを探さないと・・・

ハンブルク行きの列車のホームを確認します。

ICE ８０２号　１２：３９発

少し離れた地階のホームでした。

1ヶ月ほど前に買ったICE列車の切符は
2等席で　40.40ユーロ（5,200円）。

１００キロを超えている距離の切符なので、「シティプラス」というのが付いていて、このベルリン中央駅まで来るSバーンの切符代は含まれているという扱いになってました。

このベルリン中央駅にきたのが
一昨日の１５時頃だった事を思えば、
４８時間に満たないベルリン滞在でした。

ドイツのチョコレート「リッター・シュポルト」のおおきな広告が。

ただいま絶賛、販売促進中みたいです。

これ、ドイツ全土で展開中らしくて、ハンブルク駅でも見ることになります。

ハンブルク行きの列車のホームを確認したあと、お昼を調達。

この手前から３つめのアップフェル・クーフェン（りんごケーキ）が美味しそう！
ひとつ頂きます。（これが実際、すごぉぉぉぉぉぉく美味しかった。甘酸っぱい半生りんごのスライスがたっぷりで。）

それから、この左側奥の分厚いハムが美味しそうで、それだけで買えるのか、パンに挟まれるのかわからないけど頼んでみた。（パンに挟まれていた）

ソースは「トマトソース」を頼みましたが、マスタードが付いていたことはあとで知ります。

ハンブルク行きEC列車に乗り込みました。

これがですね、ちょっと大変でした。

まずホームに駅員さんが見当たらない、この列車で良いのか確認が取れない。しかし、発車時刻になってしまう。

もう乗るしかないです。や、もちろん表示は出てるんですけど、ここで間違っちゃった場合、帰国便に乗れなくなると思うと不安になりました。

列車に乗りこんだあと近くにいたおじさまに尋ねてみる、しかし「君の質問に僕がこたえられる立場にはないよ。それをこたえるのは駅員だ。駅員を探してみては？」といわれる。

きわめてドイツ人的（明快かつ厳格）な回答だなとへんに関心したりする。

乗った列車は自分が乗るべきだった列車だったのは、なんとか確認が取れた。

ただ、もうひとつ大変だったのは、何両目のどの座席かわからなかったこと。
DBから送られてきたチケット（紙版）や、DBアプリをみても、ドイツ語でわかんないですわ。。。これはちょっと不覚でした。２等を予約したのは覚えていたけど、何両目なのか、座席はどこなのか。　

まわってきた車掌さんに聞いてやっとわかったのですが、列車内の移動が結構コクでした。

皆さんがっつり座っちゃって、通路に長いおみあしを投げ出したり、荷物を置いているところを「エンチュリゴーン　（すみません）」と行って、自分のスーツケースを引っ張って歩く。

自分の席に辿り着いたら、今度はスーツケースを置く場所がない、、（すでにみなさん、確保済みで）って具合で。

”クーーーーッ、苦し～ぃ”。

が、そんな東洋人を見かねたのでしょうか。近くに座っていた男性が、「ハンブルクで降りるのだったら、自分もそこで降りるから下ろしてあげられるから、荷物を載せてあげられるけど、そうするかい？」と聞いてくれました。

少し遠くの網棚に空いてるところを見つけてくれて、わたしのスーツケースを上の棚に持ちあげて収納してくれたのでした。（ありがとうございました、助かりました）

...しかしアレですよね。

”ハンブルクで降りるなら”という所がポイントですよね？　ハンブルクで降りるんじゃなかったら”僕はそれを請け負えないな”ってなるのかな。あの”ハンブルクで君が降りるなら”の条件節が何にかかるのか、今でもうっすら気にかかる。

これが、イギリスでの経験なんかでいうと、とりあえずそんな事聞かずに「載せようか？」ってまずはスーツケースを載せてくれると思う。それで荷物を降ろすときは誰かに頼むだろうな、って感じだと思う、実際のところ・・・。ドイツのそのちょっと硬い感じ、それはそれで興味深いかも。

さて、と。　少し遅いお昼ご飯。

さきほどの売店で買った分厚いハムは、サンドイッチになっていました。

トマトソースが通じてなくて、辛子になっていました。思えば、売店のおばさんがどっちにするか？って私に聞いてたのは、甘いタイプのマスタードか、酸っぱいタイプのマスタードかって聞いていたのかもしれない。そもそもトマトソースって選択肢がなかったか謎です。

バナナのスムージーが美味しかったです。

ハンブルクまでの景色で残っているのは、平坦な大地と、三本羽の風力発電が回っていたことと、白樺の木があったこと。

隣の若い女の子は乗馬の本を読んでいましたが、外の風景を撮ろうと思ったときには、グースカ寝てしまっていて、あまりバシバシと写真を撮るわけにも行かなくなってしまった。

そんなわけで車窓からの写真はこれだけです。

１４時半。

ハンブルク駅、到着です。定刻でした。

向こうの奥に「リッター・シュポルト」の広告がずらり並んでました。

このハンブルクの駅、ホームから地上階への登りエスカレーターと下りエスカレーターが上手く見つからず、かといってスーツケースを持って階段を上がる気にはなれず、結局、荷物預け窓口までひとまわりするハメになりました。うーん、なかなか。

初めてのハンブルク、外は雨がざぁざぁ降っていました。駅前で雨をしばらくぼんやり見ていると、ビールを瓶のみしながら歩いている人なんかがいたり、狭い構内だとか、何かごちゃごちゃとして、ベルリンとは随分雰囲気の違うところに来たんだなぁという感じがしました。

どうなることやら。ハンブルクでは「ミニチュアワンダーランド」へ寄って、最後のお土産ミッションをこなします。　続編に続く。

この旅行記へのコメント （2）

• T.Mさん 2018/11/04 13:31:49

  いつか行きたい・・・ベルリンにも

  リスボンも行ってみたいところの上位ですが、同じぐらいベルリンにも行ってみたいです。東西を分割していた悪夢の「壁」を感じてみたい・・・ドイツ南側は行ったことあるけど北側や旧東側ってどんな雰囲気なんだろ・・・って思いながら拝読しました。読んだらやっぱり行ってみたいと思いました。
  
  外れてたら・・・ホント、ごめんなさい・・・
  sallyさん・・・リスボンよりベルリン派・・・というか・・・ポルトガルよりもドイツ派・・・かなって思いながら読みました。
  ドイツ・・・何事も「キチッ！カチッ！」っとしていますよね。
  
  何年か前、自分もドイツのミュンヘン周辺へ行きましたが、行動しやすかったのを覚えてます。バスや電車はちゃんと来るし、物事は規則正しく進んでいくし、ソーセージは美味しいし・・・（関係ないかもですが）
  クリスマス時期に行ったので、街がとってもきらびやかで、これぞヨーロッパのクリスマスって雰囲気でしたね。
  
  TAPポルトガル航空が、国営のくせしてこんなに省力化されているなんて・・・意外でした。以前リスボンへの旅を考えた際に、公式サイトを覗いたことがありますが、確かにキャセイやカタール、アエロなどとも比べても使いずらい印象がありました。いまだに時々メールが送られてきたりします。
  
  コンサート、行かれたんですね。雰囲気がすごく本格的でさすが！って思いました。ちょっと調べたら、すごく古い歴史のある楽団なんですね。
  コンサートって言えば、昨年プラハに行ったときのことを思い出してしまいました。中途半端な気持ちで行ったがために、教会コンサートのみで終了してしまった・・・プラハは他の都市と比較してもリーズナブルに本格的な音楽が楽しめる街だったということで、いまさらですが・・・残念でした・・・

  sallyさん からの返信 2018/11/05 19:56:02

  RE: いつか行きたい・・・ベルリンにも

  T.M.さん、感想をいただきありがとうございます。嬉しいです。
  
  > 何年か前、自分もドイツのミュンヘン周辺へ行きましたが、、、バスや電車はちゃんと来るし、物事は規則正しく進んでいくし、ソーセージは美味しいし・・・（関係ないかもですが）
  
  （笑！）ソーセージって・・・（くくくっ。
  私はドイツで食べるソーセージに縁が薄いみたいで、今回も食べられませんでした。（とほほ）
  
  > sallyさん・・・リスボンよりベルリン派・・・というか・・・ポルトガルよりもドイツ派・・・かなって
  
  まったくその通りかも、です。
  ポルトガルメインで４泊して、ベルリンの方はベルリンフィルだけ見られれば良いくらいのつもりだったのに自分でもビックリでした。思ってたよりずっとドイツ好きなのか、自分、と。
  
  あ、ただ、そこらへんも気分次第のところがあるのかも、と。というのも、旅の最初って、やたらナーバスなんです、治安とか言葉のこととか心配して。でも後半になるとだんだん慣れてきて気分的にラクになるところが毎回あります。だから、逆にドイツが先だったら、ポルトガルの方が楽しめてたのかな、と思ったり。（T.M.さんはそんなことはないですか、特に一人旅のとき。そんな傾向があるのは自分だけかな？）
  
  でも、いや、お言葉を借りれば、ドイツでの「行動のしやすさ」＝情報の量や正確さ、その分かりやすさが、かなり快適に感じたのは間違いないです。ポルトガルのおおらかさが楽しめるような性格じゃないんだなと気付いてしまったのは我ながらちょっと残念でした。
  
  
  > ドイツ・・・何事も「キチッ！カチッ！」っとしていますよね。
  
  想像していたのより、ずっとそうなので驚きました。
  とはいえ、わたしの”キチっ！、カチっ！”のイメージ強かったのは人や社会ルールではなくて、建築やインテリアでした。
  
  ・・・んーでも、これってベルリンだけかもしれないんですが、部屋の窓、棚、テーブル、ぜーんぶ直線、四角の連続ってのが多いような。丸い場合でも遊びの少ない”機能的な”曲線で、、。”老舗のカフェ”と言われるところを、勝手にウィーンカフェみたいのイメージして行ったら、装飾要素がほとんどなくて「あれ、ここ？」と思ってしまったりでした。（あー、でも、それは、ベルリンってより東ドイツ、旧ソ連の社会主義的インテリアなのかなぁ。と今書いていて考えたりもしています。。）
  
  > 何年か前、自分もドイツのミュンヘン周辺へ行きましたが、、、
  > クリスマス時期に行ったので、街がとってもきらびやかで、これぞヨーロッパのクリスマスって雰囲気でしたね。
  
  クリスマスマーケットなどにも行かれたのでしょうか。良いですね〜。”これぞヨーロッパのクリスマス”ですかぁ。。良いなぁ。わたしは南の方のドイツ行ったことがないのですが。T.M.さんが以前行かれたときはノイシュバンシュタイン城にも行かれたのでしょうか？　
  
  ドイツ車でアウトバーンをぶっ放して（いや失礼）、、、レンタカーしてお城めぐりが出来たら至福でしょうねぇ〜（夢）。
  
  > コンサートって言えば、昨年プラハに行ったときのことを思い出してしまいました。中途半端な気持ちで行ったがために、教会コンサートのみで終了してしまった・・・プラハは他の都市と比較してもリーズナブルに本格的な音楽が楽しめる街だったということで、いまさらですが・・・残念でした・・・
  
  わかります。わたしもプラハ行く前は、あんなに音楽に溢れた街と知らなくて。今考えると、もっと調べておけばよかったと思うことがあります。最近はヨーロッパに行くときは１つは予定を入れたいな、と思うようになりました。