2018/09/21 - 2018/09/21
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sallyさん
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この旅行記のスケジュール
2018/09/21
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徒歩での移動
Monbijiou Hotel (19:05) → 徒歩にてバス停 (19:15)
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車での移動
バス停からバスをやめて、タクシー乗車 19:15→ 19:25 ベルリンフィルハモニー 着
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徒歩での移動
21:30 ホールからバス停(200番)へ 2分
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バスでの移動
21:45 バス200番 → 22:05 バス停 「Spandauer 通り」下車
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徒歩での移動
駅付近のスーパー経由、Monbijiou Hotel 22:25着
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この旅行記スケジュールを元に
ベルリンフィルハーモニーへ。
=============================
《 旅程 》 6泊9日 リスボン4泊ベルリン6泊
◇9/15 (土) 成田発 22 :00
◇9/16 (日) ドバイ着 4:00 14:30発 リスボン着 19:40 (泊)リスボン
◇9/17 (月) リスボン市内観光 (泊)リスボン
◇9/18 (火) ジェロニモス修道院 (泊)リスボン
◇9/19 (水) シントラ (泊)リスボン
◇9/20 (木) リスボンからベルリンへ(泊)ベルリン
リスボン 9:00発 ベルリン着 13:00
◆9/21 (金) ベルリン (泊)ベルリン
◇_1 市内観光「アップェルシュトゥーデルと」
◇_2 ミッテ地区「ウィンナシュニッツェル」
◆_3 ベルリンフィル「ブルックナー5番 」
◇9/22 (土) ベルリンからハンブルクへ
ベルリン 13:40発 ICE ハンブルク着 15:00
ハンブルク 21:20発
◇9/23 (日) ドバイ着 08:00 ドバイ発12:00 羽田着22:30
《 交通 》
航空券:エミレーツ成田→リスボン/ハンブルク→羽田169,400円
航空券:ポルトガル航空 リスボン→ベルリン 162ユーロ
鉄路:DB ICE2等 ベルリン→ハンブルク 40.40ユーロ
*コンサートチケット
購入日7月下旬
”B rechts, Row: 3, Seat: 23”
このB席は正面2階席一番前で列も右端の席 79ユーロ
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
ホテルを出るのが遅れてしまった。
開演の30分前には着きたいと思い、バス停でバスを待つのをやめて、すぐ近くで客待ちしていたタクシーに声かけして乗り込んだ。
「ベルリンフィルハーモニーへ」と伝えると、”うーんっと・・・。” 心許ない返答だったが ”ああ、オペラとかやるところだろ?”と言って走り出した。
まぁ大丈夫だろう。任せたよ、お兄さん。 -
昼間に来たホロコースト記念碑(様々な高さの長方形の石が林立してホロコースト犠牲者の思いをアートで表現しているところ)の前に出た。
カメラを向けていたらガラス戸を降ろしてくれた。
結構しゃべる運転手だった。ゲルマンではなく移民系の顔立ち。
かかっているFMラジオが80’Sだったので、思わず"いいねぇ"といったら、「今風のドッドッドッと低音がやたら響く音楽が嫌いだ」と言うから、"それ、わかるわ~"と話が合った。
案外、自分と同じ世代の人なのかもしれない。 -
あれが、ベルリンフィルハーモニーホールかぁ。
おおおお。
運転手の兄さんが降ろしてくれたところから、まっすぐホールに入ってみたら、管弦楽演奏公演用の小さい方のホールだったというオチ付きだったが。 -
ブルックナーの交響曲5番。
始まってすぐのところの、様々な楽器の美しい音の洪水に圧倒されてしまった。
生で聴いたらどんなイメージが降りてくるのか楽しみだったけれど、森だったり巨人だったり、なにものともわからないものだったりして、ただ、たまに目をあけて演奏してるひとたちをみてみようなんて気が起きないほど、掴み所がないブルックナーの世界観にどっぷり浸ってみたいという気持ちになった。 -
ベルリンフィルハーモニーオーケストラ。
”はぁ、なるほど、こういうのを世界のトップオーケストラっていうんだ”というのを幾つか知った気がする。
ちなみに、この日のコンサートマスターは日本人の樫本さんでした。
この美しく、すばらしい音響のホールは1962年竣工の建物だというからすごい。わたしは全然知らなくて、モダンな最近の建物だと思っていた。東西にわかれて十数年で西ドイツ側はそこまで復興していたということだものね。 -
”音響の良いホールという一番大切な箱物を作ったら、下の空間が余ったんでホワイエに使いました”というようなこの空間。
装飾が少なくシンプルでドイツっぽいって言って良いのかな、と。 -
この日の指揮者、ダニエル・ハーディングさんは、姿勢の良いやせぎすの英国人だったが、その細身の体に仕立の良さそうな燕尾服を着こなし、ひとたび指揮棒を振れば・・・かっちょいい。
ちょっと惚れる。
指揮台に登る階段をちょんちょんちょんと、コリン・ファースのように駆け上がる姿も実にチャーミング。...と、あまり書きすぎると、演奏が良かったという話が薄まるからやめにしておこう。 -
帰路。
帰りはバスでバジェットに帰らなきゃ。
バス200番はなかなか来なかった。この日、夕方から雨が降り、風も出てきて恐ろしく冷え込んでいた。
出掛ける時に迷ったあげく上着を置いてきたわたし。まわりの地元かと思われる皆さんはしっかりコート姿だったがそれでも足踏みで暖をとりながら、皆、無口にバスを待っていた。
やっと来たバスは2階建てだった。2階席に座り、夜の帳がおりたベルリンの街中をコンサートの余韻に浸り・・・といいたいところだが、バスに乗っても寒くてホテルに早く着くことだけを考えていた感じ。
唯一覚えている景色は、ポツダマープラッツ駅が、初めてみたひとでも遠くからみてもそれとわかるように文字が大きくて、明るくて綺麗だったというところか。 -
おまけ。
この日のプログラムと、ベルリンフィルのロゴ入り鉛筆。
プログラムはゆっくり読もうと楽しみに日本に戻って開いてみたら「あら、ドイツ語・・・。」
ベルリンに来て英語はかなり通じていたので、感覚的にここはドイツ語の国、というのが完全に抜け落ちていたかもしれない。英語版があるかな?という疑問さえ持たなかったくらいだ。
、、、ただ、カウンターで販売していたパンフレットは一種類だけに見えたが、英語版もあったのだろうか。
鉛筆は後輩へのお土産。
本当はオペラグラス、、、ベルリンフィルハーモニーのロゴがちょろっと入っているようなオペラグラスが売店にあったらお土産に良いなと思っていたのだが、そんなものはなくて。
というか、今回知ったことのひとつに、指揮者とオーケストラが作り出す世界観にどっぷり浸りたくなる時間と空間をくれるんだってこと。それで視覚情報を閉じて集中して聴きたくなる。だからオペラグラスなんて売ってないんだな、と思ったりした。
ベルリンフィル、また聴きに行きたいです。
おしまい。
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夜のペルガモン博物館 @ベルリン初日-2 _2018(14)
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ベルリン
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TAP・国営ボルトガル航空搭乗紀~リスボンからベルリンへ _2018(12)
2018/09/20~
リスボン
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ブルックナーの5番を聴く @ ベルリン2日目-3 _2018(17)
2018/09/21~
ベルリン
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アップフェル・シュトゥーデルと街歩き @ベルリン2日目-1 _2018(15)
2018/09/21~
ベルリン
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ミッテ地区とウィンナ・シュニッツェル @ベルリン2日目-2 _2018(16)
2018/09/21~
ベルリン
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ハンブルク、帰国前の街歩き @ドイツ最終日 _2018(19)
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ハンブルク
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ハンブルクからドバイ経由、帰国_2018(20)
2018/09/22~
ドバイ
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この旅行記へのコメント (5)
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- Reinheitsgebotさん 2019/08/03 09:53:50
- こんにちは
- 6月、久々にフィルハーモニーでベルリンフィルを聴いてきました。
ちなみにホールの竣工は1963年のことで、先立つ2年前にベルリンの壁が建設されたわけですが……壁が造られたことを記憶しています。
その壁のすぐ近くに建設することで、将来壁が消滅した時にはベルリンの中心がここであるという、そんなことを考えたカラヤンがここに建てると決めたということ……らしいのですが、真偽はともかくも1989年に壁が崩壊したその後はポツダム広場の再開発を見ればわかるとおり、ベルリンの中心の一つになったことは間違いないですね。
https://www.stadtentwicklung.berlin.de/planen/staedtebau-projekte/kulturforum/pix/1969_kulturforum_luftbild_1000px.jpg
初めてベルリンを訪れたのは1998年の冬。まだまだポツダム広場は殺風景な工事現場でしかありませんでした。その先にフィルハーモニーが見えた様子は忘れられません。
なお、上野の東京文化会館が竣工したのは1961年でした。
-
- アンペルマンさん 2018/10/14 15:58:34
- 僕も聴きたいベルリンフィルハーモニカー。
- Sally さん こんにちは
いつも<いいね ! >をありがとうございます。
ところで、英語版のプログラムってあればいいと思うけど、ないのではないかと思います。
過去のプログラムを見たところ、プラハの時は、演目等は英語で粗筋は6ケ国語で書かれていましたが、他の演奏会は現地語だけで書かれていました。ブレゲンツ音楽祭のようにひと夏に数十回も一つの演目をやる時でもプログラムはドイツ語のみで当日の出演者は別刷りで挟んだりしています。
来年のGWには久しぶりに僕もベルリンに行きたいって思ってるんですが、ベルリンフィルもウィーンフイルも演奏旅行に出かけるようです。オペラはいくつか注目すべき演目はあるんですが、やっぱりベルリンフィルには行きたいし・・・。
アンペルマン
- sallyさん からの返信 2018/10/14 19:05:54
- ですか・・・やっぱり現地語版だけ?
- アンペルマンさん、
岡山の旅行記、興味深く読みました。
第九、やってらしたのですね。そして、そこで結構シゴかれた、、という意味に受け取りましたが、・・なんていったらいいかわからないけど、音楽の世界も特訓があるのね、という。(まぁ、そりゃありますか、、。や、すみません、よくわからないもので)
> ところで、英語版のプログラムってあればいいと思うけど、ないのではないかと思います。
> 過去のプログラムを見たところ、プラハの時は、演目等は英語で粗筋は6ケ国語で書かれていましたが、他の演奏会は現地語だけで書かれていました。ブレゲンツ音楽祭のようにひと夏に数十回も一つの演目をやる時でもプログラムはドイツ語のみで当日の出演者は別刷りで挟んだりしています。
ずっと気になっていたので、ご経験談ありがとうございます。
以前、ロシアのサンクトペテルブルクでバレエを見たときに、一度買ったプログラムがロシア語だったので、「英語版ないの?」って聞いたら「英語はあっちの子が売っているから交換してもらったら?」くらいの感じで言われたことがあったことを最近思い出してきたんです。それで売るひとによって英語版プログラムを持ってたんじゃないかって。ただ、あのきちんとしたドイツ人が、英語版があるのに「英語版?ドイツ語版?」って聞かないで売るとも考えづらいし、、。
ただ、ドイツ人でもそんなところがあるんだなぁと思ったのは、プログラム売りの人たちは、つり銭用の小銭を特に用意していない様子でした。(そもそも客席係がパンフ売りでもあったりする)客が札で出すと、おつりのコインが集まるまでは「ちょっと待ってもらえる?」みたいな感じの売り方だったのは、「へぇ〜」でした。や、外国のこういうところって、そういうのが普通なんでしょうか、、ね? おつりの小銭を揃えておくのが日本人ってだけかな。
> 来年のGWには久しぶりに僕もベルリンに行きたいって思ってるんですが、ベルリンフィルもウィーンフイルも演奏旅行に出かけるようです。オペラはいくつか注目すべき演目はあるんですが、やっぱりベルリンフィルには行きたいし・・・。
ですか〜、それはいいですね〜! ベルリンフィル行ったら、パンフレット言語問題(!)について旅行記で触れてくださいね。(いや、冗談ですけれども)
最近、ベルリンフィルのデジタルコンサートのサイトを知って毎晩聴いてます。
>オペラはいくつか注目すべき演目はあるんですが、、、
どんな演目なのでしょうか。タイトルを聴いてもわからないかもしれないけど。
GW、どちら方面への旅? 楽しみですね。
-
- ひびき56さん 2018/10/06 13:59:20
- ダニエル・ハーデングさん知ってます
- 知人がオーケストラの団員で、私の町での演奏会がありその時の指揮者がこの方でした。見た目が良い方でしたね。
コンサートの終了後に購入したCDにサインをもらいました。
知人のオーケストラは何度も演奏会に来日しました。しかし今年は残念ながら私の町での演奏会はなし。
ちなみに指揮者はパーボ・ヤルビイさんが一番良い印象を持っています。
クラシックはさっぱりなんですが周囲にクラシックにかかわる人がいてどう対応したらよいのかさっぱりです。
ポルトガルは今一つだったようですね。物価が他のヨーロッパと変わらないと聞いて驚きました。私の行った頃は安かったんです。あ~行くと印象が変わるのかな?
ドバイの旅行記勉強になりました。行ってみたいと少し思うけれどたぶん、行けないと思う。ので、旅行記を読むことで現地を歩いている気分です。
- sallyさん からの返信 2018/10/07 23:32:21
- ダニエル・ハーデングさん。
- ひびき56さん、いつもありがとうございます。感想があると嬉しいです、こんな印象だけのクラシック素人感想の旅行記ですが。
お知り合いの方は、プラハの? いや、どこでしたか着物でコンサートホール前でのお写真が思い出されます。
わたしの街は田舎で、クラシックは県庁所在地まで行かないと、、なところですので、羨ましいです。クラシックコンサートはロンドンのプロムス(ご存知ロンドン夏の風物詩で、ひと月続くコンサートナイトです)でハマりました。ヨーロッパは安いから行きやすいですよね。
パーボ・ヤルビィさん、知らなかったです。何か聴いてみたいです。わたし全然詳しくないですけど好き、っていうくちなんです。
ポルトガル、今ひとつだったのバレちゃってますね? すみません、なんていうか、旅の前半って体調不良なことが多くて、やたら神経質になって悪いとこ見ちゃってたかもしれません。
これが前半、ベルリンだったらどうかな、なんて思います。ベルリンのさっぱりした親切を冷たく感じ、リスボンの人懐こさの方にハマったかもしれません。いい加減なものだなと自分でも思うのですが。
今から考えるとリスボンの道路がゴミで散らかっていたのは、何千人も収容する大きな客船が来ていたからかな、と思ったりです。あれが来ると街はキャパオーバーになるって聞いたことがあります。
物価が他のヨーロッパと変わらない、なんて書いちゃいましたが、それほど他の国がわかってるわけじゃあないんで、あとで修正しようかなぁと思ってたところです。観光地価格バリバリのところと、庶民価格とまだらだった気がします。少なくともベルリンよりは安かったです。
ちなみにそのベルリンは、ドイツのなかでは安いと言われてるらしいですが。
最後にドバイは不思議な国でした。
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